2013年2月11日(REV.02)
"撮りためろ写真!" 特集記事第2弾
『カメラって、こんなの』
やたら手にフィットするわずか600gの塊りを握り、右手の人差し指に一番近いボタンを軽く押すと、軽快な音が鳴って、今さっき自分が見ていた景色が記録される。カメラとはそんな単純動作で動く、メカです。
しかし、カメラは高級になればなるほど、重くなり、ボタンが増え、普通の人には使いにくいものになっていくと思いませんか?
実はそれは間違いです。
カメラって、どんなの?

"撮りためろ写真!" 特集記事第2弾
『カメラって、こんなの』
やたら手にフィットするわずか600gの塊りを握り、右手の人差し指に一番近いボタンを軽く押すと、軽快な音が鳴って、今さっき自分が見ていた景色が記録される。カメラとはそんな単純動作で動く、メカです。
しかし、カメラは高級になればなるほど、重くなり、ボタンが増え、普通の人には使いにくいものになっていくと思いませんか?
実はそれは間違いです。
カメラって、どんなの?

と、言うわけで、今回の特集記事はカメラについてのお話です。
さて、皆さん。
カメラって、色々ボタンがあってややこしいですよね。

この画像を見ただけでも、10個ボタンがあります。
しかも、何かクルクル回せそうなものが3つ、十字キーが1つ、レバーのようなものが1つ・・・。
とにかく、操作するところがとても多いです。
こんなにボタンがあって、一つ一つを覚えないと写真が撮れない・・・。
なんて面倒くさいんだ、デジタル一眼レフカメラ。
と、敬遠する方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
でも安心してください。
実際に撮影の時に使うボタンなんて、どんなカメラでもシャッターボタンだけです。
ただし、シャッターボタンを押す前に、カメラの設定を行うために操作を行います。
それでも使うボタンは一つだけ。多くは、クルクル回せそうなもの『ダイアル』を使って設定します。
つまり、10個ボタンがあろうが無かろうが、結局カメラを使うのに覚えていればいいのは、シャッターボタンの扱いと、ダイアル操作だけなのです。
詳しい人が見たらカンカンに怒りそうな事を、豪語しちゃいましたが、僕的には実際そうかなと^^;;;;
とは言っても、一番最初に述べた通り、カメラはメカ。機械です。
操作方法を覚える前に、何がどの役割を持っているのか知らないと、動かす事が出来ません。車や自転車と同じですね。エンジンのかけ方、アクセルとブレーキの操作、ギアの操作しかり。
なので、まずは各ボタンの機能をアシスタントのキャラクター2人と見ていきましょう。
と言う事で後は任せた!

「初めまして、こんにちは。フェイト・テスタロッサです。主にカメラの説明を担当します。」
「初めまして、こんにちは。フェイト・テスタロッサです。カメラの操作を担当します。」
「ところで2人とも同じ名前だけれど、なんて呼べばいい?」
「ツンで良いわ。」
「(マジかよ・・・・)分かりました。そしたら私はノーマルで。」
「よろしくノーマル。」
「よろしく。」
項番1.各部名称
「所でノーマル、実は私、機械が苦手なの。」
「大丈夫よツンさん。私がフォローするわ。
それに。この記事は元々そう言う人にも分かる様に書いている"らしい"から安心して。」
「わかったわ。」
「それでは早速ですが、このカメラ、D90の各部の名前を確認してみましょう。」

①シャッターボタン
②プレビューボタン
③レンズ取り外しボタン
④ボディーキャップ
⑤サブコマンドダイアル

⑥再生ボタン
⑦ISO感度ボタン
⑧メインコマンドダイアル
⑨ファインダー接眼窓
⑩マルチセレクター+OKボタン
⑪MENUボタン
⑫液晶モニター
⑬削除ボタン

⑭撮影モードダイアル
⑮フォーカスモードセレクトダイアル(隠れていますが、AとMと書いてあります)
⑯フラッシュモードボタン
「こんなこと、取扱説明書を見れば誰でも分かるわ。」
「まあ、そうなんだけれどね・・・。」
使用説明書:PDFダウンロード一覧 - サポート|ニコンイメージング
http://www.nikon-image.com/support/manual/m_pdf_select.htm
「ほとんど使わないボタンの名前は省きました。」
「え、省いて16個もあるの?!」
「大丈夫、実際に使用するときに使うボタンはもっと少ないから。」
「とりあえず『あー、ここってこんな名前なんだー』程度に覚えておいて下さい。」
項番2.各部機能
「さて、名前が分かったところで、各ボタンの機能を見ていきましょう。」
1.シャッターボタン
「それではツンさん、シャッターボタンを押してください。」
「OK、任せて!」

『体を動かすのは得意よ!』

『はああああ!!』

『ッガッチャン!!!』
「うわあ!カメラが怒った!」
「そりゃ怒りたくもなるわよ・・・。
カメラは精密機械よ。もっと大事に扱いなさい。」
「機械ごときが人間様に歯向おうなんて生意気よ!」(ゲシゲシ)
「・・・足痛いよぉ」
「一眼レフは頑丈だからね・・・。」
「と、この様にシャッターボタンを押すと、けたたましい音が鳴ります。
この音が『写真が撮れたよー』と言うカメラからの合図です。」
「電子レンジみたいなヤツね。」
「いい例えなのかどうかは分からないけれど、その通りよね。」
「ちなみに、シャッターの音はメーカーによって全然違うので、
お店に行って聞き比べると楽しいですよ。」
2.メインコマンドダイアル
「次はグリグリまわるコマンドダイアルです。
ツンさん、お願いします。」
「任せて!」

『ここを一気に・・・』

『グルグルッと!』

『あ、なんか数字が変わった!』
「液晶の左上に表示されている数字が'5'から'100'に変わりましたね。」
「数字が変わるとどうなるの?」
「シャッタースピードが変わります。」
「シャッタースピード?専門用語は勘弁して下さい。お願いします。」
「そりゃそうよね。」
「シャッタースピードを知るためには、カメラの仕組みについてお勉強
しなければなりません。」
カメラの仕組み:

「デジタルカメラは、レンズから光を取り入れ、
"イメージセンサー"と言う部品に光を当ることで、景色を記録します。」
「フィルムカメラは、イメージセンサーがフィルムになっただけのものです。」
「で、このイメージセンサーに光を当てる時間を決めるのがシャッタースピードです。」
「シャッターは、イメージセンサーとレンズの間にあります。」

「このシャッターが開いたり閉じたりする仕組みで、
イメージセンサーに光を当てる時間を制御します。」
「イメージセンサーの仕組みを理解するには、そうですね・・・
あ、小学生のころに習った「影送り」を思い出すと分かりやすいと思います。」
「あれは、目に焼き付いた影の"画像"を何も無い空に目線を移すことで、
まるで影を空に送ったように見えると言う仕組みになっているものです。」
「で、ここで肝心なのが"焼きついた"と言うことです。
イメージセンサーは光を電気信号に変えるA/Dコンバータなのですが
このA/D変換の時に、光の取入量が多ければ多いほど早く像が焼きつきます。」
「しかし、光の量が多すぎると、白くなってしまいます。
また逆に少なすぎると黒になってしまいます。」
「つまり、白くも黒くもならない、丁度良い具合に光の取入る量を
調整する数値が、シャッタースピードと言うわけです。」
「結局のところ、イメージセンサーはレンズ込みで”目”だと思ってください。」
「お分かり戴けましたでしょうか?」
「わかるかっ!」
「・・・・・・。」
補足:オーブントースターのタイマーと思ってください。
その2へ続く。
-更新履歴-
2013.02.11(REV.01) 初版作成。
2013.02.12(REV.02) 扉絵追加。
さて、皆さん。
カメラって、色々ボタンがあってややこしいですよね。

価格.COMで満足度の評価がやたら高い「Nikon D90」
(ホコリまみれでスンマセン・・・。)
(ホコリまみれでスンマセン・・・。)
この画像を見ただけでも、10個ボタンがあります。
しかも、何かクルクル回せそうなものが3つ、十字キーが1つ、レバーのようなものが1つ・・・。
とにかく、操作するところがとても多いです。
こんなにボタンがあって、一つ一つを覚えないと写真が撮れない・・・。
なんて面倒くさいんだ、デジタル一眼レフカメラ。
と、敬遠する方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
でも安心してください。
実際に撮影の時に使うボタンなんて、どんなカメラでもシャッターボタンだけです。
ただし、シャッターボタンを押す前に、カメラの設定を行うために操作を行います。
それでも使うボタンは一つだけ。多くは、クルクル回せそうなもの『ダイアル』を使って設定します。
つまり、10個ボタンがあろうが無かろうが、結局カメラを使うのに覚えていればいいのは、シャッターボタンの扱いと、ダイアル操作だけなのです。
詳しい人が見たらカンカンに怒りそうな事を、豪語しちゃいましたが、僕的には実際そうかなと^^;;;;
とは言っても、一番最初に述べた通り、カメラはメカ。機械です。
操作方法を覚える前に、何がどの役割を持っているのか知らないと、動かす事が出来ません。車や自転車と同じですね。エンジンのかけ方、アクセルとブレーキの操作、ギアの操作しかり。
なので、まずは各ボタンの機能をアシスタントのキャラクター2人と見ていきましょう。
と言う事で後は任せた!

(D90にはニコン色のフェイトさんが似合う?)







項番1.各部名称


それに。この記事は元々そう言う人にも分かる様に書いている"らしい"から安心して。」



①シャッターボタン
②プレビューボタン
③レンズ取り外しボタン
④ボディーキャップ
⑤サブコマンドダイアル

⑥再生ボタン
⑦ISO感度ボタン
⑧メインコマンドダイアル
⑨ファインダー接眼窓
⑩マルチセレクター+OKボタン
⑪MENUボタン
⑫液晶モニター
⑬削除ボタン

⑭撮影モードダイアル
⑮フォーカスモードセレクトダイアル(隠れていますが、AとMと書いてあります)
⑯フラッシュモードボタン


使用説明書:PDFダウンロード一覧 - サポート|ニコンイメージング
http://www.nikon-image.com/support/manual/m_pdf_select.htm




項番2.各部機能

1.シャッターボタン



『体を動かすのは得意よ!』

『はああああ!!』

『ッガッチャン!!!』


カメラは精密機械よ。もっと大事に扱いなさい。」




この音が『写真が撮れたよー』と言うカメラからの合図です。」



お店に行って聞き比べると楽しいですよ。」
2.メインコマンドダイアル

ツンさん、お願いします。」


『ここを一気に・・・』

『グルグルッと!』

『あ、なんか数字が変わった!』






しなければなりません。」
カメラの仕組み:

な、なんてイラっとする絵なんだ・・・。

"イメージセンサー"と言う部品に光を当ることで、景色を記録します。」





イメージセンサーに光を当てる時間を制御します。」

あ、小学生のころに習った「影送り」を思い出すと分かりやすいと思います。」

まるで影を空に送ったように見えると言う仕組みになっているものです。」

イメージセンサーは光を電気信号に変えるA/Dコンバータなのですが
このA/D変換の時に、光の取入量が多ければ多いほど早く像が焼きつきます。」

また逆に少なすぎると黒になってしまいます。」

調整する数値が、シャッタースピードと言うわけです。」




補足:オーブントースターのタイマーと思ってください。
その2へ続く。
-更新履歴-
2013.02.11(REV.01) 初版作成。
2013.02.12(REV.02) 扉絵追加。