きんかんの甘露煮
姉から新鮮な金柑をたくさんもらったので、甘露煮を作りました。
金柑に包丁で切り目を六つほど入れて、まずは火を通します。
あまり茹ですぎると種が取り出しにくくなるので、若干固めに茹でます。
指でぷにゅっと押して、中に潜んでいる種を出します。ひとつの金柑に小さい種がいくつも入っているので、これはすごく面倒な作業ですが、ここは根気強く丁寧に。
全ての金柑の種を取ったら、あとは金柑の半量の砂糖と水でコトコト煮込むだけ。
だんだんと蜜がとろーんとしてきます。
ほどほどに汁気が飛んで、とろっと煮詰まったら出来上がり。
金柑が温かいうちに、煮沸消毒したビンに入れましょう。
鮮やかな黄色が、うつくしい。
そのまま食べてもよし、お湯に入れて金柑を潰しながらホットドリンクにしてもよし、ヨーグルトに入れてもよし。手作りの甘露煮は、優しい甘さで冬の弱った体に元気を分けてくれます。喉にも優しく、風邪の予防にもなるしね。下処理は少し面倒だけど、その分愛着の持てる保存食。おすすめです。