2021年5月8日
仕事帰り、天気が良かったので、徹夜ですが江の島まで行ってきました。スマホと言う携帯端末を初めて導入したのですが、こいつに付いているカメラの画像エンジン、スゴイですね。まるで肉眼で見たのと同じような写りの画像を吐きます。GoproやiPhoneで撮った動画や写真のレビューやYoutubeの動画を見た時に、すげぇことやってるなと思いましたが、こうして実際に見てみると、一眼レフ、特にニコンやキヤノンでは出来ないことをやってのけたと、思う外有りませんでした。一眼レフが益々プロ、ハイアマチュア、マニア向けな機材になっていると感じました。レンズ付きフィルムの代替品扱いだったデジカメが駆逐されるのも当然です。フィルム時代は光学こそ正義でしたが、今はエンジンこそ正義の時代になってしまっています。単純、使いやすい、分かりやすいの3要素が必ず含まれそれらが優れていたものこそが大衆が好むものであるのですが、まさにこのスマホのカメラと言うものは、それらが揃っていて、デジカメや一眼レフのような、写真を撮ると言う「行為」に商品の価値の焦点を置いていて、ユーザビリティが万人向けでは無い製品は大衆には受けないぞと言うことを、画に吐いて語る代物でした。
いやぁ、びっくらこきましたよ。逆光でも露出オーバー気味にしなくてもこんな風に撮れるんですもの。デジイチじゃあこうはいかない。写りもきれいで、画素数が少なくてもきちんとした写真になる。こりゃあ革命が起こるのも必然と言うものでゴザイマス。
ただ一つデジイチがこいつに勝っている部分は、「写真を撮る」と言う行為に対しての満足度で、グワシッ!と大きな音を立ててミラーアップする所だけです。それ以外はもう、スマホのカメラが優勢でありましょう。
デジイチ、デジカメが今後生き残る為に必要なことは、それぞれの特徴を伝統として残し、伸ばしていくこと、だと私は思っています。受け入れられる層は大衆ではなく、プロ、ハイアマチュア、マニアのような、カメラの使い方を知ってる人に特化すべきでしょう。逆に言えばスマホのカメラでイワユル運動会の写真が撮れるようになれば、棲み分けも出来るようになるでしょう。(もうあるか?)
「スマホのカメラで十分」という言葉。今回、実際にいじくってみて初めて身をもって体感し、その言葉の本当の意味を知りました。このような機会を得たことに対して心より感謝したいと思います。
それでは~
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