海外ドラマ「フレンズ」のディクテーションとフレーズの暗記を1ヶ月続ける方法

ちょうど1ヶ月前。フレンズのディクテーションとフレーズの暗記を毎日やることを決心した。その成果を1か月後にブログに書くというイベントをカレンダーに登録した。なのでこのブログを書いている。

なぜやるのか?

  • 1:1 ではなく大人数での会話の聞き取りについていけないことがよくあるから。特に仕事とは関係のない話題の場合に顕著。これはリスニング能力の問題。
  • 日常のふとした言い回しのストックが足りないと感じていたから。例えば「病院どうだった?」「あ。僕がそっちに行くよ」「もったいないねー」など。
    • これらのフレーズは聞き取ることは簡単。そして意味も簡単に類推できる。しかし自分の口からは出てこない。なぜなら知らないから。

なぜフレンズか?

英語の先生、英語がネイティブではない外国人の同僚、多くの人がすすめてくれたから。そしてDVD 全巻持っているくらいフレンズが好きだから。

工夫した点

続けられる仕組みづくりに一番気を使った。具体的には以下の通り。

  • 時間を短く。そのかわり毎日やる。
  • 暗記すべきフレーズの数を少なく。そのかわり頻繁に復習。
  • 続けたことが目に見えて分かる仕組みを利用する
  • 決まった時間にやる

続ける方法

毎日朝食後かつメールをチェックする前に10-15分ほど時間をとる。iPhone、ペン、ノート、イヤホンを予め用意しておくとすぐ始められる。必ず毎日やると決めていた。土日や、前日に飲み会があった日でも例外は認めない。人間だから忘れてしまうことがあるのはしょうがない。忘れる対策に Lift という iPhone アプリでその時間にプッシュ通知を送るようにしている。後述するが Lift は「続けることを気持ちよくすること」も助けてくれる。


あらかじめ mp3 化したフレンズの音声を iPhone に入れておく。Speater というアプリでディクテーションを開始する。このアプリはちょっとした巻き戻しや繰り返し、会話と会話の切れ目の検出などディクテーションを楽にしてくれる。ノートにディクテーションしていき、ページの半分くらい埋まったらやめる。もしくは自分が暗記したいフレーズが3つ以上出てきた場合もやめる。


Speater


次は答え合わせ。http://www.friendstranscripts.tk/ のサイトで正解であるフレンズのセリフ集がダウンロードできる。これを Air Sharing というアプリに入れておく。Air Sharing で正解の HTML ファイルを開き答え合わせをしていく。Air Sharing は HTML 上でどこまで読んだかを覚えていてくれるので、翌日もたもたしなくてすむのが良い。聞き取れなかった部分が、特殊な単語や言い回しである場合はあまり気にしない。ここで「これは会話に使えるかも」と思ったフレーズを 2-3 個メモする。以下僕がメモした例。

  • I don't care about any of that!
  • I don't wanna do it either.
  • That's not what we're gonna do.


Air Sharing


フレーズたちは Tab 区切りのテキストファイルにメモする。1行ごとに日本語訳-Tab-英語フレーズという形にする。このファイルを Dropbox 上においてフレーズを追加していく。このファイルを Flashcards というアプリから Dropbox 経由で読み取ると、いわゆる単語帳(フレーズ集)としていつでも復習できるようになる。復習の間隔も細かく設定可能。僕は「Spaced Repetition」にしている。


Flashcards


最後に前述の Lift アプリで「今日の分やったぜ!」ボタンを押して完了。Lift は毎日続けたいことを定義し、達成できた場合はボタンを押すという単純なアプリ。ソーシャルにつながって他の人のがんばっている様子を知ることもできるので励みになる。僕は筋トレなどにも使ってる。Lift の一番気持ちいいところはボタンを押すとボタンが緑色になるところだと思う。


Lift


効果

フレーズの暗記に関しては、同僚との会話でベストなタイミングで覚えたフレーズを使えた!という成功体験が何回かあった。聞き取りに関しては正直まだ分からない。

まとめ

フレンズ楽しい!