2013年2月12日(REV.03) 2016.11.16 一部訂正

"撮りためろ写真!" 特集記事第2弾
『カメラって、んなの』
             その


一面のお花畑を、ボタン一つで切り取ってお持ち帰りが出来ちゃう?
切り取った景色からは、ほのかに香るラベンダー?

耳鼻科に行くことをお勧めします。

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カメラって不思議だねぇ。



7.フラッシュモードボタン
DSC_0012_triming_resize「次は、フラッシュモードボタンです。」
DSC_0114_triming_resize「フラッシュって光るヤツ?」
DSC_0012_triming_resize「その通り。暗いところで使う補助の明かりのことよ。」
DSC_0114_triming_resize「・・・ちょっと怖いかも。」
DSC_0012_triming_ase_resize「何が。」
DSC_0114_triming_resize「カメラがまた怒るから。」
DSC_0012_triming_resize「あれは怒ってるんじゃなくて、ボタンにきちんと反応している
      だけだから、安心して。」
DSC_0114_triming_resize「じゃあノーマルやって。」
DSC_0012_triming_resize「それはダメ。」
DSC_0114_triming_resize「何で?」
DSC_0012_triming_resizeあなたが、びっくりする姿が見れないでしょ。
DSC_0114_triming_gaan2_resize「・・・鬼。」


DSC_0012_triming_resize「それじゃあ、気を取り直して。
      ツン、よろしく!」
DSC_0006_triming2_aseri_resize「あーもう、こうなりゃヤケだ!」


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『や~け~く~そ~~』

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『キーック!!』

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『ぺかっ!』

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『わー!やっぱり怒った!!』

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『カメラの襲撃だ!
        みんな逃げろー!!』


DSC_0012_triming_ase_resize「何その大怪獣。」
DSC_0006_triming2_aseri_resize「あー、しんどい!」
DSC_0114_triming_gaan2_resize「ビックリしすぎて、心臓が動いたり止まったり
      していて、本当に死ぬかと思ったよ!」

DSC_0012_triming_ase_resize「それ、正常。」



DSC_0114_triming_resize「所で、これ光らないの?」
DSC_0012_triming_resize「このボタンを押しただけでは、光りません。」
DSC_0006_triming2_aseri_resize「え?じゃあこれ何のボタンなの?」
DSC_0012_triming_resize「フラッシュ撮影をする準備のボタンです。」


フラッシュってこんなの:
フラッシュの光は、蛍光灯の数倍もの明るさを持った光です。
つまり、普通の蛍光灯を光らせる数倍の電気が必要となります。
カメラのバッテリーそのままでは光らせるのに出力が足りません。

なので「コンデンサ」と言う電子部品に一度エネルギーを貯蓄し、その貯蓄した電気エネルギーを、一気に放出することで、光らせます。

コンデンサ

イメージとしては、バケツに貯めた水を、ひっくり返して一気に落とす感じです。


DSC_0012_triming_resize「フラッシュを光らせるためのエネルギーを
      充填するために、少し時間が必要なのです。」
DSC_0012_triming_resize「だから、あらかじめ充填しておいて、
      いざと言うときにちゃちゃっと放出できるようにしておけば
      シャッターチャンスを逃さずに済むという訳です。」
DSC_0012_triming_resize「つまり、フラッシュが光るのは、
      シャッターボタンを押した時です。」


DSC_0114_triming_resize「ねえねえ」
DSC_0012_triming_resize「どうしたの?」
DSC_0114_triming_resize「これってフラッシュモードボタンだよね?」
DSC_0012_triming_resize「そうよ。」
DSC_0114_triming_resize「と言うことは、フラッシュにも種類があるの?」
DSC_0012_triming_resize「いい所に気が付いたわね。その通りよ。」


DSC_0012_triming_resize「フラッシュ撮影をしたときに、人物の目が赤くなるのを
      防止したり、自動でフラッシュを上げたり、フラッシュを
      使えなくしたり、色々出来ます。」
DSC_0012_triming_resize「ですが、難しいので後回しです。」

DSC_0012_triming_resize「ここでは『このボタンを押すと、こんなことが起こるんだ』
      と言うことを覚えておいて
下さい。」




DSC_0114_triming_resize「ところでこれ、ずーっと開いたままなんだけれど。」
DSC_0012_triming_ase_resize「あー、それは押して閉めないとダメなの。」
DSC_0114_triming_resize「あれ?これって自動で閉まらないの?
      自動で閉まるのカッコいいカメラを見たことあるよ?」
DSC_0033_triming2_gaan2_resize「それは多分キヤノンのカメラよ。」
DSC_0114_triming_gaan2_resize「あー・・・。」


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『怒られないようにそーっと・・・』

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『パチン』

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『ふ・・・。』


補足:
蛍光灯の数倍の光だから、博物館などでは使用禁止なんですね。
いや、本当に注意しましょう。ぶっちゃけフラッシュって太陽光と同じくらい明るいので・・・。

※↑これ嘘です。ごめんなさい。

余談ですが、フラッシュは鉄道撮影ではご法度とされています。埼玉県の某ターミナル駅なんかで使っちゃったら、たちまち罵声大会が始まってしまいます。
よく、家族でお出かけ中のお父様、お母様が、電車の前でお子様の写真を撮っていますが、くれぐれもフラッシュをたかない様にご注意下さい。電車の運転台から見るフラッシュは相当眩しく、運転に集中が出来ないことが有るそうです。

フラッシュは、場所や状況を選んで、正しく使いましょう。



その4へ続く。


-更新履歴-
2013.02.12 【REV.01】 初版作成
2013.02.13 【REV.02】 その4へのリンクを追加
2016.11.16 【REV.03】 一部訂正