▼音源：上杉隆 ソコトコ 2011.12.21 - YouTube

※初稿です。誤字脱字は随時修正いたします。

＝＝＝＝＝（文字おこし、続き）

※「上杉隆が、朴斗鎮氏から聞いた北朝鮮・金正雲体制「ゆっくり収縮。暴発はない」12/21(3)」からの続きです。

吉田「水曜日のコメンテーターはジャーナリストの上杉隆さんです。この時間もよろしくお願い致します。」

上杉「お願いしまーす」

吉田「それでは今朝のニュースのポイントです。」

※音楽

唐橋「食品含まれる放射性物質の基準について。厚生労働省は原発事故から一定の期間が経過し、食品から検出される放射性物質の量が少なくなっていることから、一般食品は現在の暫定基準値の５分の１に当たる、１キログラムあたり１００ベクレルに。乳児用の食品と牛乳は５０ベクレルなどとする方針を固めました。厚生労働省は一部の食品については混乱が起きないよう一定期間経過措置をもうけることを検討しているということで。今週開かれる審議会の部会などにこの案を提示し、答申をうけたうえで来年４月から新たな基準を適用したいとしています。」

※音楽終わり

吉田「えー来週２６日にはですね。これら福島第一原発の政府事故調査・検証委員会の中間報告というものが公表される予定と、いうことでありまして。えーこの時間、原発事故発生からこれまでの動きについて改めて検証させていただこうと言うことだったんですけども」

上杉「はい」

吉田「まあ事故から一定の期間が経過ということで。食品の暫定基準値の見直しがまあ行われると。いうことですけど。遅すぎるでしょう？」

上杉「ええ。まあ、遅すぎるというのとこれまでの９か月間じゃあ、えー食べさせた分はどうすんのと、国民に。」

吉田「ほんとだよね。そこをなんか全く無視した形で、しらっとして言われてる感じで。ねえ」

上杉「おそろしいですよねえ。で、特にもう最初からずうっと言ってるように。子ども乳児特にそれから妊娠してる女性、妊婦の方、これからお子さんを産む方も含めて、なんでそこだけでも国際的にやってる。つまり世界中がやったようなかたち、３月に１７、１８、その人だけでも優先的に、え、ま、逃さなかったのか。仮にその時のもう本当に数日間でいいんですね」

吉田「やればできたことなわけでしょう、これね」

上杉「ええ。まず外部被ばくについては１５，１６，２３，避けられましたし。その後の内部被曝についても今日の朝日新聞にも書いてる通り。えそれをちゃんと知らせとけば、子どもは安全なものを食べさせる、そして、お年寄りとか、ああそのある程度年配の人は、少しぐらい食べても大丈夫だと、いうことをわかってればそうやって対応したんです。みんな知らなかったわけですからね。ま、本当にひどいなと、同時にこれ、まあそれがなにより１つ言えることですね。」

吉田「そうだねえ。で、これ２６日にですね、政府が設置しました事故調査委員会の中間報告が公表されると予定なんですけど。」

▼津波・避難対策の不備指摘へ　原発事故調、中間報告で - 47NEWS（よんななニュース）

吉田「これと別にですね、国会が事故調査委員会を設けて、１９日に初会合、開かれたと」

▼「事故収束は納得いかない」田中耕一・石橋克彦・田中三彦ら国民の代表・福島原発事故調査委員会が会見（動画）:ざまあみやがれい！

上杉「ええ」

吉田「で、政府の事故調査委員会は法的根拠がなくて調査権限も弱いと言われてるんで、国会の事故調査委員会が儲けられたことで、原因究明につながるっていう、このあたりは上杉さんはどうごらんになってますか」

上杉「まあ、あの、なんども言ってるように捜査権あるわけではないですし」

吉田「ないですもんね」

上杉「捜査に入らないことが異常なんですよ。」

吉田「ほんとだよね」

上杉「これ４月から言ってますけど。もう他のものは例えばちょっとしたこと、全部捜査入ってるわけですから。そして逮捕され社長が、ユッケの時もそうですし、天竜川もそうですし、オリンパスもそうだし。何かあればすぐ捜査入って逮捕して、でマスコミは寄ってたかって社長の家に行き、そして謝らせて会見開けと、やって追求するんですね。東京電力になると誰一人言わない。むしろ社長を出そうとしたり、言うと、逆に守ろうとして、フリーランスの記者、自由報道協会の記者を怒鳴りつけると。ま、こういうことをやっていて、まだに、作業員が何人も無くなってるのに現場検証しない。東京電力本店には証拠保全にも入らない。まあ本当にすごい国家なと」

吉田「ほんとにそうだよね」

上杉「ええ、おもいますね。それでなんといってもですね。これはまあもう言っていいんでしょうけど。２６日、事故調査委員会、これ、えー７００ページほどのですね、報告書出します。」

吉田「あーそうなんだ」

上杉「ええ、もう、最初から作ってんですね。」

吉田「ああ、そうなの」

上杉「で、ええ。はっきり言って、骨抜きというかですね。ガス抜きのものですね」

吉田「ああそうなんだ」

上杉「えーと同時に２３日に記者クラブだけ、えー事前レクやります。明後日。これで内閣府かすってますけど（※でいいのか）」

吉田「インチキだよねそれがねもう」

上杉「で、記者クラブだけにまた洗脳して、そして２４、２５には明日発表へっていって、先に呼びこませて」

吉田「なんでそこでつるんじゃうのかがよくわかんないですね」

上杉「そうなんですね。もう（※聞き取れず）だけですから。で、それをやっといて２６日には、例えば記者会見ひらいても、フリーランスとか海外メディアとか自由報道協会の面々はその時になって７００ページ渡されても読み込めないんですね。で記者クラブだけ洗脳して、どうでも良い質問をさせて、そしてはいっ、無事出しましたと、やることが決まってるんで、今のうちに暴露しときますけど」

吉田「そうなんだねえー」

上杉「まあそういうことがこのニュースを作ってくんですね。だからもう明後日ですから、えー２３日休日にそういうようなこっそり、えーまあ内閣記者会と、えーまあ、政府が一体となって、事前レクをやって、だいたい記者に事前レクする自体が国がおかしい」

吉田「そういうことやること、インチキだって意識が全くないのかなあ」

上杉「まあ談合ですね。カルテル。普通の国だったら、まあ、普通の国じゃなくても日本でも、独占禁止法とかカルテルはダメなんで」

吉田「そういう意味では海外のそういうなんだろう、視線で見た場合には、北朝鮮と変わんないような、動き方だよね」

上杉「北朝鮮のほうがましなのは、みんなそれ知ってんですね。インチキしてるということが。でも知らないふりして気づかないふりして見ないようにしてるんです。日本は」

吉田「日本の場合はインチキだっていうふうにわかんない人が多数になっちゃってるっていうね」

上杉「で、インチキを本物だと信じてんです。あの大手メディアを含めて。そういう事を談合してる政府と。そういうふうに言ってるのを本物だと見て、」

吉田「なるほど」

上杉「で。、今みたいなかたちで、これこのままになりますけど。まあ、２６日そういう７００ページあまりの。ま今７００ページって言ったから急に８００ページに変えるかもしれません」

吉田「変えるかもしれないね（笑）」

上杉「２３日って言ったから」

吉田「そういう、ね」

上杉「えー、いきなり２４日にするかもしれません」

※クロストーク

上杉「こういうことが事前に全部知ってたんです。それを言わないで１２年間いたんですけど、もうこの際ジャーナリスト辞めるんで、もう全部とことん、内容も誰が何を入ったかも全部分かってますんで。是非お楽しみに」

▼上杉隆が語る、次号の週刊ポストに爆弾記事掲載と「東電からのテレビの出稿料がまた上がってる」 12/21(1):ざまあみやがれい！

今後、ウィキリークスのように、上杉氏がこれまでに入手しているメモ文書を公開していく（上杉リークス）とのこと。第一弾が次号の週刊ポストだと述べています。

吉田「わかりました。えー１９日の朝日新聞の記事でですね、あの政府の現地対策本部長だった池田元久前経済産業副大臣がですね。３月１１日からのその５日間を手記にまとめていた、というものがあったんですけども。」

▼菅氏の原発視察どなり声ばかり…池田・前副大臣 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

吉田「これによると菅前総理がですね、震災の翌日に原発を視察したさいに東京電力の社員を怒鳴り散らしたようすなどが細かく記されていて、この池田さんも指導者の資質について考えざるをえなかったと、言ってると。これに関しては、上杉さんの……（笑）」

上杉「ええ。あのー３月１１日から、少なくとも５日間以上のマスコミが政府と一体となって何をやったかと、いう、えーメモが私の手元に」

吉田「あるの？」

＝＝＝＝＝（文字おこし、続く）

続き：上杉隆「3.11から少なくとも5日間以上の、マスコミが政府と一体となって何をやったかというメモが私の手元に。それを全部明かします」12/21(5)

▼国家の恥　－　一億総洗脳化の真実