方丈にて徒然なるままにコードギアス　反逆のルルーシュ　Ｒ２　ＴＵＲN２０

コードギアス　反逆のルルーシュ　Ｒ２　ＴＵＲN２０

「一気にちゃぶ台をひっくり返してきた」と言う感じですね。

ＤＶＤ１巻に第１話しか収録されていない事と、９月２８日（日）まで放送すると考えると、おそらく全２５話になると思いますが（この回を含めた８巻（２０、２１、２２話）、９巻（２３、２４、２５話）と、収録の区切り方もちょうど良い事ですし）。

１期全２５話が「序」、２期１～１９話が「破」、２０～２５話が「急」という、三段で構成された番組という気がして来ました。

「この物語の世界は、実はマリアンヌのギアスで創り出された世界なのではないか？」
「そしてマリアンヌは、籠の中の鳥を見るようにルルーシュ達を見ているのではないか？」
「Ｃ．Ｃ．が時々何もない宙に語りかけるのは、“籠の外”のマリアンヌとコンタクトをとっているのではないか？」

想定した案の一つとして、漠然とそんなイメージも持っていたのですが……。

「アーニャは、マリアンヌが“籠の中”に入るための装置」みたいな感じで。

しかしこれだと、いわゆる「夢オチ」になってしまい兼ねず、今さら興醒めな気がしますしね（苦笑）。

それでは、死んだはずのマリアンヌの人格が、アーニャの中に存在するのは何故なんでしょうね。

マリアンヌのギアス能力が原因なのは間違いないところでしょうが、彼女は一体どんな能力を持っていたのでしょうか。

自分（マリアンヌ）の脳内情報（思考回路や記憶）を、他者（アーニャ）に押し付けて二重人格にする？
しかし、それだと“自分の記憶と思考を持った別人”を作るだけに過ぎませんよね。
それでは、“自分のスペア”にすら、なりませんし。

自分の死をキーとして、自分の脳内情報（言い換えるなら魂のようなモノ）を、あらかじめ準備していた他者に送り込む？
……それでは無限転生者、アカシャの蛇ですね。
違う作品ですね、アカシャ繋がりではありますけど（笑）。

マリアンヌのギアスの正体は、まだ良く分かりませんが、今回の話で何となくマリアンヌとシュナイゼルが、「マリアンヌ皇妃殺害事件」の共犯者のような気がして来ました。

そう仮定すると、シュナイゼルの立ち位置が、かなり違う所になって来ます。

“共同主犯”だと、シュナイゼルは、元々ギアスについての情報を持っていたという可能性。

“従犯”だと、ただマリアンヌに利用されているだけで、重要な情報は何も知らないという可能性。

ただ、スザクに皇帝暗殺を持ちかけられて、躊躇なく同調したところなどを見ると、シュナイゼルがマリアンヌを襲撃させた人物のような気がして来ます。

情報量が多すぎて、情報爆発を起こしそうです。

従って、とりあえず今回は、この辺りで書くのをストップ。