フクロウ飼育で気をつけたいこと ペット飼育数の増加 マンネリ化
自戒の意味も込めて、考えていたことを文章にまとめることにしました。
今回文章にしたいと思った動機は
「暇と退屈の倫理学」を読んだからです。
本書を読んで、自分の中の言語化できてなかった違和感が解消されるような感覚に陥りました。
ブログ記事、ご興味あれば↓
暇と退屈の倫理学 國分功一郎 読んで、話して、思ったこと - slowly life 〜読書、美術館巡り、ワイン、コーヒー〜
今回の記事では
「ペットに大きな刺激を求めていないか?」
という問いを提示します。
ペットとの出会いから、飼い始め、その後のマンネリについて、時々考えることがあります。
まず、人生の中での初ペットはかなり重要です。
生まれた時からずっといるペットというよりは、自分が喉から手が出るほど欲しいと思った時に手に入れたペット。
この初ペット所有(言い方は悪いけど)は初めての恋人ゲットの時と近いものがあると思います。
恋愛をしてきた人ならわかると思いますが、必ず陥るマンネリ状態。
これは対ペットでも陥ります。
マンネリの継続を心地よいと感じられれば良いのですが、刺激が足りないと思ってしまうことで、さらなる刺激として新しいペットのお迎えが選択肢に上がってくることがあります。
中には、恋人の変更と同じような感覚で、ペットの変更をしてしまう飼い主もいます。
さらに良い種を飼いたい。
頭数が増えると飼うのが大変だから売ってしまおう(もしくは誰かにあげようなど、最悪の場合外に放り出そう)という思考になってしまう人もいます。
我が家で起こった危険な思考。
夫が、もっと大きい種類のフクロウが欲しいねと軽く言った時がありました。
フクロウの存在感の薄さ、小型のフクロウから飼い始めた飼い主はなんとなく感じる部分があるのでは?
実際に大型を飼うことはしないけど、やはりそういう欲望が芽生えてしまうということはあります。
多頭飼いしたい欲を抑え冷静になるために
私の実体験を書いておきます。
現在家に3羽フクロウがいます。
現在の状態になる前に2羽亡くなっています。
2羽目のフクロウをお迎えするタイミングについて思い出すと、ものすごく勢いよく早い決断だったように思います。
現在3羽飼育して思うことは、当たり前だけど飼育費用がかかるということです。
メンテナンスを自分でするようになったのも、コスト面の負担を軽減したいという気持ちが大きいです。
定期検診も1年に1回から1年半に1回に減らしています。
一番コストがかかるのは旅行時のペットホテル。
コレが一番盲点でした。
一泊の値段が3羽で1万円超え。
3羽と生活することになって旅行を躊躇しています。
コロナ禍でペット飼育数が増えた一員として旅行ができなかったからが挙げられます。
コロナ禍が落ち着いてから、ニュースで捨て犬増加などの話も見たことがあります。
目の前の状況しか見えないと、悲しい結果を招きかねません。
「ペットに大きな刺激を求めていないか?」
是非自問してみてください。