コスプレ

こすぷれ

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目次 [非表示]

1 概要

2 Pixivでは

3 現実では

4 イベント

5 参加時の注意・禁止事項

6 関連イラスト

7 別名・表記ゆれ

8 関連タグ

8.1 コスプレイベント・会場など

9 他の記事言語

概要

様々な職業、アニメ・ゲームのキャラに扮する事である。コスプレする人をコスプレイヤー、もしくはレイヤーと呼ぶ。

正式名称は「コスチュームプレイ」だが、現代では「コスチュームプレイ」とは言わず「コスプレ」と言うことが主流である。「コスチュームプレイ」は和製英語であるが、コスプレという単語は英語圏にも逆輸入され、Cosplayという単語はイギリスの辞書にも載っている。

なお、元々の「コスチュームプレイ」という語は、1980年頃までは「特殊なコスチューム（衣装）が必要な映画」つまり「（主に西洋の）時代劇映画」を指していた。一方で、1980年代のアニメ雑誌には「コスチュームプレイ」の特集も企画されるようになっており、当時は2つの意味が共存していた。

Pixivでは

版権キャラに対して、公式設定以外の衣装に着せ替えさせる場合に使われることが多い。

セーラー服やブレザーなど学生服。
ナース服など特定の職業で使用する制服。
別作品の特徴的な服を着る。
オリジナルキャラクターが版権キャラの服を着る。

版権キャラが同作品(もしくはコラボや共演と言う名目で別作品)の別キャラの服を着る場合は、「衣装チェンジ」タグがある。

オリジナル色の強く、他にない個性的なデザインの私服である場合は「非公式服」「私服」タグを使うこともある。

現実では

コスプレをする人は、仕事の場合もあるが、多くはイベントなどの一般参加で、そのキャラになりきるが大きな理由である。

コスプレ専門のコミュニティーサイトも存在し、レイヤーの大半はツイッターやフェイスブックなどのSNSを利用している。

レイヤーの大半は女性と言われているが海外では男性も多い。

かつては日本と中華圏に留まっていたが、2000年代後半頃より世界的にもコスプレ文化が浸透し、特に白人のコスプレはリアルすぎるコスプレとして国内でも話題になることが多い。

近年、既製品が多く出回っているものの衣装は自作が多い。そういったコスチューム製作は費用と手間がかかるので、コストパフォーマンスに優れた素材等の工夫の情報交換も盛んである。自作した衣装や写真集を販売して、その後の活動の資金に充てている人も多い。趣味にしてはコスプレは金がかかるが、中にはコスプレイヤーを職業として莫大な報酬を得ている人も一握りながら存在する。

なお、オタクであってもコスプレを見るのは苦手な人も多いため、SNSなどで写真を上げる際に「コスプレ注意」と注意書きをする、プロフィールにコスプレイヤーであることをはっきり書くなどの配慮も必要である。

イベント

コスプレイベントはacosta!を代表する単独の場合はもちろんのこと、コミックマーケットやワンダーフェスティバルのように、同人誌即売会やサブカル系イベントにおいて、イベントの開催中にコスプレをすることが可能となっているケース（…というか、このテのイベントはコスプレが禁止されているほうが珍しい）や、こうしたイベントの開催地の近隣でコスプレイベントを併催している場合も多い。

とりわけ、前述のコミックマーケット（以下：コミケ）は、カテゴリとしては大規模同人誌即売会であるが、「表現活動の一環」としてコスプレ目的での参加も可能であり、コスプレイベントとして見てもかなりの規模＆古参イベントの部類に入る。

加えて2000年代からは会場である東京ビッグサイトの近隣にてコスプレに特化した別イベントである「となりでコスプレ博」（通称「となコス」）が、コミケと毎回ほぼ同じ日程で開催されている。

名前からしてコミケの開催に伴う凄まじい人出を当て込んだ便乗イベントとも受け取れる思わせぶりなイベント名だが（イベントとしては完全に別々のものであり、登録料などもそれぞれに必要となるのでハシゴして参加する際は要注意）、コスプレイベントとしては日数・会場面積・参加人数共に国内有数の規模を誇る大型イベントである。そのほかの大型イベントとして5月に大阪で開催される「日本橋ストリートフェスタ」(ストフェス)、8月に名古屋で開催される「世界コスプレサミット」(コスサミ)、10月末に池袋で開催される「池袋ハロウィンコスプレフェス」(池ハロ)、刈谷で開催される「刈谷アニメcollection」(刈谷アニコレ)があげられる。

2010年からコミケ便乗イベントとして露出レイヤーのための即売会コスホリックが開始された。

新型コロナウイルスの影響で2020年2月末からイベント中断に陥ったが、acosta!側がクラウドファンディングを利用し7月からいち早くイベント再開を実現した。それ以来、人数制限を行いながら定期的に開催され、サーバーがダウンするほど盛況している。

参加時の注意・禁止事項

参加する時は、スーツケース等に衣装、ウィッグ、靴等を用意し、会場までは私服で来てコスプレ登録(有料が基本)する。その後、更衣室で着替える(この場所以外で着替えない事)。

なおイベントによって違うが、以下の事が禁止されてる場合が多い(ホームページ等で確認するとよい)。

極端に露出度が高い衣装（水着、エロ衣装）
警察官などの職業上の権限を伴う衣装
魔法杖と言った長い物
剣、銃器と言った武器（偽物含む）
会場内の往来の妨害となる行為など（撮影側含む）
大声や奇声をあげる行為

以前は男性が女性キャラになる（女装）や男性レイヤーの参加そのものがNGのイベントが多かったが近年は緩和傾向にある。ただし、後者は更衣室を確保できない問題で未だに禁止されているイベントがあるので、注意が必要である。

武器類は規則上禁止されていなくとも柔らかい材質であったり発射不可能な状態、振り回さないなど加害性の無いことが明記される場合も多い。

イベントが終わったら再び更衣室で私服に着替える。

なお、基本的に「コスプレ衣装のまま会場に来る」＆「コスプレ衣装のまま帰宅する」行為はルール違反とされているので注意。

これらは会場内で未登録のモグリと見做されたり、登録料の未払いを疑われるなど余計なトラブルのもととなるほか、行き帰りの道中で不審者と間違われて通報される可能性もあるためである。

ただし、2020年のコロナ禍以後では、車による来場を条件に「コスプレ衣装のまま来場・帰宅する」ことが認められているイベントが出ている。

遊園地でのコスプレイベントの場合、キャラクターショーで本物との誤解を招くことから、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、プリキュアシリーズのコスプレが禁止されている会場がある。

イベント以外の場所(公園等の公共施設や所謂聖地と呼ばれる所など)でコスプレを行う者も年々増えてきているが、無許可でのコスプレ及び撮影やマナーの悪さも問題視されている。

このような場所でのトラブルを防ぐには、国営ひたち海浜公園、修善寺虹の郷ように許可不要でロケができる施設があるものの、大半の施設では事前に関係者へ問い合わせ、許可を得てからコスプレを行うのが無難である。また、一般客と同様に「撮影は許可された場所だけ」「立ち入り禁止の場所には入らない」などとされている場所も多いため施設のホームページを確認し、それでも不明であれば関係者へ直接問い合わせる必要がある。

その他、真夏や真冬の開催においては体調管理にも注意。（熱中症など）