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北支援ＮＧＯへ２億６０００万円　水谷建設提供　４ルートで裏金捜査 (産経新聞) - goo ニュース

法人税法違反容疑で幹部が逮捕された水谷建設（三重県桑名市）が数年間で、北朝鮮支援のＮＧＯ「レインボーブリッヂ」に計約２億６０００万円の資金を提供していたことが関係者の話で分かった。事件をめぐっては多岐にわたる関係者が浮上。東京地検特捜部は、このＮＧＯや北川正恭・元三重県知事の元秘書▽福島県知事の実弟▽政財界と太いパイプがあるフィクサー－の４ルートで裏金の使途解明を進めているもようだ。

　特捜部は１１日、関係先として準大手ゼネコンの前田建設工業東北支店（仙台市）を家宅捜索。これまでに同社本店（東京）やレインボーブリッヂなどの捜索を行っており、関係先の強制捜査は異例の４日連続となった。

　関係者によると、同団体の事務局長と水谷功・元会長（６１）は同郷で古くから付き合いがあった。水谷建設は３、４年前に、北朝鮮の災害復旧支援名目で中古の重機や乗用車など４億円前後の物資を無償提供するなど、提供額は約２億６０００万円に上るという。

　ゼネコン関係者からは「水谷建設は北朝鮮の砂利利権を狙っていた」との指摘もあり、特捜部は同団体が北朝鮮に不正送金していたかも含め、資金の流れを追及するとみられる。

　一方、前田建設工業と水谷建設、佐藤栄佐久・福島県知事の実弟が経営する縫製会社の３社間で、平成１３年に不透明な土地取引があったほか、捜索対象となった水谷建設の関連会社「日起建設」（愛知県愛西市）は、北川元知事の衆院議員時代の公設秘書が親密な会社に対し、工事費を約２億円水増し発注していた。

　また、政財界と太い人脈を持つ元会社役員が設立した東京都港区の建設会社も特捜部の捜索を受けた。建設会社は、水谷建設が前田建設工業から下請け受注した工事の一部を孫請け受注。その際、水谷建設は発注額を約２億４０００万円水増しし、国税当局がリベートと認定した。

　いずれの関係者も、脱税を主導したとされる水谷建設の水谷元会長と親密とされる。水谷元会長は関係者に「近々帰国し、出頭する」と話しており、特捜部は帰国次第、本格的な取り調べを始め、法人税法違反容疑で立件するとみられる。

2006年 7月11日 (火) 15:50


どうせ、似たようなタイトルのブログ記事が、既に全国で１００や２００はアップしているのではと思われる今日この頃だが、他に適当な題名も思い浮かばないので、一応このままで。

しかし、なあに派手にやってたんじゃないの小坂ちゃーんと、あえて馴れ馴れしく語りかけたくなるほどの手広いブローカー振りではある。語りかけた後で２～３発張り倒してやりたい気もしないではないが（グーで）。近いところでは、北朝鮮のミサイル発射当日の日テレ系「今日の出来事」にも確か出演していたな小坂事務局長。苦々しい顔で見守る重村教授とも共演で。「（日本が）ミサイル防衛システムを配備するのは別に良いんです。経済制裁を加える必要があるのかということです」みたいな、良く解らんこだわりコメントに終始していた記憶があるが、考えてみれば当たり前だよな。ブローカーなんだもんな。何にせよこうなるともう商品価値ないのかも知れないが。売国奴として。

それにしても、小坂事務局長と古くから付き合いがあったという、今回の主役、水谷功元会長。
「事件は会長室で起きてるのよ（妖艶な笑みで）」
といわんばかりの八面六臂の活躍。何ルートあるんだ。カネの流れ。ざっと伝えられている中でも、

○東電福島第２原発の残土処理事業に関連した「日安建設」への架空発注、および「行政問題研究所」へのリベート疑惑。（「日安建設」と亀井静香代議士とのつながりを指摘するあんなサイトや、名前は出ていないけどこんなサイトより）
○佐藤栄佐久・福島県知事が実質オーナーで、実弟が経営する縫製会社「郡山三東スーツ」との不正な土地取引（実勢より著しく割高な価格で郡山社から買取。郡山社は得た売却益を既に前田建設から実行されていた融資の返済に充当か？）
○福島県いわき市の土地売買をめぐる架空売却損経理処理（関係役員逮捕。実態取引と経理上の損失額の差額の一部は水谷社に還流？一部使途不明）

まだ色々あるがこんな感じか（理解が間違っていたらすみません）。一応記事では「レインボーブリッヂ」をタイトルに持って来てはみたものの、亀井静香なんていう名前まで見てしまった日には、結局誰が捜査の最終ターゲットなのか、誰と誰が仲良しなのか、実はどんな人とどんな人の攻防なのか解ったものではないという。解っているのは、知らないところで日本という家のあちこちを好き放題かじり尽くすシロアリの動きの一端を、また小出し小出しで覗かせて頂いているという事だけかな。とりあえず関係各位には、駆除の方引き続き頑張ってください。