ストロベリーナイト~第2話 右では殴らない(前半)
竹内結子主演のストロベリーナイトは第2話もますます面白かったですね~。その副題「右では殴らない」~現時点ではさっぱり見当がつきませんが、ここに何か大きな意味が隠されているのでしょうか?
劇症肝炎を死因とする3人の遺体~この1つを前に監察医の國奥(くにおく)がこう語ったことから彼らは突如「殺人事件」の被害者となりました。
これらの遺体全てから新種の「違法薬物」が検出されている!
被害者全員が覚せい剤を使用した形跡があることから、本来なら覚せい剤取締法違反として片付けられるこのケースを、姫川は
「連続殺人事件」
と確信し、本部に「帳場」を立てるという異例の事態になりました。橋爪警視も大はしゃぎするこの「連続変死事件」のヤマを担当するのは姫川班と三係の島班。この島という主任は、菊田の元上司だったようですね。
ライバルの日下はまたしても他の事件にかかりきり~ガンテツは、暴力団抗争の「しょぼいヤマ」を張らされたそうで、今回のヤマもうちが取れる!~意気込む姫川でしたが・・・?
被害者が口にした覚せい剤は「ゼブラ」(シマウマ)という白黒のカプセル。國奥の見解では、これはテロ~不特定多数の人間に毒入薬物をばらまいた~に違いない。
テロの目的および毒物も特定されぬまま、捜査が進められようとしていたこの時、あのガンテツが思わぬところでこの事件の鍵を見つけていました。
白桜会の下っ端構成員が殺された事件で現場検証をしていたところ、この男がゼブラを所持していたのを鑑識が発見したのです!
白桜会とそのライバルである片桐組は、同じ六本木界隈で覚せい剤を売りさばいていたのが、今回の変死事件により、その売上が激減~その上、殺された白桜会の構成員がゼブラを隠し持っていた、とくれば、ガンテツが動き出さないはずがありません。鑑識には鼻薬をきかせてその口を封じ、ひそかに捜査を進めます。
でも~いくら捜査のためとは言え&相手が暴力団とは言え、ああも暴力を振るうのはまさしく「警察権力の横暴」以外の何物でもありませんな。
これ(連続変死事件)は、片桐組が白桜会を陥れるための罠だ!
ガンテツの強引な捜査により、薬物テロがヤクザ同士の抗争に塗り替えられてしまっている一方、姫川もまた協力な手がかりを手に入れています。
被害者は全て、ガチャゲーというオンラインゲームを通してある人物たちとつながっていた。
そのうちの3名は全て女子高生で、いわゆる援○○際(おばさんもこの言葉は使いたくない~んなもん売春や!)だったようなのですが、残った一人はかなりの重要人物だったことが判明します。
下坂勇一郎~現総理大臣の政策ブレーンであり、違法薬物撲滅協会の理事である下坂医師なら、劇症肝炎を引きおこす薬物の入手も可能、覚せい剤の使用を止めない若者達を「テロ」で脅してその使用を止めさせるという「理念」もハッキリしています。
絶対に間違いは許されない~騒ぎ立てる橋爪を抑えて姫川の捜査を認めてくれた今泉警部のおかげで、下坂を任意同行する姫川。
ところが、同時に進められていたらしい捜査の結果、下川の通話(=オンラインゲーム)と見られていたその時期、当の本人は海外に行っていたことが判明します。海外からのアクセスは絶対に不可能だというこのゲームを、ではいったい誰が行っていたのか?
どうやら、下川の娘の高校生=美樹が絡んでいるようです。クレジットカードも持たないとまんまと親を騙しているこの美樹は、かなりしたたかな娘と見ましたが?
これはヤクザ同士の抗争なのか~それとも、父親を憎むあまり、薬を手に入れて、世のだらしない男ドモに復讐しようと考えた高校生の仕業なのか~ストロベリーナイトは来週の謎解きが楽しみでございまするね。
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