突然ですが、、
日本のイタリア料理はめちゃくちゃレベル高いと思いませんか?
香港の飲茶とか、パリのガレットにビストロの皿々、ロンドンのフィッシュ&チップスに、マドリードのアヒージョ
世界中には自国から海外へ発信できるような美味しいものが溢れているんですが、基本的には現地で食べるのがやっぱり美味しい
一つには、同じ原材料や鮮物を使っても、微妙に水分量や香りが日本のそれと違うので、結果料理として別物になってしまう
二つには、日本人はとにかく真面目に細かく再現しようとするから、何を作っても日本風(見た目が綺麗で、材料を切り刻みダイナミックさがない)になってしまう
三つには、現地でワンコイン以下でいただけるような料理を、日本では高級料理にしてしまい、それをいただく雰囲気が別のものになってしまう
ただ、この壁を超えて、現地で食べるのと変わらないって一番思うのがイタリアンです
バールのようなコーヒー屋やジェラート屋は違うなぁと思うけど、所謂リストランテやトラットリアは日本の有名店ならほぼ向こうと変わらない
時には日本の方が、イタリアっぽい内装や味を再現してると思ったりします
で、私が住んでるここ東京にもイタリアンの名店は沢山あるのですが、
味は折り紙付きで、、
リーズナブル&アクセスしやすい&混んでない(笑)
この3つが揃ってるお店をご紹介します
新宿からだと、丸ノ内線で2つ、中野坂上駅から徒歩一分のお店です
駅ビルの地下にあります
TRIPPA@中野坂上
名前の通りトリッパ(イタリアン風モツ煮込み)が得意なお店です
イタリアでもトリッパは中伊地方の郷土料理で、有名な街で言うとフィレンツェだと思います
所謂、牛の第四の胃をイタリアでは短冊の形に切ってトマト風の煮込みでだします
私もフィレンツェへ行ったときに頂いたのですが、日本のそれよりももっともっと柔らかく炊き上げていました(蒸してる?とおもうくらいに柔らかい)
そして、あまり海外では感じることの少ない滋味深い味わいがあります
向こうでは羊肉料理も盛んなので、このトリッパが肉を代表する一皿かというと違うのですが、
元は日本のホルモン同様に下町の食べ物なだけあって、
パンに挟んでスタンドで出していた、そういうファーストフードだというと納得も行きます(どの国もB級グルメというのはとても美味しい(^_^))
中はカウンター主体のお店で、ここは2人か、多くても3人ぐらいで行くことをお勧めします
ご夫婦でお店を切り盛りしていらっしゃいます
白、赤のイタリアワインにスプマンテ(泡)も揃えています
単品でいくつかオーダーしてもよいし、
おまかせコースもおすすめ(●´ω`●)
赤ワイン
ここはワインは、奥さんにおまかせで頼むので、銘柄は何を揃えてるのか把握してません(笑)
ただ、ワイン箱が店内そこら中にあるので、真面目にイタリアから入れてるんだと思います
そして飾ってあるファブリックが、イタリアぽいというより、イタリアにいたご主人が好きなもの、、って感じで、とても良いです
(イタリアンの有名店って内装が似てませんか?)
レバーパテ
ムースに近いです
お通しの手作りパン
焼きたてが来るのでいつもフカフカ
お代わり自由だけど、美味しいからとどんどん食べると、お料理がくる頃に何も入らなくなる(笑)
そして、トリッパ
トリッパも何種類かあります
私は結局、このスタンダードなものが一番好きです(●´ω`●)
写真が少なくてごめんなさい
ここはいつも会社帰りに独りで行ってばかりで
注文も毎回このままなんですね(^^;)(^^;)
炉端かばといい、Picassoといい
なんでいつも同じものしか頼まないのか(^^;)
食ブロガーには程遠いようです(^^;)(^^;)
イタリアンというと目黒や恵比寿に目がいきがちですが、会社帰りの普段使いはこういうお店が、
肩肘張らず、予約も要らず、
良きな気がします(●´ω`●)