納豆

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この記事は腐っています! 鼻が曲がります!!!
しかし、腐っているのではなく発酵していると主張なさるのであれば、あなたが熟成させてください。もしかしたらおいしくいただけるようになるかもしれません。

納豆(なっとう)とは、腐った大豆を食用として用いる、日本関東の一部地方に伝わる奇習である。

スパイダーエッグと呼ばれることもある。

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納豆を最初に食べた人は偉大だ
納豆 について、オスカー・ワイルド

納豆や むかし女御が 吐きました(詠み人知らず)

納豆の歴史[編集]

納豆の発祥や発達には諸説あるが、既に8世紀には、平城京建設に携わった労働者達に食料として与えられていたと言われている。「納豆食って平城京」ということわざはこれに由来する。このことわざには、「納豆のような見栄えの悪い食品であっても、好き嫌いを言わずに食べることで、平城京建設のような大きな仕事を成し遂げられる」と言う意味が含まれている。「納豆と豆腐は呼称が逆だろjk」など、当時から言われていたことを示す文献がある。そもそも豆腐中国語からそのまま日本語へ輸入した言葉だが、輸入した後になって日本で豆腐という名前に一番ふさわしい食べ物が登場するとは、まさか誰も想像できなかったためである。

納豆は長年にわたり食べられたが、当初の食べ方はご飯の上に納豆ではなく納豆汁だったとみられている。戦国時代に来日した西洋人にとっても、現代の西洋人同様に納豆は衝撃だったようで、約3万2千語の日本語単語をポルトガル語に訳した辞書に「Natto」「Nattojiru」という言葉が記された程だった。江戸時代に入ると納豆売りの行商が現れ、納豆の普及に貢献した。納豆売りの行商は戦後しばらくまで続いた。なお「日本最古の時代は縄文時代ではなく、その前に旧石器時代があった」という日本史上未曾有の大発見を成し遂げた相澤忠洋も納豆売りの行商であり、日本史の学者一同は納豆売りの行商に頭が上がらないままである。

ところで特に納豆は、常陸国(現在の茨城県)に暮らす人々の主食であった。関東ローム層に覆われた不毛の地・茨城では、米を初め粟や稗などほとんど全ての穀類がまともに実らなかったため、唯一収穫可能な大豆と、茨城の大気中に天然に豊富に存在する納豆菌より生産される納豆が、現在まで続く茨城県民の主食となった。このような歴史的経緯から、茨城県における「主食」という言葉はではなく納豆を意味するので注意が必要である。なお、関東を蛮族の国と見下していた平安京の皇族や貴族には(もっというなら現代の関西人にも)かなり忌み嫌われており、詠み人知らずの「納豆や むかし女御が 吐きました」という俳句はそれを端的に物語っている。そこで茨城県では納豆は高貴な料理だと主張するために、武士神様こと源義家が煮豆を俵に詰め込んで馬に乗せて運んでいたら納豆になっていて、美味しく食べたという逸話を前面に出して対抗の構えを見せている。なお、その逸話が史実かどうかはつっこむことは禁止である。

さて茨城以外の他府県では、電化時代以前の台所は米飯を炊くためのかまどを設けるための場所であったが、茨城県においては台所とは納豆を発酵させるための場所であった。なお、現在でも茨城県において「かまど」という言葉は、米を炊くための場所ではなく、納豆を発酵させるための発酵所を指す(同様に、大阪府の「かまど」という言葉はたこ焼き焼き器の台、香川県ではうどんの打ち台を指す)。

納豆の発酵作業は強烈な悪臭を伴うため、茨城の家庭の主婦にとって長年重労働であった。昭和の初めまで「何があっても茨城の家だけには嫁ぐな」ということわざが関東一円に広く浸透していたのもこれが理由である。このような状況を改善したのが東京芝浦電機(現在の東芝)である。当時の東芝の社長が、開発されたばかりの電気炊飯器の売り上げが茨城地区においてはまったく伸びていないことに気付いた。現地に派遣した社員の調査により、茨城の主食は米ではなく納豆であることに気がついた社長は、開発部門に電気納豆発酵器の開発を命じた。三年有余の歳月と当時の額で数千万円を費やした末に、ついに電気納豆発酵器は開発された。これは、適量の大豆と水、そして納豆菌の素を朝に仕込んでおくだけで、夜には発酵したての納豆が食べられるという画期的な発明品であった。今日では、この電気納豆発酵器は茨城のあらゆる家庭で見る事ができる。

近年筑波大学の研究者により、納豆は米飯よりもグラムあたりのタンパク質やビタミンKの含有量において優れていると言う研究結果が発表された。これらの研究結果を受けて茨城出身の超党派の国会議員が「納豆を主食に!運動委員会」を立ち上げて、日本全体の主食を米から納豆に改めようと大規模なロビー活動を行っているものの、他府県出身の国会議員、特に関西出身の議員による感情的な反発に出会っており、実現の目処は立っていない。

平成の納豆一揆[編集]

2007年あるある大辞典により納豆のダイエット効果が発見された。その内容は、朝夕1パックずつ食べ続けることで、不足しがちなカロリーを補い、健康になって運動がしやすくなる、というものである。また、3食を納豆のみにして栄養の偏りを作り、偏食やせになれるというのも紹介された。まれに偏食太りになるが、現在より太っても傍目に違いが解らないので、デメリットはほぼ無いと言える。納豆は、国内の消費だけでなく、世界中から多くの人々が買い求めたために、消費が急激に拡大し売り上げ急増、財政も潤い消費税が廃止されるほどの経済効果を生み出して後に「納豆景気」と呼ばれることになる好景気となった。これを一般にバブル経済と呼ぶ。納豆をかき混ぜるときにバブルすなわち泡がたつことから、経済学者を中心に呼ばれ始めた。あるある大辞典の発行元のバカン西テレビはノーベル・やったじゃん賞を受賞した。

しかしながらこの突発的な納豆の需要に対し、やがて納豆業者は納豆の売り惜しみを始め、納豆の価格は三十倍以上に高騰し、全国各地で納豆が不足した。納豆に飢えた民衆は怒りの矛先をあるある大辞典と納豆業者に向け、全国各地でフジテレビ支社や納豆会社と倉庫の打ちこわしが多発した。事態を重く見た日本政府は戒厳令を敷き、遂には自衛隊が出動した。これがいわゆる平成の納豆一揆である。これによって「納豆景気」は終焉を迎え、更に2008年のリーマンショックが追い打ちをかける形で日本経済は現在に至るまで低迷することとなり、責任を取って当時の安倍内閣は総辞職を余儀なくされた。この事件の反省から、現在では市場に流通する全ての納豆は全て国の価格統制を受けることとなっている。 また、納豆みたいな腐れ豆さえなければこの大惨事は起きなかったとして、かつての誇り高き平安貴族の子孫達および納豆嫌いの一般市民有志が「反納豆諸勢力連合(本拠地:京都)」を結成し、忌まわしき腐れ豆を撲滅する活動を展開している。なお、反納豆諸勢力連合のテーマ曲は以下である。

♪糸と臭気撒き散らす 腐れ豆は消えて
僕たちの願いが今 共鳴している今こそ
ぶっ潰そう 納豆を♪

納豆の利用法[編集]

納豆には食用以外にも、さまざまな利用法があることが知られている。

日本人判断法[編集]

納豆が好きなら日本人である。もし嫌いならば、その人は外国人である。ここ80年ではこの判断法が進歩して、ヨーロッパ諸国がアメリカファンクラブかソ連ファンクラブに分裂した際に、アメリカファンクラブへの入会条件として納豆ご飯の完食が義務となった。そのため、アメリカファンクラブをNATOという。最近ではフィンランドの大統領がTVカメラの前で納豆ご飯を完食してNATOに入会し、ウクライナの大統領が納豆ご飯のリハーサル中である。

納豆浴[編集]

納豆浴

納豆浴とは読んで字の如く、お湯の代わりに納豆を用いる入浴方法である。納豆のネバネバによるリラクゼーション効果や、納豆菌の作用で皮膚の表面の老廃物が効果的に分解されることにより、大変に健康にいいものであると考えられている。

まず、浴槽を満たすのに充分な量の納豆を用意する。この納豆は、可能であれば藁づとを用いた大豆の段階からの手作りであることが望ましいが、困難であればスーパーやコンビニ等で買って来たパック入りの納豆を用いても構わない。後者の場合、単純計算では200リットルの浴槽を満たすためには約1万パックの納豆が必要となり、1パック200円と計算すれば、約200万円の費用が必要になる。このため、現在でも納豆浴は大変な贅沢であると見なされている。

ただし、実際に浴槽の縁一杯までの納豆を用意する必要はないことを注記しておく。かき混ぜてねばりを出した納豆は空気を含んでかさが増すため、かき混ぜる前の納豆ならば、浴槽の六割程度の量を用意すれば充分である。

浴槽を納豆で満たした後は、風呂のフタなどを利用して、納豆を充分にかき混ぜなければならない。かき混ぜられた納豆が粘り気を出すために、後になればなるほど重労働となっていく。もし、あまりに粘り気や臭いが強すぎるようであれば、10リットル程度のカツオのだし汁を加えるとよい。この時間違っても辛子を入れてはならない。後で入浴した時に大変なことになる。

納豆が十分な粘り気を出し、浴室にアンモニアの臭気が充満すれば、それが納豆が完全に浸かり頃になったというしるしである。浴槽の縁に両手をかけて、足から先に納豆の中へもぐらせ、次いで肩まで勢いよくヌルヌルネバネバの納豆に身を沈める。なお、本当にやるかどうかはあなたの自由である。

納豆ミサイル[編集]

同じ名前の異なるものがある。

  1. 板野一郎によって開発されたミサイルの一種。誘導性に優れ、ロックオンした標的を複雑な軌道で追う。一斉に多数発射され空に美しい白煙の軌跡を描く様から、納豆の糸引きとかけてこの名がついた。はじめて実戦で使ったのはマクロス搭載機のバルキリーだと言われている。
  2. 弾頭に納豆菌を詰めたミサイル。非常に粘りと臭みが強く。着弾点から半径50mの兵器の動きを止め、半径100mの人間を気絶させる。

ゴキブリの駆除[編集]

夜、寝る前に、台所に納豆と毒納豆の素をセットする。この時、納豆は、極力かき混ぜていない方がいい。納豆のにおいをかぎつけたゴキブリが、納豆のねばねばによって離れなくなり、必然的にザーメンを食べなくてはいけない状況が起き、ゴキブリが死ぬというものである。

ゴキ:(アアッーッ!)

スパイダーマン[編集]

スパイダーマンが、手首に納豆を隠し持っているというのは、嘘である。

アンサイクロペディアと[編集]

頑張るとアンサイクロペディアと併用できる。ウィキペディアとは併用できない。

納豆の種類[編集]

ブルー納豆

納豆は茨城や日本以外の世界各地に広まっており、多様な種類の納豆が存在する。

元祖納豆
大豆を口の中で発酵させて作られた納豆。最もよく日本人に食べられている納豆であり、市販の納豆もこの方法で作られている。そのため、市販の納豆にバーコードがついているのは、誰の口内で作られたのかが分かるようにするためである。また、唾液の量などの口内環境、発酵時間などによって味が変わるという特徴がある。そのため、生まれながら納豆を作るのに適した口を持って生まれた人はお納豆様や納豆の申し子と崇められ、月500kgの納豆を作ることを条件に、一生遊んで暮らせる量の大金が保証された。おかめ納豆のパッケージのキャラクターもその一人である。
カマンベール納豆
フランスのカマンベール地方で生産されている納豆。カマンベールチーズの製法を納豆に応用したもの。
ブルー納豆
発酵に際して納豆菌の変わりにアオカビを用いた納豆。製作工程の結果として、特有の青い色を帯びている。別名青納豆。
コーヒー納豆
大豆の代用品としてコーヒー豆を用いた納豆。コーヒー豆の豊富なブラジルに移民した茨城県民の間で作られた。なお、コーヒー豆を利用した食品としては、他にもコーヒー豆腐、コーヒー醤油、コーヒー味噌、コーヒーきな粉、コーヒー弁当などがある。製造には高度な技術を要する。
ピー納豆
大豆の代用品として落花生を用いた納豆。広義のちばらきである千葉茨城、両者の友好の象徴として誕生した……筈だったが、千葉からは「県民でも中々ありつけないレアな美味である、煮落花生をどうして腐らせるのか」と憤慨され、茨城からは「脂っぽくて糸をまともに引かない、変な色のついた二級品」と罵られ、互いのプライドを大きく傷つけ合い、一時利根川を渡る橋に検問所が設けられた程両者の亀裂は深まったという。黒歴史。現在はごく一部の専門店を除き製造されていない。
カッテージ納豆
大豆に牛乳とレモンを入れよくかき混ぜ、納豆菌を入れ発酵させた納豆。水分を吸った大豆はとても柔らかく、口の中で溶けてしまう程。クリーミーかつコクのあるチーズは口当たりを良くする。通称凝固納豆。
ナトー(NATO)
日本の納豆をヨーロッパに持ち帰り、独自の製法で発効させた、傷んだ大豆。一味違う。

納豆食べられますか?[編集]

納豆食べられますか?」とは日本在住の外国人が最も聞かれる頻度の高い質問である。これは一種の「踏み絵」のようなもので、外国人の日本人度を試すために使われる。

この質問に対する模範的な返答としては「ハイ、マイショクタベマス(はい、毎食食べます)」と答えるのが最も正しいとされているが、彼らとしては一日に156回も同じ質問をされることもあるため、もう嫌になっちゃうのである。

そういうことで「あんなの食べ物じゃないデスヨ」や「Fuck you Jap!」、「独島はウリの領土ニダ」などと、ついうっかり本音をぶちまけてしまう外国人もいるが、そのような者は数日後には日本から消え去ってしまうという噂がある。t.A.T.uやプロ野球の助っ人外国人なども恐らくそうである。

外国人の間では匂いで「What the fuck!」と言われているが、その発言は辻褄合わなくなり、結果として食べてみると「It's so delicious!」となる。何故そうなるのか原因は科学的に証明されておらず現在の最新技術を以っても不詳である。だが希に、「Interesting taste.」と言う外国人もいる。

関連項目[編集]