バカに厳しいバカばかり https://blog.goo.ne.jp/kanpin?fm=rss kanpin 2011-07-16T02:16:11+09:00 ja ⒸNTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. https://blogimg.goo.ne.jp/user_photo/37/f4a480889f4ff3ee0e47e2e68de9fec5.jpg バカに厳しいバカばかり https://blog.goo.ne.jp/kanpin?fm=rss 自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。 自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。 http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss 7月15日(金)のつぶやき https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/6238643582be6d13939d03ac9e3a4bd3?fm=rss <![CDATA[ 16:07 from web
ゴルフの有村智恵選手が1ラウンドでアルバトロスとホールインワンを同時達成という偉業。http://t.co/MANOCkB しかし、1ラウンドでホールインワン11回の金正日総書記 http://t.co/Wl1cldTにはまだまだ及ばず?
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日記・雑記 2011-07-16T02:16:10+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/6238643582be6d13939d03ac9e3a4bd3
7月12日(火)のつぶやき https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/57d9e49db6d988d13ca007a7874286fa?fm=rss <![CDATA[ 19:54 from Keitai Web
いま電車で隣のサラリーマンが、凄い集中ぶりで数独にチャレンジしていて、チラ見したら一ヶ所数がかぶっている列があって、でも全然気付かないまま凄い集中ぶりで7割がたマスを埋めてて、もう間もなく破綻に気付くのかと思うと、他人事ながら気の毒で仕方がない。
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日記・雑記 2011-07-13T02:11:08+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/57d9e49db6d988d13ca007a7874286fa
7月11日(月)のつぶやき https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/5d55d09a57034cda9f185ef75a44b882?fm=rss <![CDATA[ 21:28 from Keitai Web
若い子が一人真剣に考え、誰に頼ることもない自己実現のため飛び込んだグラビア界なのだろうとは思うけども、今後どんな大胆水着でどう表情を作ろうと、結局はトシちゃんの顔が客の脳裏によぎってしまうという、微妙に父親似という名の高いハードルを、いつしか彼女は乗り越えられるのでしょうか。
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日記・雑記 2011-07-12T02:13:29+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/5d55d09a57034cda9f185ef75a44b882
7月8日(金)のつぶやき https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/97e163a4daba30a9c9d82e38378a96e9?fm=rss <![CDATA[ 18:23 from web
今更だが松本龍前復興相の「知恵を出さない奴」発言を聞いて、似たようなフレーズが以前どこかであったなと思い、それが松山千春の「知恵を出せる奴は知恵を出せ」だと気づき、でもニュアンスが全く違うよなと思ったところで、この2人が実は懇意らしい(松本談)ということを今知ってちょっと驚き。
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日記・雑記 2011-07-09T02:13:20+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/97e163a4daba30a9c9d82e38378a96e9
【2010年版】読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」(海外編)を予想しよう https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/3ffbafa57ce8b559cb00bbe3830547e2?fm=rss <![CDATA[ ○「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース」トップテン予想。次は海外編。


日本編の予想記事はこちら



1.海外ノミネート項目

○海外編はノミネート項目数がやや少なく、全部で51個。こちらも一挙紹介。

(1) 1月 ハイチでM7.0地震、23万人死亡
(2) 1月 ペルーの世界遺産付近に約2000人取り残される、豪雨による土砂崩れで
(3) 1月 オバマ米大統領が初の一般教書演説
(4) 2月 ウクライナ大統領に親露派
(5) 2月 チリでM8.8の地震
(6) 3月 アカデミー賞で女性初の監督賞
(7) 3月 中国全人代、経済成長目標「8%程度」
(8) 3月 米で医療保険制度改革法成立
(9) 3月 グーグル、中国本土から撤退騒動
(10) 3月 クロマグロ商取引の全面禁止見送り

(11) 3月 韓国哨戒艦沈没、「北の魚雷攻撃で」
(12) 3月 イラク国民議会選、元首相派が第1勢力
(13) 3月 米露、新たな核軍縮条約で合意
(14) 3月 露地下鉄駅で連続自爆テロ、39人犠牲
(15) 4月 キルギスで政変、大統領は亡命
(16) 4月 ポーランド大統領機墜落、全員死亡
(17) 4月 米大統領主宰の核安全サミット開催
(18) 4月 中国青海省地震で2100人超死亡
(19) 4月 アイスランド火山噴火、欧州全域で航空機飛行禁止措置
(20) 4月 メキシコ湾で原油流出、米史上最悪の海洋汚染事故

(21) 4月 サマランチ前IOC会長が死去
(22) 4月 ギリシャ財政危機で支援要請、信用不安広がる
(23) 5月 上海万博開幕、7300万人入場
(24) 5月 英総選挙で保守党13年ぶり第1党、戦後初の連立政権でキャメロン首相誕生
(25) 5月 比大統領にアキノ氏
(26) 5月 タイ治安当局、元首相派占拠を強制排除
(27) 5月 NPT、核軍縮・核不拡散へ行動計画
(28) 5月 イスラエルがガザ支援船団強襲9人死亡
(29) 6月 韓国統一地方選で与党大敗
(30) 6月 イラン核開発、国連安保理が追加制裁決議

(31) 6月 中国、人民元を弾力運用
(32) 6月 G20、財政赤字の半減目指す
(33) 6月 米が露スパイ10人逮捕
(34) 6月 中台が経済協力枠組み協定
(35) 7月 アフガン治安権限、2014年末までに移譲
(36) 7月 コソボ独立宣言、国際法違反せず
(37) 7月 ポト派幹部に初判決、プノンペン特別法廷
(38) 8月 露が穀物輸出を禁止
(39) 8月 中国甘粛省で土石流、死者・不明1700人超
(40) 8月 米大統領がイラク駐留軍の戦闘任務終結を宣言、アフガンに軸足移す

(41) 9月 中東和平直接交渉が再開
(42) 9月 金正恩氏が後継に確定
(43) 10月 米航空2社が合併、世界最大規模に
(44) 10月 ノーベル平和賞に中国民主活動家の劉氏
(45) 10月 チリ鉱山落盤事故、33人「奇跡の救出」
(46) 10月 習近平氏が胡錦濤主席の後継に
(47) 11月 米中間選挙で民主党大敗
(48) 11月 ミャンマーで20年ぶり総選挙、スー・チーさん解放
(49) 11月 北朝鮮にウラン濃縮の新施設
(50) 11月 北朝鮮が韓国を砲撃、韓国側で民間人含む死者4人

(51) 11月 内部告発サイト「ウィキリークス」が米国務省公電を公開、機密情報流出



2.予想上の注意

○海外編は海外編で、予想する上で留意している点がある。書いてみれば当たり前のことも多いわけだが、とりあえず以下の通り。


【傾向1】「世界全体にとっての重大ニュース」ではなく、「日本人にとっての重大ニュース」である点に注意。

①日本の利害に直接の影響が大きい、アメリカ・中国・韓国・北朝鮮の4カ国が必ず一定のウエイトを占め、次いでその他のG8など主要先進国が有利であり、半面中東などの話題は総じて不利。

②事故やテロなどの場合、日本人に犠牲者が発生したか否かで扱いが全く変わる。


【傾向2】国内編同様、ニュース自体の重大性はもとより「お茶の間レベルの分かりやすさ・サプライズ感」が重視される。

○ジャーナリストやメディア企業が独自に選定した類似企画と違い、不特定多数の人間による得票率で選ぶ企画である。国内編に比べて世界情勢に広く精通している投票者は少ないはずなので、より一層「イメージしやすさ」が重視される。

①天災や事故などの場合、もっとも単純な比較の尺度である「被害者数の大小」が重要。

②項目や解説欄に「史上最大」「初の」「歴史的な」「前代未聞」といった注釈が付いていると、投票者の判断を助ける意味で多少有利。

③実際の重要性に関わらず、「重要っぽい単語」が含まれると、それだけで多少有利になる。例として「核兵器」「大統領」など。

④実際の重要性に関わらず、「みんなが知っている有名人」が含まれると、それだけで多少有利になる。例として「スーチーさん」など。


【傾向3】国内編同様、ジャンルやテーマが重複していたり、類似性が強い話題が複数ノミネートしていると、投票行動が割れてしまい、結果的にそれぞれの得票率が伸び悩むことがある。

○同一ジャンル・テーマ内でカブっている候補が多いほど、またカブリの程度が強いほど、票が分散するリスクを持っている。個々のニュースだけで考えずに、カブる要素を持った別の候補がノミネートしていないか、検証する必要がある。

○「10個まで」という枠が予め決められている裏返しとして、ジャンルやテーマがカブッた候補が複数あり、その中の1つを選ぶことで、他のいくつかの候補のテーマまでを包含できそうなものがあった場合、その候補が重宝がられる(票を集める)可能性がある。



3.1次選考

○こちらも、全51個をテーマの有利不利などから、1/3に絞ってみた(17個)。「どんなラインナップになるにせよ、これ以外からトップテン入りする事態は考えにくい」という絞り込みである。その中で特に、トップテン上位に入るかは別として、最低でもトップテン落ちは考えにくいという「Aランク」を以下の2つとした。


【Aランク―2個】

(45) 10月 チリ鉱山落盤事故、33人「奇跡の救出」
(50) 11月 北朝鮮が韓国を砲撃、韓国側で民間人含む死者4人



○その他の有力候補は以下の15個。それぞれ軽い寸評を付す。

【Bランク―15個】


(1) 1月 ハイチでM7.0地震、23万人死亡

○地震の規模(マグニチュード)はチリや中国青海省のそれより小さいものの、被害の悲惨さ、継続性は圧倒的。


(5) 2月 チリでM8.8の地震

○地震の規模(マグニチュード)が圧倒的で数字のインパクトはあるが、チリ繋がりの当確候補「落盤事故」に「ハイチ地震」と、2つの強力候補にカブっている。


(11) 3月 韓国哨戒艦沈没、「北の魚雷攻撃で」

○(50)が既に当確レベルの中、北朝鮮関連の他の項目(11)(42)をどう位置づけるかが、今回予想の焦点の一つ。


(13) 3月 米露、新たな核軍縮条約で合意

○毎年一定の得票を集める「とりあえず重要っぽい」で投票増やしそうな候補。だがトップテンクラスの話題かというと疑問も。


(19) 4月 アイスランド火山噴火、欧州全域で航空機飛行禁止措置

○欧州経済への影響も含めインパクト絶大。しかし、ことお茶の間レベルへの馴染み感ではそれほどでもなかった感もあり。微妙。


(20) 4月 メキシコ湾で原油流出、米史上最悪の海洋汚染事故

○これも国内での馴染み感ではやや弱い感じがあるが、被害のインパクト、関係者の右往左往ぶり、加えて米政権への悪影響など「とりあえず入れておかざるを得ない」感じ。


(23) 5月 上海万博開幕、7300万人入場

○入賞常連の中国ネタでもあり、10大ニュースとして収まりが良い候補に思えるが、改めて振り返ると、テーマ曲パクリ騒動位しか浮かばないという、この微妙な印象の薄さをどう評価すれば良いのか微妙。


(22) 4月 ギリシャ財政危機で支援要請、信用不安広がる

○「世界経済情勢」というテーマからちゃんとバランスよく1つ選ぼうとすると、これくらいしか収まりの良い候補が見当たらない。


(26) 5月 タイ治安当局、元首相派占拠を強制排除

○日本人犠牲者が出ている点を投票者がどう評価するかが全て(08年7位「インドの商都ムンバイで同時テロ」、07年1位「ミャンマーで反政府デモ」)。


(42) 9月 金正恩氏が後継に確定

○(11)(50)は全てこれと一続きの事件という見方もでき、重複感が極めて強い。(50)と合わせ、これを10個に含めるか否かが今回予想の難所の一つ。


(44) 10月 ノーベル平和賞に中国民主活動家の劉氏

○「中国の人権問題」で「ノーベル賞」で「日中外交絡みの話題でもあり(欠席要請)」と、入賞しそうな要素満載。


(46) 10月 習近平氏が胡錦濤主席の後継に

○中国政治体制の話題ということではそれっぽい候補だが、「ノーベル賞」など中国絡みの候補が多い・「後継者」繋がりで(42)とカブる・まだ「事実上」の段階と、減点材料も数多い。


(47) 11月 米中間選挙で民主党大敗

○米国政治絡みの候補が意外に少ない中、定番である国政選挙絡み(前回中間選挙06年5位)であり、ティーパーティの躍進など話題もあり。安定して得票集めそう。


(48) 11月 ミャンマーで20年ぶり総選挙、スー・チーさん解放

○正直「世界の10大ニュース」と言える内容かというと疑問だが、【傾向②】「日本人にとっての有名人」絡みで一定の投票集める可能性。


(51) 11月 内部告発サイト「ウィキリークス」が米国務省公電を公開、機密情報流出

○これを10個に含めるかどうかもキーポイント。ある種尖閣問題ともリンクするような「機密ダダ漏れ時代」案件として大穴候補。ただニュースが現在進行形過ぎて、投票するかまだ判断つかない投票者も多そう。



4.2次選考

○Aランク2つは当確扱いなので、Bランクの15項目を8つに絞る必要がある。が、国内編と違い、改めて寸評を加えてみると、有力・微妙・やや苦戦の優劣が比較的はっきりしているような。

≪グループ①-有力≫
(1)ハイチ地震、(20)メキシコ湾原油流出、(22)ギリシャ財政危機、(44)ノーベル平和賞に劉氏、(47)米中間選挙

≪グループ②-微妙≫
(11)韓国哨戒艦沈没、(19)アイスランド噴火、(23)上海万博、(42)金正恩氏後継に確定、(51)ウィキリークス

≪グループ③-やや苦戦≫
(5)チリ地震、(13)米露核軍縮条約、(26)タイ騒乱、(46)習近平氏後継に、(48)スー・チーさん解放


○こうしてみると、結局、グループ②の5つから2つを落とす作業という話になる。

○では、まず北朝鮮絡みの(11)(42)の比較から。(11)と既に当確の(50)は、どちらも「軍事行動」でカブるニュースであり、ともに(42)の後継問題を反映した動きという見方がある。(11)(50)の重複感は強く、ひとまず(11)が脱落。その背景要因である(42)までを併せて落とすかどうかだが、世襲の動き自体が、朝鮮半島の大きな変動要因であり、トピックスとしての重大性が高いことを考えると、残す方が無難ではないか。

○(19)は北欧、(23)は中国、(51)は米国。(19)はやはり日本国内での単純な馴染みの深さで一歩二歩落ちる。(42)は北絡みの重複候補の多さ。(51)はニュースとして新しすぎる点が心配材料。改めて比較しても、やはり(23)が一番収まりが良い。

○(19)アイスランド噴火か、(51)ウィキリークスか。極めて難しい二者択一。仮に投票方法がネット限定だとしたら、(51)のほうが間違いなく上位に来るような気がする。が、投票方法がwebだけでなくハガキ・FAXとの併用で、かつ募集開始が12月2日~だったことを考えると、ハナから(51)を捨ててかかった投票が、ある程度ウエイトを占めているという懸念は否定できない。「皇室・プロ野球・大相撲」が日本編の「3大鉄板ジャンル」と称される(私が称しているだけだが)投票者層をイメージ(保守、高年齢・・・)すれば、そこまで、最新のトピックスを思い切り良く・・・とはいかないのも正直なところである。



5.結論

○またしても長々と書いてきたが、つまりこういうことである。


【トップテン予想】

◎(1) 1月 ハイチでM7.0地震、23万人死亡
◎(19) 4月 アイスランド火山噴火、欧州全域で航空機飛行禁止措置
◎(20) 4月 メキシコ湾で原油流出、米史上最悪の海洋汚染事故
◎(22) 4月 ギリシャ財政危機で支援要請、信用不安広がる
◎(23) 5月 上海万博開幕、7300万人入場
◎(42) 9月 金正恩氏が後継に確定
◎(44) 10月 ノーベル平和賞に中国民主活動家の劉氏
◎(45) 10月 チリ鉱山落盤事故、33人「奇跡の救出」
◎(47) 11月 米中間選挙で民主党大敗
◎(50) 11月 北朝鮮が韓国を砲撃、韓国側で民間人含む死者4人


【次点レベル】

○(11) 3月 韓国哨戒艦沈没、「北の魚雷攻撃で」
○(51) 11月 内部告発サイト「ウィキリークス」が米国務省公電を公開、機密情報流出


【穴レベル】

△(5) 2月 チリでM8.8の地震
△(13) 3月 米露、新たな核軍縮条約で合意
△(26) 5月 タイ治安当局、元首相派占拠を強制排除
△(46) 10月 習近平氏が胡錦濤主席の後継に
△(48) 11月 ミャンマーで20年ぶり総選挙、スー・チーさん解放



○これで(51)が来たら、それはそれで仕方ないといえよう。そもそも(19)にたいした決め手があるわけではない。トップワンはおそらく(45)(50)のいずれかだろうが、重複が少ない分(45)の一歩リードを予想。大ハズレのパターンとして、個人的には(23)に不安が残っており、穴レベルのどれかと入れ替わり・・・なんていうパターンもアリか。

○疲れた。なのでこれでおしまい。朗報期待。 ]]>
流行語大賞/予想企画 2010-12-17T23:28:08+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/3ffbafa57ce8b559cb00bbe3830547e2
【2010年版】読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」(日本編)を予想しよう https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/d3edaa2be62c81a4b06e57a222845399?fm=rss <![CDATA[ ○「流行語大賞」予想が終わり、「今年の漢字」の発表も終わって、いよいよ今年の振り返りの大詰めと言えば「今年の10大ニュース予想」である。中でも、一般投票で選ぶスタイルの代表格が、この「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース」。

○昨年は、国内編が的中7個と何の感想も浮かばない(ある意味一番困る)結果に終わった一方、海外編は的中9個で図書カード獲得と、ひとまずの面目を保った当ブログであるが今年はどうか。ではまず国内編から。



1.企画主旨

○12月17日で既に投票が締め切られているが、あらかじめノミネートされた「日本編」「海外編」の主要ニュース(今年は日本編60個・海外編51個)から、各10項目を読者が選んで投票し、それぞれ得票率の多かった上位10個が「今年の10大ニュース」。

○決定したトップテンと投票内容が完全一致した応募者に賞金、次いで一致率が高かった所定の人数に記念品が贈呈される。よって、純粋に個人の主観で投票というより「みんなが重要と思ってそうな項目」に票が偏るという、まんま「美人投票理論」的な行動を取る応募者もいるのではと思う。というか、この予想記事自体がそれ。



2.日本編ノミネート項目

○では、どのような項目が具体的にノミネートされたのか。一挙紹介。

(1) 1月 日航が会社更生法の適用を申請、過去最大の破綻
(2) 1月 トヨタが大規模リコール
(3) 1月 鳥取連続不審死、元ホステスを強盗殺人容疑で逮捕
(4) 2月 埼玉連続不審死、交際相手の女を殺人容疑で逮捕
(5) 2月 朝青龍が現役引退、泥酔暴行問題で引責
(6) 2月 バンクーバー五輪、日本は銀3銅2
(7) 3月 北教組幹部ら逮捕、民主議員に違法献金
(8) 3月 核持ち込みなど「密約」認定
(9) 3月 シー・シェパード元船長を逮捕
(10) 3月 足利事件再審、菅家さんに無罪判決

(11) 3月 毒ギョーザ事件で元従業員を逮捕
(12) 3月 水俣病集団訴訟が和解
(13) 3月 「高さ日本一」スカイツリー
(14) 4月 若林元農相が「二重投票」で議員辞職
(15) 4月 野口さんと山崎さんが宇宙で対面
(16) 4月 井上ひさしさん死去
(17) 4月 明石歩道橋事故で初の強制起訴
(18) 4月 宮崎で「口蹄疫」発生
(19) 5月 「もんじゅ」が14年5か月ぶり運転再開
(20) 5月 日米共同文書で「普天間」移設先は名護、社民連立離脱

(21) 6月 「子ども手当」支給開始
(22) 6月 鳩山首相退陣、後継に菅副総理・財務相
(23) 6月 小惑星探査機「はやぶさ」帰還
(24) 6月 サッカーW杯、日本は決勝T進出
(25) 6月 高速道路の無料化実験スタート
(26) 7月 野球賭博関与で琴光喜ら解雇
(27) 7月 参院選で民主大敗
(28) 7月 改正臓器移植法が全面施行
(29) 7月 金賢姫元工作員が来日
(30) 7月 所在不明の「100歳以上」相次ぐ

(31) 7月 大阪で2児放置し死亡させた母親逮捕、児童虐待事件相次ぐ
(32) 8月 広島・平和記念式典に米大使ら初出席
(33) 8月 瀬戸内海で海保ヘリ墜落、5人死亡
(34) 8月 高校野球、沖縄・興南が春夏連覇
(35) 8月 宮里藍選手が米ツアー今季5勝目
(36) 9月 113年間で最も暑い夏、気象庁発表
(37) 9月 初代若乃花・花田勝治さん死去
(38) 9月 鈴木宗男衆院議員の実刑確定、失職
(39) 9月 尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出
(40) 9月 日本振興銀が破綻、初のペイオフ発動

(41) 9月 民主代表選で菅首相再選
(42) 9月 政府・日銀、6年半ぶり円売り介入
(43) 9月 郵便不正事件の押収証拠改ざんで大阪地検特捜検事を逮捕、村木元局長の無罪確定
(44) 9月 イチロー選手が10年連続200安打、自らの大リーグ記録更新
(45) 10月 たばこ増税で大幅値上げ
(46) 10月 小沢民主元代表、強制起訴へ
(47) 10月 名古屋市議会のリコール署名簿提出
(48) 10月 日銀「ゼロ金利」復活
(49) 10月 ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏
(50) 10月 内村選手が世界体操で日本人初の2連覇

(51) 10月 二十三世本因坊・坂田栄男さん死去
(52) 10月 正倉院「幻の宝剣」、1250年ぶり確認
(53) 10月 警視庁テロ資料がネット上に流出
(54) 10月 COP10「名古屋議定書」採択
(55) 10月 羽田空港拡張、32年ぶり国際定期便
(56) 11月 露大統領が北方領土訪問
(57) 11月 ロッテが5年ぶり日本一
(58) 11月 白鵬の連勝63でストップ
(59) 11月 裁判員裁判で初の死刑判決
(60) 11月 柳田法相辞任、「国会軽視」発言で


3.予想上の注意


○予想する上で、特におさえておきたい3つの傾向性がある。


【傾向1】ニュース自体の重大性はもとより「お茶の間レベルの分かりやすさ・サプライズ感」が重視される。

○この企画は、ジャーナリストやメディア企業が独自に選定した類似企画と違い、不特定多数の人間による得票率で選ぶ企画である。そのため、

①ワイドショー的・三面記事的な色彩が強い、またそういう切り口で捉えやすい話題の方が総じて有利である(例:08年1位「中国製ギョーザで中毒、中国産食品のトラブル相次ぐ」)。政治や政局の話題は相応にランクされるが、お茶の間的にややこしい話題はあまり上位に来ない。

②オリンピックの金メダルとかノーベル賞といった「国の栄誉」にわかりやすく絡む話題は、当然のように有利。

③天災や事故の場合、もっとも単純な比較の尺度である「被害者数の大小」が重要。また同じような被害規模なら、一番「事件感」が強い大地震が有利。

④項目や解説欄に「史上最大」「初の」「歴史的な」「前代未聞」といった注釈が付いていると、投票者の判断を助ける意味で多少有利。



【傾向2】ジャンルやテーマが重複していたり、類似性が強い話題が複数ノミネートしていると、投票行動が割れてしまい、結果的にそれぞれの得票率が伸び悩むことがある。

○「10個まで」という枠が予め決められている中、誰でもできる限り広いジャンルやテーマからバランスよく10個を選ぼうとする(はずである)。ジャンルとは例えば「野球」でも良いし「民主党政権」でも良い。

○同一ジャンル・テーマ内でカブっている候補が多いほど、またカブリの程度が強いほど、票が分散するリスクを持っている。個々のニュースだけで考えずに、カブる要素を持った別の候補がノミネートしていないか、検証する必要がある。

○「10個まで」という枠が予め決められている裏返しとして、ジャンルやテーマがカブッた候補が複数あり、その中の1つを選ぶことで、他のいくつかの候補のテーマまでを包含できそうなものがあった場合、その候補が重宝がられる(票を集める)可能性がある。



【傾向3】同企画独自の特徴として、例年「皇室」「大相撲」「プロ野球」の候補が非常に強い。

○「3大鉄板ジャンル」と言っても良い。ただし「プロ野球」の場合、特に「巨人」関連の候補があるか否かが、かなり全体の順位に影響する。

○例えば、プロ野球最大のイベントと言うと日本シリーズであり、必然的に「○○球団が日本一」という話題はトップテンの常連である(05年8位「ロッテ日本一」、06年8位「日本ハム日本一」等)。
ところが、こと巨人がリーグ優勝しながら別の球団がシリーズ制覇した年に限っては、「巨人のリーグ優勝」自体が別にノミネートされるため、【傾向2】の通り投票が割れ、この傾向が当てはまらない(07年「中日日本一」、08年「西武日本一」)。

○もちろんどこが優勝とか、そんなことが吹っ飛ぶほど大きな話題があった年は、そちらが上位に来ることは言うまでもない(04年3位「プロ野球界大揺れ、50年ぶり新球団」)。それが巨人絡みであった場合は、さらにいわずもがな(01年8位「長嶋監督勇退」)。



4.1次選考

○全60個を、テーマの有利不利や、報道された量感(個人的印象だが)から、1/3の20個に絞ってみた。「どんなラインナップになるにせよ、これ以外からトップテン入りする事態は考えにくい」という一次絞り込みである。その中で特に、トップテン上位に入るかは別として、最低でもトップテン落ちは考えにくいという「Aランク」を以下の3つとした。


【Aランク―3個】

(24) 6月 サッカーW杯、日本は決勝T進出
(36) 9月 113年間で最も暑い夏、気象庁発表
(39) 9月 尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出


○その他の有力候補は以下の17個。それぞれ軽い寸評を付す。

【Bランク―17個】

(1) 1月 日航が会社更生法の適用を申請、過去最大の破綻
○会社知名度・生活への影響とインパクト大。事業会社の倒産として「過去最大」も入賞にはプラス。懸念材料は、昨年も日航経営危機の話題がノミネートしていたこと。

(5) 2月 朝青龍が現役引退、泥酔暴行問題で引責
○「3大鉄板ジャンル」の大相撲。現役の大横綱が不祥事で引退と、例年なら問題なくトップテンクラスだが、相撲界からの重複候補が多く、票の分散が心配。

(18) 4月 宮崎で「口蹄疫」発生
○一地方の畜産業が丸ごと壊滅していく様子を、日々リアルタイムで見せられる衝撃は強かった。

(20) 5月 日米共同文書で「普天間」移設先は名護、社民連立離脱
○「民主党政権」から多数ノミネートの1つ。(22)とは原因-結果のような関係にあり、重複感が強い。

(22) 6月 鳩山首相退陣、後継に菅副総理・財務相
○これも「民主党政権」という大テーマの一つ。「普天間」「政治とカネ」「選挙」などいくつかの小テーマに全て絡む。参考までに、福田退陣は08年2位、安倍退陣は07年1位。

(23) 6月 小惑星探査機「はやぶさ」帰還
○テーマがカブる候補もなく、お茶の間受けする要素も強かったバランスの良い候補。

(26) 7月 野球賭博関与で琴光喜ら解雇
○大相撲関係2つ目。票の分散リスクが心配だが、相撲界全体への影響を俯瞰してみるならこれが一番か。NHKの中継が「史上初めて」中止というのもプラスポイント。

(27) 7月 参院選で民主大敗
これも「民主党政権」関連。国政選挙の話題は当然毎回強く、自民惨敗の3年前参院選は07年4位。今回の場合「大敗」だが「地滑り的」という程のインパクトはないのが、やや微妙なところ。

(30) 7月 所在不明の「100歳以上」相次ぐ
○「消えた高齢者」問題。事件そのもののサプライズ感は強かったが、それを今年の10大ニュースに入れるかというと、もう一つパンチが弱い気も。

(42) 9月 政府・日銀、6年半ぶり円売り介入
○経済情勢全般にちゃんと触れる形で10個選びたいが、どの候補にも決め手がないとき、消去法的に得票集めそうな候補。ただ、円高の話題は昨年もノミネートされている(19位)。

(43) 9月 郵便不正事件の押収証拠改ざんで大阪地検特捜検事を逮捕、村木元局長の無罪確定
○昨年10位「菅家さん釈放」と同様の「社会派」候補。お茶の間受けという点では一歩劣るが、マスコミ内の選考に基づく類似企画では軒並み最上位ランク(時事通信2位、新聞乃新聞社2位)。

(44) 9月 イチロー選手が10年連続200安打、自らの大リーグ記録更新
○10年という節目感はあるものの、「9年連続」で昨年トップテンに入っており、同じ話題で?と考えると微妙。野球界でのノミネートが少ない点はプラス。

(46) 10月 小沢民主元代表、強制起訴へ
○他の民主党絡みの候補が「普天間→総理交代→選挙」と、政権迷走の時系列っぽい流れで括れるのに対し、これだけがちょっと切り離された話題の印象。

(49) 10月 ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏
○01年以降、日本人ノーベル賞の話題はトップテン落ちしたことが一度もない強力テーマ。が、前回の授賞の話(08年)から間が短いせいか、インパクトがやや薄い気がするのが若干気がかり。

(57) 11月 ロッテが5年ぶり日本一
○「3大鉄板ジャンル」の一角・プロ野球からのノミネートが、今年はなんとこれ1つ。票割れがない分、大きく得票数を落とさなそう。ただし、前回日本一からの期間が短い点が心配材料。

(58) 11月 白鵬の連勝63でストップ
○大相撲で3つ目の候補。朝青龍や野球賭博の「不祥事系」と「大記録系」のどちらに得票が流れるか、なかなか読みづらい。「新記録」でない点がマイナス材料。

(59) 11月 裁判員裁判で初の死刑判決
○社会的な関心・話題性は高かったが「裁判員制度スタート」が昨年3位であり、重複感が投票に響くか。



5.2次選考

○Aランク3つは当確扱いなので、Bランクの18項目を7つに絞る必要がある。そこで見方を変え、この18項目を以下の5グループに分けて考えてみる。


≪グループ①-ジャンルが政治・政局関連≫
(20)「普天間」、 (22)鳩山退陣→菅総理、 (27)参院選、 (46)小沢強制起訴へ

≪グループ②-ジャンルが大相撲≫
(5) 朝青龍引退、 (26)野球賭博、 (58)白鵬63連勝

≪グループ③-①・②以外の入賞定番ジャンル≫
(49)ノーベル賞、 (57)ロッテ日本一

≪グループ④-昨年類似項目がノミネート≫
(42) 円売り介入、 (44)イチロー200安打、 (59)裁判員死刑判決

≪グループ⑤-その他≫
(1)日航破綻、 (18)宮崎口蹄疫、 (23)はやぶさ帰還、 (30)所在不明高齢者問題、 (43)郵便不正事件


○トップテンの定番「政治・政局関連」「大相撲」の両方で、取捨選択の難しい有力候補が並立していることが、今年の予想を大変に難しくしている。具体的な取捨選択は後回しに、ひとまず①・②両グループから1つずつは生き残ると仮定して、2枠を仮押さえしておく。

○グループ③の(49)(57)は、共にトップテンの常連テーマであり、同ジャンルで投票が割れそうな心配はない。2枠を使って両者生き残ると考える(と言い切って良いほど、過去に比べて決定力がない気もするのが、頭痛いところだが)。

○グループ④の(42)(44)(59)、グループ⑤の(45)は、投票を抑制する要因が明確に見えており、他にも有力候補がひしめく中、トップテン入りまでする勢いは乏しい気がする。脱落。

○そうなるとグループ⑤からの入賞枠は基本3枠。【傾向1】の「お茶の間レベルの分かりやすさ・サプライズ感」という尺度に照らすと、(23)>(1)>(18)=(30)>(43)というところか。かたや、政治・経済・司法といった社会全般からみた「大ごと感」という意味では((23)はそういう視点でみるニュースではないので除くとして)、(30)だけがやや減点といったところ。
トータルで見て(1)(18)(23)が生き残りで、(30)(43)が次点と考える。


○グループ①・②の取捨選択に戻る。
グループ①。(22)とそれ以外の3つが、内容的に少しずつカブっていて、とりわけ(20)との重複感が強い。一方(20)(22)(27)は時系列の流れとして一つに括れるのに対し、(46)だけ少し独立の話題という感じである。
つまり4項目のうち、1つで最も幅広い話題をカバーできる意味で有利なのは(22)であり、その(22)と重複感の強い(20)が、逆に一番不利ということではないか。
もちろん、政治から入賞が1つとは限らないので次点を考えると、これは選挙=入賞の定番という強みで(27)を挙げておきたい。

グループ②。「不祥事系」という意味で(5)(26)がカブり、「現役横綱の話題」という意味で(5)(58)にも若干重複感がある。(5)が一歩後退か。
問題の大きさや中継中止など「前代未聞」感では(26)だが、記憶の新しさや話題の継続性では(58)。迷った末だが、やはり「新記録」でない点(それもまさかの2日目で記録が途絶えるあっけなさ感)を踏まえ、(26)を残し、(58)を次点。


6.結論

○長々と書いてきたが、結局こういうことである。


【トップテン入り】

◎(1) 1月 日航が会社更生法の適用を申請、過去最大の破綻
◎(18) 4月 宮崎で「口蹄疫」発生
◎(22) 6月 鳩山首相退陣、後継に菅副総理・財務相
◎(23) 6月 小惑星探査機「はやぶさ」帰還
◎(24) 6月 サッカーW杯、日本は決勝T進出
◎(26) 7月 野球賭博関与で琴光喜ら解雇
◎(36) 9月 113年間で最も暑い夏、気象庁発表
◎(39) 9月 尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出
◎(49) 10月 ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏
◎(57) 11月 ロッテが5年ぶり日本一



【次点レベル】

○(27) 7月 参院選で民主大敗
○(30) 7月 所在不明の「100歳以上」相次ぐ
○(43) 9月 郵便不正事件の押収証拠改ざんで大阪地検特捜検事を逮捕、村木元局長の無罪確定
○(58) 11月 白鵬の連勝63でストップ



【穴レベル】

△(5) 2月 朝青龍が現役引退、泥酔暴行問題で引責
△(20) 5月 日米共同文書で「普天間」移設先は名護、社民連立離脱
△(42) 9月 政府・日銀、6年半ぶり円売り介入
△(44) 9月 イチロー選手が10年連続200安打、自らの大リーグ記録更新
△(46) 10月 小沢民主元代表、強制起訴へ
△(59) 11月 裁判員裁判で初の死刑判決



○ただこれだけの結論を得るために、私は一体、何を延々書き連ねてきたのだろうか。長ければ長いほど、大ハズレのときがより恥ずかしいわけだが。全体の1位は順当中の順当として(39)尖閣問題を予想。あり得そうな「ハズレ」のパターンとして、大相撲内での票の分散リスクが高い(26)や、定番ではあるもののやや決め手に欠ける印象の残る(49)がトップテン落ちし、(30)(43)のいずれかが繰り上がるケースを挙げておきたい。


さて(まだやるのか)、次回は海外編を。 ]]>
流行語大賞/予想企画 2010-12-17T22:53:46+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/d3edaa2be62c81a4b06e57a222845399
【2010年版】ありがちだが、今年の流行語大賞を完全予想(結果総括) https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/61103389f4bc2e4201b490ec0c3b4999?fm=rss <![CDATA[ この記事は、よろしければ

(その1)―総論
(その2)―ノミネート60語の評価
(その3)―最終予想

も含めてお読みください。


6.事前予想と結果、および総括

<事前予想トップテン-◎大賞本命>
◎「AKB48」【芸能】
○「無縁社会」【社会】
○「ととのいました」【芸能】
○「ゲゲゲの~」【芸能】
○「はやぶさ」【社会】
○「一兵卒」【政治行政】
○「もしドラ」【出版・マスコミ】
○「もってる」【スポーツ】
○「~なう」【その他】
○「イクメン」【その他】



<結果トップテン-◎大賞、○入賞>
◎「ゲゲゲの~」【芸能】  ※的中
○「いい質問ですねえ」【芸能】
○「イクメン」【その他】  ※的中
○「AKB48」【芸能】  ※的中
○「女子会」【その他】
○「脱小沢」【政治行政】
○「食べるラー油」【経済】

となる。


○「いい質問ですねえ」は、Bランク以上の18語に含めていたキーワードでもあり、全然納得。芸能関連のBランク3語を絞り込もうとして「AKB48」「ゲゲゲの~」を残す段階で捨ててしまったのが全て。残した「AKB48」「ゲゲゲの~」は入賞しており、芸能枠からこれほど一度に入賞すると予想できなかったのが原因である。

○「脱小沢」>「一兵卒」。これも、どちらもBランクでリストアップしていた中から、絞り込み過程であえて「一兵卒」を残したら、読みが外れて逆が来てしまいましたというもの。だから、これもそんなにショックではない。

○「食べるラー油」>「もしドラ」の件。「食べるラー油」は、事前評価をCランクにしていたが、今年の各種ヒット商品番付で軒並み上位であり、モスの「ラー油バーガー」など関連商品も多かった。それなのに事前評価をCに留めたのは、経済カテゴリーで他にも「iPad」などのヒット商品系がノミネートされており、商品間の優劣が付けにくかったのと、あと個人的に、私が今年一番はまった食品だった分、客観視ができず、結果として一番ニュートラルな位置づけのCにしておいたというのが理由。私的に入れ込んだものって相対評価が難しい。


・・・と、実は今年の結果については、例年に比べ、そんなに違和感を覚える選考はなかったように感じているのです。が、やっぱりというか、全くのスルーでは決して終われないのが流行語大賞だ。



○Aランク評価の「はやぶさ」を差し置いて、なんと「女子会」が入賞。

流行語大賞公式HPによれば、

「女子だけの飲ミニケーション=「女子飲み」が人気を呼び、あちこちで女性同士だからこそ共感が出来る話しに花が咲いている模様。そんな空気をいち早く察知した居酒屋チェーン「笑笑」では「わらわら女子会」なる女性専用のプランメニューを提供、女性限定の食べ飲み放題や女子会特別カクテルなどを用意しているという。」

・・・「花が咲いている模様」とか、そんな物珍しげに報告されても困る。OLがOL同士連れ立って、会社帰りに飯食ったり酒飲んで帰るって、それ「~模様」だの「いち早く察知」だの言うほど斬新な光景か。「笑笑」のような店が昔使われていたかはさておき、基本的にこれ1年前2年前のことではなく、それこそ「はやぶさ」が打ち上げられるはるか前から、いたるところで見られた光景のような気がするのですが。



○あと最後に特別賞の件。トップテンの枠外で、特別賞を作るというイレギュラーなパターンは過去にも例があり、2002年の「Godzilla」以来8年ぶりである。それは別にいいのだが、今回の場合、より根本的な話として、


これスピーチじゃん


という。企画の趣旨とあからさまに違うもの、わざわざ表彰する意味はなんだ。

単純に考えると、有力キーワードだった「もってる」が、ちょっと形を変えて順当に入賞・・・っぽい図だが。でも本当にそう言えるのか。

思えば、今回の「もってる」には、ノミネート当初より「入賞させたとして、誰を表彰するのか」という疑問があった。「今年の」という縛りで順当に行けば本田選手だが、本田選手が使い始めた言葉ではないし、授賞式に呼んだところで多分来るはずもない。で、その後斉藤、ロッテの西岡・・・と、人口に膾炙する度合が増すにつれ、「誰の言葉?」の部分は逆にグズグズになっていった感もあるが、本田選手に次ぐ「もってる」発言インパクトが、とりあえず一番強かったのが斉藤だったのは事実である。で、もちろん授賞式の目玉としても申し分ない。

ただ、考えてみると「僕がもってるのは仲間です」って、それ「僕はもってます」からはもう全然変わったこと言っているからな。言葉の意味からニュアンスから、むしろ真逆に近いほど。その限りにおいて「もってる」の受賞者が斉藤っていうの、厳密にはおかしいのである。

でも上記の通り、入賞フレーズがまんまその、違うベクトルの話をしているスピーチだったのだから、一見「もってる」での表彰っぽくても、これはもう、実態としては去年紅白の矢沢みたく、本編と別進行の特別企画といった方が良いと思う。まあどちらかといえば、「もってる」での授賞がしっくりこない、でも呼びたい呼びたいどうしてもハンカチ呼びたい・・・で、結局そうなったのではという感じはするが。

しかし、終わってしまえばそんなことは別にどうでも良いのであって、私が斉藤選手に最後に言いたい事は「獲得タイトルが、これと『ゆうもあ大賞』の二つで最後にならないよう、プロに行っても頑張ってね」ということだけである。というわけでおしまい。





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流行語大賞/予想企画 2010-12-01T22:52:21+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/61103389f4bc2e4201b490ec0c3b4999
【2010年版】ありがちだが、今年の流行語大賞を完全予想(その3) https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/8666a3413ef213e932d65a95cb7e805b?fm=rss <![CDATA[ このページは、できればその1その2もあわせてお読み下さい。



4.入賞候補予想

○まず、前記事で評価したAランク2語+Bランク16語の計18語を抽出する。入賞は通常10語。ひとまずAランクは当確とみなすと、Bランクの16語を半分の8語前後まで絞る必要がある。


【Aランク】2語

◎「はやぶさ」【社会】
◎「ととのいました」【芸能】

【Bランク】16語

○「家庭内野党」【政治行政】
○「一兵卒」【政治行政】
○「最小不幸社会」【政治行政】
○「脱小沢/親小沢/反小沢」【政治行政】
○「無縁社会」【社会】
○「名ばかり高齢者」【社会】
○「待機老人」【社会】
○「もしドラ」【出版・マスコミ】
○「AKB48」【芸能】
○「いい質問ですねえ」【芸能】
○「ゲゲゲの~」【芸能】
○「もってる」【スポーツ】
○「岡ちゃん、ごめんね」【スポーツ】
○「~なう」【その他】
○「イクメン」【その他】
○「山ガール」【その他】


<1次選考>

○それでは比較可能なキーワード同士で絞り込みを。「もってる」と「岡ちゃん、ごめんね」は、ともにW杯絡み。

広く一般に使われたという意味では、問題なく「もってる」だが、そもそもの出所が本田選手でなく「今年」でもないのは難点。ただし、本田選手関連でもう一語「本田△」がノミネートされていたことも考慮する必要はあり。

他方、「岡ちゃん、ごめんね」は、問題なく「今年」であるものの、極めて期間限定気味に使われたワードに過ぎないという意味で、新語・流行語の主旨に馴染むかという点が挙げられる。

トータルでの使われ方という点では、誰を表彰するかという問題は残るものの「もってる」に一日の長あり?

→「もってる」・・・○
→「岡ちゃん、ごめんね」・・・×


○「高齢化/コミュニティ崩壊」関連の用語である「無縁社会」「名ばかり高齢者」「待機老人」のうち「名ばかり高齢者」は、インパクトは最も強いものの、肝心のフレーズとしてのはまり具合がやや薄い。googleで検索すると「名ばかり高齢者」が95100件に対し、類義語の「消えた高齢者」が451000件。なんでノミネートこっちにしなかったんだろうか。

残りの1つ「無縁社会」は、NHKの番組で問題提起された経緯があり、流行語大賞の保守本流「メディア発の新語」であるのがプラス要素。ただ、対象範囲が広く、やや漠然とした印象。対して「待機老人」は、3つの中では最もテーマがピンポイント。

これらも甲乙つけがたいが、1語だけを選ぶのであれば、それ自体で、残り2つの「名ばかり高齢者」「待機老人」の提起する問題を包含できる「無縁社会」の一歩リードか。


→「無縁社会」・・・○
→「名ばかり高齢者」・・・×
→「待機老人」・・・×


○出版・マスコミカテゴリーで、ほかに有力な対抗馬が見つからなかった「もしドラ」は、経済カテゴリーにも有力候補が少なかったことも踏まえて入賞候補。トータルのバランスで入賞臭がとても強いと感じられた「イクメン」も、色んな知事の人とか、簡単に授賞式来てくれそうなことまで含めて生き残り。「~なう」も、過去数年のネット関係の入賞語と比較して、浸透度では全く遜色なし(「ミクシィ」など)。「山ガール」だけが、やや落ちる印象。

→「もしドラ」・・・○
→「イクメン」・・・○
→「~なう」・・・○
→「山ガール」・・・×

○ここまで見てきて気づいたのだが、授賞式に女性を呼べそうなキーワードがちょっと少ない印象である。


○判断が難しい政治分野。ただ一つ言えるのは、菅政権側から選ぶにしても小沢氏側から選ぶにしても、支持率がこんな状況で数ヶ月先がどうなっているのか見えない中では、現政権の政策を意味する語を入賞させるとか、政局とか将来の政界再編との関連性が想起される語を入賞させるのは、しづらいのではないかということである。

そういう意味では、菅政権なら「家庭内野党」、小沢関連なら「一兵卒」の方が、ひとまず当たり障りないというか、授賞を通じて何も言及していない感じが強い。

→「家庭内野党」・・・○
→「一兵卒」・・・○
→「最小不幸社会」・・・×
→「脱小沢/親小沢/反小沢」・・・×



○さて、芸能関連の「AKB48」「いい質問ですねえ」「ゲゲゲの~」であるが。みんな高いなあ。国民誰にでも分かる「今年の人」揃い踏みという感じである。昨今の流行語大賞では結構めずらしいパターンだが、その分高すぎて、授賞式に居並ぶ画というのが誰一人思い浮かばないという。

授賞式の「華」が今のところ決定的に不足しているという意味では、結局「AKB48」「ゲゲゲの~」のいずれかという話だろうか。ただダブル入賞となると、ここ数年の授賞式のトホホさを振り返るに、ちょっと確率低いかも。


→「AKB48」・・・○
→「いい質問ですねえ」・・・×
→「ゲゲゲの~」・・・○



<2次選考>

○ここまででA・Bランク18語から11語を選定した。

【A/Bランク残り】12語 注:◎はAランク

◎「はやぶさ」【社会】
◎「ととのいました」【芸能】
○「家庭内野党」【政治行政】
○「一兵卒」【政治行政】
○「無縁社会」【社会】
○「もしドラ」【出版・マスコミ】
○「AKB48」【芸能】
○「ゲゲゲの~」【芸能】
○「もってる」【スポーツ】
○「~なう」【その他】
○「イクメン」【その他】


○「最小不幸社会」【政治行政】
○「脱小沢/親小沢/反小沢」【政治行政】
○「名ばかり高齢者」【社会】
○「待機老人」【社会】
○「いい質問ですねえ」【芸能】
○「岡ちゃん、ごめんね」【スポーツ】
○「山ガール」【その他】



○ではこの中からたった1つ落とすわけだが、基本的には、
①AKBと松下奈緒のダブルオファーは無理という点にたって、そのうちの1つを絞るか。
②それ以外のフレーズの中で、人口に膾炙した具合という基本に立って比較劣位を落とすか。
のいずれかの方法しかないと思う。

○で正直、これ最後まで結論が出なかったのだが、AKB・松下の2者を1点買いにして、それで裏目に出た場合のリスクを考えると、①での絞込みには踏み切れない。②の中で相対的に劣位なものを選ぶしかない。で、結論としてはこうである。


5.大賞候補

★★★「AKB48」【芸能】
★★「無縁社会」【社会】
★★「ととのいました」【芸能】
★★「ゲゲゲの~」【芸能】
★「はやぶさ」【社会】
★「一兵卒」【政治行政】
★「もしドラ」【出版・マスコミ】
★「もってる」【スポーツ】
★「~なう」【その他】
★「イクメン」【その他】

「家庭内野党」【政治行政】

ということである。★の数は大賞有力度を表す。

AKBにしろ松下にしろ、仮に入賞すればその時点で大賞候補で遇されるレベルの候補だが、どちらか一つをということであれば、単に人気面だけでなく、そのビジネスモデルの是非も含め、「現象」として語られた感の強いAKBということになる。一方、AKB・松下ダブル授賞で、どちらか一方が大賞だと角が立つという判断なら、当たり障りのないところとして「ととのいました」の可能性もあるかも知れない。






<<追記>>速報。「もってる」は受賞者ハンカチ王子で「審査員特別賞」枠での受賞とか。

「持ってる」男は違う!佑「ゆうもあ大賞」と2冠! 【スポーツ報知】

特別賞というと、トップテンの枠内で表彰する場合(例:08年「上野の413球」)と、トップテンの枠外で表彰する場合(例:02年「Godzilla
」)の両方が考えられるが、「サプライズゲスト」という扱いなので、今回はトップテン枠外かも。しかしそんなことより問題なのが「ゆうもあ大賞と2冠」って。いったい、いつからこの2つリンクして語られるようになったのか。ちなみに、ゆうもあ大賞と流行語大賞のダブル入賞は、エドはるみ・野村克也に続き3年連続(ただしエドはるみはダブル大賞)。エドさんの偉業には一歩届かなかったものの・・・ということか。栄冠なのかそれ。


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流行語大賞/予想企画 2010-12-01T12:34:28+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/8666a3413ef213e932d65a95cb7e805b
【2010年版】ありがちだが、今年の流行語大賞を完全予想(その2) https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/49c85f818ce62b531f2933d1e44db48c?fm=rss <![CDATA[ このページは、できればその1からお読み下さい。



3.今年度ノミネート60語を評価する

※さて、いよいよ今年度ノミネートの全60語について、カテゴリー分類した上で、5段階(A~E)の入賞有力ランクを個人的に付けていく。評価の結果は「A(非常に有力)2語、B(有力)16語、C(微妙)21語、D(確率低い)17語、E(非常に確率低い)4語」となった。

カテゴリー分類は、必ずしもこれが適当とは限らない場合もあるので、あらかじめご容赦いただきたい。



①【政治・行政】―11語

○家庭内野党
→【B】菅首相の「死に体」感がにわかに強まる中、現政権絡みであえて入賞させるなら、これか「最小不幸社会」が当たり障りない。

○ルーピー
→【D】いくら相手にされなくなろうと、独自の俺理論がますます進化を遂げて、それで今日も普通に生き永らえているという、こういう人のことを本当はガラパゴスというのでは。

○一兵卒
→【B】ただし、地下に潜って司令部とも連絡を絶ってしまうゲリラ兵であることに注意。あと、要所では地上に這い出て襲いかかる点で、俺ゾンビですよ宣言であることにも注意。

○壊し屋
→【D】こんな、10年以上前から代名詞のように使われ続けている典型的な呼び名を、なぜあえて今年ノミネート?その1。

○検察審査会
→【C】何を読んでもどこを調べても、結局最後まで、なぜ「不起訴不当」なんていう判定が必要なんだか解らずじまいでした。

○剛腕
→【D】こんな、10年以上前から代名詞のように使われ続けている典型的な呼び名を、なぜあえて今年ノミネート?その2。

○最小不幸社会
→【B】俺の不幸は人のせいだと叫べば叫ぶほど利益になる社会が、そもそも本当に不幸を最小にするのかと思ったりもするが、とりあえず「それっぽい」というだけでBランク。

○脱小沢/親小沢/反小沢
→【B】小沢関連でいくつ候補にすれば気が済むのかと思う一方、同じ小沢関連でも、今年一番虚を突かれた感のある「地球を覆うほどの愛」(谷議員談)は、まるでなかったかのように選外。

○アジェンダ
→【C】昨年「脱官僚」で渡辺代表が入賞しており、2年連続みんなの党から入賞はちょっと微妙。しかしそもそも、こんな、奔放な外人女みたいな名前、本当に使う必要あるのか。

○イラ菅/ダメ菅/○○菅
→【C】この半年を振り返っただけでも、「○○菅」のバリエーションとして「ズル菅」「キレ菅」「ダラ菅」「ネム菅」「メモ菅」「変節菅」など、枚挙に暇のない落とされっぷり。

○2位じゃダメなんですか
→【D】去年じゃダメなんですかといいたくなるような、ていうか去年「事業仕分け」が入賞しただけじゃダメなんですかともいいたくなるような、色んな意味で意図が読めないノミネート。


②【経済】―6語

○iPad
→【C】クールな外観に多彩な機能。見るたびに技術の進展を体感できるのだが、「・・・で?」という、このノーサプライズな後味は、私が慣れないせい?それとも老い?と自問その1。

○3D
→【D】キレイな映像に迫力ある立体感。見るたびに技術の進展を体感できるのだが、「・・・で?」という、このノーサプライズな後味は、私が慣れないせい?それとも老い?と自問その2。

○ガラパゴス(ガラケー)
→【C】お金を払うとか行き先調べるとか、そんな「携帯で何ができるか」なんて全く関心ないまま、その辺の事を全部周りがやってくれるという、朝丘雪路の幼少期みたいな人生が私の夢です。

○バイクコンシャスライフ
→【C】少し前までの中国なんて、みな否応なくバイクコンシャスライフだったわけだが。なんか「あえて」と「否応なく」は別物みたいな虚飾で、結局貧乏臭いもの勧める商売多くないか。

○見える化(可視化)
→【D】地方のヒマな市役所とかが、ただそれだけのために、また「見える課」などと余計な部署作って仕事増やしそうな予感。

○食べるラー油
→【C】いつ買いに行こうがどの店に行こうが、桃屋とヱスビーの棚は常に品切れというブームの横で、便乗狙った後発業者のラー油が、また悲しいほどいつも山積みだったのが印象的でした。


③【社会】―13語

○(クロス)カップリング
→【D】日本人の受賞を誇らしく思いつつも、受賞内容解ってるのかと聞かれると「えーカップルがクロスして・・・結合?」等と、最底辺の下ネタみたいなコメントしかない諸兄も多いのでは。

○無縁社会
→【B】適度な世相反映感を感じる有力語だが、対象者の範囲が少し広すぎる気がするのと、「人間関係が希薄」自体、別に今始まったテーマでもないところをどう評価するか。

○名ばかり高齢者
→【B】「100歳以上のお年寄り、実はそんなにいないかも」という、まさに日本中が虚をつかれたというか、国内では今年一番の「その発想はなかったわ」的事件。

○生物多様性
→【C】COP10関連で2語ノミネートは要注意だが、根本的にこれ、そんなわざわざ改まって言われるようなキーワードでもない感じが、どうしても引っ掛かる。

○はやぶさ
→【A】リアルでこんな日本人の琴線に触れる結末はめったになし。ついでだが、これとノーベル賞の前後から、科学技術系の案件に対する仕分け人の態度が目に見えてヘタレ始めた感も。

○フェニックス
→【E】「その発想はなかったわ」的事件、海外編1位はこれか。しかし、別に「33人の奇跡」がノミネートされており、それを差し置いてこちらが入賞する理由は乏しい。

○ホメオパシー
→【E】今回初めて聞いた。とりあえず原価率良さそうだし、設備投資とかのハードルも低そうだし、法規制も緩そうだしで、商売が簡単っぽくていいですね位のコメントしかない。

○酷暑
→【C】何が「酷」といって、電車で薄着のデブ会社員と接近するたび、デブ汗と加齢臭とあと何だかわからないのがケミストリーを起こしたような、制御不能のワキの下に何度殺されかけた事か。

○生きもの会議
→【C】国際会議としては余り記憶にないほど、ゆとりテイストなネーミング。なんかクマさんとリスさんとネズミさんが、森の切り株の周りでドングリの配分巡って激論・・・みたいな光景が脳裏に。

○待機老人
→【B】子供の時は保育先がない「待機児童」、成人後は求人に出合えない「待機無職」、最後は入る施設のない「待機老人」と、振り返れば人生全てウエイティングでしたという日本人もじき出現か。

○年金パラサイト
→【C】老いた親に寄生し続ける年金パラサイトもゲンナリするが、それでも昔ながらの、子供を劇団などに入れてセレブもくろむ「子役パラサイト」の方が、ゲンナリ度では上。

○買い物難民
→【C】買物はともかく「ランチ難民」とか、何でも「難民」にしすぎ。そのうち、犬好きなのにペット可の家に住めない「アニマルセラピー難民」とか、毛深くて海行けない「ビキニライン難民」とか、本気で言い出すのでは。  

○33人の奇跡
→【C】世界中の鉱山作業員の間で、今後、万一の際でも「助かるかも」期待値が跳ね上がることは想像に難くないが、その分「・・・やっぱりダメ?」となったときの絶望も深い気が。安全第一で。


④【出版、マスコミ】―3語

○もしドラ
→【B】ドラッカーを一から勉強し直そうと思って、本屋で色々立ち読みして、いの一番にこの本買わないことにした私には、世間の流行をあれこれ寸評する資格などあるのでしょうか。

○モテキ
→【C】社会人2年目の時、朝の京王線で変な痴女みたいな女性が何かハアハア言いながら擦り寄って来て、かつそれが1ヶ月で2度という死ぬほど引いた経験があるが、あれも1回にカウント?

○断捨離
→【C】早速amazonで確認したら「ようこそ断捨離へ」は12冊、「新・片付け術『断捨離』」は26冊、「断捨離のすすめ」は19冊も中古品が出品されてました。皆さん着実に実践しているようで。


⑤【芸能】―7語

○AKB48
→【B】グループ名がそのままノミネート。その商売自体を含め話題になったという「現象」としての位置づけかも・・・って、位置づけるのは自由だが、こんな賞味期限縮めるだけの行事にそもそも誰か来てくれるか。

○K‐POP
→【C】格上のAKBを差し置いてまで?という判断はあるが、表彰式の華としてはワンランクお手頃というか、まだ持ちつ持たれつが成立しそうな気も。

○いい質問ですねえ!
→【B】流行語大賞的な意味での「今年の人」感は最高レベル。主催者的に入賞させたい雰囲気がとっても漂うが、AKB同様、肝心の池上さんに何のメリットもないのが難点。

○ゲゲゲの~
→【B】今年度NHKの嬉しい方の誤算といえばこれ。しかしどうでも良いが、「女房」と「鬼太郎」以外、「ゲゲゲの~」って付く言葉ほかにあるのか。

○白戸次郎もよろしく
→【C】CM界から唯一の候補。「面白おかしく」「余り深く判断させずに認知させ」「で契約」と、いいようにやられる下流消費者の姿が鮮明過ぎて、不快さは昨年「子ども店長」の比ではない。

○ととのいました
→【A】お笑い界からの入賞が過去2年間途絶えているが、単にブレイクしたというだけでなく「結構使い勝手が良かった」という意味で、有力視。

○・・ぜよ!
→【D】今年度NHKの嬉しくない方の誤算といえばこれ。最終回までがあんなドンピシャのタイミングで残念なことになるなんて。


⑥【スポーツ】―8語

○なんで一段一段なんだろう
→【D】この上村選手のように、みんなが涙しつつ次を応援したくなる一段一段もあれば、どうしてこう結婚するたび確実にヨゴレ方向へ・・・とため息つきたくなる、広末みたいな一段一段も。

○パウル君
→【E】仮に入賞すれば、占い師としては1989年の「こんなん出ましたけど~」(泉アツノさん)以来、実に21年ぶりの快挙・・・ってバカか俺は。

○ブブゼラ
→【D】「ブブゼラの音がまるで蝿のようだと不評です。まあ確かに蝿の多そうな国ではありますが・・・」と、つい失言する局アナとかいないかなと注視していたが、結局見つからず。

○もってる
→【B】イチローがWBCで使用以来、本田が使い斉藤佑樹も・・・と、さすがイチローと言いたいところだが、半面「ほぼイキかけました」とか「ごちそうさまでした」とか、どう返せば良いか解らない一言が多いのも事実。

○岡ちゃん、ごめんね
→【B】ワールドカップ開催直前の段階では、ほぼ間違いなく「続けていいんですか」が流行語大賞にノミネートされると思ってました。岡ちゃんごめんね。

○国技を潰す気か
→【D】「天皇賜杯だけは頂きたかった」という白鵬のコメントに、いや本来それ「天皇賜杯だけは頂けません」という話ではという指摘が、ほとんどなかったのはちょっと不思議。

○本田△(ほんださんかっけー)
→【D】じゃあ、職業が旅人の人は、さしずめ「中田□」ということかと勝手に思ってたら、一部のサイトで本当にそう呼ばれてるの見つけて驚いた。

○(W杯)ベスト16
→【D】毎年見るパターンだが、いくらなんでもそのまんま過ぎ。浅田真央関連用語として「銀メダル」をノミネートさせるようなものでは。


⑦【その他】―12語

○~なう
→【B】「a・u」という間延びした音の響きに、わざわざ平仮名をあてる感覚。一昔前の「しませう」みたいな使いたくなさだが、何を言おうと実際に使われているのだから仕方がなう。(←使い方間違い)

○イクメン
→【B】適度な世相反映感、適度な人口に膾炙し具合に、現政権の政策とのマッチング感も程よく加わったイイ感じのキーワード。大賞は微妙だが入賞は有力。

○ダダ漏れ
→【C】私生活を中継するのはどうでも良いが、警察の取調べをタダ漏れさせようとか、逆に出したくなかった衝突の映像がダダ漏れとか、理解のキャパから漏れまくりの事案も多数あり。

○どや顔
→【C】「どや顔 典型」で検索すると、好楽だの川島だの色々出て来るが、正確な定義が解らず。要はあれか。アタック25の勝負所で正解して、ちょっと高揚してしまった文系顔の出場者みたいなものか。

○ネトゲ廃人
→【D】不況だ外交問題だ環境破壊だ高齢化社会だと、考えなきゃいけないキーワードが山ほどある中、正直廃人の入賞是非を考えている時間はない。

○パワースポット
→【C】正月、安室とセドナに旅行したロンブー淳。その後早々に破局したのは、運気的には「上げ」なのかそれとも「下げ」なのか。日本中誰もが「上げ」と思ってそうな気もするが。

○リア充
→【E】「ネトゲ廃人」と対をなすような形でのノミネートだが、つまるところ「ちゃんと生活している人」の意に過ぎない。

○山ガール
→【B】山ガールに質問、貴女はなぜ山に登るのですか?→「そこに山ガールから」・・・なんて駄洒落考える奴とかいるのかなと思いgoogle検索したら、あろうことか209万件も出てきて驚愕。

○終活
→【C】金も時間も健康もなく、カツカツの毎日をひたすら続ける以外、何の余裕もないお年寄りだって多いはずだが、そういうお客様はハナから眼中ありませんので・・・みたいな雰囲気が言外に。

○女子会
→【D】「何も来ない」世の中で「何か来てる」フリをし続けるにも限界が近いのか、昨年「女子力」に続き、普通すぎて何も言っていないに等しい女ネタが今年も候補入り。

○東京スカイツリー
→【D】例年「ワンテンポ遅め?」とか「なぜ今さら?」と疑問を呈される言葉が多数候補に並ぶ流行語大賞にあって、極めてめずらしい「なぜまだ出来てもいないのに?」なノミネート語。

○ゴルコン
→【D】「金が高い」「来た相手がハズレでも終日拘束」「人の内面が色々バレやすい」等、そんなリスキーな合コンやる気など毛頭ないが、たとえやる気があろうと相手がいないのも事実。



※さて、いよいよ次記事 (その3)では入賞10項目の予想と大賞予想を。
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流行語大賞/予想企画 2010-12-01T03:36:09+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/49c85f818ce62b531f2933d1e44db48c
【2010年版】ありがちだが、今年の流行語大賞を完全予想(その1) https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/aca7ddd04f55cee1fc5143ba286da38d?fm=rss <![CDATA[ 【最初に】

ただでさえ不景気で何やっても儲からない弱小製造業界にあって、新設の機械が故障だらけだわ、身内の病気が発覚するわ、あとなんだか解らない裁判まで起こすわと、あたかも「最大不幸会社」の名ばかり青年実業家として、充実の毎日を送ってきた中、突如半年ぶりのブログ更新である。

今年は難しい。なぜ難しいかは後述するとして、あまりの難しさに、つい発表の前日まで更新せず引っ張ってしまった。例年、入賞の的中が5個か6個という、過剰な労力に見合わない地味な的中率を続ける本企画ではあるが、今年は正直やらかす予感。が、しかし、この腐れブログ唯一のシリーズものであり、今年も完全予想を試みます。結果発表編含み4本連投(途中で力尽きる可能性あり)で。



1.予想上の注意

○この記事では、ノミネート語60個を独自に

①【政治行政】政治家、政局のトピックスなど、主として政治行政に関連する語
②【経済】経済の重要トピックスや新製品など、主として経済に関連する語
③【社会】主に社会一般の事件や事故などに関連する語
④【出版・マスコミ】主に出版・言論およびその関係者などに関連する語
⑤【芸能】主に放送、映画、音楽およびその関係者など、芸能に関連する語
⑥【スポーツ】主にスポーツイベントや選手などに関連する語
⑦【その他】主に文化、流行、風俗その他の世相を反映した語

の7カテゴリーに分類して分析する。実際には「政治」語であって「経済」語でもあるなど、当然、簡単に分類することはできない言葉も多いのだが、その辺は、多分に感覚的に分類している点をご容赦いただきたい。

○既に主催のユーキャンより、実際のノミネート候補全60ワードが発表されており、この中から12月1日に、大賞(1個または2個が多い)を含む入賞(トップテン)が原則10個発表される。本当に直前予想。


【ノミネート全60ワード】
「iPad」「(クロス)カップリング」「無縁社会」「3D」「AKB48」「K‐POP」「~なう」「いい質問ですねえ!」「名ばかり高齢者」「イクメン」「家庭内野党」「ガラパゴス(ガラケー)」「ゲゲゲの~」「白戸次郎もよろしく」「生物多様性」「ダダ漏れ」「ととのいました」「どや顔」「なんで一段一段なんだろう」「ネトゲ廃人」「バイクコンシャスライフ」「パウル君」「はやぶさ」「パワースポット」「フェニックス」「ブブゼラ」「ホメオパシー」「もしドラ」「もってる」「モテキ」「リア充」「ルーピー」「一兵卒」「岡ちゃん、ごめんね」「壊し屋」「検察審査会」「見える化(可視化)」「・・ぜよ!」「剛腕」「国技を潰す気か」「酷暑」「最小不幸社会」「山ガール」「終活」「女子会」「食べるラー油」「生きもの会議」「待機老人」「脱小沢/親小沢/反小沢」「断捨離」「東京スカイツリー」「年金パラサイト」「買い物難民」「ゴルコン」「本田△(ほんださんかっけー)」「アジェンダ」「33人の奇跡」「(W杯)ベスト16」「イラ菅/ダメ菅/○○菅」「2位じゃダメなんですか」



【以下、昨年度版からまるごと再録】

○流行語大賞がそういうものだと知っている人には驚きもないが、知らない人がノミネート60語を見た場合、まず「・・・この言葉なに?」っていう素朴な疑問が10語分くらいわいてきて、次に、言葉の意味や背景や出所を知ると「・・・それ流行った?」という第二の疑問がわいて来る。

○たとえ見覚えがある言葉でも「なぜこれが新語?」「なぜこれが今年?」といった、違う意味での疑問が浮かぶワードも盛りだくさんである。それほど突っ込みどころの多い用語ばかりなら、10個の入賞を特定するのも容易ではと思いきや、私の場合、あれだけ頑張っても的中は年平均6個。

○読み違えを誘発する要因として、例えば以下の点が考えられる。

1)審査員の年齢層が高いのか、特に芸能関係で「世代を問わず」「お茶の間全般に」を重視しているきらいがある。そのため、俗に「ブレイク」したと見られる時期と、授賞のタイミングとにズレがある(要は遅い)。

2)実際的を得ているかは別にして、なんとなく「その時代の政治・世相・風俗を象徴しているっぽい」用語を過大評価する傾向がある(要は文化人的)。

3)実際そうかは別にして、マスメディアやマーケティング主導で「来た」ことになっている用語を過大評価する傾向がある(要は知ったふり)。

4)純粋に「流行ったかどうか」だけで選んでいるのか疑わしい入賞例もしばしば散見される。特に、授賞式における受賞者の男女構成や出席可否など「諸般の事情」がしばしば勘案されている印象を受ける(要は「大人(の判断)」)。

こうした選考上のクセをも裏読みした上で予想するのが、そもそもこの記事の趣旨である。


○なお、各年の入賞語を、上記の7つのカテゴリー別に分類すると、概ねバランス重視というか、分散して入賞している。年度別に何かの傾向性が出ているのは「政治行政」と「スポーツ」くらい。基本的に「不況のときは政治」という話になる。また五輪やW杯などの大型イベントがある年は、その結果のインパクトにもよるが、何かしら入賞に絡む確率が高い。



2.本年度のノミネート(第一印象)

○冒頭にも書いたが、今年はかなり難しい。誰が見ても「政権交代」関連での入賞がド本命であった昨年から一変、政治関連のキーワードを、審査員がどのような観点で取捨選択をするのかが判断しづらく、結果として、本命といえる政治関連の用語を絞れないためである。

○政治絡みのノミネートが減ったわけではない。しかし民主党内部でも、この1年間体制が目まぐるしく変わり、政界再編も含めて先行きが見通せないなか、菅内閣絡みで選ぶのか、小沢絡みで選ぶのか、バランス考慮して複数入賞か、はたまた政治カテゴリーからの入賞を見送るかなど、様々な可能性がある。

○一つ注意しなければならないのは、昨年度入賞の「脱官僚」で、入賞者が「みんなの党」の渡辺喜美だった点である。審査員が、このカテゴリーでは「翌年以降も旬っぽい」的な観点を入れていることが示唆される一方、では今年「みんな~」関係でノミネートの「アジェンダ」をどうするのかという観点もある。過去の経験上、この賞で同じ関係者が連続入賞という可能性は極めて低い。


<政治関係の重複ノミネート>
①「民主党(小沢一郎)関連」(「一兵卒」「壊し屋」「検察審査会」「剛腕」「脱小沢/親小沢/反小沢」)
②「民主党(菅直人)関連」(「家庭内野党」「最小不幸社会」「イラ菅/ダメ菅/○○菅」)
③「その他の政治政局関連」(「ルーピー」「アジェンダ」「2位じゃダメなんですか」)



○政治以外では、また実に殺伐としたテーマである「高齢化・コミュニティ崩壊関連」と、サプライズ感の強かった「南アW杯関連」からの大量ノミネートが目立つ。この両カテゴリーからの各1つずつの入賞はかなり可能性が高いが、あえて言うならW杯絡みのノミネートが、総じて決定力不足(サッカーだけに)なのが気になる。

<両カテゴリーからの重複ノミネート>
④「高齢化・コミュニティ崩壊関連」(「無縁社会」「名ばかり高齢者」「終活」「待機老人」「年金パラサイト」「買い物難民」)
⑤「南アW杯関連」(「パウル君」「ブブゼラ」「もってる」「岡ちゃん、ごめんね」「本田△(ほんださんかっけー)」「(W杯)ベスト16」)



○上記以外では、類似するテーマからのノミネートが、昨年よりかなり減り、テーマが分散した印象が強い。政治関連での絞り込みが難しい分、いきおい、今まで以上に経済・社会・芸能・その他流行などのテーマからのバランスよい選考が予想される中、本命視されるテーマが絞れない。これが、もう一つの難しい理由である。

○そんな中で、まがりなりにもテーマの重複性が高いものは以下の通りだが、正直、だから有利というほどの決め手には欠く。

<その他の重複ノミネート例>

⑥「環境問題/COP10関連」(「生物多様性」「生きもの会議」)
⑦「携帯・電子端末関連」(「iPad」「ガラパゴス(ガラケー)」「白戸次郎もよろしく」)
⑧「チリ落盤事故関連」(「フェニックス」「33人の奇跡」)
⑨「ネット俗語関連」(「ネトゲ廃人」「リア充」)


○ここまで、主要9テーマからのノミネートが全60語に占める割合は3割程度であり、上位10テーマから6割集中していた昨年とは打って変わった印象。むしろ、その他の重複ノミネートではないキーワードの中に、有力視したい用語が結構隠れており、類似のテーマからあえて複数語がノミネートされている場合、そのテーマから一つは入賞する確率が高いというセオリーは、去年ほど使えない。

○なお「新語・流行語大賞」なのに、根本的に「新語でも流行語でもない用語」、今年である必然性が全くないといういつものパターンも、やっぱり散見((「豪腕」「壊し屋」「女子会」など)。ていうか、むしろそうでないと流行語大賞じゃない感覚に襲われるのは、単に麻痺しているだけかしら。


というわけで(その2)では、いよいよ今年のノミネート60語を、一つ一つ当選分析していきましょう。

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流行語大賞/予想企画 2010-12-01T03:34:43+09:00 https://blog.goo.ne.jp/kanpin/e/aca7ddd04f55cee1fc5143ba286da38d