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ご無沙汰してます 長男君2歳

「生活が大変な時にブログ書く」が動機でしたが、

2人目は色々手抜きを覚えたせいか、

そもそも手のかからない子のせいか、

めーっちゃお気楽に暮らしています。

 

で、はや1年。

早すぎる。

もう2歳だっつの。

 

長男君の成長具合はこんな感じ:

すごく素直。イヤイヤ期どこいった。「絵本は5冊ね」というときちんと5冊だけ選ぶので、ねえねは寝付くまで10冊でも20冊でも読んでいたとは言えない、、。ゴメンむすこよ。ねえねは今でも寝つきが悪く、最近は一緒に筋トレして、辻仁成さんのブログを読んでから寝てます。

病気しない。1歳までだったな、保育園の呼び出しに怯えてたのは。

普通の男の子っぽい趣味。トミカを常に握っている。

普通の身長体重。筋肉質で運動が得意そう。力が強いので親はあざが絶えません。。

食に興味がなく、基本的に完食しない。珍しいものも食べない。長女ちゃんはグルメでレストランに行くと黙々と食べてくれたのでありがたかったですが、あれは普通ではなかったんですね。

長女ちゃんは講演会や美術館などに連れて行っても大人しくしていたけど、長男は全然だめです。ママ友に「普通の子の世界にようこそ」と言われました。

 

下がり眉でいつもニコニコしてるので、どこに行っても好かれます。

鋭い目つきと他人を寄せ付けないオーラ を放っていた長女ちゃんとは180度違う。人と打ち解けやすい人って生まれつきそうなんだなとしみじみ思いました。

 

というわけで、特に面白い話もないですが、久々に生存報告でした。

TAR/ター 今年最高の映画

指揮者が主人公ということで、絶対見る!!!と思っていた本作。

神経に来る描写とか、映像のセンスとか、凝ったコンセプチュアルな構成とか全部が好みの映画だった。

ただ、本当に日本では人気ないみたいで、アメリカでは話題になっていたようだが、うちの近くでは上映している館数が少ないうえに早々に上映回数も絞られてきており、深夜早朝などに追いやられるのも時間の問題。早く見に行けてよかった。

 

主人公のリディア・ターはめちゃくちゃ業績を残している女性指揮者で、ベルリンフィルの常任指揮者をしながらジュリアードで客員教授をやり、私生活では妻のシャノンと娘のペトラ、指揮者志望のかわいい助手のフランチェスカもいて、部屋ごとにモダンアートが飾られたおしゃれな家に住み、テスラに乗っている。

ところが、昔の生徒なのか元カノなのか、クリスタという女性指揮者がリディアからパワハラを受けたことを苦に自殺してしまう。ここからリディアの人生は均衡を崩していく。

 

この映画が日本で受けていない理由として、リディアのような人物って大なり小なりいると思うんだけど、実際に身の回りにいないとなかなかリアリティがわかない点にあると思う。

「女性でこの座にのしあがったのに政治力なさすぎ」「人物にリアリティがない」といったレビューをよく見たのだけど、いやいや実際いるし近くにいなくとも政治家にもめっちゃいるやん。(この使い方で合っているのかわからないが、)いわゆる「名誉男性」的にふるまい、むしろ女性の被差別的な文脈から自分を切り離して成功しているのは、女性にとって一つのキャリア形成の現実だと思う。

そして、パワハラやセクハラが取りざたされる中で、男性よりも差別する側の目にさらされにくい女性のほうが、リディアのように崩壊する可能性が高いとすらいえる。

まだまだ日本では「SHE SAID」みたいな女性側が告発する映画の段階で、「TAR」はちょっと先を行き過ぎているのだろう。

 

本人が女性なのはもちろんのこと、妻がいたり、子供が養女なのか有色人種ぽかったりする、とても現代的な人物に見えるんだが、内実は男社会の中でのし上がっていく過程で、完全に悪い意味でのマッチョ男性みたいな頭になっているというのがポイント。彼女の行動は、周りの男性の古くて悪い部分のコピーなんじゃなかろうか。

 

細かいんだけど、それはこんなところに現れていると思う:

・ナイーブな学生を論破。ちなみに、私はこの時点ではリディアに共感すら覚えており、学生が怒って出ていくのがよくわからなかった。けっこう丁寧にひも解いていたと思うんだけど、学生の方が頑なすぎん?この部分は、作品よりも作者のポリコレを重視するキャンセルカルチャーのゆがみを描いているのだと思うが、せっかくジュリアードの学生という設定なのだから、双方に理があるように描いてほしかった。学生がただのアホにみえる。

・自分を慕って指揮を教えてくれとすがる同僚っぽい人を軽くいなす。自分のやり方を真似されるのが嫌みたいだ。これは私見だが、女性っぽい女性は人にノウハウを共有するのが好きな気がする。そもそもちょっと教えたくらいでコピーできるくらいならそれまでの才能なんだと思うんだけど、この異常に真似されたくないの、なんなんだろう?

・尊敬する先生には全力で向き合う。この先生は3度出演するのだが、2度目ではリディアの「セクハラとかパワハラってどう思うか?」という質問に、「ものすごく重要な問題。告発されたら終わりだ」と言われ、リディアが衝撃を受けていた。そうそう、今どきの男性ってセクハラ・パワハラがめちゃくちゃ怖いのだ。リディアにとっては、女性はむしろずっと告発する側だったら、驚いたんだと思う。3度目はこの先生にそっぽ向かれるシーン。けっこうきつかった。

・娘のペトラをいじめる同級生に「私はペトラのパパ。次にいじめたらあなたをつぶす」という言う。敢えてパパというところ、子供にも容赦ないところ!ペトラが意外と喜んでいたのが地味に面白かった。ペトラはお人形で指揮者遊びをしていたが、指揮棒を「鉛筆」といい、「全員に鉛筆を渡す」と言っていたのに、リディアが「全員には無理だ」と断言する。そう、指揮者ってたくさんはいらないのよね。選ばれた一握りの人の仕事。また、ペトラは、いつも近くにいるわけじゃないけど力強くて刺激的なリディアが大好きで、これも父子っぽいなぁと思った。

・若くてかわいくて才能のあるチェリストのオルガを発見し、入団もしていないのに優遇。団員や妻、妻の姉であるチェリストに反発される。リディアはしばらくオルガを身の回りに置くが、オルガはリディアを何とも思っていない。浅く見ると若い美人をひいきにしたキモイおじさんなのだが、音楽が絡んでいるのがミソで、オルガは本物のチェリストであるし、本当に演奏が素晴らしいのだ。映画には出てこないが、妻シャノンの姉よりも演奏が魅力的という設定だろう。指揮者としては、このチェロ協奏曲をぜひやりたいと純粋に思った。だが、残念ながら下心もある。ケイト・ブランシェットが完全に「下心のあるキモイおじさん」を再現しており、舌を巻いた…。

・子供をかわいがって寝かしつけしたりもするけれど、リディアは仕事用にマンションを持っており(妻はそれを嫌がっている描写がある、)家のことは参加する程度。作曲は静かで広い自宅でやった方がいいのに、わざわざ騒音のするマンションに通う。家族と仕事はきっぱり分けたいのだ。

さらに細かいんだが寝かしつけでなかなか寝ない娘にイラっとする描写があって、「たまにしかしないのに面倒なのか 笑」と思ってしまった。

・フランチェスカが蒸発したことにキレて、荒い運転をするリディアと、車から降ろせと怒る妻シャノン。このシーン、男女バージョンで何回目?

・で、さらに細かいんだが、(またかい)この趣味のいい家、おそらく妻シャノンがインテリアを考えた、まさに「シャロンの城」という設定であり、別れたとたんリディアは追い出されてしまう。そもそも、リディアが好きなのは「セクハラで告発されたオペラ歌手的インテリア」なのだ。

 

姑かというほど細かく見てしまった。

この製作者の解像度は異常で、「男性性の良くないところを持った権力者女性2023」を完全に描き切っている。ちなみに劇中でも触れられている女性指揮者のマリン・オルソップは、この映画に不快感を示している:

「女性として、指揮者として、そしてレズビアンとして、この映画に不快感を覚えました。リディアを虐待者に仕立て上げるなんて、私にとっては心が痛むことでした。すべての女性、すべてのフェミニストは、そのような描写に悩まされるべきだと思います。この映画には、実際に虐待をしている多くの男性が登場しているはずなのに、代わりにその役回りを女性に据えて、男性的属性をすべて与えている。それは反女性的な感じがするのです」

それはその通りだ。

とはいえ、今後は女性が加害者になる可能性だってあるということなのだと思う。

 

***

 

ただ、これは単なる没落ストーリーではない。ここで終わりではないのだ。

権力から滑り落ちたリディアは、貧しかった少女時代の家に戻る。バーンスタインが指揮について、音楽について語っているビデオを見返して、やはり音楽は素晴らしく、好きなのだということに回帰する。

また、このような特権的な仕事に就く人が豊かな家の出自であることが多いのに対し、リディアは貧しい中から自分の力で掴んでいったのだということもわかり、途端に人物に厚みが出てくるんである。

 

で、で、さらにさらに、指揮の仕事で東南アジアに行き、女の子を選べる売春宿みたいなところに連れていかれ、それがオーケストラピットにそっくり。こちらを見ている5番の女の子は、ちょうどチェロが座っている、向かって中央右側。顔もオルガに何となく似ている。ちょっとわかりやすく作りこみすぎじゃあありませんかという勢いだ。リディアは自分がしてきたことを客観的に見ることになり、愕然として嘔吐する。

この純粋さである。全くもって悪気なく、音楽が好きで、女性が好きでここまでやってきただけと思っていたのだろう。

 

そこからリディアは再起し、意欲のある若いアジア人たちに音楽を教え、最後にまた指揮を振るシーンで終わる。

でもこのオーケストラ、曲はマーラーなんかじゃなく、ゲームの曲。演奏会もファンミーティングのようなところで行われるのだ。観客はゲームのオタクで、みんなコスプレして嬉々として座っている。以前のリディアの指揮シーンのように、ぽつぽつ入ってくる白人男性・女性観客たちと、圧倒的メインのリディアという構図ではなく、めちゃくちゃ楽しみに満席で座っている観客と、逆光でほぼ見えないリディアという構図に代わっている。

リディアは今までのように時間を、オケを、果ては観客を支配することなく、観客がむしろ主役で、音楽を観客に純粋に楽しまれるものとして立ち上げるのだった。雑音が嫌いなリディアがうるさいアジアの市場でスコアを分析し、会場でも雑音がずっとしているところも、音を支配することができない、むしろしなくても音楽はできる、というリディアの変化を表している。

 

だからこそ、映画の冒頭にスタッフクレジットが、しかも後ろから流れ(つまりエンドクレジットの最後の方に流れる人たちが映画の冒頭に流れる、ということ)、本編終わってからやっとケイトブランシェットや監督の名前が出てくる。権力の三角形が逆になっている、というコンセプトを映画の構成でも表している。

こういう謎解きっぽいものは私は好きだけど、ここは若干やりすぎと思った、、。わかんなかった人は置いていかれる映画というのは、それこそ観客の受け取り方がメインである映画にとって本末転倒だ。また、権力の三角形は逆になる必要がないと思う。いくらスタッフや観客が大事だからと言って、私にとっては、何かを見るときは監督や指揮者で選ぶ。アートに関しては、それが作品のすべてだと思っているからだ。

違う見方をすると、「転覆」である。キャンセルカルチャーにより、見る側の力があまりにも強くなり、逆転してしまう。こちらは映画のメインテーマとは思わなかったので(というか、ほかの部分で感動したので優先順位は下がった、)個人的には違うかなと思った。

 

もう一つのイケていない部分は、転落以降のリディアの再起がダイジェスト版のようにあっさり描かれるところだ。冒頭のゆっくりしたスピードからすると最後らへんは走馬灯のようであり、ここが一番いいところなのにもったいないように感じた。走馬灯みたいなタイムスパンだから1シーン1シーンが必要以上にわかりやすく作りこまれ、それがあっけない感じもしてしまっている。

 

いろいろ書いたが、今のところ今年ナンバーワン映画だった。

最後に、この長大な映画を見る自由時間をたっぷりくれた夫氏に感謝。

【祝】そつにゅう【卒乳】

息子君、1歳になったらもう卒乳かな~と思っていたが、夫氏に見てもらっている夜間はどうしてもミルクを飲みたがるとのこと。まぁ急がなくてもいいか、欲しがるだけ飲ませようということで様子見していた。

ところが、都合のいいことに、いよいよ缶のミルクがなくなろうという頃になると朝までミルクを飲まずに過ごせる日が増えてきたのである。ミルクの残量まで勘案するなんて、なんと親孝行な…(涙)

1歳1か月の朝、無事最後のミルクをごきゅっと飲んで、笑顔で朝ご飯をねだった息子君なのであった。天使。(※親の目はいろんなホルモンで濁っています)

 

ご飯は離乳食っぽいものが好きだったのに、1歳を過ぎると大人っぽいものや硬いパン、赤ちゃん用の調味料などもいけるように。フランスパンの硬い耳も、ちびりちびりとなめてはかじって完食する。ていねいにだしを取った鍋があれば、つゆにご飯を浸しながらいくらでも食べてしまう。

なーんだ、結局娘ちゃんと同じ、グルメキッズになりそうである。

 

そんなこんなで、無事卒乳し、離乳食もふつうのご飯に移行して行っている。いきなり赤ちゃんじゃなくなったようで、寂しいが嬉しい。

 

欲しいものやしたいことを自分でアピールすることができるようになり、少し意思疎通ができてきたので、だいぶ子に親しみが持てるようになってきた。赤ちゃんはかわいいんだけど、何を考えているか分からず、ヒトというよりはペットっぽいと思う。私個人的には、ヒトにならないと親しみを持てず、なぜか夢に出てきたりもしない。

自分にとっては、相手と考えをキャッチボールするということが重要なようだ。

これは上の子が今や立派な話し相手に成長しているから分かっていることで、ただただ大きくなるのが楽しみなんである。

日焼け止めでメイクする

妊娠で肌荒れしたのを機に、またファンデーションをつけなくなったので、基本は日焼け止めのみになって丸2年。

最近は日焼け止めも高機能になってきているので、日焼け止めだけでベースメイクできるようになってしまった。

 

ベース:ATHLETIA

トーンアップ日焼け止め。ここのスキンケアは香りがよくてパッケージが好きなので気に入っている。全顔に塗る日焼け止めは香りがよくて気分が上がるやつを探している。これは表面がさらっと仕上がるので粉は不要。

ただ、塗りすぎると白浮きするので、次は別のを買ってみたいかも。

 

コンシーラー:NOV

スティックタイプの日焼け止めが欲しくて、高評価だったこれを試してみたのだけど、びっくりするほど厚塗り感が出てしばらくお蔵入りにしていた。ある日「コンシーラー塗る部分だけに薄く塗るといいかも?」と気づいてからは、ほぼ毎日使っている。塗る箇所は目の下の三角ゾーンのみ。

 

チーク:ALLIE

チーク塗るところって日焼けもしやすいよねー、ということに気づいたアリーさんすばらしい。チーク塗ったら日焼け止め剝げてるんじゃ?という心配がなくなった。色はほんのり。ちょっと物足りないので粉のチークもつける。

 

ハイライト:ADDICTION

アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション SPF 45 PA+++

https://www.addiction-beauty.com/site/g/gMAGC001/#

これもピンクだけどほとんど色はつかなくて、艶だけ出る。4400円で12グラムってたっけぇ!と思ってたけど、クッションタイプなので日焼け止めを塗りなおすのがめちゃくちゃ楽になったのと、日焼け止めとは思えないきれいな艶で結果お気に入りに。全顔これだと私にはくどい印象で、Cゾーンと顎先のみ。

今はもう売り切れだが、入荷したらアプリコットも試してみたい。

実はアリーにもハイライトはあるんだが、ハイライトというよりは白浮きでは…?と思った。これもお蔵入りで、手足に塗ったりしている。

 

まとめ

日焼け止めで個人的に気にしているところは白浮き。自分ではあまり分からないんだけど、たまに日焼け止めが悪目立ちしている人を見るので、それ以来気にするようになった。絶対自分も白浮きしてそう…!自然光の下が最も白浮きする気がする。UVに反応して白く見えるんだろうか?

 

いろいろ試してダメだったやつは手足につけて活用している。

今年は日焼け止め実験元年なのだ。

育児アプリ辞めました

生まれた日から1年間、毎日毎日うんちやミルクのたびに記入し続けた育児アプリ。うちはこれ使ってた

play.google.com

夫と同時に記入できるので、前の担当者がいつミルクあげたか、今日は睡眠時間が足りてるかなどが分かるので重宝していた。

赤ちゃんは睡眠や食事のリズムはどんどん変わっていくので、先週に比べるとどれだけ成長したか分かるのもありがたい。

 

だが、1歳にもなると、あまりリズムは変わらなくなってくる。ミルクがなくなってしまえば、基本的には大人と同じリズムで食べ、早寝するだけなので、いよいよいらなくなるだろう。

夫氏はもうずいぶん前から見てないな、と気づき、もうこのアプリともお別れかな~と思い始めた。

 

というわけで、1歳の誕生日を機に辞めることにした。

個人的には感慨深い出来事なので記録しておく。

 

生まれたころ

黄色いところが睡眠時間。コマ切れ!今思うとこのリズム怖い。新生児の親はえらい。

 

2か月のころ

夜寝たままミルクやおむつを世話できるようになった。

ミルクを飲むのに30分かかっていた頃。夜中の3時間おき30分はつらい。今では5分くらいで240mlごきゅっと飲み切る。大きくなったなぁ。

 

3か月

保育園に行き始めた。日中細切れで寝ているけど、保育士さんがずっと抱っこしてくれてた。日中しっかり遊べているからか、生活リズムが整ってきた。

 

生後半年

昼寝がまとまってできるようになった。ミルク量はこの時マックスの1日1リットルくらいになって、これ以上増えることはなかった。

 

8か月

金土で細切れになっているのは、熱痙攣をおこした時。怖かった

 

10か月

昼寝が1回になった。初めて保育園で3時間寝たときは保育士さんと喜び合った。神経質で保育園の物音で起きてしまう子だったが、慣れたみたい。

 

このリズムは、今後数年はこのままだと思う。

娘の場合、4歳でほとんど昼寝しなくなったように思う。睡眠は21-22時から7時までで、そのリズムはその後今までも変わっていない。娘は、保育園の昼寝の時間は苦痛なのに、じっと目を開けたまま静かにしている子だった。

 

それにしても、1歳まで無事に育ってくれてありがとう!

自分たちやシッターさん、保育士さんも頑張った。

最近の推し活

元々クラシック好きだったことから始まり、コロナ禍での第18回ショパンコンクールにドはまりした結果、ショパコンファイナリストの演奏会巡りが止まらなかった2022年。今年も月イチで演奏会に行ってしまう。何もやる気が起きないとか言っといて、音楽だけはちゃっかり聴いている。

思えば初めての推し活である。推しているのはショパン。残念ながら200年近く前に死んでいる…。

 

今まで行った人:

 

ブルース・リウ

ショパコン後にずっとやっているドン・ジョバンニの変奏曲と、ラモーを演奏するタイプのソロ演奏会に行った。あっさりしててヒロイック。英ポロとか合いそう。今度はショパン協奏曲1番を聞きに行く!

 

アレクサンダー・ガジェブ

葬送を聞きに行ったけど当日変更された…。ショックすぎて何を弾いたか覚えてない。詩を朗読していて、独特の雰囲気のある人だった。音がとんでもなくきれい。ペダルを細かく踏み分けているのが特徴的だった。ガジェブさんは体調を壊し、休みに入られて今も復活していないらしい。心配だ。

 

反田恭平

国内での演奏会回数がえぐい。でもチケットが取れない。聞いたのはショパコン1年前くらいの時のソロコンと、ショパコン直後のオールショパンプログラム。泣いた…。ねちっこいのにクリアな音で、日本人の泣きどころに合う何かを感じる。今度は主催しているJNOも聞いてみようかな。

 

マルティン・ガルシア・ガルシア

これもショパコン直後のオールショパンだったような…。本当に歌いながら弾いてる!すごい癖が強い!意味は分からなかったけれど、アンコール曲を口頭で説明してくれた。天真爛漫な雰囲気に、一気にファンになってしまった。ショパコンファイナリストの中では一番好き。今度はショパン協奏曲2番を聞きに行く!

 

小林愛実

これもショパコン後のオールショパンと、あとはショパン協奏曲1番を聞いた。コンクールでは前奏曲を全部弾いたのが印象的だったけど、小品を全部弾き分けて全体として一つの作品にするのがすごい。協奏曲は1列目で聞いたが、音が小さい…。後列の友人は全く聞こえなかったと。出産前後で休みなく活動しているのが、小市民ながら共感しかない。ちょうど私が第1子を生んだ年齢と同じ。無事に出産されますように。

 

ファイナリスト以外だと、角野隼斗と牛田智大、ピョートル・アレクセイヴィチも聞いた。角野さんはショパンの二次創作者という感じで面白かった。牛田さん、ラフ2だったけど、結構好き。エモい。また聞きに行く。ピョートルさん、音が大きくてお腹に来る。今度は協奏曲を聞きに行きたい。

 

もちろんヤコブさんやレオノラさんも聞きたかったけど、コロナでコンクール直後のショパコンプログラムはけっこう中止になったし、今後もう他のファイナリストは日本に来ないだろうな~。

というわけで、気持ちは既に次のショパコン。今度こそ真藤みゆさんにファイナル出てほしい…!亀井聖也さんや牛田智大さんも気になる。ドクター沢田(研修医さんなのだ!)はまたショパコンに挑戦してくれるのだろうか…。

ショパン プリンス・オブ・ザ・ロマンティックス

息子くん、おなかピーで初めての激やせ

4日前からお腹を壊して、ずっと下痢気味だった息子くん。

ただ、それ以外に症状がなく食欲もあって元気なので、病院に行っても整腸剤しか処方されない。水もたくさん飲むけど、次々に出てしまう。下痢は3日間続き、気づけば初めての激やせをした。

 

赤ちゃんはあっという間に痩せちゃうので、今まで埋もれていた首がスッと出て来て、どことなくオシャレな雰囲気になったのだった。

今朝は下痢が収まったので、たくさん食べたものは一晩で全て身になったらしく、朝起きるともう元のぷくぷく赤ちゃんに戻っていた。幻のイケメン期は、一瞬で過ぎ去ったのだったー。ホッとしたと同時に、小学生になったらこんな外見なのかな、と思った。子どもはどんどん外見が変わっていくので、それも楽しみ。

 

娘ちゃんは、明日から学校が始まる。今日もお友だちに誘われていたものの、しっかり者なので「明日の準備がある」とかでお断りを入れていた。完全に仕事できそうなタイプの人である。(今年度も親バカでお送りします。毎度すみません。)

新しいクラスはどんな感じなんだろう。今年も平和に過ぎますように!

 

娘ちゃんおすすめの本

こども手に職図鑑: AIに取って代わられない仕事100 一生モノの職業が一目でわかるマップ付

将来何になりたいかよく聞かれるが、何の仕事があるか分からないというので図書館で借りた。けっこうどっしりした本なので、今度買おうと思う。

実際にその仕事をしている人にヒアリングして書いてあるので詳しいのだが、年収に関しては個人差が大きいし割と適当だと思う。夫と私の年収で言うと、半分あってて半分間違っている。

とはいえどんな仕事があって、どんな生活になりそうかという知見を広げる意味では良さそう。他にもこれ系の本が色々あったので、しばらくは職業研究をするらしい。