夏天故事

余裕のある生活がしたい。
一日のうち、ある程度の時間は自分のために使いたい。
このように願うことは罪なのか？

誰かの利益ために、週40時間以上、１日8時間以上の自分を売り渡している訳だけれども、
その誰かは、さらに利益を得ようとオレたちに、もっと自分を売れと要求してくる。

けれど、

こんなに生産する必要が本当にあるのだろうか。
誰かの利益のために、そんなに自分を売り渡す必要があるのだろうか。
1日8時間、週40時間で十分ではないのか。
それ以上の生産はマイナスの方が大きいのではないのか。
みんな立ち止まってこの事を考えるべきではないのか。
誰かの際限のない欲に、なぜオレ達がそこまで付き合わなくてはいけないのか、と。

そして、1日8時間、週40時間以外の自分を、もっと大切にしようよ。

もっとのんびり人生を送りたいと考えることは、そんなにいけないことなのだろうか。