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ブログを書くまでがトークセッションです、と自分で言ってしまった手前書かないわけにはいかなくなってしまったわけです。 第4回卓人の部屋でしゃべってきました。 池袋のジュンク堂に行くのは2回目です。前回はRWSのPOPを置きに行ってきました。 ジュンク堂の6Fでは高橋会長の本を全力で応援するフェアというのをやっていた。 Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST山本 陽平技術評論社 2010-04-08 とりあえずKPTで振り返ってみました。 Keep トークセッションを満員御礼にできた taiさんが来てくれてた 高橋会長にたくさん話をふった いろいろな人と名刺交換した shuyoさんと久々に会った なんばさんに超久々に会った(そして××な話を聞いた) yojikさんやshot6さんと初めて会えた 私服の長田さんに会えた 発売日に増刷がかかった Problem 和田さ
このブログ、1年近くご無沙汰していました。その間なにをやっていたかというと、実はずっと本を書いていました。『Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST』というなんとも挑戦的な題名の本です。技術評論社さんのWEB+DB PRESS Plusシリーズの11冊目で、来月発売される予定です。 Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST山本 陽平技術評論社 2010-04-08 この本は、WEB+DB PRESSで連載していた「RESTレシピ」という連載がベースになっています。実は連載が1年経ったくらいから、技評さんからは書籍化のオファーをもらっていました。ただ、その時点では書いた分量も少ないし、そもそも自分に雑誌記事とは比べ物にならないくらい分量のある本が書けるとは思っていなかったので、書籍ではなく連載継続という形でトータル2年間連載をしました。
CAP 定理と BASE の概念を考えたのは UCB の Brewer 先生で、彼は inktomi の偉い人だったというのは前回述べた。 当時のinktomiはYahoo!や Microsoft、それにgooにも検索エンジンを提供していて、1億以上のWebページ(テラバイト級のデータ)を扱っていたようだ。 手元のWEB+DB PRESS Vol.49 のはてなブックマークリニューアル記事によると、現在のはてなブックマークは1160万URLと100GBのHTMLデータ(圧縮済み)を扱っているらしいので、ざっくりいって98年の時点でinktomi は現在のはてブの10倍のデータを扱っていたといってもいい。inktomiで使っていたコンピュータの性能は現在のPCサ ーバに比べれば1/10程度の性能なので、システム全体でみると現在のはてブの100倍の規模になるだろうか。 結果的には、inktom
先週の金曜日に開催された yokohama.pm で、最近のこのブログのメインネタである CAPとBASEとEventually Consistentについてお話してきました。 このネタ、あまり公の場で話すチャンスがないのでこういう機会をいただけてよかったです。 ありがとうございました。 CAPとBASEとEventually ConsistentView more presentations from yohei. 最近なにかと忙しくてあんまり更新できませんが、 まだ続く予定です。 そんじゃーね
時系列で 1990年代後半: Eric Brewer (UCB)が inktomi でいろいろ作る CAPとBASEの基礎ができる http://www.ccs.neu.edu/groups/IEEE/ind-acad/brewer/ 2000年7月19日: Eric Brewer が PODC (Principles of Distributed Computing) の基調講演で CAP 定理?と BASE を発表 CAP は Brewer 予測として知られるようになる この時点で、inktomiと同等スケールのWebサービスの問題に対処していた人はあまりいなかったのかもしれない 2002年 MIT の Seth Gilbert と Nancy Lynch が CAP を形式化 ここで Brewer の CAP が晴れて定理となった この間、よくわからず 2007年-: eBay の
2年間 WEB+DB PRESS で連載してきましたが、今回ついに最終回となりました。 正直 REST ネタでこんなにも書くことがあるのかと今でも不思議です。 ほとんどコードが登場しないで文字ばかりという異色な連載を載せ続けてくれた編集部さんに感謝です。 あと毎回締切ギリギリになってすんませんでした。 ところで最終回のネタですが、連載を始める前からずっと書きたかったリソースモデリングについてやっと書くことができました。 まだまだ確立された手法とは言い難いですが、僕なりにまとめてみたものです。 みなさんの Web システムを RESTful にするお手伝いができればいいなと思っています。 ありがとうございました。 WEB+DB PRESS Vol.49WEB+DB PRESS編集部技術評論社 2009-02-24
国島先生や斉藤先生が XML や半構造データについていろいろ書いてくださっており、それに反応する形ではてなブックマークや twitter 上での議論が日本語で進んでいて面白い。 http://kunishi.blogspot.com/2008/12/twitter.html http://leoclock.blogspot.com/2008/12/relational-style-xml-query-sigmod-j.html http://kunishi.blogspot.com/2008/12/xml-db.html ブックマークや twitter で細かいコメントを書いているだけでは申し訳ないような気がするので、久々にエントリを書こうとしたのだけれど、なんだかバックグラウンドが長くなってしまった。最先端の研究者のみなさんに失礼な物言いもありますが、XML guy としては XML の
WEB+DB PRESS 編集長の細谷さんから献本してもらいました。ありがとうございます。 WEB+DB PRESS は毎号もらっているし、弾さんの連載もいつも読んでいるのでそんなに読むところないかなーと思っていたのですが、 意外と(失礼!)楽しく読めて、空いた時間2,3時間でさくっと読了しました。 本書の対象読者は弾さんのまえがきに書いてあります。 世界を変えたいあなた、ギークの世界へようこそ。ギークとなる最短の道は、ギークを知ることです。本書はそんなあなたのためにあります。 自分のことを思い出しても、Web に出会って以来、世の中にいるすごい人々に大いに刺激を受けました。 本書はそんなソフトウェアエンジニアの入り口に立っている若者(には限らないだろうけど、主に)に読んでもらいたい本です。 昔はすごい人と簡単にコミュニケートすることができなかったけれど、今はblogでフラットにつながれる
RWSが本屋さんに並びはじめました。 今日外出のついでに神保町に行ってみたら、 三省堂は10冊、書泉グランデは16冊も平積みにされていて 結構圧巻でした。 今日は3章です。 3章では、きちんと RESTful で広く運用されている 数少いサービスの一つである Amazon S3 の ruby クライアントを作りながら、 RESTful な Web サービスの設計とはどんなことなのか、 そのサービスのクライアントはどう作るのか、を解説します。 僕は S3 について、これまであまり知らなかったのですが、 この章を読んでよく設計されているなー感心しました。 もちろん S3 には接続性という、本書で提唱されている ROA に 則っていない部分があるのですが、 それを差し引いても設計の参考になると思います。 特に S3 の認証と認可の仕組みは サービスそのものに課金を考えた場合にとても参考になるでし
RESTful Web サービスの発売が近付いてきました。 RESTful Web サービスLeonard Richardson Sam Ruby 山本 陽平 株式会社クイープオライリー・ジャパン 2007-12-21 この章では、いわゆる「Web サービス」の概要を解説します。 Web サービス、およびそれを使って実現されるプログラマブルWebでは どのような技術が使われているのか、それらはどのような関係にあるのか がわかると思います。 本書のタイトルでもある RESTful な Web サービスを実現するためには、 基本的に HTTP, URI, XML, JSON, (X)HTML, 等の知識が必要ですが、 これらの技術を使うだけでは RESTful にはなりません。 単なる XML over HTTP が RESTful でないことがしばしばあります。 Web サービスを REST
来週 20 日に WEB+DB PRESS の7周年記念イベントが開催されます。 関係者枠で招待していただいたので、僕も参加します。 スピーカーがすごい面子で、楽しみですね。連載しててよかった。 ところで次回の WEB+DB PRESS には上記イベントのスピーカーの一人羽生章洋さんと、t-wada こと和田卓人さんと3人で REST に関して鼎談した内容をもとにした記事が特集として載る予定です。 もともとは、編集者さんから、t-wada さんが WEB+DB PRESS を読むときに僕の連載を一番最初に読むと言っていると教えてもらって、 僕の方も和田さんの TDD の記事でたくさん勉強させてもらったので(題材が REST だったし)、 ぜひ和田さんとお話したいと返信したら、話がどんどん大きくなって羽生さんを交えての鼎談になってしまったのでした。 ビデオ収録の鼎談なんて初めての経験だったの
すでにオライリージャパンのサイトやメールニュースで新刊情報が流れていますが、 以前から何回か紹介してきた RESTful Web Services の翻訳版の監修をさせてもらいました。 すでにさまざまなブックマークサイトで好意的に言及していただいており、とても光栄です。 まだ amazon には掲載されていませんが、12月19日か20日には都内主要書店に並ぶそうです。 追記(2007-12-08) 掲載されました RESTful Web サービスLeonard Richardson Sam Ruby 山本 陽平 株式会社クイープオライリー・ジャパン 2007-12-21 そこで、今回から何回かにわたって、発売記念でこの本の「読みどころ」を紹介したいと思います。 今回は初回なので、僕が書いた監訳者まえがきから少し引用して、本書全体の読みどころを紹介します。 本書 「RESTful Web サ
RestWiki をたまに見直すと新たな発見があって面白い。 たとえば先日、「ステートレスなやりとりとは何か(What is Stateless Interaction?)」という箇所を見つけて、興味深く読んだ。このページは以前も絶対に読んでいるはずなのだが、 人間は忘れてしまうものである。 RestWiki の例でも充分わかりやすいのだけれど、自分でも例を思いついたので書きとめておく。 ステートフルサーバとステートレスサーバはどう違うのか。 まずは、ステートフルの例: 客: こんにちは 店員: いらっしゃいませ。○○バーガーへようこそ 客: ハンバーガーセットをお願いします 店員: サイドメニューは何になさいますか? 客: ポテトで 店員: ドリンクは何になさいますか? 客: ジンジャーエールで 店員: +50円でドリンクをLサイズにできますがいかがですか? 客: Mでいいです 店員:
AtomPub がついに RFC になりました! RFC 5023 The Atom Publishing Protocol RFC 5023 The Atom Publishing Protocol(HTML) 関係者のブログ Joe Gregorio: RFC 5023 - The Atom Publishing Protocol Sam Ruby: <appdraft>no<app:draft> RFC になるまでずいぶんと長かったように感じますが、 その分完成度は上ったのだと思います。 interop もすでに何回も開催されており、その結果も良好です。 AtomPub は全ての、とはいかないまでも、多くの Web サービスのベースとなることが できるプロトコルです。 たとえば blog 、何らかのデータベース、画像/映像リポジトリ、 Wiki、カレンダー、ソーシャルブックマークなど
ITpro Challenge 行ってきました。 豪華なメンバーでどの講演もとても面白かったですね。 江島さんの講演は、Web 上でサービスをやるとはどういうことなのかについてとても示唆に富んだ話だったし、 鵜飼さんのハッカーのソフト工学の話は職場的にすげータイムリーだったし、 なおやさんの話は同時代を生きてきた、生きている者としてとても共感できる内容だったし、 戀塚さんはこれぞハッカーという感じのすごい人でした。 僕は LT の最後に話をさせてもらったわけですが、 ネタを二つ持っていって聴衆のみなさんに選んでもらうことにしました。 結果は REST が勝ったので、当初の予告どおり REST の話をすることに。 結局お蔵入りになった XML の話ですが、もったいなかったので懇親会でお話させてもらいました。 プレゼン中で引用した Web ページはこちらです。 檜山さんの記事 XML ボキャブ
WEB+DB PRESS の Vol. 40 が届きました。どうもありがとうございます。 僕は Atom API 改め AtomPP 改め APP 改め AtomPub/Atompub な Atom Publishing Protocol の解説を REST の連載で書きました。 記事のドラフトではずっと APP で通してきたのですが、 最後の最後で AtomPub に切り替えました。 いろいろ考えたんですが AtomPub で統一して呼んでいこうかと。 今回は 40号記念だからか、すごく充実した内容です。 パターンの特集はここまでまとまってるのは今までなかったし、 サーバの消費電力の話なんて、他にどこで読めるのかわからないような記事でした。 僕はどちらかというとソフトウェアの抽象レイヤをいつも考えているので、 たまにこういう物理的な話を読むととても勉強になります。 それにしても id:n
Tim Bray からアナウンスがあったとおり、 APP の標準化作業がほぼ終了しました。 RFC 番号が付くのはしばらく先だと思いますが、 現状の仕様を実装してもう問題ありません。 最後の draft-17 ベースの仕様が RFC になります。今後の修正は editorial なものだけのはずです。 この先、Web API を設計する人は、まず APP が利用できないか検討しましょう。 APP を採用すれば自然と REST スタイルを採用することになります。 これまで悩みがちだった Web API の設計が、かなり楽になると思います。 Web API を設計する人は、オレオレXMLを設計する前に、Atom/APP をベースにしたらどうなるか、 を考えて見ましょう。きっと Atom/APP は良い選択肢になってくれるはずです。 日本では AtomPP で定着しつつあった Atom Publ
via: mixi あしあとAPI発掘 mixi が Atom Publishing Protocl (APP) 対応の Web API を mixi ステーションで利用しているそうだ。 さっそく手元にあった APP クライアントで試してみると 30分くらいであっさりと接続成功。本当に素晴しい。 ざっくりと Web API を見させてもらったのだけれど、 拡張タグの使い方などセンスが良いし、さすがという感じだ。 ただ一点だけ、どうしても直してほしいのは APP の service document の名前空間 URI。 これは http://www.w3.org/2007/app が本番仕様である。mixi の Web API は古い名前空間を使ってる。 中の人はわかっていると思うんだけど、APP はもう少しで RFC になる。 APP を実装する人は必ず RFC になる名前空間 URI
先月、ぐるなび API がリリースされていました。 ぐるなびさんの持っている膨大なデータベースに Web API を通して気軽にア クセスできるようになったのは、非常に喜ばしいし、その英断に感謝したいと 思います。 しかし、Web API 仕様書、特にエラー仕様を見てちょっとがっかりしました。 もう少し上手にデザインすれば、もっとよかったのに…、という思いです。 一度出してしまった API はそう簡単に変えられないと思いますが、 参考までに僕だったらどうするか、を書いてみます。 この仕様の一番の問題はエラーコードです。 以下は 2-2 のエラー仕様に記述されているサンプルです。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <gnavi> <error> <code>602</code> </error> </gnavi> タグが三つ(gnavi, erro
以前言及したオ ライリーの REST 本 Restful Web Services が Amazon で予約可能になっていました。 この本、とても素晴しい内容です。 レビュアに応募して原稿を見せてもらったのですが、 REST に関する ABC が一通りつまっていて、 何が RESTful なのかについてしっかりと書いてあります。 RESTful でないことについてもちゃんと記述があって、 xml-rpc とか POX over HTTP とかも出てきます。 また、アーキテクチャの面からはRPC(SOA)とREST(ROA)の違いもあったはず。 Ruby (Sam Ruby じゃな くてプログラミング言語 ruby)のコード例なんかも載っていて読む価値十分です。 残念ながら原稿を読むのに時間がかかり過ぎて、後の方の章にした僕のコメント(文字コー ドとか)は反映されてないみたいなんですが、RE
WEB+DB PRESS Vol. 38 で REST 周りのことについての連載を始めました。 ちょうど1年前に REST の解説を書いたんですが、 その直後に naoya さんが連載で、と書いてくれて それを見た技評の中の人が mixi で「連載しませんか」というメッセージくれたんだけど、 ちょっと1年続くネタに困りそうなのでやんわりと断ったのでした。 んで、1年後、技評の中の人がもう一度話を持ってきてくれて、 今年は APP もついに RFC になりそうだし、 連載してもいいかなーと思って連載することにしました。 ということで何が言いたいかというと、naoya さんの影響力と 技評の中の人の企画力はすごい、ということでした。 肝心の今回の内容ですが、円グラフで表現すると、こんなかんじです。
This entry is a Japanese transration of Pete Lacey's "The S stands for Simple". Burton グループのアプリケーションプラットフォームサービスグループでは、 REST派とSOAP派の間でずっと継続中の議論がある。 その大部分は外部での議論によく似ている。 最近のやりとりの一つ、 SOAP と Web サービスフレームワークの複雑さの議論で、 SOAP 側は「WS-* の前は、SOAP は実際にシンプルだった。S はシンプルの略だ」といった。 さあ歴史を学ぼう。 2000年、悩める開発者が問題をかかえている。 開発者: うちの上司が先週末ゴルフをやってきて、 いわゆる SOAP なエンタープライズをやる必用があるんです。 でも私は SOAP が何なのか知りません。 教えてもください、 SOAP の人。 SOAP
思わず [これはすごい] タグを付けたくなる内容の本だった。 そもそもなんで自分の Amazon のおすすめリストに入ってきたのかわからないんだけれど、 たぶん鉄関係の本をチェックしているからなんだろう。 本書は書名のとおり東京を例に、土木技術(特に地下および超大規模構造物)を平易な文章と豊富なイラストで紹介したものである。専門家には当たり前すぎてつまらない内容なのかもしれないけれど、建築初心者の僕には丁度よかった。 たとえば東京港臨海道路のトンネル部は4万トンの重さのトンネルブロックを11個、それぞれ海に浮べて引っ張っていき、海に沈めて連結してできた全長1.3km のトンネルである、というような一般人の想像をはるかに越えた現実を知ることができる。いったいどうやって4万トンの物体を海に浮べるのか、そしてそれをどうやって沈めるのか、その手法は知ってしまえば確かにそのとおりと思うのだけれど、そ
オライリーから REST の本が来年5月に出るらしい。 著者は Leonard Richardson と Sam Ruby。 Leonard Richardson さんは知らなかったけど、有名な人なんですね。 目次を見るとわかるけど、REST のアーキテクチャスタイルと その実装としての Web をリソース指向アーキテクチャの観点で ruby コード付きで語るという わくわくするような内容です。 日本語版欲しいなあ。誰か訳してくれないかなあ。 [update 2007-09-21] その後出版されました。
という本が2月に出ていたらしい(結構分厚いので読むのに時間がかかる)。 Webサービスプラットフォームアーキテクチャ Sanjiva Weerawarana Frank Leymann Donald F. Ferguson 原著の著者はみなさんは WS-* の著者欄に名前を連ねている方々(特にIBM)で、 仕様策定のバックグラウンドを語らせたら右に出るものはいないと思われる。 本書ではその著者達が WS-* の各仕様を設計思想から解説しているので 仕様書を読むよりも楽にその背景思想を理解できる、と思う。 ちなみに REST もしっかりとアーキテクチャスタイルとして紹介されていて、 その最大の特徴(Uniform Interface)と WS-* の interface 中心主義との違いが簡単に述べられていた。 さらに、実は本書はエンタープライズ環境の分散コンピューティングの技術の基本をざっ
XML guy としての、最近の心境です。 そもそも XML とは何なのか、について考えさせられることが多くなりました。 一つはまつもとゆきひろさんの「私はなぜ XML を愛していないか」という日記です。ここで、まつもとさんはデータ記述言語としての XML の存在意義に疑問を投げかけられています。「XML を愛する人」と自己紹介している身としては、この日記に反論? しておきたかったのですが、考えをうまく文章化することができず、時機を逸してしまいました。 もう一つは檜山さんの一連の記事(Java World の連載および chimaira.org)です。どちらの記事においても、檜山さんは一貫して XML タグ構文とソフトウェアコンポーネントを統合的に取り扱うアーキテクチャ(の土台となるべき議論)について論じられています。 まつもとさんの指摘を一言で言い表すと「XML ってそんなにイイの? 使
デジャビュを感じる。 XMLの「本当のメリット」ってなに? Matzにっき XML のメリット、デメリット XML の仕様には歴史的・政治的理由でいろいろと不満な点があります。 これは XML をやればやるほど感じるものです。 しかし、拡張性を保証して構造化文書もマークアップしようとすると 選択肢は XML しかないのもまた事実です。 ということで、 構造のあるデータが書けること(すずきひろのぶさん) 別にS式でもYAMLでも書けますよね。拡張性のあるテキストのマークアップという意味(テキストが主、マークアップが従)ならSGMLの系譜を否定しませんが、データ記述や設定ファイルにまでとなると話は別です。 Matzにっき XML のメリット、デメリット(追記より) 結局はここに落ち着くのではないでしょうか。 XML というメタ言語の設計が構造化文書のマークアップに寄っているので、 データ記述や
しばらく時間が空いてしまいましたが、最近気になった本を3冊紹介します。 まずは Flickr の中の人、Cal Henderson の Building Scalable Web Site。 REST が設計思想からスケーラビリティを攻めているのに対し、この本は実践からいかにスケーラブルなサイトを構築するかを攻めています。 似たような話は古くは LiveJournal の中の人から、 Flickr の中の人まで、 さらに最近は mixi の中の人や はてなブックマークの中の人 (ビデオ)、 ライブドアの中の人まで さまざまなテクニックや経験則を公開してくれていて、まさに高速道路建設中なわけですが、 この本はその高速道路のひとつの出口になるんじゃないでしょうか。 ぜひ日本語版もほしい一冊だと思います。 Building Scalable Web Sites Callum Henderson
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