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5→9~私に恋したお坊さん~ (第10話 最終回・12/14) 感想

5→9~私に恋したお坊さん~

フジテレビ系・月9『5→9~私に恋したお坊さん~』公式
第10話/最終回『聖なる夜に恋の奇蹟!涙、涙のラストサプライズ』の感想。
なお、原作漫画:相原実貴氏の『5時から9時まで』は未読。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【前回のあらすじ】寺の嫁としてひばり(加賀まりこ)に認めてもらうために仕事を辞めた潤子(石原さとみ)は、高嶺(山下智久)の心配を押し切り無理を重ねる。ある日、潤子は清宮(田中圭)からニューヨークに戻ると告げられる。アーサー(速水もこみち)は清宮の過去を潤子に明かし、2人の間の誤解を解こうとする。一方、天音(志尊淳)は寺の解体計画を進めていた。そんな中、高嶺が突然、潤子に別れを告げる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

最終回だけ見れば、月9お約束のハッピーエンドだが

最終回だけ独立したようなシリーズ全話の構成で、取って付けたようなラブラブなハッピーエンドを持ってくるのは、『月9』の王道と言える。それがすべて悪いと思わない。この度の本作の最終回も前回までが無かったら、月9お約束の大大円のハッピーエンドとして楽しめたと思うが…

前回でフラれた潤子に女性視聴者たちを感情移入させて、ラストに巨大ツリーとスーツ姿のイケメンとのキスシーンをくっつけておしまい。高嶺のファンたちは彼の心情の変化を省略してもお寺にクリスマスツリーの違和感もきっと許容してくれちゃうから問題無し。そんなつくり手の意図が見え見えだった最終回。もちろん、これで感動できる人の方が人生を楽しめるのは解かってる。解かってるの…

前回の唐突&強引な展開を、更に唐突&強引に軌道修正

それに、ひばり(加賀まりこ)の心変わりは後出しジャンケンだし、香織(吉本実憂)の心変わりも唐突で不自然。潤子の同僚やご近所さんが寺に大挙して押し寄せて直談判もかなりやり過ぎ。

そんなことより、前回での高嶺(山下智久)の心の変化がどんな理由だったのか何の説明もないまま、再び好きだから結婚してと言う流れに戻るのは納得し難い。

勝手に理由付けするとしても、高嶺が前回までの寺の嫁候補としての潤子(石原さとみ)が可哀想だからと言うのでは弱いし、香織からの一方的な婚約破棄が理由とするなら香織側が描けてないし。やはり前回の唐突&強引なクライマックスづくりを更に唐突&強引に軌道修正したって感じが否めない…

“俳優・山下智久” が高嶺をきちんと演じちゃうから

結局、潤子については多少難はあるものの、高嶺に一度惹かれてからはずっと高嶺に一途路線でブレていないし、演じる石原さとみさんもその方向で演じている。一方、高嶺の心の変化はそもそもブレ過ぎの上に描写が少ないから、余程好意的に高嶺を見ない限り高嶺への感情移入は難しい。

更に “俳優・山下智久” がその場その時々の高嶺を(演技指導の下で自己解釈をして)きちんと演じてくれるから、演技指導の内容は知らないし脚本からも見えない(のは私の能力不足の問題もある)私には余計に「高嶺、なんで?」がどんどん増えてしまう。

高嶺を誰よりもしっかり丁寧に描くべきだった

本作の表面上の主人公は潤子だが、本来の物語のけん引役は明らかに高嶺だから、その高嶺を誰よりもしっかり丁寧に描くべきだったのに、なぜそれを第1話からやってこなかったのかが最大の疑問点であり本作の勿体ないところだと思う。時間延長してでも、高嶺の心理描写はきちんと映像化した方が良かったと思う。あー、勿体ない。

あとがき

原作があろうが、このベタな展開の最終回が最初から決まっていたなら、どうして第1話から普通の恋バナとして描かなかったのか不思議でなりません。最初から恋愛下手でちょっとおかしな僧侶と最初は彼を好きでない英語講師の恋バナで良かったと思います。話自体は面白かっただけに、ホント勿体ないと思います。

【当blog内の “俳優・山下智久” 最新関連記事 2015/11/04】
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【これまでの感想】
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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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