ひえんきゃく

先取点を奪われ、船学の強さに動揺する市蘭ですが、ここでディフェンスを
締め直したのは市蘭の守りの要・脇坂秀和！
脇坂の成長は素晴らしいですね。
ホント、頼りになる存在です。

病院からの電話に席を外す黒木監督。
他の事ならともかく病院からとなると出ないわけにはいかないですね。
病院からと聞いた時の黒木監督の表情。
あの黒木監督がこんな表情をするのですからねえ。
麻衣の身に何かあったと察しはつくでしょうし。

ルカから麻衣の死を聞かされた愕然とした後、無言の慟哭。
ショックの大きさが分かりますね。

ルカは麻衣の死を告げるのが精一杯で泣き崩れ……。
ルカのこんな姿、初めてですね。
親友の死、辛すぎますよ。

泣き崩れているルカに替わり電話に出る尋猶。
勝つつもりでなく勝たないといけない。
負けたら麻衣が最後に聞いた言葉、母親が娘にかけた最後の言葉が嘘になる。
だから絶対に勝て。

ここの尋猶と黒木監督のやり取りがヤバい！
ウルッときてしまいましたよ。

ここで黒木監督にこんな風に告げれるのは尋猶しかいないですよね。
親友を失くしたルカにも、娘を失くした母親にもできない。
尋猶だからこその役割。
ここでこんな風に言える尋猶も強いですね。

ここでの見開きで麻衣と母親のシーンですが、麻衣の母親が一気に
老けたように感じられました。
それだけ娘の死がショックだったんだろうなぁと感じましたよ。

戻って来た黒木監督がいつものように立っているのではなく、椅子に座り
涙を流しているのを見て麻衣の死を察した関根と久住。
2人からも涙が零れ……。

膝をついたら気付かれるからとなんとか椅子に座り泣き伏せる久住、
成長しましたね。
東古城戦では久住の報せで皆が動揺し、逆転されましたから。

前半残り10分。
この時間は大人が麻衣の死を子供たちに話せるための落ち着くための
時間なんですね。
それが10分とは、あまりにも短すぎる時間ですよ。

そして1話に繋がるわけですが……、読んでいて辛いですね。
この状況のまま次週は休載って、何てひどい仕打ち！
そりゃないですよ。


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