北海道どたばたキャンプ

屋久島４日目　山中３日目　起床３：３０
この日は　新高塚小屋～宮之浦迄

歩行時間　７時間４０分　白谷雲水峡入口から
何が何でも　１４：４０のバスに乗る事が必須


もののけ姫のモデルになった
苔むす森　白谷雲水峡を歩く

この日の行動は　かなり悩んだ
問題は　小屋からの出発時間　

ここから先は　メジャールート
麓の荒川登山口から　大勢の人が
縄文杉を目指して上がってくる

いかにその渋滞ルートを抜けるか
写真を撮るのに激混みも嫌ですし


荒川登山道入口からトロッコ軌道を歩き
大株歩道入口から本格的登山道が始まる

大株歩道入口までは麓から２時間２０　
一番早いバスが　５：１５分着
（１５分間隔で４本のバスが来る）

要は　８：００迄に大株歩道入口に
着かないと渋滞に嵌り　えらい
時間をロスすると言う事ｗ


我が家は　新高塚小屋から　大株歩道入口迄
２時間３０　それ迄に抜けないと　渋滞に嵌るわけｗ
木道や階段が多いので　すれ違えないのさ


導き出した　答えは
起床３：３０　出発５：３０

暗闇の中　膝を怪我した
夫婦に別れを告げ　いざ出発！
（小屋標高　1460ｍ）

まぁなんせ　真っ暗ですよｗ
屋久島の日の出は　６：３６

ヘッデン点けてるけど　ガスってるし
登山道　よく見えないわけ・・・。

新高塚小屋～高塚小屋迄は１時間
そこから１０分で縄文杉　この時点でも暗い


これ一応　縄文杉　幹周：16.2ｍ
樹高：30ｍ　樹齢：2200～7200年

今は縄文杉の根元迄は行けず
2箇所の展望台からしか見ることは出来ない

正面の展望台は　上部の枝が落下する
可能性有り　との事で立入禁止
縄文杉は正面から見れないとダメだね・・・。

まぁ縄文杉は　そんなに期待してなかった
暗くて見えないかもと　思ってたしね




杉シリーズ第二弾　大王杉　幹周：11ｍ
樹高：28ｍ　樹齢：3000年　標高：1190ｍ

まぁ　雲の中にいるって感じ・・・
白く　もやってるので　神秘的ではあるが

小屋を出発して1時間半　７：3０　空は明るく
なってきたが　森の中は　まだ薄暗い



ウィルソン株　幹周：13.8ｍ（切株）
樹齢：3000年　標高：1030ｍ

1586年　大阪城築城の為とか
京都の寺を建てるのに伐採されたとか




内部に入ることが出来　内部は広さは畳　
10畳位　水が湧き出し　祠がありましたね

この時点で7時半　下からまだ人も
上がって来こない　ザックを降し　しばし黄昏る



ここから３０分で　大株歩道入口（900ｍ）
途中　翁杉もあるが　2010年9月に倒木

この辺から　下からの登山者が増え始める
案の定　譲り合いの為　なかなか進まない


何より　大株歩道とトロッコ軌道の分岐を
写真に撮ってこなかったのが　非常に残念！

トロッコ軌道の終点には　トイレがあり行列ｗ
しかも本格的な　登山道を前に　かなりな

大人数が　大休憩中！　人の多さに　たまげたｗ
（写真撮影や　休憩したり　この時点で８：30）

この大人数と　登山道ですれ違うと考えると・・・。ｗ
時間計算も予想も　概ねバッチリ♪ｗｗｗ




ここから1時間１０分　トロッコ軌道を歩く
これが意外と　なが～い・・・。

しかも　下からは団体のツアー客
よけても　よけても次々と来るｗｗｗ




途中　綺麗な川もある　つい昨日まで
稜線を歩いていたのが　遠い昔のようだ








杉シリーズ第三弾　三代杉　幹周：3.77ｍ
樹高：41ｍ　樹齢：300年　倒木した杉の上に
二代目　三代目と次の杉が　育っているそうですよ

楠川分岐に到着したのは　９：５０分
バスの時刻は１４：４０分　残りの行程4時間
のんびり　撮影しながら歩いても十分間に合う




ここから先が　屋久杉より　かなり楽しみにしていた
辻峠から白谷雲水峡への　メインルートだ
日帰り登山者は　ここまでは来ないようだ





この低い標高で　湿度が高く　ガスってると
なにせ　レンズが曇る！　こんな経験は初めてだ

レンズの中が曇って　ピントが合わない・・・。
しきりに　レンズ交換しながら　撮りまくるｗｗｗ




辻の岩屋　映画「もののけ姫」のモロ一族の
住む岩屋の　モデルにもなった場所だ

後ろから前からの登山者に悩まされた場所
結果的に　上手く撮れなかった一枚ｗ

この島は　人を入れないで撮影するのは　非常に
厳しい　メインルートなんて　そこらじゅう人だらけｗ




この後に　屋久島を上から一望できる太鼓岩があった
しかし　天気は曇り・・・　上も下も見えないｗｗｗ
まぁ　稜線上から見てきたから　まぁいいけど（涙）

因みに　先日は　雲が厚く　何便か屋久島空港に着陸
出来ず引き返したと　小屋泊の方に教えてもらった
　

ここからが　「もののけの森」だ
苔の深み　色合い　濃さが　半端無い♪




倒木の上に苔が育ち　その上に杉が　また育つ




写真だと　上手く伝わらないけど　こんな
全てが苔の世界なんて　初めて見た




白谷山荘からは　楠川歩道と別れ
原生林歩道へ　時間は倍の２時間かかるが
歩く観光客は少なく　森と登山道が近い♪




二代くぐり杉　こちらは人も　いないが
楠川歩道の　くぐり杉なんて　人・人・人ｗｗｗ
みんな　くぐりまくりで　写真なんて撮ってられないｗ








三本槍杉　しかしこの杉は　上手く取れない
幹周：3.9ｍ　樹高：25ｍ　樹齢：８００年




三本足杉　幹周：2.7ｍ　樹高：24.2ｍ
正直　この辺まで来ると　あっまた杉ね・・・。

あまりにも大きすぎて　へぇ～っと見上げるだけｗ
悠久の時をかんじるべきだろが・・・
疲れのせいで　どうでもよくなってくるｗ







白谷雲水峡下山は　１４：００　上出来だ♪
しかし見ていて楽しいのは　観光客が来ては
あっという間に　帰ってゆく・・・ｗｗｗ

一体何を見に来てるのか　ちょこっと歩いて
帰っていく人も多いよｗ　もったいないね～


白谷雲水峡は　楠川歩道・原生林歩道があり
どちらにも　増水時渡渉注意な場所がある

この２つの沢は　増水時には急峻な山ゆえ
かなり増水する　渡れても　戻って来れないよねｗ

屋久島行く前に　調べて動画　見てみたけど
凄すぎて　笑ってしまった程です・・・ｗｗｗ




無事　バスにも乗り　宮之浦のフェリーターミナルへ
帰りは高速船　一度乗ってみたかった

しかし　これで雲が低いんだから　たまげる
さっきまでは　この雲の上を歩いていた

雲が無くても　山々の山頂は
ここからは見えないのが　屋久島

直径約３０ｋの丸い島に　標高2000ｍ近い山々
それが　下から一切見えない　不思議な島だ


初めての屋久島　とても神秘的な島だった
しかし理想は　白谷雲水峡から入山し
淀川や尾之間へ下るルートが最高だね

杉は上からじゃなく　下から見る方がいい
しかしその場合　大勢の日帰り登山者と
歩くことになる　まともに撮影するのは厳しい




日帰りトレッキングから　１泊～３泊まで
縦走登山など　様々なルートが組める　

機会があれば　是非また訪れたい島だ
その時は　トレッキングで　個々に時間をかけ
のんびり　楽しみたいものだ♪



最後に　屋久島の神々に感謝！　
最悪な天気予報で訪れた　屋久島

行動中は　かなり天気に恵まれた
滞在中の夜は全て雨だった
屋久島の豪雨も体験できたし♪

各峰峰の頂には　祠があり行動中は
常に神々に守られている気がしました♪


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大きい画像は　こちら ↓


　　　

　　　

　　　

　　　

　　　


神々に見守られた旅　5/5