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氷菓 1話「伝統ある古典部の再生」
の感想を
省エネバンザイな主人公と、よく喋りよくボケるその友
その2人のトークはすでに痛快なのに、刺激的なスパイスが加わり珍劇が始まる
これはペンが止まらないぞ… いや、キーボードが止まらまないと言った方がいいか
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「後ろ向なわけじゃない」 「省エネなんだよね方太郎は」
学校生活は、光り輝く青春の代名詞なのに
開幕早々、主人公なのにその光る日常を軽々と打ち返した
浪費を場外まで飛ばしつつ、クレーゾーンにスライディングで滑り込む
必要最小限で全てを済まそうとするとは、主人公あるまじきやる気の無さ!!
だが嫌いじゃないぞ、このぼさぼさ主人公「奉太郎」
新学期、新入生、新たに幕あける一歩
大概の人は、『勉学にスポーツに色恋に進出し新たな自分を発見するぞ』と
意気込むけど、大概予想を裏切り全然変化いない日常を送る羽目になるんだけど
それを見据えてなのか、「奉太郎」はあえてチャレンジしないを選ぶとは!!
平凡な日常を求める、そのマニアックな思考なかなかレアだな
普通をは逆を行くその精神、なかなか見所があるね
「頑張れよ、あと戸締りも頼む」 「私、戸締りできません」
つかまれた… いや捕まったと言うべきか
もっと悪く言えば、捕獲されたと言えるかもしれない
古典部というマイナーな部活に先客とな、しかもあの「千反田 エル」 (チタンだL)
どこか抜けている行動や、吸い込まれ溺れてしまいそうな魔境の瞳
ただの天然産ではかたずけられない、叩けば星がこぼれ落ちそうな興味の塊
こいつただ者じゃないぞ!!
カツオブシの濃厚な香りを初めて嗅いで興奮している子猫の瞳の様な輝きを持っている
”興味の塊”と言ったが、「千反田」は不可思議な事にたいして興味がわき上がってくる
いや吹き上がってしまうようだね
一方、「奉太郎」と「福部」はそれぞれ得意分野があるようで
推理物には欠かせない、情報係と推理係が得意のようだ
盛り上げ役もいることだし、これで愉快な探偵チームが作れてしまうな!!
これから犯人との推理バトルが始まるわけだな、なんだか面白くなってぞぉ~
ところでこの”氷菓”って、推理物だったっけか? (氷菓のジャンルって?)
「入部届けもあるんだし」 「それはだな…」 「そうなんですか♪」
凄まじい吸引力だな、いや引力と言った方がいいもかも
それとも吸収と表現した方がいいのかな?
これは吸引力には自身のあるサイクロン式掃除機もビックリ仰天レベルだな
眩し過ぎて直視するもの難しい「千反田」の魔力
帰ろうとするその体を硬直させたり、つのごの言わさず入部届けを出させたり
青春を曲げて見ている「奉太郎」を、おもちゃのを扱うかのようにぶんぶんと振り回せるとは
「千反田エル」は、凄く恐ろしい子です…
頭を使って人を動かすと言うよりは、咲き誇る興味の輝きで人を動かさせる
無意識に相手を自分のペースに巻き込める、潜在的な力を持っているようだ
これは考えて行動する「奉太郎」にしてみれば
その魔力で全てを凌駕してしまう「千反田」は、まさしく天敵の様なものだな
浪費をせずに生きていくつもりが、とんだ強敵に出くわしてしまったようだな~
「奉太郎」のお察しの通り、君の平安な日常はかなたに消えさる爆弾のスイッチが入った
どんな風に、「奉太郎」の平安を吹き飛ぶのか見のもだね
「方太郎だよやっぱり」 「やらなければいけない事は手短にだ」
『謎を謎で迎え撃つ』か~
あの魔力の塊を受け流すには、一番効率的な方法だったかもしれないな
だが、この一時しのぎが後々大きく出る予感がする…
『策士策に溺れる』のようには、ならなければいいのだがね
今回の一言『不慣れな奴ほど奇を衒う』
”奇を衒う(きをてらう)”のは
「わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。」と言う意味らしい ※コトバンク引用
つまり、「下手な奴ほど変な事をして気を引きたがる」といいたいのだろうな
今回「奉太郎」は、下手とは逆で利口だからだろうと言う意味で
雲の会の行動を「千反田」に説明したけど
「福部」に上げた足を取られたな
その廻りくどい回避行動がまさしく「不慣れな奴ほど奇を衒う」だと言われてしまったな
「奉太郎」は無意識に「千反田」に魅了されてしまったのかもね
この不慣れな主人公はそのことに何処で気づけるのか楽しみだな と思う今日この頃~
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