ウィーンに師匠が!できた…のか??
長野フィルの公演、終わってしまいました。。。弾きながら終わりが近づくのがこんなに寂しかった本番は初めてかもしれません。
先日のパート練習の時に、講師として来日なさったウィーン交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者の Roman Bernhart 氏に「ドイツ語が上手だけど、ドイツかオーストリアで勉強したの?」ときかれ、その時は「いやいや、ほんの少しドイツ語ができるだけです」とお茶を濁していたのですが、今日は何と!「あなたはヴィオラをとても良く弾いている。東京で勉強したの? それとも長野で?」ときかれ、想定外の言葉にぶっ飛んで「私は音楽学校で勉強はしていません。でも東京でプライベートレッスンを受けています」としどろもどろに答えました(滝汗
なので、実は自分は Germanistin で、ホフマンスタールとR. シュトラウスのオペラを研究している、ウィーンで研究したいけれど家族の事情で長期滞在は難しいのです、と洗いざらい(?)告白してしまいました(^_^;)。で、ここからが無謀なノグチ、「もし…いつか、例えば一週間とか10日間ウィーンに行くことができたら…」と話し始めたら、すかさず「その時は電話して!」と。
(°▽°)
それって、それって。。。。わ、わたしにもついにウィーンに師匠と呼べる人が…????
(ウィーンの先生がたからMozartkugelと、ヴィオラの Herr Bernhart からはカルテットのCDを頂きました!)
「もう10年かそれ以上、ネイティブと話していないので、ドイツ語で会話する能力に自信がないのです」と言ったら、「とんでもない、全く素晴らしい。文法完璧(←苦笑。。)。日本でドイツ語を聞いてとても安心してリラックスできたよ!」と。。。
(꒦ິ⌑꒦ີ)
(サインもして頂きました)
「長野もとても気に入った。空気も雰囲気も良くて、元気になったよ」と仰るので「私もそう思います」と言いました。ほんと、長野サイコー! もう不肖ノグチ、全くもって himmlisch な気分でございます。もちろん、Eメールのアドレスも渡して来ました。普通、海外で然るべき立場の人にコンタクトを取るには、まず手紙を書いて推薦状と一緒に送るところから始まるのですが、こんなに unmittelbar に事が運びそうになるのは稀有なことかも知れません。ご縁に感謝です。
(2017/09/18)
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