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q-ガウス分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
q-ガウス分布
確率密度関数
Probability density plots of q-gaussian distributions
累積分布関数
母数 形状母数英語版
for
for
確率密度関数
ここで eq(x)q-指数関数
期待値 , その他の q では定義なし
中央値
最頻値
分散

2 ≤ q < 3 では定義なし
歪度
尖度
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q-ガウス分布: q-Gaussian distribution)は、分散一定の条件下でTsallisエントロピー英語版を最大化して得られる確率分布。物理学者のコンスタンティーノ・ツァリスにより導出された。

特別なケース

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  • q = −1 のとき、ウィグナー半円分布となる
  • q = 1 のとき、ガウス分布となる
  • q = 1 + 2/ν + 1 のとき、自由度 νt分布となる
  • q = 2 のとき、コーシー分布となる

参考文献

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  • 須鎗弘樹 (2009年). “Tsallis統計の基礎数理” (PDF). SummerSchool 数理物理2009. 2017年3月6日閲覧。
  • 須鎗弘樹 (2010-08-20), 複雑系のための基礎数理, 数理情報科学シリーズ 23, 牧野書店, ISBN 978-4-434-14737-1 

関連項目

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