2019年10月15日

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使用機材:Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G VR
F9 ISO200 1/80秒 f=28mm



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見事に橋脚が沈み込んでしまっています。

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台風が去ってから3日経っても、多摩川は茶色く濁っておりました。

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上流からは木だけでなく、岩までもが流されてきていました。橋の付近の河原は、水の勢いが強かったことを語っておりました。

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近くに行ってみました。
橋脚が川底に向かって沈んでしまっています。強い水流によって洗掘が起き、橋脚の基部周辺の地盤が流されてしまって沈んでいるように見えます。

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サイクリングロードは立ち入り禁止になっておりました。

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サイクリングロードの路盤は土をかぶって茶色くなっていました。付近の草はみんな川下へ向かって倒れていました。

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橋は通行止めです。そのため立川と日野を結ぶ最短ルートが立日橋のみになってしまい、渋滞が予想されます。

今では下流にある石田大橋に国道の座を渡してはいますが、日野橋は今でもそれなりに交通量のある橋でした。立川の北側から日野へ向かう時に日野橋はとても便利な橋でした。立日橋を渡るとなると、立川駅南口前や新奥多摩街道などの交通量のある道を経由しなければならないので、時間がかかるし場所によっては道が狭いので面倒です。武蔵村山や東大和方面に行く場合は少々不便になると予想されます。ただ、この辺りの交通網はかなり発達しているため、数分の迂回で済むのは幸いでしょう。

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欄干が低くて、目立った装飾もなく、車道は片側1車線で歩道は狭くて通りにくい、あまり良いとは言えない橋ではありましたが、小さい頃から大人になった今でも度々渡ることがあり、それなりに思い出のある橋なので、こう言う状況になってしまった事を私はとても残念に思います。

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下流側にやってきました。
橋の下を通るサイクリングロードは通行止めです。球場側へと抜けて甲州街道を渡ることで橋の向こうのサイクリングロードへ復帰できます。

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よく見ると、上流側の方が深く沈みこんでいることが分かります。やはり洗掘のようです。写真には撮っていませんが、立日橋の橋脚の一部でも洗掘が起きて下流側に土砂が堆積している場所がありました。そう言えば日野橋の下の河床は小石ではなくコンクリートで出来ていたような気がするのですが、それはどうなったのでしょうか。今日の状況ではそれを確認することも見ることも出来ませんでした。

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立川側の入り口である日野橋交差点の状況です。左折専用レーンは封鎖され、甲州街道は建設局のパトロールカーを止めて封鎖していました。この付近は交通量が多いのですが、橋が封鎖されたための渋滞が発生している様子はありませんでした。いつも通りであると感じました。

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街道は自動車が追い出され、歩行者天国に近い状況です。しかし歩行者は律儀に歩道を歩いております。なんとも日本らしい風景と思いました。

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少し大胆になって、道路の白線の上から日野橋方面を臨んでみました。良い子は真似しないで下さい。なぜならこの車道は「まだ生きていている」からです。付近の家や工場やお店の車や工事関係者の車は通行可なので、車が通らないとは限らないのです。

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当然ですが日野橋南詰交差点も北側同様に封鎖されております。

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日野橋の運命やいかに。

それでは~