一人駆け込みサロン

2011年8月 5日 (金)

内田樹先生の「ネット上の発言の劣化」に子飼氏の「必読!!! 情報をピックアップする物差しは受信側にある。」当てているのはナンセンス。論点が違うかな。

 以下のTweetに反応。 

“僕は内田さん派ですね。RT @BYRONYUKI: 必読!!! 情報をピックアップする物差しは受信側にある。RT @JETSET_CEO これ子飼さんが完全に論破してたような→ http://bit.ly/qo4gAs RT @tsudahttp://htn.to/bFAjDh 
RT by finalvent from SimplyTweet

 内田先生のブログエントリーのタイトルを受けて、言論の自由と、人が公共でどうあったらよいかという問題提起も含んでいる部分として「根拠を示さない断定や、非論理的な推論や、内輪の隠語の濫用や、呪詛や罵倒は、それ自体に問題があるというより(問題はあるが)、それを差し出す「場」に対する敬意の欠如ゆえに「言論の自由」に対する侵害として退けられなければならないのである。」という言及がある。 
 子飼氏の主張は、「発言の劣化」そのものについてではなく、「言いたい事を言わせる者だけが、言いたい事を言えるのだ」にありそうだ。ここで、論点が噛み合わない。 
 この「言いたい」の部分に、「人が公共でどうあったらよいか」という内田先生の文脈を付け足すと道理が通る。 
 もし、子飼氏の主張する「言いたいこと」が、何を言っても自由であるという考え方の基に成り立っているとすれば、言い方を変えれば、「何を言ってもよい」となるのでは? 
 公共の場では、それでは無秩序になる。例えば、子飼氏の文脈を借りると、「何でも言わせたくない者は、言いたいことを差し控える」となる。これが変だと思わなければ話しにならないが、言論の自由とは違う文脈であると思う。 
 どちらかというと、目には目を、歯に歯をの部類。 
 両ブログを何度か読んで、子飼氏の反論の論点は、内田先生のタイトルの文脈とは違うという結論に達した。 

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2009年9月26日 (土)

鳩山政権下で今起きていること:まとめ

年金制度廃止の密かな提案➠
英国ファイナンシャルタイムズの日本の新政権に対するコメント(示唆)➠
アレ!閣僚と官僚の綱引きじゃなかったの?かっ!➠

閣僚と官僚の綱引きが始まった➠

続く、随時加筆

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2009年7月29日 (水)

書きたいことが書けないと先に進めない件

 2006年から日記というスタイルで料理のブログを始めて足掛け四年がたつ。途中二度引越しをしてここに至って、少し立ち止まって考えてみたいいくつかのことが整理されずに、そのままになっている。整理されていないのでいくつもあるように見えるのかもしれないが、ブログのスタイルとかそういったことではなく、ブログの表面にはあまり出てこないことなのかも。
 毎日更新しても満たされないものがあって、それは何なのかと常に残っているものの存在を感じながら書くという作業は、自分にとってはやはり片手落ちの嫌いがあり、気になる。書きたいことは充分書いているつもりになっているだけなのかも知れない。自覚はないが、内容に不満があるのかもしれない。時々感じることで僅かな数行で自分を表現できる時もあれば、長々と書いても書いても言い切れない感が残る時もある。その後者の方かな、気持ちを言うなら。
 これだけ書いてもまだ書き足りないのか、ということではないな。これは上手く言えない。言い換えると、試行錯誤というのはある到達点があって、そこに辿り着くまでの事を言うのでしょうから、私の今の場合は、もうそれは解決している。というか、悩んでもいない。
 書く能力がないなとつくづく思う。

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2009年5月21日 (木)

極東ブログ「正しいマスクの使い方: 咳やくしゃみの人にそれを譲ってあげること」

読了(参照☛)。

控えめな書き出しの割りに(いつもそうだけど)、今回の新型インフルに対処すべく、マスクを一例に掲げてきっちりまとスリムにまとめてあると思う。ありがたいです。「正しい使い方」が如何に社会的に優しい心遣いかという事に心地良さを感じる。今の日本の馬鹿騒ぎに見られるぎすぎすした空気は、日本の排除的な考え方の象徴のように思う。
 ここまで書いて、それでいて科学的に確かな事は少ないのだということなので、警戒はしたらいいけど過敏になるよりも、誰だっていつだってどんな病気にも掛かり得るのだという覚悟のようなもの、必要ですね。現代人にないのは経験的な意味での免疫かな。

明日、少し触れておこうかな。

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