2017年7月21日

「figma レーシングミク2015 TeamUKYO ver.」の記事です。


プ ラ モ
組み立てか・・・。

こんなので始まってアレなんですが、私が箱を開けた瞬間を再現するとこんな
感じでした。
一部塗装済みプラキットって、そう言う意味かよ・・・(ぇ
まあ、ちゃちゃっと組み立ててしまいましょう。

じゃーん!
私は極普通の一般人。なのでプラモデルを組み立てるノウハウや、きれいに
作るコツなどは全然知りません。なので、組み立て説明書とにらめっこしなが
ら、ランナーのバリを処理するための爪切りを片手に、えっちらほっちら一生
懸命組み立てました。


一部塗装済みと言う事ですが、他にどこか色を塗らなければいけないのでしょ
うか。・・・もうこれで良いよね?完成だよね?

なんて気持ちだったのですが、どうやらデカールのシールを貼るとカタログの
通りの自転車になるそう。ふむむ。



頑張った。
頑張ったよ俺。
・・・でもね、気になる所が沢山あるんです。
例えば。
デカールシールの貼り方が悪いせいか、空気が中に入ってしまい、透明な部
分(余白部)が白くなってしまっていたり、小さいシールがはがれやすくなって
しまったり。
いかにも、
トーシローが作りました感丸出しになってしまいました。
( ;ω;) カナシイナー
でもまあその。
自分の手で完成させたせいか、なんと言うか愛着感が。

と、言う感じのスタートで写真を撮り始めたのが本作なのです・・・。


ポーズを取らせて最初に「おや?」と思ったのは、このミクさんの髪。
なんて言うか、非常に外ハネ気味なんです。自転車に乗っていると分かるので
すが、ヘルメットをしていないと、髪はこう言う風にボッサボサになるんですよね
。ただ、縦構図で収めようとすると必ずはみ出ちゃうのが難点でした。

次に気付いたのは、胴体のジョイント(可動部)の数。
実に、4箇所もあります。内訳は胸・アンダーバスト・腹部・腰です。
ロードレーサーのキッツイ乗車姿勢を、シフトボディ無しで再現するために、こ
うなっているのだと思われます。また、腰のジョイントはラブライブのfigmaなど
で採用されている、下に張り出すタイプでした。
まさにもう、可動に全振りって感じです。

腰のジョイントは、横にもかなりぶん回せます。


腰をクイッと上げ、胸をグッと張り出すポーズも得意でした。

ただ、ジョイントの数が多いせいで、ポーズによっては上半身の安定が悪い場
合があること、そして足がピンディグペダル(足とペダルを固定してしまう世に
も恐ろしいロードバイクのペダルのこと)用の靴になっており、平らでないことか
ら、片足立ちは出来ませんでした。素直に台座を使いましょう。

で、その台座なのですが、今回はいつもの穴に差し込むタイプではなく、ドール
などで見る胴に挟んで立てるタイプのものになっております。
恐らくですが、胴にジョイントを設けることを優先したがため、台座穴を取り付け
る余裕が無かったのだと思われます。
なので、背中に思いっきり力を入れると、ジョイントがスポーンと抜
けると思いますので、ご注意下さい。
(この子に限ってはそんなことする人は居ないか・・・。)

「撮りためろ写真!」にしては珍しく、横構図ばかりの写真が貼られて行きます。

精一杯内側に寄せてコレです。
もうね、跳ねちゃってます。ぴょんぴょんと言うか、びょんびょんです。
ネギみたいな色しやがって!

閑話休題。

自転車に乗せるとこんな感じです。
余談なのですが、ヘッドチューブに取り付けるロゴのシール、貼り忘れています
。気付いてはいたのですが、そのままにしました。何故かその方が愛着が沸い
たのです。えぇ・・・。

このポーズでは、そんなに胴の全振りジョイントを使っていません。
では実際にどのようなポーズが取れるのでしょうか。
と、言う訳でやってみました。


実は、この状態でもまだまだなのです。
まだまだに留めた理由は、本家のポーズは前傾すぎて、ツインテールが地に
付いて、ドドンマイじゃなくて、ツインテールで歩行するミクの図になってしま
い、怖くなって、許される限りでドドンマイさせたからです。
なのでつまり、フツーに本家のポーズが出来ます。なにこの子恐ろしい・・・。


こんな、ジャンプして身体をひねって、足の裏にターッチ!なんてこともできま
す。
余談ですが、髪がハートの形になるのが可愛いですね。






乗車姿勢です。
実際にやってみると、兎にも角にも、足に余裕がありません。
胴には余裕があるのに・・・。
まずはペダルと足の取り付け部。
ピンと取り付け部をくっつける際、ペダルがクランクからポロッと行きます。
あひ・・・。
そう言いながら、片方を取り付け「さて、もう片方を」と意気込み、足をペダル
の位置へとグイッと持ち上げる。するとその力は胴へと伝わり、そこからもう
片方への足へと向かっていきます。するとどうでしょう。もう片方の足がなんと
ポロリンチョ!ならばとも一度取り付ける。されどもやっぱりポロリンチョ!ポ
ロリンチョッたらポロリンチョ!あ・・・ああ・・・あ
あひひあひあひ!!!!
遊んでいてこんなことになったのは、ISシリーズのAGP以来です。
(思い返してみると、そんなことがあったから、あのシリーズには愛着沸いて
いたのかな、なんてね。)

裏を返せば、足さえどうにかなってしまえば、後はどうにでもなるんです。
胴だけに。

難しいのは、足の付け根部分を、直角付近に持ってくる時です。
この時、どうしてもスパッツのV字ラインに太ももが被るので、どうしても胴の
方に力が行ってしまうので、アヒるんです。
自転車を床に固定してポージングしても同じですし、ケツをサドルへ落とそう
としても同じようなことが起こります。
正直これ、
上級者向けのfigmaです。
そんなのあるんかーい!と突っ込みたくなりますが、私はこの子をいじってみ
て、この一言に尽きると感じました。

だいいち、この関節の数。
いつもなら、胸を張り出させて、S字ポーズを取りやすくさせてあると言うのに
、今回はそう言うセクシー・アンド・ダイナマイッな方向のアシスト的要素なん
て、胴体の可動に全部もって行かれていて、殆ど無いのです!
敢て言うならば、走行時の様子を再現できる髪の毛です。でもそれだけです!

コイツぁ、ポーズの取り甲斐と言うものがあるぜ・・・。
ゲヒッ、ゲヒヒヒッッッッァ!!!!

なんてほくそ笑んでたんですが、実際はそんな事は無いので、初めての方も
安心して下さい。
ただ、無理せず、壊さないようにして可愛がってあげるのだけは、忘れないで
あげてくださいね。


「Good Smile Company」のロゴが入ったサイクルボトル、そしてそれを持たせ
るための左手パーツが付属してきました。
プロ用のサイクルドリンクって、なんか色々入っていてマズそうなんですよね・・・。

えっ、いいの!?

いただきますんべろべろじゅーじゅーちゅーちゅー。
ミクとの関節キス。ごちそうさま。

閑話休題。


ミクと言う事で、初代ミクと並べてみました。


ここまで来ると、別シリーズのものです。
何せ初代、まだ手のジョイントが球状の時代のものなんですもの。
また、腕や足の関節も、基本や構造は同じでも、大きさや、機構が持った意
味が、全然違うものになっています。

2.0までくると、同じに見えてきます。
そりゃあ天下の新機軸。それが出来てから以降、現代のfigmaは皆、それを
ベースに作られています。

ディテールが大分よくなっているように感じます。が、これは再現する服の影響
もあるかもです。ただ、他の300番台も服の印刷部や装飾部のディテールがア
ップしているように見えますので、やっぱりそうなのかもしれませんね。
(と言っても、私が確認したのはリーファとプリンツだけですが)
このまま行くと、400番に初音ミク3.0とか出そうな感じですね。テーマは何だろ
う。圧倒的ディテールアップ?なんてね。

レーシングミク2013と並べました。2014をどうしたかは忘れました・・・。
胸に谷間がある2013。今回のミクは、残念ながら初代寄りの方でした・・・。
くっ。

こうやって並べると、皆同じミドリ色の髪に見えて、実際はちょっと違うのが分
かります。年々明るくなってるような?













いやあ、楽しかった。
以上、レーシングミク2015さんでした!
【感想】
撮っても書いても楽しいフィギュアでした。
さて、このfigmaですが自転車、しかもロードレーサーの乗車姿勢をさせるこ
とが出来るfigmaです。ロードレーサーと言えば、前傾姿勢ですね。空気抵抗
を減らす為、かなーり前のめりになります。するとどうでしょう。通常のfigma
の頭部ジョイントでは、目線が道路に向いてしまいます。
過去、このように天を仰ぐほどに首に角度を付けられるfigmaは多数ありまし
たが、今回は下の写真のように、うなじを削ることで上を向けるようにしてい
るものでした。

初音ミクの見た目を利用した、無駄の無い機構です。
見た目が全く犠牲になっていません。

レーシングミク2013も、バイクに乗るため上を向く姿勢を取らせる為に、同じ
ような構造になっていたのですが、ジョイントが細く、隙間ができていて、うなじ
が犠牲になっています。
しかし今回のレーシングミク2015はジョイントを太くし、隙間を埋めて、見た目
を補完しています。
2014がどうなっているかは分かりませんが、これは明らかな改良であると言
えます。
こう言う設計で改良されたマイナーチェンジがあるのは本当に面白いです。
そして胴の盛りに盛られたジョイント。
自転車の乗車姿勢は猫背なので、普段のS字ポーズとは逆の反りなんです
よね。なのでこの機構は、それを再現するために、必要と考えられて付けら
れたものなのだと思います。
ただ、これは肌の露出が無いサイクルジャージだったからこそ出来たことで
しょう。もし、肌の露出が多い服を着ていたら、一体どう言う風になっていた
のでしょうね。
と、言う感じで、この子は設計に色々な気づかいがされているのだなと、素人
ながらに感じていました。
感想より上で伝え忘れたことですが、顔は口をすぼめた「クール顔」と、大き
く口をあけた「笑顔」の2種類でした。
何がともあれ、とてもご機嫌なフィギュアでした。
それでは~

使用機材:Nikon D90 + SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
F16 ISO200 1/3秒 f=105mm(35mm焦点距離は、70mm)
「figma レーシングミク2015 TeamUKYO ver.」の記事です。


プ ラ モ
組み立てか・・・。

こんなので始まってアレなんですが、私が箱を開けた瞬間を再現するとこんな
感じでした。
一部塗装済みプラキットって、そう言う意味かよ・・・(ぇ
まあ、ちゃちゃっと組み立ててしまいましょう。

じゃーん!
私は極普通の一般人。なのでプラモデルを組み立てるノウハウや、きれいに
作るコツなどは全然知りません。なので、組み立て説明書とにらめっこしなが
ら、ランナーのバリを処理するための爪切りを片手に、えっちらほっちら一生
懸命組み立てました。


一部塗装済みと言う事ですが、他にどこか色を塗らなければいけないのでしょ
うか。・・・もうこれで良いよね?完成だよね?

なんて気持ちだったのですが、どうやらデカールのシールを貼るとカタログの
通りの自転車になるそう。ふむむ。



T a - d a !
頑張った。
頑張ったよ俺。
・・・でもね、気になる所が沢山あるんです。
例えば。
デカールシールの貼り方が悪いせいか、空気が中に入ってしまい、透明な部
分(余白部)が白くなってしまっていたり、小さいシールがはがれやすくなって
しまったり。
いかにも、
トーシローが作りました感丸出しになってしまいました。
( ;ω;) カナシイナー
でもまあその。
自分の手で完成させたせいか、なんと言うか愛着感が。

と、言う感じのスタートで写真を撮り始めたのが本作なのです・・・。


ポーズを取らせて最初に「おや?」と思ったのは、このミクさんの髪。
なんて言うか、非常に外ハネ気味なんです。自転車に乗っていると分かるので
すが、ヘルメットをしていないと、髪はこう言う風にボッサボサになるんですよね
。ただ、縦構図で収めようとすると必ずはみ出ちゃうのが難点でした。

次に気付いたのは、胴体のジョイント(可動部)の数。
実に、4箇所もあります。内訳は胸・アンダーバスト・腹部・腰です。
ロードレーサーのキッツイ乗車姿勢を、シフトボディ無しで再現するために、こ
うなっているのだと思われます。また、腰のジョイントはラブライブのfigmaなど
で採用されている、下に張り出すタイプでした。
まさにもう、可動に全振りって感じです。

腰のジョイントは、横にもかなりぶん回せます。


腰をクイッと上げ、胸をグッと張り出すポーズも得意でした。

ただ、ジョイントの数が多いせいで、ポーズによっては上半身の安定が悪い場
合があること、そして足がピンディグペダル(足とペダルを固定してしまう世に
も恐ろしいロードバイクのペダルのこと)用の靴になっており、平らでないことか
ら、片足立ちは出来ませんでした。素直に台座を使いましょう。

で、その台座なのですが、今回はいつもの穴に差し込むタイプではなく、ドール
などで見る胴に挟んで立てるタイプのものになっております。
恐らくですが、胴にジョイントを設けることを優先したがため、台座穴を取り付け
る余裕が無かったのだと思われます。
なので、背中に思いっきり力を入れると、ジョイントがスポーンと抜
けると思いますので、ご注意下さい。
(この子に限ってはそんなことする人は居ないか・・・。)

「撮りためろ写真!」にしては珍しく、横構図ばかりの写真が貼られて行きます。

精一杯内側に寄せてコレです。
もうね、跳ねちゃってます。ぴょんぴょんと言うか、びょんびょんです。
ネギみたいな色しやがって!

閑話休題。

自転車に乗せるとこんな感じです。
余談なのですが、ヘッドチューブに取り付けるロゴのシール、貼り忘れています
。気付いてはいたのですが、そのままにしました。何故かその方が愛着が沸い
たのです。えぇ・・・。

このポーズでは、そんなに胴の全振りジョイントを使っていません。
では実際にどのようなポーズが取れるのでしょうか。
と、言う訳でやってみました。

ドドンマイ!

実は、この状態でもまだまだなのです。
まだまだに留めた理由は、本家のポーズは前傾すぎて、ツインテールが地に
付いて、ドドンマイじゃなくて、ツインテールで歩行するミクの図になってしま
い、怖くなって、許される限りでドドンマイさせたからです。
なのでつまり、フツーに本家のポーズが出来ます。なにこの子恐ろしい・・・。


こんな、ジャンプして身体をひねって、足の裏にターッチ!なんてこともできま
す。
余談ですが、髪がハートの形になるのが可愛いですね。






乗車姿勢です。
実際にやってみると、兎にも角にも、足に余裕がありません。
胴には余裕があるのに・・・。
まずはペダルと足の取り付け部。
ピンと取り付け部をくっつける際、ペダルがクランクからポロッと行きます。
あひ・・・。
そう言いながら、片方を取り付け「さて、もう片方を」と意気込み、足をペダル
の位置へとグイッと持ち上げる。するとその力は胴へと伝わり、そこからもう
片方への足へと向かっていきます。するとどうでしょう。もう片方の足がなんと
ポロリンチョ!ならばとも一度取り付ける。されどもやっぱりポロリンチョ!ポ
ロリンチョッたらポロリンチョ!あ・・・ああ・・・あ
あひひあひあひ!!!!
遊んでいてこんなことになったのは、ISシリーズのAGP以来です。
(思い返してみると、そんなことがあったから、あのシリーズには愛着沸いて
いたのかな、なんてね。)

裏を返せば、足さえどうにかなってしまえば、後はどうにでもなるんです。

難しいのは、足の付け根部分を、直角付近に持ってくる時です。
この時、どうしてもスパッツのV字ラインに太ももが被るので、どうしても胴の
方に力が行ってしまうので、アヒるんです。
自転車を床に固定してポージングしても同じですし、ケツをサドルへ落とそう
としても同じようなことが起こります。
正直これ、
上級者向けのfigmaです。
そんなのあるんかーい!と突っ込みたくなりますが、私はこの子をいじってみ
て、この一言に尽きると感じました。

だいいち、この関節の数。
いつもなら、胸を張り出させて、S字ポーズを取りやすくさせてあると言うのに
、今回はそう言うセクシー・アンド・ダイナマイッな方向のアシスト的要素なん
て、胴体の可動に全部もって行かれていて、殆ど無いのです!
敢て言うならば、走行時の様子を再現できる髪の毛です。でもそれだけです!

コイツぁ、ポーズの取り甲斐と言うものがあるぜ・・・。
ゲヒッ、ゲヒヒヒッッッッァ!!!!

なんてほくそ笑んでたんですが、実際はそんな事は無いので、初めての方も
安心して下さい。
ただ、無理せず、壊さないようにして可愛がってあげるのだけは、忘れないで
あげてくださいね。


「Good Smile Company」のロゴが入ったサイクルボトル、そしてそれを持たせ
るための左手パーツが付属してきました。
プロ用のサイクルドリンクって、なんか色々入っていてマズそうなんですよね・・・。

あなたも飲む?
えっ、いいの!?

うわあ・・・。
いただきますんべろべろじゅーじゅーちゅーちゅー。
ミクとの関節キス。ごちそうさま。

閑話休題。


ミクと言う事で、初代ミクと並べてみました。


ここまで来ると、別シリーズのものです。
何せ初代、まだ手のジョイントが球状の時代のものなんですもの。
また、腕や足の関節も、基本や構造は同じでも、大きさや、機構が持った意
味が、全然違うものになっています。

2.0までくると、同じに見えてきます。
そりゃあ天下の新機軸。それが出来てから以降、現代のfigmaは皆、それを
ベースに作られています。

ディテールが大分よくなっているように感じます。が、これは再現する服の影響
もあるかもです。ただ、他の300番台も服の印刷部や装飾部のディテールがア
ップしているように見えますので、やっぱりそうなのかもしれませんね。
(と言っても、私が確認したのはリーファとプリンツだけですが)
このまま行くと、400番に初音ミク3.0とか出そうな感じですね。テーマは何だろ
う。圧倒的ディテールアップ?なんてね。

レーシングミク2013と並べました。2014をどうしたかは忘れました・・・。
胸に谷間がある2013。今回のミクは、残念ながら初代寄りの方でした・・・。
くっ。

こうやって並べると、皆同じミドリ色の髪に見えて、実際はちょっと違うのが分
かります。年々明るくなってるような?













使用機材:Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G VR
F16 ISO200 1/3秒 f=66mm
いやあ、楽しかった。
以上、レーシングミク2015さんでした!
【感想】
撮っても書いても楽しいフィギュアでした。
さて、このfigmaですが自転車、しかもロードレーサーの乗車姿勢をさせるこ
とが出来るfigmaです。ロードレーサーと言えば、前傾姿勢ですね。空気抵抗
を減らす為、かなーり前のめりになります。するとどうでしょう。通常のfigma
の頭部ジョイントでは、目線が道路に向いてしまいます。
過去、このように天を仰ぐほどに首に角度を付けられるfigmaは多数ありまし
たが、今回は下の写真のように、うなじを削ることで上を向けるようにしてい
るものでした。

初音ミクの見た目を利用した、無駄の無い機構です。
見た目が全く犠牲になっていません。

レーシングミク2013も、バイクに乗るため上を向く姿勢を取らせる為に、同じ
ような構造になっていたのですが、ジョイントが細く、隙間ができていて、うなじ
が犠牲になっています。
しかし今回のレーシングミク2015はジョイントを太くし、隙間を埋めて、見た目
を補完しています。
2014がどうなっているかは分かりませんが、これは明らかな改良であると言
えます。
こう言う設計で改良されたマイナーチェンジがあるのは本当に面白いです。
そして胴の盛りに盛られたジョイント。
自転車の乗車姿勢は猫背なので、普段のS字ポーズとは逆の反りなんです
よね。なのでこの機構は、それを再現するために、必要と考えられて付けら
れたものなのだと思います。
ただ、これは肌の露出が無いサイクルジャージだったからこそ出来たことで
しょう。もし、肌の露出が多い服を着ていたら、一体どう言う風になっていた
のでしょうね。
と、言う感じで、この子は設計に色々な気づかいがされているのだなと、素人
ながらに感じていました。
感想より上で伝え忘れたことですが、顔は口をすぼめた「クール顔」と、大き
く口をあけた「笑顔」の2種類でした。
何がともあれ、とてもご機嫌なフィギュアでした。
それでは~