子育てまんが

■親だって完璧じゃないから。最高より最善でいこう♪


子育て8年目。「最高より最善」を大事にするようになりました。
自分が親になってみてわかったのは、「親だからぜ~んぶ出来る」
「いつも正しい答えに導ける」なんてことはありえないってこと。


一生懸命その時々やるんだけども、当然できること、できないことがあり、
間違うこともいっぱいあるんだなって分かりました(笑)




だから「こうでなきゃ」「これが一番だから」「これが正しいはず」にとらわれすぎると、親も無理をしすぎて苦しくなり、結局子供にやつあたり・・・なんて迷宮に入っちゃうことに。




今では肩の力が抜けすぎて「大丈夫か、このテキトウさ・・・!」という私。
ですが、実は子供が産まれたとき「親になったんだから、子供にとって最高の方法で育てなきゃ」と気合が入りすぎて、プチ欝っぽくなってたことがあったんですよ~(*^・ェ・)ノ



■いくら正しくても、自分を苦しめちゃダメ。布オムツの日々。



私が子供を出産したのは24歳のとき。はじめての子育てで気合が入りすぎ&若かったからというのもあるのかもしれないけど、ホント真面目すぎて自分を苦しめてました(笑)


息子には、布オムツを使っていました。
化学繊維より布で育てたほうが肌に優しいし、体にも良い。感覚や情緒も発達するということで。実際、布オムツは、ふんわりしていてスレないし、おススメです。・・・なんですけど、私の場合は「全部布オムツで!!」て頑張りすぎたのがアダになりました。



洗濯物は毎日どっさり。
夜寝ていてもオムツがぬれれば冷たいので、赤ちゃんが頻繁に起きて、不眠。本当に自分も家族も疲れ果てました。



途中からはこだわりすぎないように切り替えることに。
昼間は適度に布オムツ・夜は紙オムツでぐっすり寝てもらって・外出するときは荷物が軽くて処理も簡単な紙オムツに。


それでたちまち育児がラクになって、
ストレスが減り、家族に余裕が。

「こんなことなら早くそうしておけばよかったね」と夫と笑い合ったことでした(笑)


■そして、母乳事件


赤ちゃんにあげる母乳も色んな考え方やスタイルがあります。

ミルクの方もいれば、母乳の方もいて、人それぞれです。



私の場合は育児本や周りの人のアドバイスを聞いて、最初は「完全母乳で、子供が自然にやめる2歳~くらいまではやらないと」と思っていました。



ただ、産後1年ほど体調を悪くしていた私は、母乳を飲ませていると体に倦怠感があり、めちゃめちゃしんどかったんです。夜も赤ちゃんが母乳を求めてすぐにおきてしまって、不眠でフ~ラフラ。そんなわけで、すっかり体も心もギスギスしていました。



赤ちゃんはかわいいのに、育児を楽しめる状態ではなくて、涙が出る。

なんてダメな母親なんだろう・・・って自分を責めて辛い日々でした。

■そんな時、カリスマ自然派ママがくれたひとことは・・・



そんな時、自然派料理や育児などで有名なカリスマな先輩ママに相談したんです。彼女が言ってくれたコトバは、「何を与えるかよりも、お母さんが笑顔でいることが一番子供にとって良いことだよ。頑張りすぎないで、自分が笑える余裕を持ってみたら?」でした。

私は考えました
「私が笑顔でいられる状態って、どんなだろう・・・?」



そう考えた結果、子供が1歳を過ぎた時、「体力の限界だから母乳はやめよう」と素直に思えるようになりました。やめた後、子供はたくさんご飯を食べるようになり、元気に育ってゆきました。

私はうそのように体がラクになって活動的になり、心にも余裕が出て明るく育児ができるようになっていきました。

■仕事復帰も、自分のペースで選びましょ。


私、最初は「子供が3歳になるまではママが見てあげたほうがいいよね」と憧れのママたちを見て思っていたんです。


1歳すぎまで家庭で子供をみていて、なんかウズウズ・・・
「ああ、私は思っていたより主婦に向いてないんだなあ・・・Σ(・ω・ノ)ノ仕事をしたくてたまらないんだ(*'-'*)」という事実に気付きました。


そして2歳頃から子供を保育園に入れて、起業した店を起動にのせて・・・というスタイルに。
今の時代でも、周りの人やおばあちゃんたちには「子供は3歳まで見てあげないとかわいそう」といわれることはよくあると思います。


ですが、その人その人の性質に合った子育てをすることの方が大事。だから、自分の指標で決めたほうがいい。ママも充実しながらイキイキしていられるように。それが廻り巡ってママと子供の幸せに結びつくように。一人一人違う、自分なりの答えを出していけたらいいんじゃないかな?って思います。

■子育ては「こうじゃないと」のとらわれをはずすオンジョブトレーニング。



色々とお話してきましたが、子育てしていると、自分でもびっくりするくらいコダワリや「こうじゃないと」が出てくるもの。

・食べ物はオーガニックじゃないと・・・
・いやいやそれより効率をとらないと・・・

・早期教育や受験をしないと・・・

・いやいや自然育児をしないと・・・

・しつけはこうじゃないと・・・

・いやいやしつけより受容しないと・・

そんな感じで。



私は、子育てにはどこにも明確な「正しいこたえ」はないと思うんです。

なぜなら、どこの視点から見るか?で全く物事は変わってくるから。



ですが、親でいる以上、責任を持って子供のためにリサーチを行うことや深く考察することも必要。
だけど、瞬時に選択・決断していかないといけないことが連続して起こります。
病気の時には、命に関わる選択まであるんです。


これって、究極のオンジョブトレーニングだと思うんですよね。
親力上がると上司力も上がるかも・・・

■決断するとき、自分に問う2つの質問



決断するとき、どうするか?私は自分にこんな質問をしてみます。
どういう状態が自分や家族にとってしっくりくる?
■どうするのが一番、自分も周りも幸せになれると思う?

そうやって決めたことは行動する。
かといって執着しすぎないこと。
時と場合によって変化させていくこと。
一生懸命出した答えが間違っていても責めず。
「OK~そのときの自分が最善で選んだことだからね」って優しく受け止め、切り替えられること。
これを大事にしています。



昔の私みたいにストイックになりすぎないようにしながら、
幸せの方向にハンドルを向けて進んでくださいね.。゚+.(・∀・)゚+.゚

■子育てで親が伸ばされる3つのこと

子育てを通して、私達は、
「今ここで最善を選んでいく力」を鍛えられ、

「色んな方向から見られる視野」の幅をふやし、

「しかも、執着しすぎない力」まで伸ばされる。



大変なこともいっぱいあるけど、親にとっても人間力を鍛えられる大事なチャンス。
私は全然立派なママじゃないけれど、子育てを面白がれているのは良かったなって思います。
時には迷いながら、泣きながら。肩の力を抜きながら。笑いながら。
自然体で一緒に楽しんでいきましょう~^^

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