2013年2月12日(REV.03) 2016.11.16 一部訂正
"撮りためろ写真!" 特集記事第2弾
『カメラって、こんなの』
その3
一面のお花畑を、ボタン一つで切り取ってお持ち帰りが出来ちゃう?
切り取った景色からは、ほのかに香るラベンダー?
耳鼻科に行くことをお勧めします。
カメラって不思議だねぇ。
"撮りためろ写真!" 特集記事第2弾
『カメラって、こんなの』
その3
一面のお花畑を、ボタン一つで切り取ってお持ち帰りが出来ちゃう?
切り取った景色からは、ほのかに香るラベンダー?
耳鼻科に行くことをお勧めします。
カメラって不思議だねぇ。
7.フラッシュモードボタン
「次は、フラッシュモードボタンです。」
「フラッシュって光るヤツ?」
「その通り。暗いところで使う補助の明かりのことよ。」
「・・・ちょっと怖いかも。」
「何が。」
「カメラがまた怒るから。」
「あれは怒ってるんじゃなくて、ボタンにきちんと反応している
だけだから、安心して。」
「じゃあノーマルやって。」
「それはダメ。」
「何で?」
「あなたが、びっくりする姿が見れないでしょ。」
「・・・鬼。」
「それじゃあ、気を取り直して。
ツン、よろしく!」
「あーもう、こうなりゃヤケだ!」
『や~け~く~そ~~』
『キーック!!』
『ぺかっ!』
『わー!やっぱり怒った!!』
『カメラの襲撃だ!
みんな逃げろー!!』
「何その大怪獣。」
「あー、しんどい!」
「ビックリしすぎて、心臓が動いたり止まったり
していて、本当に死ぬかと思ったよ!」
「それ、正常。」
「所で、これ光らないの?」
「このボタンを押しただけでは、光りません。」
「え?じゃあこれ何のボタンなの?」
「フラッシュ撮影をする準備のボタンです。」
フラッシュってこんなの:
フラッシュの光は、蛍光灯の数倍もの明るさを持った光です。
つまり、普通の蛍光灯を光らせる数倍の電気が必要となります。
カメラのバッテリーそのままでは光らせるのに出力が足りません。
なので「コンデンサ」と言う電子部品に一度エネルギーを貯蓄し、その貯蓄した電気エネルギーを、一気に放出することで、光らせます。
イメージとしては、バケツに貯めた水を、ひっくり返して一気に落とす感じです。
「フラッシュを光らせるためのエネルギーを
充填するために、少し時間が必要なのです。」
「だから、あらかじめ充填しておいて、
いざと言うときにちゃちゃっと放出できるようにしておけば
シャッターチャンスを逃さずに済むという訳です。」
「つまり、フラッシュが光るのは、
シャッターボタンを押した時です。」
「ねえねえ」
「どうしたの?」
「これってフラッシュモードボタンだよね?」
「そうよ。」
「と言うことは、フラッシュにも種類があるの?」
「いい所に気が付いたわね。その通りよ。」
「フラッシュ撮影をしたときに、人物の目が赤くなるのを
防止したり、自動でフラッシュを上げたり、フラッシュを
使えなくしたり、色々出来ます。」
「ですが、難しいので後回しです。」
「ここでは『このボタンを押すと、こんなことが起こるんだ』
と言うことを覚えておいて下さい。」
「ところでこれ、ずーっと開いたままなんだけれど。」
「あー、それは押して閉めないとダメなの。」
「あれ?これって自動で閉まらないの?
自動で閉まるのカッコいいカメラを見たことあるよ?」
「それは多分キヤノンのカメラよ。」
「あー・・・。」
『怒られないようにそーっと・・・』
『パチン』
『ふぅ・・・。』
補足:
蛍光灯の数倍の光だから、博物館などでは使用禁止なんですね。
いや、本当に注意しましょう。ぶっちゃけフラッシュって太陽光と同じくらい明るいので・・・。
※↑これ嘘です。ごめんなさい。
余談ですが、フラッシュは鉄道撮影ではご法度とされています。埼玉県の某ターミナル駅なんかで使っちゃったら、たちまち罵声大会が始まってしまいます。
よく、家族でお出かけ中のお父様、お母様が、電車の前でお子様の写真を撮っていますが、くれぐれもフラッシュをたかない様にご注意下さい。電車の運転台から見るフラッシュは相当眩しく、運転に集中が出来ないことが有るそうです。
フラッシュは、場所や状況を選んで、正しく使いましょう。
その4へ続く。
-更新履歴-
2013.02.12 【REV.01】 初版作成
2013.02.13 【REV.02】 その4へのリンクを追加
2016.11.16 【REV.03】 一部訂正
「次は、フラッシュモードボタンです。」
「フラッシュって光るヤツ?」
「その通り。暗いところで使う補助の明かりのことよ。」
「・・・ちょっと怖いかも。」
「何が。」
「カメラがまた怒るから。」
「あれは怒ってるんじゃなくて、ボタンにきちんと反応している
だけだから、安心して。」
「じゃあノーマルやって。」
「それはダメ。」
「何で?」
「あなたが、びっくりする姿が見れないでしょ。」
「・・・鬼。」
「それじゃあ、気を取り直して。
ツン、よろしく!」
「あーもう、こうなりゃヤケだ!」
『や~け~く~そ~~』
『キーック!!』
『ぺかっ!』
『わー!やっぱり怒った!!』
『カメラの襲撃だ!
みんな逃げろー!!』
「何その大怪獣。」
「あー、しんどい!」
「ビックリしすぎて、心臓が動いたり止まったり
していて、本当に死ぬかと思ったよ!」
「それ、正常。」
「所で、これ光らないの?」
「このボタンを押しただけでは、光りません。」
「え?じゃあこれ何のボタンなの?」
「フラッシュ撮影をする準備のボタンです。」
フラッシュってこんなの:
フラッシュの光は、蛍光灯の数倍もの明るさを持った光です。
つまり、普通の蛍光灯を光らせる数倍の電気が必要となります。
カメラのバッテリーそのままでは光らせるのに出力が足りません。
なので「コンデンサ」と言う電子部品に一度エネルギーを貯蓄し、その貯蓄した電気エネルギーを、一気に放出することで、光らせます。
イメージとしては、バケツに貯めた水を、ひっくり返して一気に落とす感じです。
「フラッシュを光らせるためのエネルギーを
充填するために、少し時間が必要なのです。」
「だから、あらかじめ充填しておいて、
いざと言うときにちゃちゃっと放出できるようにしておけば
シャッターチャンスを逃さずに済むという訳です。」
「つまり、フラッシュが光るのは、
シャッターボタンを押した時です。」
「ねえねえ」
「どうしたの?」
「これってフラッシュモードボタンだよね?」
「そうよ。」
「と言うことは、フラッシュにも種類があるの?」
「いい所に気が付いたわね。その通りよ。」
「フラッシュ撮影をしたときに、人物の目が赤くなるのを
防止したり、自動でフラッシュを上げたり、フラッシュを
使えなくしたり、色々出来ます。」
「ですが、難しいので後回しです。」
「ここでは『このボタンを押すと、こんなことが起こるんだ』
と言うことを覚えておいて下さい。」
「ところでこれ、ずーっと開いたままなんだけれど。」
「あー、それは押して閉めないとダメなの。」
「あれ?これって自動で閉まらないの?
自動で閉まるのカッコいいカメラを見たことあるよ?」
「それは多分キヤノンのカメラよ。」
「あー・・・。」
『怒られないようにそーっと・・・』
『パチン』
『ふぅ・・・。』
補足:
いや、本当に注意しましょう。ぶっちゃけフラッシュって太陽光と同じくらい明るいので・・・。
※↑これ嘘です。ごめんなさい。
余談ですが、フラッシュは鉄道撮影ではご法度とされています。埼玉県の某ターミナル駅なんかで使っちゃったら、たちまち罵声大会が始まってしまいます。
よく、家族でお出かけ中のお父様、お母様が、電車の前でお子様の写真を撮っていますが、くれぐれもフラッシュをたかない様にご注意下さい。電車の運転台から見るフラッシュは相当眩しく、運転に集中が出来ないことが有るそうです。
フラッシュは、場所や状況を選んで、正しく使いましょう。
その4へ続く。
-更新履歴-
2013.02.12 【REV.01】 初版作成
2013.02.13 【REV.02】 その4へのリンクを追加
2016.11.16 【REV.03】 一部訂正