2013年8月31日
前回では、多摩都市モノレールの立川よりも南側の道をトレースして
いきました。
南側の道は、山あり川あり、カーブ有で、変化に富んだ沿線風景でした。
果たして北側は?

と、言うことで行って参りましょう。

現在時刻:17:09
JR立川駅の北口へやって参りました。
駅ビルを避けるように、ぐにゃりと曲がったコンクリートのレールは、JR中央線
の線路を「ちょっとごめんよ」と申し訳なさそうに跨いで行きます。
跨いだ先には、すぐに次の駅が見えてまいります。
立川北 駅

駅舎の写真を撮り忘れた!
この辺ごっちゃごちゃし過ぎで、何を撮ればいいか迷ってしまいます。
伊勢丹、高島屋、シネマシティ、Right Onの入ったビル、とにかく北口はおしゃ
れな建物が沢山有り、目移りしてしまうのです。

モノレールは、高島屋ビルと立川シネマシティのシネマ ツーの間を通り抜け
北へ向かいます。この辺りはとても人が多いです。
この通りは「とある」シリーズのアニメではお馴染みの通りで、しょっちゅう出
ている所だったりします。

パレスホテルの裏辺りに来ると、人ごみが掃け、非常に閑散とした通りが続
きます。
左手には、旧立川国立病院の跡地で、今現在は空き地が広がっています。
右手はパレスホテルで、その先には市立図書館があります。
まさしく立川市のコアと言える場所を、モノレールは突っ切っていっている訳
ですね。
ちなみに・・・立川国立病院(国立病院機構災害医療センター)もとあるシリー
ズでお馴染みの病院となっています。カエル顔の医者が居る病院がここです。

立川タカシマヤ。
このデパートの歴史は長く、今は無き第一デパートや立川の顔でお馴染みの
フロム中武と肩を並べて、立川市の発展に貢献しています。

北へ自転車を進めると、見慣れない景色が。
あれ?ここ、こんなになっていたんだ。。
昔、ここには片側一車線の道路があり、その脇に申し訳程度にガードレール
が取り付けられた、歩道があったのですが、今ではご覧の通り、歩行者と自
転車を分離する程の広さを持つ歩道が作られていました。
さらに驚いたのは、この写真を撮っている場所の左手には、なんと柵で仕切
られたスケートボード場(と言う名前であっているのか?)が作られており、
沢山の学生や社会人と思われる人が、遊んでいると言う、個人的には大変
ショッキングな光景を目にしてしまいました。
まさか、あんな空き地ばっかりだった土地が、こんなにキレイになるとは子供
の頃には全く思っても居ませんでした。
立川ってこんなに、ナウい街だったっけ???
高松 駅

ちょっと遠いか。
立川北駅から、しばらくずーっとまっすぐ進んで、立飛の工場の入り口付近
で右に曲がった所に、高松駅はあります。
この交差点を左に曲がってしばらく進んだ先にある自治大学の入り口辺りが
「とある科学の超電磁砲S」の5話で、御琴と御坂妹がアイス屋にアイスをお
ごられた場所だったりします。
ってか、この辺とあるシリーズに出すぎです!
あのアニメ見ていると、話の内容よりも、背景にばっかり目が行っちゃうんで
すよね・・・。あ、ここ通勤で通っている道だとか、そういうのばかり発見しちゃ
うんですよう。

高松駅の北側。
ここでモノレールは、左手にある本社の車両基地に行く支線と、さらに北へ進
んで、上北台を目指す本線とに分かれます。
立飛 駅

片側2車線の大きな道路を道なりに進んでいくと、広大な工場地帯にポツン
と駅が現れます。それが立飛駅です。

戦時中、この辺りでは立川飛行機と言う会社の工場がありました。主に中島
飛行機設計の飛行機のライセンス生産をやっていたようで「隼」の多数はこ
この工場で作られていたようです。
しかし、今では工場の数も減り空き地が増え、今では流通センターが主たる
建物になっており、一部には宗教法人の寺院が建っています。
立飛と言う名前は、まさしく「立川飛行機」から来ているのですが、残念ながら
その名前の由来となる会社は、高松駅の方にひっそりと残っているだけです。

この辺は南側とは違い、まっすぐ行っては、曲がりと、非常にいい線形です。
泉体育館 駅

泉体育館駅。
左手には、立川市営の泉体育館が有ります。
立川市は何気にお金持ちで、こう言った公共施設が多く有ります。
なお、この先のスーパーマーケット「いなげや」がある交差点の辺りが
糸杉柾宏氏原作の漫画「あきそら」の一部カットに出ていたりします。
(あきとそらがバスの中でごにょごにょするシーン。乗っているバスが立川バス
かどうかは不明。が、カット中に出てくるバスの外観は立川バスがモデルにな
っている模様です。)
うーん、何気に立川って漫画やアニメに縁がある街なのね~。
砂川七番 駅

砂川七番。ちなみに、砂川は十番まであります。
駅の前にある交差点は、五日市街道との交差点になっております。
この辺りは立川か東大和に抜ける幹線道路になっており、非常に交通量
が多い場所です。
玉川上水 駅

駅名の通り、ここで玉川上水を跨ぎます。
玉川上水は、駅のターミナルの下を暗渠でくぐり、西武拝島線に沿って、東の
方へ流れていきます。
沿線道路は駅の下をもぐって、北口に出ます。

すっかり日が暮れてしまった!
少し急がないと日が落ちてしまう。今日は三脚を持っていないのでそれはア
ウトだ。

謎のオブジェその2。
ラッパ?を吹いている・・・小人さん?
桜街道 駅

玉川上水を抜けると非常にまっすぐな道がずーっと続きます。
この辺は特に特筆すべきものは無く、非常に平凡な道です。
有るとしたら、右手に見える森永乳業の工場の給水塔のような建物だけです。
ちゃちゃっと終点まで走り抜けてしまいます。
上北台 駅

なんて言っている間に終点の上北台に到着。

多摩センターと同じように、コンクリートの線路が車止めで切られています。

ターミナル駅なのですが、どこの鉄道ともつながっていないません。
それもその筈。モノレールはここから先、新青梅街道の上を通って、箱根ヶ
崎まで延びる予定があるのです。

現在時刻:18:22
多摩センターを出発してからからだいたい3時間半で走り抜けました。
距離は約16km。程よい距離のサイクリングでした。
それでは、まとめです。

北側、立川以北が絶望的に特徴が無いという・・・(汗
いなげやがあったり、K's電器があったり、色々なお店はあるのですが、そん
なの紹介してもしょうがないしなあ。
あれか?公式ホームページからチラシのリンク持ってきて
本日のおススメ!ってな感じでやってみよっかな?
移動費だけで、もうお得もクソも無いけれどね!
話がそれました。本筋に戻しましょう。
立川の北側は、山や大仏様がいらっしゃる南側とは対照的に大規模商業施
設や、幹線道路など都市的な風景が広がっています。
ひたすらまっすぐで、しかも平らな場所にあるので変化が無く自転車にとって
はとても優しいです。
景色は、にぎやかな都市部である立川駅周辺を抜けると、非常に平凡な景色
です。ではありますが、高松駅周辺の開発都市的な雰囲気、真新しい官公庁
ビルが建つ風景、自治大学や国立研究所の変わったデザインをもつ建物が
ある風景は、賑やかすぎる立川駅周辺を走ってきた後に、のんびりゆったり
とした時間を、ライダー(ドライバー)に提供します。
・・・と、こんな感じでした。
【結論】
多摩都市モノレールの沿線道路は、山の景色と都市の
雰囲気、住宅街の静粛さの3つを楽しむことができる、
意外にも贅沢な道路でした。
自転車好きな人なら、結構おススメです。
あとあれですね、時期的にちょっと遅いかもしれないですが、
夏休みの自由研究にもってこいの題材です。
いや、ぶっちゃけすごくおススメ。
まず16キロという距離が良い。往復でも32キロ。小学生が自転車で精一杯
走って、一日で回れる距離です。
更に、上北台から多摩センターへ向かうルートで行けば、多摩丘陵をがんば
って上ったよ!的なシナリオができてなおヨロシイ!
多摩都市モノレールさんも、あれですよ。小型の自転車は輪行バッグなしでも
乗れるとか、お盆休みに輪行するとキャンペーンステッカーが貰えるとか、
立川いずみのフィギュアが貰えるとかすれば、更に黒字にnゲフンゲフン
なんと言うか、隠れているには勿体無い道だと思いました。
以上、多摩都市モノレール沿線道の走行記でした。
それでは~
前回では、多摩都市モノレールの立川よりも南側の道をトレースして
いきました。
南側の道は、山あり川あり、カーブ有で、変化に富んだ沿線風景でした。
果たして北側は?

と、言うことで行って参りましょう。

現在時刻:17:09
JR立川駅の北口へやって参りました。
駅ビルを避けるように、ぐにゃりと曲がったコンクリートのレールは、JR中央線
の線路を「ちょっとごめんよ」と申し訳なさそうに跨いで行きます。
跨いだ先には、すぐに次の駅が見えてまいります。
立川北 駅

駅舎の写真を撮り忘れた!
この辺ごっちゃごちゃし過ぎで、何を撮ればいいか迷ってしまいます。
伊勢丹、高島屋、シネマシティ、Right Onの入ったビル、とにかく北口はおしゃ
れな建物が沢山有り、目移りしてしまうのです。

モノレールは、高島屋ビルと立川シネマシティのシネマ ツーの間を通り抜け
北へ向かいます。この辺りはとても人が多いです。
この通りは「とある」シリーズのアニメではお馴染みの通りで、しょっちゅう出
ている所だったりします。

パレスホテルの裏辺りに来ると、人ごみが掃け、非常に閑散とした通りが続
きます。
左手には、旧立川国立病院の跡地で、今現在は空き地が広がっています。
右手はパレスホテルで、その先には市立図書館があります。
まさしく立川市のコアと言える場所を、モノレールは突っ切っていっている訳
ですね。
ちなみに・・・立川国立病院(国立病院機構災害医療センター)もとあるシリー
ズでお馴染みの病院となっています。カエル顔の医者が居る病院がここです。

立川タカシマヤ。
このデパートの歴史は長く、今は無き第一デパートや立川の顔でお馴染みの
フロム中武と肩を並べて、立川市の発展に貢献しています。

北へ自転車を進めると、見慣れない景色が。
あれ?ここ、こんなになっていたんだ。。
昔、ここには片側一車線の道路があり、その脇に申し訳程度にガードレール
が取り付けられた、歩道があったのですが、今ではご覧の通り、歩行者と自
転車を分離する程の広さを持つ歩道が作られていました。
さらに驚いたのは、この写真を撮っている場所の左手には、なんと柵で仕切
られたスケートボード場(と言う名前であっているのか?)が作られており、
沢山の学生や社会人と思われる人が、遊んでいると言う、個人的には大変
ショッキングな光景を目にしてしまいました。
まさか、あんな空き地ばっかりだった土地が、こんなにキレイになるとは子供
の頃には全く思っても居ませんでした。
立川ってこんなに、ナウい街だったっけ???
高松 駅

ちょっと遠いか。
立川北駅から、しばらくずーっとまっすぐ進んで、立飛の工場の入り口付近
で右に曲がった所に、高松駅はあります。
この交差点を左に曲がってしばらく進んだ先にある自治大学の入り口辺りが
「とある科学の超電磁砲S」の5話で、御琴と御坂妹がアイス屋にアイスをお
ごられた場所だったりします。
ってか、この辺とあるシリーズに出すぎです!
あのアニメ見ていると、話の内容よりも、背景にばっかり目が行っちゃうんで
すよね・・・。あ、ここ通勤で通っている道だとか、そういうのばかり発見しちゃ
うんですよう。

高松駅の北側。
ここでモノレールは、左手にある本社の車両基地に行く支線と、さらに北へ進
んで、上北台を目指す本線とに分かれます。
立飛 駅

片側2車線の大きな道路を道なりに進んでいくと、広大な工場地帯にポツン
と駅が現れます。それが立飛駅です。

戦時中、この辺りでは立川飛行機と言う会社の工場がありました。主に中島
飛行機設計の飛行機のライセンス生産をやっていたようで「隼」の多数はこ
この工場で作られていたようです。
しかし、今では工場の数も減り空き地が増え、今では流通センターが主たる
建物になっており、一部には宗教法人の寺院が建っています。
立飛と言う名前は、まさしく「立川飛行機」から来ているのですが、残念ながら
その名前の由来となる会社は、高松駅の方にひっそりと残っているだけです。

この辺は南側とは違い、まっすぐ行っては、曲がりと、非常にいい線形です。
泉体育館 駅

泉体育館駅。
左手には、立川市営の泉体育館が有ります。
立川市は何気にお金持ちで、こう言った公共施設が多く有ります。
なお、この先のスーパーマーケット「いなげや」がある交差点の辺りが
糸杉柾宏氏原作の漫画「あきそら」の一部カットに出ていたりします。
(あきとそらがバスの中でごにょごにょするシーン。乗っているバスが立川バス
かどうかは不明。が、カット中に出てくるバスの外観は立川バスがモデルにな
っている模様です。)
うーん、何気に立川って漫画やアニメに縁がある街なのね~。
砂川七番 駅

砂川七番。ちなみに、砂川は十番まであります。
駅の前にある交差点は、五日市街道との交差点になっております。
この辺りは立川か東大和に抜ける幹線道路になっており、非常に交通量
が多い場所です。
玉川上水 駅

駅名の通り、ここで玉川上水を跨ぎます。
玉川上水は、駅のターミナルの下を暗渠でくぐり、西武拝島線に沿って、東の
方へ流れていきます。
沿線道路は駅の下をもぐって、北口に出ます。

すっかり日が暮れてしまった!
少し急がないと日が落ちてしまう。今日は三脚を持っていないのでそれはア
ウトだ。

謎のオブジェその2。
ラッパ?を吹いている・・・小人さん?
桜街道 駅

玉川上水を抜けると非常にまっすぐな道がずーっと続きます。
この辺は特に特筆すべきものは無く、非常に平凡な道です。
有るとしたら、右手に見える森永乳業の工場の給水塔のような建物だけです。
ちゃちゃっと終点まで走り抜けてしまいます。
上北台 駅

なんて言っている間に終点の上北台に到着。

多摩センターと同じように、コンクリートの線路が車止めで切られています。

ターミナル駅なのですが、どこの鉄道ともつながっていないません。
それもその筈。モノレールはここから先、新青梅街道の上を通って、箱根ヶ
崎まで延びる予定があるのです。

現在時刻:18:22
多摩センターを出発してからからだいたい3時間半で走り抜けました。
距離は約16km。程よい距離のサイクリングでした。
それでは、まとめです。

北側、立川以北が絶望的に特徴が無いという・・・(汗
いなげやがあったり、K's電器があったり、色々なお店はあるのですが、そん
なの紹介してもしょうがないしなあ。
あれか?公式ホームページからチラシのリンク持ってきて
『モノレールで行くお買い物!
【お得】情報満載!』
【お得】情報満載!』
本日のおススメ!ってな感じでやってみよっかな?
話がそれました。本筋に戻しましょう。
立川の北側は、山や大仏様がいらっしゃる南側とは対照的に大規模商業施
設や、幹線道路など都市的な風景が広がっています。
ひたすらまっすぐで、しかも平らな場所にあるので変化が無く自転車にとって
はとても優しいです。
景色は、にぎやかな都市部である立川駅周辺を抜けると、非常に平凡な景色
です。ではありますが、高松駅周辺の開発都市的な雰囲気、真新しい官公庁
ビルが建つ風景、自治大学や国立研究所の変わったデザインをもつ建物が
ある風景は、賑やかすぎる立川駅周辺を走ってきた後に、のんびりゆったり
とした時間を、ライダー(ドライバー)に提供します。
・・・と、こんな感じでした。
【結論】
多摩都市モノレールの沿線道路は、山の景色と都市の
雰囲気、住宅街の静粛さの3つを楽しむことができる、
意外にも贅沢な道路でした。
自転車好きな人なら、結構おススメです。
あとあれですね、時期的にちょっと遅いかもしれないですが、
夏休みの自由研究にもってこいの題材です。
いや、ぶっちゃけすごくおススメ。
まず16キロという距離が良い。往復でも32キロ。小学生が自転車で精一杯
走って、一日で回れる距離です。
更に、上北台から多摩センターへ向かうルートで行けば、多摩丘陵をがんば
って上ったよ!的なシナリオができてなおヨロシイ!
多摩都市モノレールさんも、あれですよ。小型の自転車は輪行バッグなしでも
乗れるとか、お盆休みに輪行するとキャンペーンステッカーが貰えるとか、
立川いずみのフィギュアが貰えるとかすれば、更に黒字にnゲフンゲフン
なんと言うか、隠れているには勿体無い道だと思いました。
以上、多摩都市モノレール沿線道の走行記でした。
それでは~