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釧路市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くしろし ウィキデータを編集
釧路市
釧路市旗 釧路市章
釧路市旗 釧路市章
2005年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道釧路総合振興局
市町村コード 01206-8
法人番号 7000020012068 ウィキデータを編集
面積 1,363.26km2
総人口 154,762[編集]
住民基本台帳人口、2024年10月31日)
人口密度 114人/km2
隣接自治体 釧路総合振興局白糠郡白糠町阿寒郡鶴居村釧路郡釧路町川上郡弟子屈町
十勝総合振興局足寄郡足寄町十勝郡浦幌町
オホーツク総合振興局網走郡津別町
市の木 ハシドイエゾヤマザクラナナカマド
市の花 キンレンカスズランエゾリンドウ
釧路市役所
市長 鶴間秀典
所在地 085-8505
北海道釧路市黒金町7丁目5番地
北緯42度59分06秒 東経144度22分54秒 / 北緯42.98489度 東経144.38172度 / 42.98489; 144.38172座標: 北緯42度59分06秒 東経144度22分54秒 / 北緯42.98489度 東経144.38172度 / 42.98489; 144.38172
釧路市役所(2014年12月)
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

釧路市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
ラビスタ釧路川から見た釧路市中心市街地

釧路市(くしろし)は、北海道東部(道東地方)の太平洋沿岸にある釧路総合振興局の振興局所在地。計量特定市に指定されている。

概要

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道東地方を管轄する国や道の出先機関のほか、日本銀行支店や外国の領事館国際機関の置かれている道東の政治経済の中心都市である。国内の市町村では面積第7位(香川県の7割相当)。人口はかつて札幌市旭川市函館市に次ぐ道内4位であったが、1984年以降は減少が進み2022年現在は苫小牧市帯広市に抜かれ6位である[1]。東北海道最大の歓楽街末広歓楽街を有する。飲食店数は北海道2位の規模である。

2014年(平成26年)4月1日には全域が過疎地域に指定された[2]国際バルク戦略港湾(穀物)に選定[3] された釧路港を持ち、食料品工場、医薬品製造工場、発電所などを擁する臨海工業都市である。また、多くの観光客が来る釧路空港と、釧路湿原国立公園および阿寒摩周国立公園の2つの国立公園を市域に有する。 小惑星(4096) Kushiroは釧路市にちなんで命名された[4][5]

市の名称の由来

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「釧路」という地名の由来は下記のように諸説あり不明であるが、いずれもアイヌ語に漢字にあてたものとされている[6]

アイヌ語 意味 由来
カタカナ表記アコㇿイタㇰ ラテン翻字
クㇱル kus-ru 越える・道 ここから標津斜里へ越えていったため
クスリ kusuri 川上の温泉から薬水が流れ出ていたため
チクㇱル ci-kus-ru 我ら・通る・道 網走との往来道であることから
クㇱペッ kus-pet 通り抜ける・川 川が厚岸根室、十勝、網走への重要な交通路であったため。
クㇱナイ kus-nay
クㇱシㇼ kus-sir 川向こうの・山
クッチャロ kutcaro クッチャロはアイヌ語で咽喉を指す。屈斜路湖から釧路川が流れ出す地点にあるコタンが「銚子口」の意味で「クッチャロ」と呼ばれていた。
ここのアイヌを松前藩が今の釧路に移し、「クッチャロ」からクスリ場所と称したため(後述)。

地理

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細岡展望台から見た釧路湿原2008年9月

北海道の東部太平洋側、釧路総合振興局の所管区域の南部に位置する。

地形

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釧路市中心部周辺の空中写真。2015年7月11日撮影の40枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

市内を釧路川、阿寒川が流れるほか、阿寒湖春採湖がある。釧路市(1922年ー2005年)は平地に位置するため山はほとんどなかったが、合併により、白糠町を囲むような形で西側への飛び地ができ(合併経緯参照)、北西部に阿寒地区の雄阿寒岳などの山岳地帯を含むようになった。北東部は釧路湿原国立公園と隣接し、釧路湿原との境界ぎりぎりの所まで住宅が建ち並ぶ。

山地

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※主な山

河川

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※主な川
  • 釧路川(旧釧路川)
  • 新釧路川(釧路川)
  • 阿寒川
  • 舌辛川
  • 別保川(べっぽがわ)
  • 仁々志別川(ににしべつがわ)
  • 雪裡川(せつりがわ)
  • アセツリ川(阿雪裡川)
  • 星が浦川
  • 竜神川
  • 別途前川(べっとまえがわ)
  • 鳥取川
  • 沼尻川

湖沼

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※主な湖

地域

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音別地区の区域の401.40平方キロメートルは、釧路市中心部とは間に白糠町を挟んで離れており、大規模な飛地となっている。このような大規模な飛び地のある市町村は日本でも数えるほどしか無い[注釈 1]。後述する合併協議の時点では白糠町を含めた合併が協議されていたが、白糠町の脱退によって東西に分かれたまま一つの市となった。

住宅団地

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  • 道営住宅千歳団地
  • 道営住宅白樺団地
  • 道営住宅新緑ヶ岡団地
  • 道営住宅曙団地
  • 道営住宅愛国団地
  • 道営住宅住之江団地
  • 道営住宅新富士団地
  • 道営住宅若竹団地
  • 道営住宅ことぶき団地
  • 道営住宅クレインヴィラ

気候

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釧路市
雨温図説明
123456789101112
 
 
40
 
-0
-10
 
 
25
 
-0
-9
 
 
56
 
3
-4
 
 
79
 
8
1
 
 
116
 
13
5
 
 
114
 
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20
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13
 
 
113
 
15
6
 
 
65
 
9
-0
 
 
57
 
3
-7
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁
インペリアル換算
123456789101112
 
 
1.6
 
32
14
 
 
1
 
32
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2.2
 
38
24
 
 
3.1
 
46
33
 
 
4.6
 
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42
 
 
4.5
 
60
49
 
 
4.7
 
67
56
 
 
5.6
 
71
60
 
 
6
 
68
55
 
 
4.4
 
59
43
 
 
2.5
 
48
31
 
 
2.2
 
37
19
気温(°F
総降水量(in)

ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候湿潤大陸性気候)(Dfb) 、日本の気候分類では太平洋側気候の東部北海道型に属する。

道東の太平洋側ならではの風土が釧路の気候を形作っている。寒流である親潮の影響を受け、一般に冷涼である[7]。特に夏季は海霧に覆われる日が多く、冷涼である。一方、秋・冬・春はとても乾燥した晴天が続き「釧路晴れ」と呼ばれ降雪も少ない、年を通じての日照時間は約2,000時間と国内有数である[8]。なお内陸部の阿寒地域では寒暖の差が激しく、海岸と違い降雪量も多い[7]

夏季は海霧によって真夏日は観測されても年1回程度で、夏日も少ない。ただし内陸部では海霧の影響がないため、夏日および真夏日が続く[9]

冬季は西高東低の冬型の気圧配置になると、晴れの日が続き空気が乾燥する。降雪量は少ない。海に近い割に真冬日が多く、年に44.7日(平年値)である。また内陸部では放射冷却現象により最低気温が氷点下20℃前後まで下がる[10]

近年は全国の観測地点の中でも突出して年間を通して温暖化が進んでおり、1910年の観測開始以来、2023年の年平均気温は過去最高の8.5℃を記録した他、7.9℃(2022年)、7.7℃(2015年)、7.6℃(2021年)、7.5℃(2020年)、7.3℃(2010年)、7.2℃(2018年)、7.1℃(2019年)、7.1℃(2013年)と、上位は7.2℃(1990年)と7.1℃(2004年)の二か年を除きすべて2010年以降の記録である。特に冬は暖冬が急増している。また、夏季も猛暑となる年が急増しており、2023年7月の平均気温20.0℃、同年8月の平均気温21.8℃はいずれも各月の過去最高記録となった。これは、2000年の露場の幣舞橋付近の丘の上から海沿い市街地への移転も影響しているとされ、冬は海からの西風が卓越しやすく気温が下がりにくくなっているほか、夏季も内陸からの風によって気温が上がりやすくなっている。但し2023年の釧路地方気象台は真夏日になったことが一度もなかった。

釧路市幸町(釧路地方気象台、標高5m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 7.6
(45.7)
11.0
(51.8)
15.9
(60.6)
23.5
(74.3)
28.0
(82.4)
32.4
(90.3)
33.5
(92.3)
31.1
(88)
29.6
(85.3)
23.7
(74.7)
18.7
(65.7)
12.4
(54.3)
33.5
(92.3)
平均最高気温 °C°F −0.2
(31.6)
−0.1
(31.8)
3.3
(37.9)
8.0
(46.4)
12.6
(54.7)
15.8
(60.4)
19.6
(67.3)
21.5
(70.7)
20.1
(68.2)
15.1
(59.2)
8.9
(48)
2.5
(36.5)
10.6
(51.1)
日平均気温 °C°F −4.8
(23.4)
−4.3
(24.3)
−0.4
(31.3)
4.0
(39.2)
8.6
(47.5)
12.2
(54)
16.1
(61)
18.2
(64.8)
16.5
(61.7)
11.0
(51.8)
4.7
(40.5)
−1.9
(28.6)
6.7
(44.1)
平均最低気温 °C°F −9.8
(14.4)
−9.4
(15.1)
−4.2
(24.4)
0.7
(33.3)
5.4
(41.7)
9.5
(49.1)
13.6
(56.5)
15.7
(60.3)
12.9
(55.2)
6.1
(43)
−0.3
(31.5)
−7.0
(19.4)
2.8
(37)
最低気温記録 °C°F −28.3
(−18.9)
−27.0
(−16.6)
−24.8
(−12.6)
−14.1
(6.6)
−4.6
(23.7)
−0.4
(31.3)
3.3
(37.9)
5.4
(41.7)
−2.2
(28)
−6.9
(19.6)
−15.2
(4.6)
−25.7
(−14.3)
−28.3
(−18.9)
降水量 mm (inch) 40.4
(1.591)
24.8
(0.976)
55.9
(2.201)
79.4
(3.126)
115.7
(4.555)
114.2
(4.496)
120.3
(4.736)
142.3
(5.602)
153.0
(6.024)
112.7
(4.437)
64.7
(2.547)
56.6
(2.228)
1,080.1
(42.524)
降雪量 cm (inch) 32
(12.6)
27
(10.6)
31
(12.2)
7
(2.8)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
4
(1.6)
26
(10.2)
127
(50)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 6.4 5.6 8.1 9.8 11.3 10.2 11.5 11.8 11.8 8.7 8.0 7.7 110.8
平均降雪日数 14.3 13.9 15.1 9.8 1.4 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 5.7 12.6 74.3
湿度 67 69 71 77 80 87 88 87 84 76 69 67 77
平均月間日照時間 186.7 183.1 200.8 182.2 177.5 126.8 118.9 117.6 143.9 177.0 167.6 175.6 1,957.6
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1910年 - 現在)[11][12]
釧路(旧釧路地方気象台・幣舞町)1961年 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F −1.1
(30)
−1.1
(30)
2.2
(36)
7.5
(45.5)
12.1
(53.8)
15.1
(59.2)
18.7
(65.7)
21.3
(70.3)
19.1
(66.4)
14.5
(58.1)
8.3
(46.9)
2.5
(36.5)
9.9
(49.8)
日平均気温 °C°F −6.1
(21)
−6.0
(21.2)
−1.7
(28.9)
3.4
(38.1)
7.9
(46.2)
11.4
(52.5)
15.3
(59.5)
17.8
(64)
15.2
(59.4)
9.8
(49.6)
3.7
(38.7)
−2.0
(28.4)
5.7
(42.3)
平均最低気温 °C°F −12.1
(10.2)
−11.6
(11.1)
−6.0
(21.2)
−0.2
(31.6)
4.3
(39.7)
8.4
(47.1)
12.7
(54.9)
15.0
(59)
11.3
(52.3)
4.5
(40.1)
−1.5
(29.3)
−7.1
(19.2)
1.5
(34.7)
出典:理科年表[要文献特定詳細情報]
中徹別(標高80m、1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 8.6
(47.5)
15.6
(60.1)
17.8
(64)
31.0
(87.8)
36.1
(97)
33.7
(92.7)
35.7
(96.3)
36.1
(97)
33.1
(91.6)
28.1
(82.6)
22.9
(73.2)
14.3
(57.7)
36.1
(97)
平均最高気温 °C°F −0.8
(30.6)
−0.2
(31.6)
3.9
(39)
10.7
(51.3)
16.6
(61.9)
19.7
(67.5)
23.0
(73.4)
24.3
(75.7)
21.3
(70.3)
16.0
(60.8)
8.9
(48)
1.7
(35.1)
12.1
(53.8)
日平均気温 °C°F −7.8
(18)
−7.2
(19)
−2.1
(28.2)
3.9
(39)
9.6
(49.3)
13.6
(56.5)
17.5
(63.5)
18.8
(65.8)
15.3
(59.5)
8.9
(48)
2.0
(35.6)
−5.0
(23)
5.7
(42.3)
平均最低気温 °C°F −15.3
(4.5)
−15.2
(4.6)
−8.9
(16)
−2.5
(27.5)
3.1
(37.6)
8.5
(47.3)
13.3
(55.9)
14.7
(58.5)
10.1
(50.2)
2.2
(36)
−4.4
(24.1)
−11.8
(10.8)
−0.5
(31.1)
最低気温記録 °C°F −28.8
(−19.8)
−28.8
(−19.8)
−22.9
(−9.2)
−14.0
(6.8)
−8.0
(17.6)
−2.8
(27)
1.2
(34.2)
3.9
(39)
−2.1
(28.2)
−9.1
(15.6)
−15.2
(4.6)
−25.7
(−14.3)
−28.8
(−19.8)
降水量 mm (inch) 54.8
(2.157)
34.9
(1.374)
72.2
(2.843)
96.4
(3.795)
139.2
(5.48)
111.5
(4.39)
130.8
(5.15)
176.3
(6.941)
178.5
(7.028)
132.8
(5.228)
80.5
(3.169)
72.3
(2.846)
1,277.5
(50.295)
降雪量 cm (inch) 86
(33.9)
75
(29.5)
84
(33.1)
20
(7.9)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
8
(3.1)
67
(26.4)
342
(134.6)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 5.7 5.3 8.0 9.4 11.0 10.2 11.6 12.5 12.0 9.5 8.2 7.1 110.3
平均月間日照時間 167.1 152.4 175.4 170.9 176.4 146.1 117.9 124.1 135.3 164.5 159.3 160.0 1,847.7
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[13]
阿寒湖畔(標高426m、1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 6.2
(43.2)
13.7
(56.7)
16.5
(61.7)
28.3
(82.9)
35.5
(95.9)
34.5
(94.1)
34.9
(94.8)
33.9
(93)
31.4
(88.5)
28.1
(82.6)
19.0
(66.2)
11.8
(53.2)
35.5
(95.9)
平均最高気温 °C°F −4.2
(24.4)
−3.1
(26.4)
1.4
(34.5)
8.1
(46.6)
15.1
(59.2)
18.9
(66)
22.3
(72.1)
22.8
(73)
19.0
(66.2)
13.2
(55.8)
5.8
(42.4)
−1.4
(29.5)
9.8
(49.6)
日平均気温 °C°F −10.0
(14)
−9.4
(15.1)
−4.2
(24.4)
2.3
(36.1)
8.5
(47.3)
13.1
(55.6)
17.1
(62.8)
18.0
(64.4)
14.0
(57.2)
7.5
(45.5)
0.7
(33.3)
−6.5
(20.3)
4.3
(39.7)
平均最低気温 °C°F −16.7
(1.9)
−16.8
(1.8)
−10.8
(12.6)
−3.3
(26.1)
2.3
(36.1)
8.0
(46.4)
12.9
(55.2)
13.9
(57)
9.3
(48.7)
2.1
(35.8)
−4.3
(24.3)
−12.1
(10.2)
−1.3
(29.7)
最低気温記録 °C°F −30.2
(−22.4)
−30.7
(−23.3)
−26.6
(−15.9)
−20.9
(−5.6)
−7.5
(18.5)
−3.3
(26.1)
1.8
(35.2)
3.2
(37.8)
−1.2
(29.8)
−7.6
(18.3)
−17.3
(0.9)
−26.9
(−16.4)
−30.7
(−23.3)
降水量 mm (inch) 63.2
(2.488)
44.5
(1.752)
70.2
(2.764)
90.8
(3.575)
105.7
(4.161)
84.4
(3.323)
103.2
(4.063)
160.0
(6.299)
165.7
(6.524)
137.8
(5.425)
85.2
(3.354)
87.4
(3.441)
1,197.9
(47.161)
降雪量 cm (inch) 132
(52)
96
(37.8)
105
(41.3)
54
(21.3)
3
(1.2)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
31
(12.2)
123
(48.4)
548
(215.7)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 10.2 8.9 11.5 11.3 11.0 10.1 10.4 11.4 12.0 10.5 9.8 9.8 127.0
平均月間日照時間 97.5 111.9 137.1 154.0 169.4 146.3 132.2 115.7 110.1 123.3 110.6 107.3 1,546
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[14]

自然災害

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道東太平洋側には沈み込み帯である千島海溝が形成されており、地震活動が活発となっている。そのため、太平洋に面する釧路市も地震や津波の被災経験を持つ。以下は主な被害地震と市内の被害。

2012年北海道庁は「最大クラスの津波に基づく津波浸水予測図」を発表した。この想定は17世紀初頭に発生した大津波を参考にしたもので、これによると釧路市街は概ね釧路外環状道路より海側の低地側全域が浸水するものとなっている。これを受けて、釧路市は2020年にハザードマップを発行した[15]

釧路市では大雨で雨量が200mm/72時間、100mm/24時間、30mm/3時間を超えると、浸水被害や土砂災害が多発する傾向にあり、十数年に1度程度の頻度で死者や大規模な浸水被害を伴うものが発生している。雨量が多くなる8,9月に豪雨被害が多くみられる。

冬季には北海道南岸を通過する爆弾低気圧によって暴風雪になることがあり、数十年に1度程度の頻度で長期間の停電を伴うほどのものが発生している。

市北部に活火山である雌阿寒岳が存在しており、火口周辺で噴出物ラハールによる被害が想定されている[16]

人口

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釧路市と全国の年齢別人口分布(2005年) 釧路市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 釧路市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
釧路市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 204,793人
1975年(昭和50年) 219,180人
1980年(昭和55年) 227,234人
1985年(昭和60年) 226,097人
1990年(平成2年) 216,423人
1995年(平成7年) 209,680人
2000年(平成12年) 201,566人
2005年(平成17年) 190,478人
2010年(平成22年) 181,206人
2015年(平成27年) 174,742人
2020年(令和2年) 165,077人
総務省統計局 国勢調査より

2020年10月1日現在[17](外国人登録含む)

  • 総数 165,077人
  • 世帯数 80,095世帯

消滅集落

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2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[18]

  • 釧路市 - 阿寒町雄別、阿寒町舌辛、音別町あけぼの、阿寒湖(湖面)、釧路港東港区、春採湖、西港、青山、音羽、安原、広里、海運、高山

隣接する自治体

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釧路総合振興局
十勝総合振興局
オホーツク総合振興局

歴史

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釧路市は「釧路市統合年表」を作成し、インターネット上で公開している[19]

沿革

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江戸時代

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明治

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大正

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  • 1917年大正06年):釧路駅駅舎を現在地に移転。旧釧路駅を貨物列車専用の浜釧路駅とする。
  • 1919年(大正08年)8月:北海道庁立高等女学校(のちの釧路江南高校)が開校。
  • 1920年(大正09年)7月1日:釧路郡釧路町を分割し2級町村として釧路村を設置する。(北海道区制)釧路郡釧路町を廃し、その区域をもって釧路区を設置する。区章を制定する。[20]
  • 1920年(大正9年):木村組炭礦及び三井釧路炭礦の合併により太平洋炭礦設立。
  • 1922年(大正11年)8月1日:釧路区を廃し、その区域をもって釧路市を設置する。

昭和(終戦まで)

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  • 1927年昭和02年) - 水道を敷設し給水開始。
  • 1935年(昭和10年) - タンチョウが国の天然記念物に指定される。春採台地竪穴群・モシリヤチャシ跡・鶴ヶ岱チャランケチャシ跡が国の史蹟となる。
  • 1936年(昭和11年)
    • 9月27日 - 昭和天皇の市内巡幸。釧路市設グラウンドに奉迎場が設けられた[21]
    • 10月3日 - 暴風雨により大通り(ママ)七丁目付近の崖が崩壊。直下の民家2軒を直撃して7人が死亡[22]
  • 1945年(昭和20年)7月14日 - 15日米軍による釧路空襲で192名死亡、焼失倒壊家屋1,618戸、罹災者6,211名、負傷者273名。都心部が焼け野原となる。壊滅的な被害を受けた栄町地区は戦後一部を公園化する。停戦後、スターリントルーマンに「留萌と釧路を結ぶ線以北にソヴィエト赤軍を進駐させる」という提案をしたが、トルーマンは拒否した。しかし、トルーマンが8月18日に拒否した後、極東ソ連軍総司令官 A・ワシレフスキーは、第一極東方面軍司令官 K・メーレツコフに北海道北部(釧路-留萌以北)と千島列島南部を8月19日から9月1日までの間に占領するよう命令している[23]

昭和(戦後)

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  • 1949年(昭和24年)
  • この年:北海道学芸大学釧路分校(現在の北海道教育大学釧路校)が開校。
    • 10月10日:釧路郡鳥取町を廃し、その区域を釧路市に編入する。
    • 10月10日:釧路市及び白糠郡白糠村の境界を次のとおりに変更し、その区域を釧路市に編入する。
      • 釧路郡鳥取町及び白糠郡白糠村との境界線と白糠村大字庶路村字トーパラベツ4番地の東側の番地境域線の北東隅との接合点を基点とし、同地点から南に白糠郡白糠村大字庶路村字ヤムワツカナイ1番地、同2番地、同村大字庶路村字大楽毛18番地、同27番地、同24番地と同村大字庶路村字トーパラベツ4番地、同5番地、同6番地、同34番地、同33番地、同大字庶路村字大楽毛16番地、同15番地、同36番地、同34番地、同32番地、同25番地、同村大字庶路村字庶路6番地の東北隅に至り、更に同番地の東側番地境界線に併行して、南西に延長した線に沿って太平洋に達する。
  • 1952年(昭和27年)3月4日十勝沖地震が発生。
  • 1952年(昭和27年)10月日本銀行釧路支店が開業。
  • 1954年(昭和29年)
  • 1956年(昭和31年)6月29日:火災現場に向かう消防車が自転車を避けようとして通行人17人をはねる事故が発生。児童6人が即死、2人が重体、9人が重傷[26]
  • 1959年(昭和34年)10月:本州製紙(現在の王子製紙)釧路工場が操業開始。
  • 1961年(昭和36年)
  • 7月20日釧路空港が開港。
  • 8月1日:釧路駅が民衆駅として改築される。
  • 1964年(昭和39年):都市改造事業によりメインストリートである北大通の片側3車線化工事始まる。
  • 1965年(昭和40年)10月5日 :釧路市の新富士海岸で、炊事遠足(遠足と調理実習を兼ねた学校行事)で同海岸に来ていた釧路市立共栄小学校の6年生が不発弾の爆発に巻き込まれ、4名が死亡、31名が重軽傷を負った[27]
  • 1967年(昭和42年)
    • この年:釧路スポーツセンターを開設。
    • 8月31日:太平洋炭礦でガス爆発事故。
  • 1968年(昭和43年)5月16日十勝沖地震が発生。
  • 1975年(昭和50年)10月1日釧路市動物園開園。
  • 1978年(昭和53年)7月1日 - 8月20日:釧路西港埠頭にて北海道こども博覧会開催
  • 1987年(昭和62年)7月釧路湿原が28番目の国立公園となる。
  • 1988年(昭和63年)4月釧路公立大学開学。

平成

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くしろし
釧路市
釧路市旗 釧路市章
釧路市旗 釧路市章
1920年8月1日制定
廃止日 2005年(平成17年)10月11日
廃止理由 新設合併
釧路市阿寒郡阿寒町白糠郡音別町 → 釧路市
現在の自治体 釧路市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 釧路支庁
隣接自治体 釧路郡釧路町、阿寒郡阿寒町、鶴居村、白糠郡白糠町
市の木 ハシドイ
市の花 キンレンカ
釧路市役所
所在地 085-8505
北海道釧路市黒金町7丁目5番地
ウィキプロジェクト

釧路市(1922年ー2005年)

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現在の釧路市は、2005年に設置された市であり、1922年に設置された釧路市とは、同一の名称でありながら異なる法人格を持つ別の市である。

政治

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行政

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市長

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歴代市長
歴代市長[30]
氏名 就任日 退任日 備考
歴代釧路市長(1922年ー2005年)(官選)
1 二木千年 1923年(大正12年)2月3日 1925年(大正14年)9月17日
2 岡本佃 1926年(大正15年)1月20日 1927年(昭和2年)6月7日
3 酒井隆吉 1927年(昭和2年)8月16日 1928年(昭和3年)7月13日
4 佐藤国司 1928年(昭和3年)8月16日 1932年(昭和7年)8月15日
5 茅野満明 1932年(昭和7年)8月16日 1936年(昭和11年)8月15日
6 佐藤国司 1936年(昭和11年)8月16日 1940年(昭和15年)8月15日
7 臼井拾 1940年(昭和15年)8月16日 1944年(昭和19年)8月15日
8 佐藤国司 1944年(昭和19年)8月16日 1946年(昭和21年)6月14日
9 菊地三之助 1946年(昭和21年)7月18日 1947年(昭和22年)4月4日
歴代釧路市長(1922年ー2005年)(公選)
10 - 12 佐熊宏平 1947年(昭和22年)4月5日 1957年(昭和32年)11月9日
13 - 14 山本武雄 1957年(昭和32年)11月10日 1965年(昭和40年)11月9日
15 - 17 山口哲夫 1965年(昭和40年)11月10日 1977年(昭和52年)11月9日
18 - 22 鰐淵俊之 1977年(昭和52年)11月10日 1996年(平成8年)10月8日
23 - 24 綿貫健輔 1996年(平成8年)11月17日 2002年(平成14年)11月6日
25 伊東良孝 2002年(平成14年)12月16日 2005年(平成17年)10月10日
歴代釧路市長(2005年ー)
1 伊東良孝 2005年(平成17年)10月24日 2008年(平成20年)10月2日
2 - 5 蝦名大也 2008年(平成20年)11月2日 2024年(令和6年)11月1日[31]
6 鶴間秀典 2024年(令和6年)11月2日 現職

福祉

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釧路市には65歳以上の高齢者が53,318人いるが(2016年3月31日現在)、市立老人福祉施設及び市立特別養護老人ホームの施設数は0である。また市立児童福祉施設の数は9施設がある[32]

財政

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財政状況
  • 住基人口 174,518人、世帯数94,793世帯。(2017年1月1日現在)[33]
  • 標準財政規模 492億4,772万8千円(平成22年度)
  • 財政力指数 Ⅳ-1類 0.449(平成28年度までの3年平均)[34]
  • 経常収支比率 92.1%(平成27年度)- 類似団体平均を上回り、財政状況が硬直傾向にある[34]
  • 実質収支比率 0.8%(平成22年度)(類似団体平均3.7%)
  • 実質単年度収支 14億2,971万1千円(平成27年度)[34]
  • 地方債現在高 1,287億6,853万3千円(平成26年度末現在高)[34]
  • 普通会計歳入総額 983億7,248万3千円(平成27年度)[34]
    • 地方税 207億1,711万5千円(平成27年度)[34]
    • 地方交付税 252億3,146万7千円(平成27年度)[34]
    • 地方債 115億4,643万8千円(平成27年度)[34]
  • 普通会計歳出総額 965億3,951万4千円(平成27年度)※予算規模が1千億未満まで縮小[34]
    • 人件費 125億6,199万9千円(平成27年度)[34]
    • 扶助費 269億8,012万6千円(平成27年度)[34]
    • 公債費 125億9,161万7千円(平成27年度)[34]

積立金現在高の状況(平成27年度)[34]

  • 財政調整基金 0円
  • 減債基金 5,900,754円(平成27年度末現在高)
  • その他特定目的基金 3,662,750円(平成27年度末現在高)
    合計 9,563,504円(平成27年度末現在高)

職員数定員(平成28年4月1日現在)[35]

  • 一般職員 1,009人、教育公務員 65人、消防職員 315人、臨時職員 0人 一般職員等合計(実数)2,547人(条例定員)2,616人[35]
  • 職員1人当たり人口 69.33人(実数職員比)[35]
  • ラスパイレス指数 99.9(平成28年)※平成24年の103.8が上昇ピーク[35]
財政指標

健全化判断比率[34]

資金不足比率

  • 公設地方卸売市場事業会計 113.9%(平成22年度)〜 経営健全化団体(H20決算〜:ピーク時450.3%)となる
  • 市設魚揚場事業会計 2,503.2%(平成22年度)〜 経営健全化団体(H20決算〜:ピーク時3,320.5%)となる
  • (その他の公営企業会計は資金不足額がなく、比率が算定されず)
出資団体

市が出資している法人は、2017年1月1日現在、以下の9法人がある[36]

  • 釧路西港開発埠頭株式会社(12,500千円)港湾施設管理
  • 株式会社釧路河畔開発公社(5,662千円)フィッシャーマンズワーフの運営
  • 株式会社釧路水産団地公社(17,000千円)団地の汚水処理
  • 公益財団法人北斗霊園 (20,000千円)墓園経営
  • 株式会社釧路熱供給公社 (60,000千円)熱供給事業
  • 株式会社阿寒町観光振興公社(5,250千円)道の駅阿寒丹頂の里等運営
  • 一般社団法人音別町農業振興公社(6,000千円)共同牧場・農業機械管理
  • 株式会社釧路広域振興公社(50,000千円)不動産管理・委託事業執行
  • 公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター (20,000千円)釧路工業技術センター の運営

都市宣言

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主な都市宣言[37]

  • 1989年(平成元年)6月1日 スポーツ都市宣言
  • 1993年(平成5年)5月8日 生涯学習都市宣言
  • 1999年(平成11年)9月15日 高齢者福祉宣言
  • 2006年(平成18年)4月1日 自然の番人宣言[38]
  • 2006年(平成18年)8月15日 核兵器廃絶平和都市宣言[39]
  • 2009年(平成21年)12月11日 定住自立圏中心市宣言[40]

議会

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釧路市は55年体制期を通じて社会党の強力な地盤であり、釧路市議選においても1961年から1993年まで8回連続で自民党を上回る当選者を出し続けた。

市議会

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条例定数は28名(2008年12月12日制定)[41]。議長は松永征明(2019年5月9日就任、通算就任任期1回、当選回数5回、自民市政クラブ)[31]2019年5月10日時点での会派構成は以下の通り[41](任期 2023年4月30日)。

会派名 議席数 所属党派
自民市政クラブ 9 自由民主党
市民連合議員団 6 立憲民主党4・社会民主党1・無所属1
公明党議員団 4 公明党
日本共産党議員団 4 日本共産党
釧路に新しい風 2 無所属
新創クラブ 2 新党大地・無所属

道議会

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北海道議会(釧路市選挙区)
  • 定数:4名
  • 任期:2019年(令和元年)5月14日 - 2023年(令和5年)5月13日
議員名 会派名 備考
小畑保則 自由民主党・道民会議北海道議会議員会
田中英樹 北海道議会公明党議員団
笠井龍司 自由民主党・道民会議北海道議会議員会
壬生勝則 北海道議会民主・道民連合議員会

衆議院

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選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
北海道第7区(釧路市、根室市釧路総合振興局管内、根室振興局管内) 伊東良孝 自由民主党 4 選挙区

国家機関

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警察庁

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  • 北海道警察情報通信部釧路方面情報通信部

総務省

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法務省

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出入国在留管理庁
公安調査庁
検察庁

財務省

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国税庁

経済産業省

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  • 北海道産業保安監督部釧路産業保安監督署

厚生労働省

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農林水産省

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林野庁

国土交通省

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気象庁
海上保安庁

環境省

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防衛省

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裁判所

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施設

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警察

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本部
警察署

消防

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本部
消防署
  • 中央消防署
  • 西消防署

医療

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道東地方は、住民あたりの医師数は国内でもっとも少ない地域である。道東の医療拠点である釧路市も同様に医師、医療関係者が慢性的に不足し地域医療が十分に機能していない。釧路市は過去に国立医科大学誘致に失敗した。

主な病院

郵便局

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  • イオンモール釧路昭和内郵便局
  • 大楽毛郵便局
  • 釧路愛国西郵便局
  • 釧路愛国郵便局
  • 釧路芦野郵便局
  • 釧路駅前郵便局
  • 釧路大町郵便局
  • 釧路貝塚郵便局
  • 釧路春日郵便局
  • 釧路川上郵便局
  • 釧路北大通六郵便局
  • 釧路桜ヶ岡五郵便局
  • 釧路桜ヶ岡郵便局
  • 釧路昭和郵便局
  • 釧路白樺台郵便局
  • 釧路新栄郵便局
  • 釧路新川郵便局
  • 釧路新富士郵便局
  • 釧路住吉郵便局
  • 釧路鶴ヶ岱郵便局
  • 釧路鳥取郵便局
  • 釧路豊川郵便局
  • 釧路浪花郵便局
  • 釧路富士見郵便局
  • 釧路星が浦郵便局
  • 釧路望洋郵便局
  • 釧路松浦郵便局
  • 釧路南大通郵便局
  • 釧路美原郵便局
  • 釧路武佐郵便局
  • 釧路若草郵便局
  • フィッシャーマンズワーフ郵便局
  • 布伏内郵便局
  • 仁々志別簡易郵便局

文化施設

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釧路市立博物館
釧路市中央図書館

文化交流・ホール施設

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運動施設

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  • 釧路根室圏総合体育館 湿原の風アリーナ釧路
  • 釧路市大規模運動公園
  • 新釧路川緑地内施設
    • 野球場、河畔サッカー場、新釧路川右岸パークゴルフ場、新釧路川右岸パークゴルフ場、河畔ラグビー場
  • 釧路市釧路アイスアリーナ
  • 釧路市柳町パークゴルフ場
  • 釧路市柳町スピードスケート場(4月下旬 - 9月は釧路市柳町ローラースケートコース)
  • 釧路市柳町アイスホッケー場
  • 鳥取ドーム
  • 鳥取10号公園パークゴルフ場
  • 青雲台体育館
  • 釧路市春採アイスアリーナ
  • 釧路市富士見球場(旧名称:釧路市営球場)
  • 鶴ヶ岱公園
    • 鶴ヶ岱武道館、釧路市鶴ヶ岱相撲場
  • 大進スケートセンター
  • 釧路市河畔パークゴルフ場
  • 阿寒町総合運動公園
    • 阿寒町総合運動公園野球場、多目的広場、多種目競技広場、阿寒町運動公園パークゴルフ場
  • 阿寒湖畔スポーツ広場
    • トレーニングセンター、阿寒湖畔スポーツ広場(スケートリンク)
  • 音別町森林体験交流センター テイクル80
    • 屋内バレーボール場、テニスコート
  • 音別町野球場
  • 音別町運動公園
  • 音別町パークゴルフ場
  • 音別町スケートリンク

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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海外

[編集]
姉妹都市
港湾友好都市

国内

[編集]
姉妹都市
提携都市

姉妹港・提携港

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姉妹湿地

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国際機関

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国際連合機関

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領事館

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名誉領事館

経済

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釧路市中心部と釧路港(東港区)周辺の空中写真。釧路は港町として発展した。1977年撮影の11枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

市内総生産ではサービス業、卸売・小売業、不動産業や公共サービスなどの第三次産業が6割以上を占める[43]。製造業も北海道の中では特徴があり、製紙・パルプが市内製造品出荷額の35パーセントを占めるほか、食料品26.3パーセント、化学工業17.4パーセント、飲料・たばこ・飼料12.2パーセントと続く[43]。また2017年現在、日本で唯一石炭を坑内掘りで採掘している[44]

第一次産業

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漁業

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漁業ではスケソウダラマダラサンマイカは北海道有数の規模で、1991年まで13年連続で全国1位の水揚量を記録していた。しかし2000年以降は3位 - 12位の間を推移し、道内でも根室港に1位の座を明け渡すこともあった[45]

農協・漁協

第二次産業

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明治初期に(安田三井三菱明治)財閥によって石炭、硫黄、木材、農水産物の積出港として一大物流拠点を形成し、その後資源依存型製造業が発達し都市が発展した。 大規模な港湾を有し、外港としての役割が大きい。また、大韓民国釜山中国大連、中国青島との間に国際定期コンテナ航路が開かれ、北海道最大の穀物国際物流拠点となっている。

製造業

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  • 工業団地
    • 釧路白糠工業団地
    • 西港臨海工業団地
    • 釧路益浦軽工業団地
    • 釧路愛国ソフトパーク

エネルギー産業

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釧路市、白糠町全域が釧路・白糠次世代エネルギー特区に指定され、ジメチルエーテルの研究・供給拠点の集積を図っていた。夏涼しく冬期間晴れの日が続くという気候を活かし国内有数の太陽光発電所集積地である。

第三次産業

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釧路湿原国立公園阿寒摩周国立公園への入口であり、国土交通省の国際会議観光都市として充実した国際級のコンベンション施設を有し、国連環境会議、第一回日中韓観光大臣会合等、数次の国際会議の開催実績がある。

商業

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主な商業施設

近距離に隣接する別自治体である釧路町(旧セチリ太地区)商業施設も参照の事。

ショッピングセンター(大規模小売店舗)

スーパーマーケット

  • フクハラアークスグループ)
    • スーパーアークス鳥取大通店(旧・十條サービスセンター → ビッグハウス釧路店)
    • ビッグハウス旭町店
    • ぴあざフクハラ星が浦店
    • フクハラ中園店
    • フクハラ公立大前店
    • フクハラ武佐店
    • フクハラ春日店
    • フクハラ昭和店
    • フクハラ愛国店
    • フクハラ春採店
  • 生活協同組合コープさっぽろ釧路地区
    • 星が浦店
    • 貝塚店
    • 新橋大通店
    • 春採店
    • 桜ヶ岡店
    • 中央店
  • トライアルカンパニー
    • スーパーセンタートライアル川端店
    • スーパーセンタートライアル益浦店
  • イオン北海道(イオングループ)
    • ザ・ビッグ川北店
    • ザ・ビッグ文苑店
    • ザ・ビッグ川北店
    • ザ・ビッグ鳥取大通店
  • 相長センター
    • 芦野店
    • 星が浦店
  • スーパーヒロセ睦店


  • 商店街(設立年)
    • 釧路第一商店街振興組合(昭和49年)
    • 釧路市共栄大通商店街振興組合(昭和50年)
    • 釧路城山商店街振興組合(平成2年)
    • 釧路桜ヶ岡商店街振興組合(平成3年)
    • 釧路駅西商店街振興組合(平成6年)
    • 釧路市新橋大通商店街振興組合(平成11年)
    • くしろ北大通商店街振興組合(平成22年)
宿泊施設

釧路駅から釧路川までの北大通周辺にビジネスホテル等が密集している。

物流

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  • 三ツ輪運輸 本社
  • ヤマト運輸 道東主管支店
    • 釧路昭和センター
    • 釧路西センター
    • 阿寒センター
    • 釧路東センター
    • 釧路愛国センター(釧路町)
    • 釧路城山センター
    • 釧路中央センター
    • 釧路春採センター
    • 白糠センター(白糠町)
    • 釧路ロジスティクスセンター
  • 佐川急便 釧路営業所
  • 日本通運アロー便)釧路支店

金融機関

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釧路市内に本支店等を置く金融機関は以下のとおり。

釧路市に拠点を置く主な企業

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釧路を発祥とし全国展開を行う主な企業として、DCMホーマック(東証一部)、あらた(東証一部)、太平洋興発(旧 太平洋炭礦、東証一部)などが挙げられるが、いずれの企業も本社を他地域に移転している。

釧路市に拠点を置く主な団体

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情報・通信

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マスメディア

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新聞

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現在
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過去
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通信社

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放送局

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テレビ
  • NHK釧路総合NHK釧路放送会館 - 1959年12月28日開局
  • NHK釧路教育NHK釧路放送会館 - 1962年2月1日開局
  • HBC(北海道放送)釧路放送局 - 1962年5月開局
  • STV(札幌テレビ放送)釧路放送局 - 1962年8月開局
  • HTB(北海道テレビ放送)釧路支社 - 1969年11月28日開局
  • UHB(北海道文化放送)釧路支社 - 1972年10月開局
  • TVh(テレビ北海道)送信所のみ - 2011年8月26日開局
  • KCTV(釧路ケーブルテレビ)- 1992年4月1日開局
ラジオ

教育

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釧路公立大学
釧路工業高等専門学校

大学

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国立
公立

短期大学

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私立

高等専門学校

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国立(独立行政法人国立高等専門学校機構)

専修学校

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高等学校

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道立
市立
私立
通信

義務教育学校

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国立

市立

中学校

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市立
  • 釧路市立幣舞中学校
  • 釧路市立北中学校
  • 釧路市立春採中学校
  • 釧路市立鳥取中学校
  • 釧路市立共栄中学校
  • 釧路市立景雲中学校
  • 釧路市立青陵中学校
  • 釧路市立大楽毛中学校
  • 釧路市立桜が丘中学校
  • 釧路市立美原中学校
  • 釧路市立鳥取西中学校
  • 釧路市立阿寒中学校
  • 釧路市立音別中学校
私立

小学校

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市立
  • 釧路市立釧路小学校
  • 釧路市立中央小学校
  • 釧路市立城山小学校
  • 釧路市立湖畔小学校
  • 釧路市立桜が丘小学校
  • 釧路市立鳥取小学校
  • 釧路市立共栄小学校
  • 釧路市立青葉小学校
  • 釧路市立朝陽小学校
  • 釧路市立光陽小学校
  • 釧路市立大楽毛小学校
  • 釧路市立清明小学校
  • 釧路市立新陽小学校
  • 釧路市立東雲小学校
  • 釧路市立愛国小学校
  • 釧路市立鳥取西小学校
  • 釧路市立武佐小学校
  • 釧路市立美原小学校
  • 釧路市立昭和小学校
  • 釧路市立興津小学校
  • 釧路市立鶴野小学校
  • 釧路市立芦野小学校
  • 釧路市立阿寒小学校
  • 釧路市立音別小学校

小中学校(特認校)

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市立
  • 釧路市立山花小中学校

特別支援学校

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学校教育以外の施設

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交通

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釧路空港
釧路駅
幣舞橋
釧路港釧路フィッシャーマンズワーフMOO

空港

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航空会社就航地
日本航空(JAL) [48] 東京/羽田名古屋/中部(季節運航)、札幌/丘珠
全日本空輸(ANA) [49] 東京/羽田、札幌/新千歳
AIRDO(ADO) [50] 東京/羽田
Peach Aviation(APJ) 大阪/関西(季節運航)

鉄道

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(太字は市代表駅)

廃止になった路線

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新幹線延伸構想

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北海道内の新幹線について、かつて札幌 - 釧路間をも繋ぐ構想があがったことがある。

1969年昭和44年)5月運輸省(現国土交通省)により、国鉄(現JR)構想案も反映・包含させた新全国総合開発計画(新全総)が決定・発表される。1970年(昭和45年)3月、当時の自民党案を決議されたとも言われる鉄道建設審議会作成の「全国新幹線整備網」要綱では「北海道3号線(札幌〜釧路)」として盛り込まれており、完成目標時期は1985年(昭和60年)を想定した。この要綱に対し「財源の事をまるで考慮していない」という批判が起こったため、1970年(昭和45年)5月、修正を加えた全国新幹線鉄道整備法が国会で可決された。

更に1973年(昭和48年)10月16日に発生した第一次オイルショックの影響で高度経済成長に陰りも見え始めたため、需要抑制および省エネルギー政策への転換が発表された。この時期に決定された新幹線整備計画(5路線)新幹線基本計画(12路線)にもその影響は強く反映され、整備計画に「北海道新幹線・青森〜札幌間」、基本計画に「北海道新幹線・札幌〜旭川間」「北海道南回り新幹線・長万部〜札幌間(室蘭経由)」は残るものの、他の道内新幹線路線構想は一切外されることとなった。

バス

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路線バス

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釧路空港連絡バス

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  • 釧路駅・釧路市内~釧路空港~阿寒湖温泉(阿寒バスが運行)
  • 十勝川温泉・帯広~釧路空港「スイーツライナー」(北海道拓殖バスが運行)

高速バス

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コミュニティバス

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タクシー

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道路

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高速道路

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高規格幹線道路
  • E38 道東自動車道北海道横断自動車道
  • E38 釧路外環状道路 

国道

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道道

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道の駅

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港湾

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  • 釧路港重要港湾国際バルク戦略港湾(穀物)に選定[3]
    • 釧路港西港区 - 国際コンテナ定期航路(釜山・大連・青島 - 釧路)飼料・肥料コンビナート 東西オイルターミナル 出光興産釧路油槽所 ジャパンエナジー 穀物貯蔵基地
    • 釧路港東港区 - 国産石炭埠頭 釧路漁港 貯木場 海上保安部 造船(釧路重工業)
    入港船舶総トン数1700万トンのうち、25%が外国商船、70%が内航商船で、漁船は3%となっている。

フェリー

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1972年7月に近海郵船東京港(有明埠頭)と釧路を結ぶカーフェリーまりも」「ましう」を就航、翌年に「さろま」を増配し毎日運航した。オイルショックの影響により、1976年12月21日から運航頻度を3日に2便へと減便され、「ましう」は係船された。1990年5月には「サブリナ」「ブルーゼファー」を新造し「まりも」「さろま」と代替。1997年4月には航路を東京~釧路~十勝という三角航路に変更した。1999年11月にカーフェリー航路を休止し、大型RO-RO船を東京~釧路航路に投入、貨物輸送に特化させる形で定期フェリーの歴史に幕を下ろした[53]。東京~釧路の航行時間は約31時間。

観光

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文化財

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重要無形民俗文化財

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  • アイヌ古式舞踊 - 春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会・阿寒アイヌ民族文化保存会(阿寒湖畔でみられる)

選択無形民俗文化財

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  • 阿寒のアイヌ古式舞踊 - 阿寒アイヌ民族文化保存会
  • 春採のアイヌ古式舞踊 - 春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会

史跡

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天然記念物

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世界三大夕日

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幣舞橋からみた夕日。釧路の夕日は世界三大夕日に指定されている。

道指定有形文化財

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釧路市指定文化財

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  • 星兜(残欠)など有形文化財6件
  • 紀ノ丘神楽 - 紀ノ丘神楽保存会
  • 三津浦古谷遺跡
  • キタサンショウウオ
  • 砂岩脈(サンド・ストーン・ダイク)- 通称「春採太郎」
  • 谷地坊主(ヤチボウズ)

なお、釧路市故人蔵の市河家文書91点は釧路市指定文化財であったが、2009年(平成21年)には山梨県立博物館(山梨県笛吹市)が収蔵したことにより指定は解除され、2010年度(平成22年度)には新たに山梨県指定文化財となった。

名所・旧跡

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城郭
  • モシリヤチャシ - アイヌ砦跡、平面形お供え餅型 別称ポロ(大きい)チャシ、サルシナイチャシ、トミカラアイノが築造 1935年(昭和10年)12月24日国の史跡に指定される。
  • 鶴ケ岱チャランケチャシ - アイヌ砦跡 1935年(昭和10年)12月24日国の史跡に指定される。
  • ウライケチャシ(春採チャシ、ポンチャシ)- アイヌ砦跡
史跡

観光スポット

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釧路市丹頂鶴自然公園
阿寒湖と雄阿寒岳

2001年(平成13年)10月に「釧路の海霧(うみぎり)」として環境省によりかおり風景100選に選定された。

レジャー
  • 千代の浦マリンパーク
  • 釧路市動物園 ※敷地面積は47.8 ha。動物園としては日本で2番目に広い規模。
  • 山花温泉リフレ
  • 柳町公園

文化・名物

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祭事・催事

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名物・特産品

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スポーツ

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出身・関連著名人

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政治・経済・軍事・社会・その他

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学術・文化・芸術

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芸能・マスコミ

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スポーツ

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その他

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所縁の深い有名人

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政治・経済・社会

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学術・文化・芸術

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芸能・音楽

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スポーツ

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釧路市を舞台にした作品

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小説

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映画

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アニメ

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漫画

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コンピュータゲーム

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脚注

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注釈

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  1. ^ 大規模な飛地のある市町村としては、2024年時点の例では北海道伊達市(旧大滝村の区域)・日高町、青森県五所川原市外ヶ浜町中泊町、群馬県桐生市(旧新里村及び旧黒保根村の区域)、新潟県長岡市(旧川口町の区域)・刈羽村、長野県南箕輪村、岐阜県大垣市(旧上石津町及び旧墨俣町の区域)、広島県広島市、徳島県三好市、鹿児島県奄美市があげられる。

出典

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  1. ^ 世帯数・人口の推移(3月末・9月末)” (XLS). 釧路市役所. 2020年9月23日閲覧。
  2. ^ 平成12年4月1日の当初公示以後に、追加公示及び廃置分合により公示された市町村等” (PDF). 総務省. 2020年9月23日閲覧。
  3. ^ a b 国際バルク戦略港湾の選定結果について - 国土交通省(2011年5月31日付、同年8月13日閲覧)
  4. ^ (4096) Kushiro = 1976 JY = 1982 SY6 = 1987 VC”. MPC. 2021年10月3日閲覧。
  5. ^ 小惑星の名前は北海道”. 北海道ファンマガジン. 2021年10月15日閲覧。
  6. ^ a b アイヌ語地名リスト キト~コム P41-50P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  7. ^ a b 釧路市の概要 (PDF)
  8. ^ 釧路の霧
  9. ^ 釧路の夏
  10. ^ 釧路の冬
  11. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年11月閲覧。
  12. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年11月閲覧。
  13. ^ 中徹別 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年11月30日閲覧。
  14. ^ 阿寒湖畔 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年11月30日閲覧。
  15. ^ 釧路市 ハザードマップ”. 釧路市 (2020年). 2021年3月2日閲覧。
  16. ^ 中村文彦 (2017年). “釧路市の自然被害について”. 釧路市. 2021年3月2日閲覧。
  17. ^ 国勢調査 男女別人口,世帯の種類別世帯数及び世帯人員並びに2015年(平成27年)の人口(組替),2015年(平成27年)の世帯数(組替),5年間の人口増減数,5年間の人口増減率,5年間の世帯増減数,5年間の世帯増減率,人口性比,面積(参考)及び人口密度-全国,都道府県,市区町村(2000年(平成12年)市区町村含む)
  18. ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files/data?fileid=000007841019&rcount=12017年5月20日閲覧 ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
  19. ^ 釧路市統合年表
  20. ^ 図典 日本の市町村章 p12
  21. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、78頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  22. ^ 「大演習の北海道に暴風雨襲来」『北海タイムス』1936年(昭和11年)10月5日(昭和ニュース編纂委員会編『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p.683 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  23. ^ 富田 武「第二章 千島攻防と北海道上陸作戦」『日ソ戦争 南樺太・千島の攻防』2022年7月19日、153頁。 
  24. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、111頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  25. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、101頁。ISBN 9784816922749 
  26. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、112頁。ISBN 9784816922749 
  27. ^ 【釧路市】共栄小学校炊事遠足事故慰霊碑 2019年6月9日閲覧
  28. ^ 釧路市の自然災害について - 釧路市
  29. ^ 北海道沿岸部の津波被害 Case1 釧路市の場合 - 北海道道路管理技術センター 「北の交差点」Vol.29 2011
  30. ^ 釧路市ホームページ、歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻(歴代知事編纂会、1983年)、『朝日新聞』。
  31. ^ a b 釧路総合振興局『釧路総合振興局管内市町村行財政概要平成28年度版』(レポート)北海道、2017年3月31日、39頁。 2017年5月8日閲覧。
  32. ^ 釧路総合振興局『釧路総合振興局管内市町村行財政概要平成28年度版』(レポート)北海道、2017年3月31日、52頁。 2017年5月8日閲覧。釧路振興局管内で公営老人ホームがある市町村は弟子屈町、公営特養がある市町村は厚岸町及び弟子屈町に限る。
  33. ^ 釧路総合振興局『釧路総合振興局管内市町村行財政概要平成28年度版』(レポート)北海道、2017年3月31日、6-7頁。 2017年5月8日閲覧。
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  44. ^ 日本経済新聞2012年10月9日
  45. ^ 釧路水産業の沿革 (PDF)
  46. ^ 日経釧路支局を閉鎖します: 日本経済新聞(2022年2月3日閲覧)
  47. ^ 地域資源生かし子供育成 阿寒湖義務教育学校が開校・釧路新聞
  48. ^ 北海道エアシステムの機材・乗務員による運航便含む
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  50. ^ 全日本空輸(ANA)とコードシェア実施
  51. ^ 都市間バス”. 網走観光交通. 2018年8月17日閲覧。
  52. ^ 帯広駅-釧路空港連絡バス「スイーツライナー」8月から運行 予約スタート”. 北海道新聞 (2018年6月21日). 2018年8月17日閲覧。
  53. ^ 歴史”. 近海郵船株式会社. 2019年4月28日閲覧。
  54. ^ 【食ナビ】鉄板熱々 油ハネも一興/釧路 スパゲティ×豚カツ『日本経済新聞』夕刊2017年10月10日
  55. ^ Cool釧路市観光大使 - 釧路市
  56. ^ 道国際映画祭 釧路出身佐藤監督の長編が最高賞【釧路市】 - 釧路新聞 2024年10月22日
  57. ^ Cool釧路市観光大使 - 釧路市
  58. ^ 月光 シンイチ | Facebook”. 2018年11月21日閲覧。月光グリーン Profile(公式サイト) からのリンクあり。)
  59. ^ 惣田紗莉渚、@sarisari0118 2017年1月1日の発言
  60. ^ Cool釧路市観光大使 - 釧路市

関連項目

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外部リンク

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行政
観光