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ハチはなぜ大量死したのか 感想

どうもどうもこんばんは。
爪先が冷えております。寒いです。

まぁそんなことはどうでもよろしい。
今回ご紹介する本はコチラ、ローワン・ジェイコブセン著

ハチはなぜ大量死したのか



2007年、北半球に生息するミツバチの4分の1が消えた。
巣箱から働きバチが失踪し、そのまま巣は壊滅するという病気には蜂群崩壊症候群(CCD)と名付けられる。
この奇病の原因は何なのか?
ダニか?電磁波か?農薬か?
様々な容疑者を挙げて検証する内容で御座います。

普段何気に食べている食べ物の多くにミツバチが関係していることがよく分かる内容でした。
そしてミツバチが関係する農業が、ミツバチがいなければ大打撃を被ることも。
またミツバチの生態についても多くのページが割かれ、ミツバチが持つ集団の知性というのは実に興味深い。
ハチに関する知識を深めることが出来、現代の農業が抱える問題点を理解出来る、考えさせられる本でしたよ。

付録のハチミツが持つ強力な治癒力についてなんかは特に面白かった。
本筋じゃなくてごめんよローワン。

ところでこの本の原題は「Fruitless Fall」
つまり「実りなき秋」というレイチェル・カーソン著「沈黙の春」を想起させる。
なんでこれにしなかったのかな?
こっちの方が絶対良いのに。
なんで日本の出版社ってのはどうでもいいとこにわざわざ手を加えてしまうのかねぇ?

ビッグバン宇宙論 感想

どうもどうもこんにちは。
さて、ネタが無いということで読んだ本の感想文シリーズを始めたわけですが、やはり予想通り。
大方の人は興味が無いようで徐々にアクセス数が低下してきました。
ま、ぶっちゃけ皆さんの興味の対象なんぞ知ったこっちゃ御座いませんのでまだまだ続きますけどね。

今回はサイモン・シン著

ビッグバン宇宙論


ギリシャ時代から現代に至るまでの天文学の発展とビッグバン・モデルの成立の物語を解説した本。
これがまた面白くてね。
タイトルはビッグバンですが、その他天動説と地動説の対立など時系列順にその時代の科学者たちの実験と理論の闘いが描かれており実に興味深い。
地球や月、太陽の直径の測り方も分かるんだからこりゃ面白い。
物理に関しても非常に分かりやすーく解説されておりまして、数式が出てきても全く苦になりません。
今まで読んだ本の中でもとりわけ興味深い内容でした。
既に宇宙についてお詳しい方にはお勧めするほどのものではないかもしれませんが、興味はあるけど初心者、という方は、是非御一読を。
読み終わった頃には俺ってもしかして知識人♪という気分にさせてくれます。
安心して下さい。所詮にわかです。

少しツッコミをしておくならばあくまでゴールが「ビッグバン」なので最新の宇宙論、に関してはほとんど触れられておりません。
また存在していると仮定されているかの暗黒物質や暗黒エネルギーに関してもほんのさわり程度。
まぁそこは著者の労力を考えて大目に見てあげましょう。

ついでに最後に単語解説が載っていてなかなか親切。

やむを得ざるときの戦いは正しく、武器のほかに希望を絶たれるときは、武器もまた神聖である。

どうもどうもメリークリスマス。
ではではいってみよ~ネギま!274時間目。

交渉決裂ということでやってきましたMM兵。
迅速な行動なかなか優秀ですね。

しかしせっちゃん達というよりせっちゃんと楓姉が二人だけでいつかの紅き翼のごとくバッタバッタとなぎ倒す。
予想されたパターンですね。
それにしても兵隊さんだって戦うのが仕事のはずなのになぜここまでやられ役なんでしょうね。
全て才能という言葉で片づけられちゃうのかな?
日々の訓練を怠っていたのでしょうか?
いやはや平和ボケとは果たしてどちらの言葉なのやら。

さよさんもとんでもない火力で参戦したりせっちゃんは能力は分かりませんけど何かやってたり楓姉はあの風呂敷で敵弾を防いだり。
あの別荘はさぞかし大ダメージを受けているでしょう。

しかし戦艦が出てきてさぁ大変、とここで何やら黒いデカい変なのが登場。
術者はなんとフェイト組のあの黒い奴。
目的は何なんでしょうかね?
せっちゃん達だけ倒すんじゃあれだからついでにMM兵も倒しちゃおうとか?
とりあえず場に混乱を起こしたいのかな。
テルティウム君はすでにジャックさんを倒しちゃったんでしょうか?

ここでフェイト組が動き出すとは大変だ。
デスメガネ出てくるタイミング間違えたんじゃないか?

隊長に期待しましょう。

人類が消えた世界 感想

どうもどうもこんばんは。
本日の感想文はアラン・ワイズマン著
人類が消えた世界
今人類が消え去った場合世界にはどんな変化が訪れるのか、というのを検証した本で御座います。
前回の「文明崩壊」に続いて今回もちょっと人類には消えてもらいます。

人類が消え去る原因は関係なくとりあえず人類が消えたら、という内容で話が進みます。
人類が消え去った後の建造物、動物、植物、海洋の変化。
そして人類が消え去った後でも何年も何十年も、果ては何万年何億年も残り続ける放射性物質やプラスチックなどの影響。
画家による人類消滅後の世界のイラストがあったり、検証する内容は多岐に渡り、プラスチック発明の経緯なども書かれており様々な物に理解を深めることが出来ます。
実に興味深いものでした。
ただ最新の科学的知見に基づいて検証はされておりますが出版されたのは2007年なので現在の科学で検証し直すと多少異なることになるやもしれません。
まぁ大筋は似たり寄ったりになるでしょうけどね。

しかしこれまた読み進めるのがちょいと難しかったかな。
こいつも文明崩壊同様に結構ブランクを挟みつつ読み終えました。
私は環境問題云々の読書は苦手かも。

文明崩壊 感想

どうもどうもこんばんは。
冬休みに入っても入らなくてもネタがないのでとりあえずしばらくは随分前に読んだ本の読書感想文でも書きましょうかね。
今回はジャレド・ダイアモンド著

文明崩壊


過去、そして現在の文明社会の崩壊を検証しその要因を解明する、というなんとも知的好奇心をそそる壮大な本で御座います。

もちろんその分小難しさを感じるのは否めない。

いや、私に読解力が欠如しているだけなら別にいいんですけどね。
400ページ以上ある上に上下巻に分かれてますからね。
なかなか辛抱が要ります。
なんとか読み進めようと思いつつも合間合間でブランクが出来てしまったり。
かといってただ読むのでは内容が頭に入ってこない。
まぁそもそもテーマからして簡単なわけが無いんですけどね。

しかし調子が良いときに読み進めれば思ったよりも著者の言いたいことってのは理解出来るもんです。
「一生読み終わらなさそう」と尻込みしている方、杞憂ってもんですよ。

中には過去の日本についても崩壊を免れた成功例として書かれていて実に興味深い。
その日本が今や「環境破壊を輸出する国」としても紹介されているのも興味深い皮肉で御座います。

読んだのが確か高校の頃であんまり覚えてないので感想はここまで。
ちなみについ最近著者の前著「銃・病原菌・鉄」を綺麗な状態で手に入れることが出来たのですが、他にもいろいろと本を買ってしまったので手をつけるのが一体いつになるのやら。
いずれ読みます。

そんなことよりダイアモンドって名字なんか良いよね。
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