今話の名セリフ:「私がやるのは、好きだから!」(キュアコーラル)
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第32話「駆けろランウェイ! さんごのファッションショー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、さんごの母・みゆきは、プリティホリックに、今度のファッションショーで使うコスメのコーナーを設けました。
その後、さんごは登校しましたが、同時に、「コニー」という男性がプリティホリックに。ファッションショーに出演予定のモデルが1人出られなくなったそうで、その代役をどうするか、みゆきに相談しに来ました。
ですが、衣装のイメージに合う者は、そう簡単には見つからないもの。ですが・・・、
「あの! コニーさんですよね? 可愛いのカリスマデザイナーの!」
「いかにもアタシはコニーだけど・・・。」
「それより、アナタ!」
「え?」
「見つけた! イメージにピッタリ! やってみない? モデル!」
「え? え? ええーっ!?」
今話は、オープニングが少しだけ変わりました。
ミックストロピカルのところにラメールが登場。
最後のローラは、人魚ではなく、人間態として出てきました。
ローラがプリキュアとなった17話に合わせた形となりましたが、ちょっと変化に乏しいですかね。
この2箇所以外でも、ラメールや人間態ローラが出てきてほしいと思っていますが、どうなるかな・・・。今後変更はなさそうな気がしますが、もしかしたら変更があるかもしれないと、淡い期待を抱いておきます。
~ Aパート ~
さんごがファッションショーに出る事は、まなつ達にも伝わりました。
「ふーん・・・。みんなに注目されながら歩くのか・・・。悪くないわね・・・。」
「アリアリーナ!」
水泳部からスカウトされた時といい、アイドル好きやのう。今後どこかの回でローラが本当にこのようにステージに立つんじゃないかと少し楽しみになってきました。
「そのファッションショー、私が出てもいいわ!」
「何言ってんだ・・・。そんな簡単に出られるもんじゃないだろ・・・。」
「そんなに、すごいの? その、あおぞらプリティコレクションって。」
「うん。」
「あおぞらプリティコレクションはね、オシャレのファッションブランドがいくつも出るし、全部がキラキラしてて、可愛くて、見ている私まで幸せな気持ちになれるんだ・・・。」
「昔から大好きで憧れだったの! だから、すっごく嬉しくて・・・。」
「あ・・・。」
「さんごの熱意、伝わったわ!」
「ごめんなさい。1人で興奮しちゃって・・・。」
「いいじゃん! すごくトロピカってる! さんごは可愛いものが好きなんだもんね!」
「うん!」
「そんなに好きなら、尚更頑張りなさい!」
「私達も見に行くよ!」
「応援は任せて。」
「ありがとう、みんな・・・。」
それから後日、さんごは、ファッションショーに向けて、練習に励みました。
「さんごのオシャレウォーキングコーナー!」
「まず、基本の立ち方ね。姿勢を良くして、顎を引いて・・・。」
「それで、頭のてっぺんから真っ直ぐ下に、身体の中心に1本の芯が入っている事を意識するの。そうすればバランスも上手くとれるんだって!」
「息は止めなくていいんじゃ?」
「わ、分かってるわよ!」
「ん? その服、何?」
「ファッションショーで使う衣装よ。」
「みゆきさん。お邪魔してます!」
「みんな、せっかくだし、着てみる?」
「え? いいの?」
「ええ。サンプルだから問題ないわ!」
『わあ・・・。』
「可愛い・・・。」
「あれ?」
「どうしたんだ?」
「このスカート、こうすると模様が見える。」
「本当だ・・・。」
「せっかく可愛い柄があるのに、見えないともったいないね・・・。」
「ええ、その通りよ。ファッションショーはね、服の魅力を余す事なく、お客さんに伝える事が大切なの。」
「服の魅力?」
「どうすれば、その服が一番良く見えるのかを考えるのも、モデルのお仕事よ。」
「それって、その服を着た自分を可愛く見せるって事とは違うんですか?」
「そうね・・・。あ、コニーさんもよく言ってる事なんだけど、モデルはお客さんに可愛いを届けるって事!」
「可愛いを・・・、届ける・・・。」
まなつの色んなポーズに誰もツッコんでくれない・・・。あすか先輩。キミ、この作品においてツッコミに定評があるキャラなんですから、仕事して下さい。(笑)
そして、ファッションショー当日を迎えました。
「わあ・・・。本格的・・・。」
「バックステージに入るのは初めてだったわね。ここでメイクをするのよ。」
「すごい・・・。みんな、プロって感じ・・・。ここでショーができていくんだ・・・。」
「さんごの出番は最後の方よね。」
「うん・・・。」
「2人とも、今日はよろしく! ショーを成功、いや、大成功させましょう!」
「は、はい!」
「もちろん!」
その後、リハーサル。
「あ、あれ・・・?」
「なんだか、思ってたより、広いかも・・・。」
「やっぱり、緊張する・・・。でも、私だってモデルの一員として、このショーを成功させるんだ・・・!」
「大丈夫? 落ち着いて。」
「は、はい・・・。」
「あ、足が・・・。足が、出ない・・・。」
「う、動けない・・・。」
「どうしたの? 怪我?」
「いえ・・・。」
~ Bパート ~
それから少しして、まなつ達は、さんごを心配して励ましますが、それでも、不安は収まらず。周りは本番に向けてリラックスできているために、さんごは、自分がここにいるのは場違いなんじゃないかと思います。
そんな中、ランウェイに誰かいました。
が、これは、超ゼッタイヤラネーダ。ヌメリーが控室に忍び込んで、超ゼッタイヤラネーダを生み出していました。
超ゼッタイヤラネーダは、観客達のやる気をドンドン奪っていきました。まなつ、みのり、あすか、ローラは、プリキュアに変身して、超ゼッタイヤラネーダと戦います。
その頃、控室には、ファッションショーで使う風船がようやく届きました。今から準備をするようでは、とても本番には間に合いません。
ですが・・・、
「みんな、早く終わらせましょ!」
「でも、時間が・・・。」
「でもね、この風船があった方が、絶対に可愛い。」
「でしょ?」
「私も手伝います!」
「私も!」
「私も!」
「わ、私も!」
「急ぐわよ!」
『膨らませたのは、こっちに!』
「まさかファッションショーで風船を集める事になるなんてね・・・。」
「はい。予想もしてなかったです・・・。」
「でも、これで、ちょっとでもショーが良くなるなら・・・。」
「それって、すごくワクワクするよね!」
「そっか・・・。ここにいるのは・・・。」
「私達は、可愛いものが大好きなの。」
「わっ! コニーさん!」
「あなたもよね?」
「え?」
「見てたわよ。可愛いを届けるためにレッスン頑張ってたじゃない。」
「その大好きさえあれば、あなたは大丈夫よ。」
「本番、よろしくね!」
「はい!」
「そうなんだ・・・。ここにいるのは、私とは違う世界の人達だって思ってたけど、みんな気持ちは同じだったんだ!」
その直後、さんごは、超ゼッタイヤラネーダの叫び声を聞きました。すぐに控室を出ると、サマー達が超ゼッタイヤラネーダと戦っているのを目にします。
「みんな!」
「さっき転んだの、みーちゃった!」
「え・・・。」
「仲間の所まで来られるかしら? そこのランウェイを通って。」
「怖いなら無理しなくていいのよ? 嫌々やったところで・・・。」
「違う!」
「私がやるのは、好きだから!」
そして、さんごもプリキュアに変身しました。
「私の大好きな、ここにいるみんなの大好きな可愛いを、絶対に壊させやしない!」
コーラルは、もこもこコーラルイリュージョンを放ち、超ゼッタイヤラネーダにダメージを与えました。超ゼッタイヤラネーダが怯んだところで、ラメールは、超ゼッタイヤラネーダが奪ったやる気を取り戻しました。
そして、ランドビートダイナミック。超ゼッタイヤラネーダをやっつけました。
少しして、あおぞらプリティコレクションが始まりました。
「できた。それじゃ頑張って!」
「うん!」
「アタシの目に狂いはなかったみたいね・・・。」
「あなたが着ている服、可愛いね!」
「うん! とっても素敵!」
「さんごー! トロピカってるよー!」
「すごい! これが、ファッションショーなんだ!」
「私、可愛いでいっぱいのこの場所にいられて、とっても幸せ!」
「それ!」
今回は、これで終了です。
次回:「Viva! 10本立てDEトロピカれ!」
次回は特別編。いつもとは違うまなつ達を10本立てでお届けします。
【まとめ】
さんごは、モデルの代役を探していたデザイナー・コニーの目に止まり、ファッションショーに出演する事になりましたが、ショーの当日、リハーサルでランウェイを歩く途中で緊張で足を滑らせ、転んでしまい、プロの現場に自分は場違いかもしれないと不安になったものの、皆が力を合わせて、ショーに使う風船をふくらませ始めた事から、ショーを成功させたい気持ちで1つになっている事に気付いて、本番では、ランウェイの上で見事にポーズを決める事ができました。
という事で、今話は、さんごメイン回。
普段目立つ事が苦手なさんごが、緊張や不安を乗り越えて、ファッションショーのランウェイをしっかり歩き切ったのは、成長を感じますね。大きな期待を持って今話を視聴して良かったです。
さんごにとって幸運だったのは、主催のコニーや他の出演者が力になってくれた事だと思いますね。前話は、未遂とはいえ、対戦相手のラケットのガットを切ろうとした上に、それを隠蔽し、胸倉を掴まれたのをいい事に、試合の棄権を求めるという胸糞悪い展開があったと思うと尚更です。
今回のファッションショーも、自分が目立ちたいために、他の出演者に嫌がらせをするなんて描写があってもおかしくないでしょう。さんごがそういうのに巻き込まれなくて良かったな、と安心してます。まあ、さすがに、女の子向けアニメで2話連続で胸糞展開をやろうものなら、女の子達に目の毒過ぎますし、親御さん達からクレームが来そうですが。
ファッションショーの風船作りの手伝いをした時に声をかけたのが、リハーサルにおいて過緊張で動けなくなった時に助けてくれた子だったのが良かったところですね。(本編では名前は出てきませんでしたが、彼女の名前は「いおり」)
初対面よりも、過去に話した事がある相手の方が、会話した時の安心感は大きいでしょう。その分、相手の言っている事が理解しやすく、風船を作る事でファッションショーを盛り上げられるのならワクワクすると言っていた事が、緊張緩和に繋がったように思いますね。
また、コニーも、面と向かって、さんごの努力を評価していたのも良かったところ。周りから見れば依怙贔屓なのかもしれませんが、代役を頼んでいる上、モデル経験がなく、出演者の中では歳が低い方(もしかしたら一番年下だったのかも?)だと思うと、不安を和らげるために、良いと思ったところをちゃんと評価する事は必要でしょう。
リハーサル前に本番のつもりでやるよう言ったのは、余計な緊張を与えてしまって良くなかったかな、と思いましたが、他の出演者がいる手前、仕方のないところでしょう。他の出演者と比べて大きなハンデはあったものの、他の出演者と気持ちは同じと気付き、他の出演者と同じように楽しくファッションショーに臨む事ができたのは、さんごにとって、良い自信になったと思いますね。
そんな訳で、今話を見終えた感じでは、さんごにはモデルの資質もありそうで、将来モデルを目指す事もあるのかな、と思えてきました。かなり気は早いですが、最終回で将来の姿を描いてほしいな、と期待しています。
まあ、その前に、次のさんごメイン回でも、今回のように成長を感じさせる内容になってほしいと楽しみにしたいですね。
さて、次回は・・・、
何だ、この絵柄は・・・。次回のタイトルには「10本立て」とあり、本編とはかけ離れた2分程度のショートストーリーを10本展開するという事でしょうか。
っていうか、予告の前半、くるるんしかしゃべってなくて、何言ってんだか分かんねぇ・・・。誰かほんやくコンニャク持ってきて下さい。(笑)
「ハートキャッチ」の面々も登場。次回は、劇場版上映開始直前の回となりますので、劇場版告知のための登場でしょうね。
こうなると、マリンがどんなギャグをぶっ放してくれるか、めちゃくちゃ楽しみですね。(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第32話「駆けろランウェイ! さんごのファッションショー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、さんごの母・みゆきは、プリティホリックに、今度のファッションショーで使うコスメのコーナーを設けました。
その後、さんごは登校しましたが、同時に、「コニー」という男性がプリティホリックに。ファッションショーに出演予定のモデルが1人出られなくなったそうで、その代役をどうするか、みゆきに相談しに来ました。
ですが、衣装のイメージに合う者は、そう簡単には見つからないもの。ですが・・・、
「あの! コニーさんですよね? 可愛いのカリスマデザイナーの!」
「いかにもアタシはコニーだけど・・・。」
「それより、アナタ!」
「え?」
「見つけた! イメージにピッタリ! やってみない? モデル!」
「え? え? ええーっ!?」
今話は、オープニングが少しだけ変わりました。
ミックストロピカルのところにラメールが登場。
最後のローラは、人魚ではなく、人間態として出てきました。
ローラがプリキュアとなった17話に合わせた形となりましたが、ちょっと変化に乏しいですかね。
この2箇所以外でも、ラメールや人間態ローラが出てきてほしいと思っていますが、どうなるかな・・・。今後変更はなさそうな気がしますが、もしかしたら変更があるかもしれないと、淡い期待を抱いておきます。
~ Aパート ~
さんごがファッションショーに出る事は、まなつ達にも伝わりました。
「ふーん・・・。みんなに注目されながら歩くのか・・・。悪くないわね・・・。」
「アリアリーナ!」
水泳部からスカウトされた時といい、アイドル好きやのう。今後どこかの回でローラが本当にこのようにステージに立つんじゃないかと少し楽しみになってきました。
「そのファッションショー、私が出てもいいわ!」
「何言ってんだ・・・。そんな簡単に出られるもんじゃないだろ・・・。」
「そんなに、すごいの? その、あおぞらプリティコレクションって。」
「うん。」
「あおぞらプリティコレクションはね、オシャレのファッションブランドがいくつも出るし、全部がキラキラしてて、可愛くて、見ている私まで幸せな気持ちになれるんだ・・・。」
「昔から大好きで憧れだったの! だから、すっごく嬉しくて・・・。」
「あ・・・。」
「さんごの熱意、伝わったわ!」
「ごめんなさい。1人で興奮しちゃって・・・。」
「いいじゃん! すごくトロピカってる! さんごは可愛いものが好きなんだもんね!」
「うん!」
「そんなに好きなら、尚更頑張りなさい!」
「私達も見に行くよ!」
「応援は任せて。」
「ありがとう、みんな・・・。」
それから後日、さんごは、ファッションショーに向けて、練習に励みました。
「さんごのオシャレウォーキングコーナー!」
「まず、基本の立ち方ね。姿勢を良くして、顎を引いて・・・。」
「それで、頭のてっぺんから真っ直ぐ下に、身体の中心に1本の芯が入っている事を意識するの。そうすればバランスも上手くとれるんだって!」
「息は止めなくていいんじゃ?」
「わ、分かってるわよ!」
「ん? その服、何?」
「ファッションショーで使う衣装よ。」
「みゆきさん。お邪魔してます!」
「みんな、せっかくだし、着てみる?」
「え? いいの?」
「ええ。サンプルだから問題ないわ!」
『わあ・・・。』
「可愛い・・・。」
「あれ?」
「どうしたんだ?」
「このスカート、こうすると模様が見える。」
「本当だ・・・。」
「せっかく可愛い柄があるのに、見えないともったいないね・・・。」
「ええ、その通りよ。ファッションショーはね、服の魅力を余す事なく、お客さんに伝える事が大切なの。」
「服の魅力?」
「どうすれば、その服が一番良く見えるのかを考えるのも、モデルのお仕事よ。」
「それって、その服を着た自分を可愛く見せるって事とは違うんですか?」
「そうね・・・。あ、コニーさんもよく言ってる事なんだけど、モデルはお客さんに可愛いを届けるって事!」
「可愛いを・・・、届ける・・・。」
まなつの色んなポーズに誰もツッコんでくれない・・・。あすか先輩。キミ、この作品においてツッコミに定評があるキャラなんですから、仕事して下さい。(笑)
そして、ファッションショー当日を迎えました。
「わあ・・・。本格的・・・。」
「バックステージに入るのは初めてだったわね。ここでメイクをするのよ。」
「すごい・・・。みんな、プロって感じ・・・。ここでショーができていくんだ・・・。」
「さんごの出番は最後の方よね。」
「うん・・・。」
「2人とも、今日はよろしく! ショーを成功、いや、大成功させましょう!」
「は、はい!」
「もちろん!」
その後、リハーサル。
「あ、あれ・・・?」
「なんだか、思ってたより、広いかも・・・。」
「やっぱり、緊張する・・・。でも、私だってモデルの一員として、このショーを成功させるんだ・・・!」
「大丈夫? 落ち着いて。」
「は、はい・・・。」
「あ、足が・・・。足が、出ない・・・。」
「う、動けない・・・。」
「どうしたの? 怪我?」
「いえ・・・。」
~ Bパート ~
それから少しして、まなつ達は、さんごを心配して励ましますが、それでも、不安は収まらず。周りは本番に向けてリラックスできているために、さんごは、自分がここにいるのは場違いなんじゃないかと思います。
そんな中、ランウェイに誰かいました。
が、これは、超ゼッタイヤラネーダ。ヌメリーが控室に忍び込んで、超ゼッタイヤラネーダを生み出していました。
超ゼッタイヤラネーダは、観客達のやる気をドンドン奪っていきました。まなつ、みのり、あすか、ローラは、プリキュアに変身して、超ゼッタイヤラネーダと戦います。
その頃、控室には、ファッションショーで使う風船がようやく届きました。今から準備をするようでは、とても本番には間に合いません。
ですが・・・、
「みんな、早く終わらせましょ!」
「でも、時間が・・・。」
「でもね、この風船があった方が、絶対に可愛い。」
「でしょ?」
「私も手伝います!」
「私も!」
「私も!」
「わ、私も!」
「急ぐわよ!」
『膨らませたのは、こっちに!』
「まさかファッションショーで風船を集める事になるなんてね・・・。」
「はい。予想もしてなかったです・・・。」
「でも、これで、ちょっとでもショーが良くなるなら・・・。」
「それって、すごくワクワクするよね!」
「そっか・・・。ここにいるのは・・・。」
「私達は、可愛いものが大好きなの。」
「わっ! コニーさん!」
「あなたもよね?」
「え?」
「見てたわよ。可愛いを届けるためにレッスン頑張ってたじゃない。」
「その大好きさえあれば、あなたは大丈夫よ。」
「本番、よろしくね!」
「はい!」
「そうなんだ・・・。ここにいるのは、私とは違う世界の人達だって思ってたけど、みんな気持ちは同じだったんだ!」
その直後、さんごは、超ゼッタイヤラネーダの叫び声を聞きました。すぐに控室を出ると、サマー達が超ゼッタイヤラネーダと戦っているのを目にします。
「みんな!」
「さっき転んだの、みーちゃった!」
「え・・・。」
「仲間の所まで来られるかしら? そこのランウェイを通って。」
「怖いなら無理しなくていいのよ? 嫌々やったところで・・・。」
「違う!」
「私がやるのは、好きだから!」
そして、さんごもプリキュアに変身しました。
「私の大好きな、ここにいるみんなの大好きな可愛いを、絶対に壊させやしない!」
コーラルは、もこもこコーラルイリュージョンを放ち、超ゼッタイヤラネーダにダメージを与えました。超ゼッタイヤラネーダが怯んだところで、ラメールは、超ゼッタイヤラネーダが奪ったやる気を取り戻しました。
そして、ランドビートダイナミック。超ゼッタイヤラネーダをやっつけました。
少しして、あおぞらプリティコレクションが始まりました。
「できた。それじゃ頑張って!」
「うん!」
「アタシの目に狂いはなかったみたいね・・・。」
「あなたが着ている服、可愛いね!」
「うん! とっても素敵!」
「さんごー! トロピカってるよー!」
「すごい! これが、ファッションショーなんだ!」
「私、可愛いでいっぱいのこの場所にいられて、とっても幸せ!」
「それ!」
今回は、これで終了です。
次回:「Viva! 10本立てDEトロピカれ!」
次回は特別編。いつもとは違うまなつ達を10本立てでお届けします。
【まとめ】
さんごは、モデルの代役を探していたデザイナー・コニーの目に止まり、ファッションショーに出演する事になりましたが、ショーの当日、リハーサルでランウェイを歩く途中で緊張で足を滑らせ、転んでしまい、プロの現場に自分は場違いかもしれないと不安になったものの、皆が力を合わせて、ショーに使う風船をふくらませ始めた事から、ショーを成功させたい気持ちで1つになっている事に気付いて、本番では、ランウェイの上で見事にポーズを決める事ができました。
という事で、今話は、さんごメイン回。
普段目立つ事が苦手なさんごが、緊張や不安を乗り越えて、ファッションショーのランウェイをしっかり歩き切ったのは、成長を感じますね。大きな期待を持って今話を視聴して良かったです。
さんごにとって幸運だったのは、主催のコニーや他の出演者が力になってくれた事だと思いますね。前話は、未遂とはいえ、対戦相手のラケットのガットを切ろうとした上に、それを隠蔽し、胸倉を掴まれたのをいい事に、試合の棄権を求めるという胸糞悪い展開があったと思うと尚更です。
今回のファッションショーも、自分が目立ちたいために、他の出演者に嫌がらせをするなんて描写があってもおかしくないでしょう。さんごがそういうのに巻き込まれなくて良かったな、と安心してます。まあ、さすがに、女の子向けアニメで2話連続で胸糞展開をやろうものなら、女の子達に目の毒過ぎますし、親御さん達からクレームが来そうですが。
ファッションショーの風船作りの手伝いをした時に声をかけたのが、リハーサルにおいて過緊張で動けなくなった時に助けてくれた子だったのが良かったところですね。(本編では名前は出てきませんでしたが、彼女の名前は「いおり」)
初対面よりも、過去に話した事がある相手の方が、会話した時の安心感は大きいでしょう。その分、相手の言っている事が理解しやすく、風船を作る事でファッションショーを盛り上げられるのならワクワクすると言っていた事が、緊張緩和に繋がったように思いますね。
また、コニーも、面と向かって、さんごの努力を評価していたのも良かったところ。周りから見れば依怙贔屓なのかもしれませんが、代役を頼んでいる上、モデル経験がなく、出演者の中では歳が低い方(もしかしたら一番年下だったのかも?)だと思うと、不安を和らげるために、良いと思ったところをちゃんと評価する事は必要でしょう。
リハーサル前に本番のつもりでやるよう言ったのは、余計な緊張を与えてしまって良くなかったかな、と思いましたが、他の出演者がいる手前、仕方のないところでしょう。他の出演者と比べて大きなハンデはあったものの、他の出演者と気持ちは同じと気付き、他の出演者と同じように楽しくファッションショーに臨む事ができたのは、さんごにとって、良い自信になったと思いますね。
そんな訳で、今話を見終えた感じでは、さんごにはモデルの資質もありそうで、将来モデルを目指す事もあるのかな、と思えてきました。かなり気は早いですが、最終回で将来の姿を描いてほしいな、と期待しています。
まあ、その前に、次のさんごメイン回でも、今回のように成長を感じさせる内容になってほしいと楽しみにしたいですね。
さて、次回は・・・、
何だ、この絵柄は・・・。次回のタイトルには「10本立て」とあり、本編とはかけ離れた2分程度のショートストーリーを10本展開するという事でしょうか。
っていうか、予告の前半、くるるんしかしゃべってなくて、何言ってんだか分かんねぇ・・・。誰かほんやくコンニャク持ってきて下さい。(笑)
「ハートキャッチ」の面々も登場。次回は、劇場版上映開始直前の回となりますので、劇場版告知のための登場でしょうね。
こうなると、マリンがどんなギャグをぶっ放してくれるか、めちゃくちゃ楽しみですね。(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。