ストロベリーナイト~第4話は「過ぎた正義」
竹内結子主演のストロベリーナイトは第4話の「過ぎた正義」もなかなかでしたね~。
法で裁けない犯人たちを力で裁こうとする元刑事
ありがちなテーマですが、その見せ方がうまかった
。
刑務所の塀の前をうろつく姫川。菊田の言葉から推測するに、ヒマさえあればそこに通っているらしい。
面会を申し込んでも受刑者である倉田英樹には会えない姫川だが、本当に逢いたいのはむしろ、その父親=倉田修二(杉本哲太)のほうらしい。
ちょうどノリこと葉山則之(小出恵介)が姫川の下に配属されてきた3ヶ月前、姫川は國奥から「事件のヒント」を貰いました。
過去に殺人を犯しておきながら、少年法や心神喪失などを理由にごく軽い刑で出所した男が既に3人も殺されている。なんとも都合のよい天罰ではないか?
最初は相手にしなかった姫川ですが、別のヤマで逮捕した少年たちが「少年法」を盾に開き直る様子を見て、國奥の推理にも根拠がないわけでもないと思い返します
。
もちろんこれは姫川の「感触」でしかないため、表立った調査は出来ません。これまでのスタッフはともかく、新しく来たノリは、在庁の時ぐらい昇任試験の勉強をしたいと命令拒否。
身体を張った現場に「守られるべき立場の女性」がいることに不満を漏らすノリに、菊田はこうアドバイスします
。
主任が女であることを忘れてみろ
本来ならエリート路線を行くはずだったノリが大学進学を諦めてまで警察官になったのは
「正義を貫くため」
なのだそう。どうやら学生時代に女性が刺殺された現場を目撃してしまったようなのですが?
調査を進めるにつれて浮かび上がったのが倉田修二という元警察官でした。殺された3人の男性を逮捕したのがこの倉田だったのだそうです。
データベースにアクセスしても倉田の情報は得られません。息子が殺人を犯し、その責任を取って既に警察を辞めていたのです。
「あいつには関わるな」
今泉警部のみならず、倉田とよく知っているらしいガンテツでさえ、彼を非難しています。アイツはまともじゃない。(って、あなたに言われたかないですけど
)
さらに調査を進めると、倉田の妻は、息子が殺した相手の女性の家族に刺し殺されたことが判明します。
過ぎた正義
姫川の推理がそう告げます。正義を犯した息子をその手で裁くため、自分をのっぴきならない状況に追い込むため、倉田は息子と同様に法の目を逃れた男たちを断罪したのではないだろうか?そして、次のターゲットは、その息子本人なのではないか?
これが現実では実に恐ろしい話ですが、ドラマとしてはなかなか面白いですね~
。
息子さんは、必ず私が守ります。それが私の正義です
。
倉田はおまえと同じ目をしているとガンテツに指摘された姫川~(実際に)「やる」のと「思う」とでは天と地ほどの違いがあるということを、ガンテツに見せてやんなさいっ!!
ストロベリーナイトは来週も続きが楽しみでございまする。
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面白くなってきました
こんさん、こんにちは~
ストロベリーナイト、なかなか面白いですね。
スペシャル版や第1回目がけっこう猟奇的な感じだったんで、ちょっと心配だったんですが、2話以降はいい感じですね。
だけど、ガンテツがちょっと無理なんですよね。。。俳優さんがあんまり好きじゃないのもあるんですが、あの年齢であんなにケンカが強いのって??無理じゃないか。逆にやられそうな気がするぞ...
できれば、姫川さんももう少し犯人に対してクールな感じだとな~と思ったり
でも来週どうなるのか、楽しみです~