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今年の「#文学」
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4月に発足する地方独立行政法人「岡山市立総合医療センター」のシンボルマークに“待った”がかかった。全国公募で昨年8月に決めた後、日本赤十字社(東京)から「赤十字マーク」に似ているとして修正を求められ、市はデザインの一部を変更する。 シンボルマークは晴れの国をイメージしてオレンジ色の十字マークを採用したデザインで、市が応募98点の中から選んだ。審査の過程で、色の違いから日赤の「白地に赤い十字」とは区別できると判断していた。 しかし、日赤の指摘を受け止め、デザイン応募者の同意を得た上で、変更を決定。十字の部分を白地にして「OKAYAMA」の文字を入れることとし、日赤側も了承した。19日の市議会保健福祉委員会で説明した。 赤十字マークは戦争や紛争で負傷者や救護員らを攻撃から守るために使うことが、ジュネーブ条約で定められている。国内法でも日赤と日赤の許可を得た者以外の使用を禁じ、罰則規定もある。
岡山県は20日、南海トラフの巨大地震を想定した大規模な図上防災訓練を行った。県庁舎が被災したとの想定で、代替施設となる県立図書館に災害対策本部を初めて設置。電話やパソコンの迅速な設営手順とともに、被害の把握、支援要請など関係機関との連携方法を確認した。 午前6時、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード9クラスの地震が発生、県南部で震度5強の揺れや液状化現象が起き、高さ約3メートルの津波が到達する―との内容。県や岡山、倉敷市など沿岸7市と県警など32団体約400人が参加した。 県庁北隣の県立図書館には、県職員が早朝から徒歩や自転車で駆け付け、2階の一室で災害対策本部会議を開催。関係部署から被害状況の報告を受けた伊原木隆太知事は「人命最優先で取り組んでほしい」と指示した。別室のホールには電話機やパソコン、コピー機を運び込んだ。 対策本部では津波で流されたり、がれきに埋まった人の捜索、孤立した
広島県内で学ぶ外国人留学生らが14日、岡山市の後楽園などの観光スポットで案内表示などをチェックし、外国人の視点から改善点を提案した。 中国、韓国、タイ、シンガポール、アメリカ、台湾の11人。JRや路面電車など公共交通機関を使い、後楽園のほか、岡山城、吉備津神社を巡った。 後楽園では、延養亭や流店などの建物で「由緒を知りたいのに外国語の案内がない」と改善を要望。岡山城前の案内図は英語、中国語、韓国語で周辺施設を紹介していたが、観光案内所だけ中、韓の表記がなかった。このほか、JR吉備津駅前では、吉備津神社への道のりが分からないとの指摘があった。 広島市立大2年の韓国人留学生(20)は「チケット売り場に韓国語表記がないなど、まだまだ改善点が多い」と話した。 観光庁が外国人受け入れ環境を向上させようと2011年度から実施。一行は15日も備前市の陶芸体験施設などを点検する。 (2013/12/14
少女らのわいせつ画像を撮影し、インターネット上で交換したとして、岡山県警生活環境課と岡山中央署が摘発した児童ポルノ事件は、全国29都道府県の愛好者約60人が逮捕、書類送検され、被害児童は200人以上になることが1日、捜査関係者への取材で分かった。同種事件の摘発は全国でも最大規模。県警は近く追送検し、約1年4カ月に及ぶ捜査を終結する。 捜査関係者によると、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で摘発されたのは10〜50代の大学生、自営業、会社員ら。約60人の中でもいくつかのグループがあり、画像をやりとりしていたという。 これまでの調べでは、2011年10月〜今年4月、海外や国内の複数の動画共有サイトに「児童愛好者」とプロフィルを書き込んで仲間を募り、メールやSNS(会員制交流サイト)のファイル送信機能で児童ポルノ画像を送るなどした疑い。県警はパソコンや携帯電話から動画約15万点、静止画約11万点を押
岡山空襲資料センター(岡山市中区御成町)の日笠俊男代表(79)は「警報はなぜ遅れたのか」と題したブックレットを出版した。 岡山空襲では、牛窓防空監視哨(しょう)(瀬戸内市牛窓町牛窓)が爆撃が始まった1945年6月29日午前2時43分の3分前にB29の襲来を確認。中部軍管区司令部(大阪市)に連絡したが間に合わなかった。 日笠代表は公文書や関係者から情報を収集。当時の連島町(現倉敷市連島地区)の警防団日誌に空襲開始2分後の午前2時45分に警戒警報、同3時10分に空襲警報が発令されたとの記述を見つけた。岡山市の被災者からも同内容の証言が得られたことから発令の遅れが裏付けられたとした。 原因としては、岡山県への発令権限は同司令部にしかなかった▽夜間は飛行機が向かう方向も分からず、数だけを頼りに判断するなど基準があいまい▽司令部の責任者は近畿地方に空襲警報を出したが、隣接県に警戒警報を出す決まりを守
24日午前1時35分ごろ、津山市北園町の市道で、自転車で帰宅していた同市、私立大2年女性(20)の前に軽乗用車が止まり、降りてきた男がナイフのようなものを突き付け「静かにしないと刺すよ」と脅した。男は女性のかばんから現金8千円などが入った財布を奪い、車で逃げた。女性は男ともみ合った際、右手親指に軽傷。 津山署は強盗致傷事件として緊急配備。約40分後、目撃証言によく似た津山市西中、韓国籍の会社員李利浩容疑者(32)が現場近くをうろついているのを発見、車内から女性の財布が見つかったことなどから強盗致傷の疑いで現行犯逮捕した。「脅かしてやろうと思った。財布は無理やり奪っていない」と容疑を否認している。 (2013/5/24 12:40)
2011年夏を最後に一線を退いていた岡山電気軌道(岡山市北区岡南町)の路面電車(1両)が17日から4月7日まで期間限定で復活し、40年余り走り続けた岡山市でラストランを披露する。生まれ故郷・栃木県日光市への“里帰り”を今秋に控え、市民らに別れを告げる。 1953年に栃木県で製造され、日光市の東武鉄道日光軌道線で活躍。廃線に伴い購入した岡電が69年から使用、2008年からはタータンチェック柄を施した「おしゃれ電車」としても親しまれたが、新型車両に道を譲り、昨年6月、日光市の観光施設への無償譲渡が決まった。 ラストランは、黄緑地にオレンジのラインが入った日光軌道線時代のカラーリングで登場し、4月6日までは東山線を1日5往復。同7日は午前10時から東山車庫(岡山市中区徳吉町)で「さよなら出発式」を開き、東山線と清輝橋線を各2往復、午後1時半から記念撮影会を行う。 岡電によると、新型車両の導入によ
岡山県西部と福山市で路線バスを運行する井笠鉄道(笠岡市笠岡、関藤篤志社長)は12日、経営不振によって今月末でバス事業を廃止することを決め、中国運輸局岡山運輸支局に事業廃止届を提出した。同社は自主再建を断念し、会社の清算手続きに入る。 全76路線(高速バス5路線含む)のうち主要路線は11月から来年3月までは道路運送法に基づく臨時措置として、両備グループの中国バス(福山市多治米町)に引き継ぎを要請しており、同社も応じる方向。具体的な継続路線は今後詰めるが、廃止や減便となる路線が出るのは避けられないとみられる。 井原市と浅口市の循環バスは北振バス(岡山県矢掛町)が運行を引き継ぐ。 井笠鉄道の路線バスはピークの1967年度には1575万人の利用があった。しかし、マイカー普及や沿線の過疎化などで11年度は213万4千人まで低下。売り上げに当たる営業収益は同年度で9億200万円で、国や自治体から2億1
備前長船刀剣博物館(瀬戸内市長船町長船)は24日、7月に開幕する特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」(瀬戸内市など主催)に向け制作した「ロンギヌスの槍(やり)」を報道陣に公開した。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の武器をモデルにした刀剣などを紹介する同展の目玉となる。 ロンギヌスの槍は、テレビアニメ版でヒロインの綾波レイが戦闘に使うなどした武器で、らせん状の柄で先端が二股になったデザイン。謎の多い物語を解明する鍵を握るのではとファンの注目を集めている。 制作された槍は長さ3・32メートル、重さ22・2キロ。鉄にニッケルやコバルトを混ぜた金属がベースで、二股の刃の部分には日本刀のような肌模様を際立たせている。 刀匠三上貞直さん(56)=広島県北広島町=ら2人が昨年12月ごろから取り組んでいた。三上さんは「世代を超えて関心が集まれば」と話す。 特別展ではアニメの武器を基に刀匠らが自らのイメ
岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)は2011年度の個人貸出冊数をまとめた。来館、インターネット予約を合わせた貸し出しは、前年度を8万3701冊(6・4%)上回る139万8279冊。開館日を前年度より19日増やした効果などで2年ぶりに増加し、04年9月の開館以来最多となった。 同図書館の貸出冊数は都道府県立図書館で6年連続トップを守っている。前年度も2位の大阪に約13万冊差を付けており、11年度も首位を堅持する見通しが強まった。 貸し出しのうち、インターネット予約により、来館せずに近隣の図書館で受け取るサービスの利用は4万6319冊。前年度より11・1%増えており、同図書館は「遠方の県民も県立図書館の本を利用できることをさらにPRしていきたい」としている。
岡山理科大(岡山市北区理大町)に全盲と車いすの学生が初めて入学した。両目が不自由な三川草平さん(19)=尾道市高須町出身=は理学部応用数学科に進み、教職の道を志す。脳性まひで両脚に障害がある渡辺貴裕さん(18)=岡山市北区福崎=は総合情報学部情報科学科で好きなパソコンの知識を学び、IT関連企業への就職を目指す。2人は3日、それぞれの夢を抱いて入学式に出席。波田善夫学長らから温かなエールを受けた。 三川さん、渡辺さんは加計記念体育館(岡山市北区横井上)であった式典に新入生計1650人の一員として出席。波田学長は式辞でそれぞれのハンディキャップを紹介した上で「2人とも本学に夢を託してくれた。学生も教職員も学び多き4年間になる。思いやりと絆を紡ぎつつ、それぞれの特徴と役割を発揮して共に成長し、夢を実現しよう」と結んだ。
岡山県がロボットスーツ「HAL(ハル)」を病院や介護老人保健施設に貸し出し、リハビリ効果を検証する事業で、2011年度に対象とした脳卒中患者や歩行困難な高齢者らの約3分の1が途中で使用を中止していたことが2日、分かった。装着に手間取ることなどが理由。県は12年度以降も支援を強化して事業を継続し、介助する職員のスキルアップなどを図る方針だ。 HALは筑波大大学院の山海嘉之教授(岡山市出身)が開発。大学ベンチャーのサイバーダイン社(茨城県つくば市)が製造販売している。脳から出る電気信号を読み取り、モーターを作動させて手足の動きをサポートする。 県は20台を施設に無償貸与し、11年度から3年間で歩行時間や歩行距離、日常生活の改善データを収集・分析する計画。初年度は岡山、倉敷市など5市町の17施設で計65人が使用を試みた。 県医療推進課によると、このうち44人は計画通りに訓練を終えたが、21人は途
県は、本庁舎(岡山市北区内山下)が被災して使用不能になった場合に備え、災害対策本部を設置するバックアップ施設として、隣接する県立図書館(同丸の内)の機能強化に着手する。東日本大震災では発生時の停電で初動対応に支障を来した自治体もあったことから、今年中に防災用発電機を整備する。 2004年完成の県立図書館は震度7の地震にも耐えられる免震構造。浸水の恐れがない屋上の空きスペースに防災用発電機(約250キロワット)、重油タンク(約2キロリットル)を新設する。事務機器や通信設備に必要な電力を3日間供給できるようにする。 設計費など合わせた事業費は約1億円。県は11年度2月補正予算案に設置費約9200万円を計上しており、今夏に着工し、年末の完成を目指す。 県は本庁舎が使えなくなった場合には、県立図書館の2、3階に災害対策本部を設けることとしている。パソコン、電話などの機材を持ち込み、職員約50人が詰
三井造船(東京)は24日までに、玉野事業所(玉野市玉)で建造したものの、発注先が受け取らず、同事業所に係留したままとなっていた大型貨客船「テクノスーパーライナー」(TSL、1万4500総トン)を解体する方針を固めた。約115億円を掛けて2005年に完成した超高速船だが、本来の役割を果たすことなく、“廃船”となる。 軽量アルミ合金製のTSL(定員740人)は全長140メートル、幅30メートル。39ノット(時速約72キロ)で航行でき、2人部屋や3人部屋、2段ベッドが並ぶ大部屋を備えている。東京―小笠原航路への就航を目的に東京の海運会社が発注したが、燃料高騰などを理由に受け取らず、三井造船が所有したままとなっていた。 三井造船は「買い手を探していたものの、見つかる可能性がない」とし、解体を前提とした売却処分を決定。売却先は明らかにしていないが、3月末までに正式契約し、船を引き渡す。 TSLは昨年
学校教材としての新聞活用法をテーマにした岡山市学校図書館協議会東ブロック研修会が26日、同市東区金田の上南中で開かれ、市内20小中学校の教諭や学校司書ら約30人が山陽新聞社の記者から活用事例を学んだ。 教育に新聞を活用するNIEの一環。同社読者局NIE推進部副部長の赤井康浩記者が「新聞を上手に使おう」と題して講義した。 赤井記者は本社の出前授業で行っている各紙の読み比べや記事の要約、見出し付け、興味のある記事を台紙に貼り付けるスクラップ新聞作りなど授業での活用例を紹介。「新聞は生きた教材。子どもたちが活字に関心を持つよう上手に活用して」と話した。
首都圏から岡山県へ移住を希望する人を対象にした県主催の相談会が21日、東京都内で開かれた。80人を超える相談者が詰めかけ、開催時間を急きょ延長して対応した。東日本大震災、福島第1原発事故を受け、安全な土地への移住を望む子育て世代が目立った。 会場では県と、笠岡、瀬戸内、高梁市、久米南、吉備中央町が相談ブースを設営。住宅や就職、移住支援制度の相談に応じた。 正午の開始間もなく来場者が殺到し、一時は30分待ちに。終了予定の午後4時を過ぎても相談者が途切れず、1時間延長した。県が昨年1月、東京で試行開催した際の参加は7組だったが、この日は計57組82人に上った。 妻、3歳の長男と来場した東京に住む37歳の男性は、原発事故以降、水はミネラルウオーター、食べ物は西日本産などに徹底する生活。「水道水も安心して飲めず子育てに困る。仕事さえ見つかれば今日にでも移住したい。岡山は災害が少ないし、原発からも遠
JR倉敷駅北の「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」オープン(1日)により、同駅の今月の乗車人員(19日現在)が1日平均約1万9千人と、前年度の年平均(約1万6千人)を約2割上回ったことが24日までに、JR西日本岡山支社のまとめで分かった。 同支社によると、管内の販売収入も19日現在で近距離(100キロ未満)が前年同期比13・9%、中長距離が同7・9%のそれぞれ増加。長谷川一明支社長は「開業効果と、リーマン・ショック以降の利用低迷持ち直しとみられる。一時の盛り上がりにとどまらないよう、継続的な利用者増につなげたい」と述べた。 MOP倉敷開業に伴う需要増を見込み、同支社は来年1月上旬まで毎週土、日と祝日に臨時列車を運行。年末は23〜25日と31日、年始は1月1〜3日、7〜9日。岡山―倉敷間の上下線各1本で、午前9時29分の岡山発と同11時3分の倉敷発。
盗撮や女子生徒へのわいせつ行為などで県立学校の教諭3人が一度に懲戒免職となったのを受け、県教委は22日、県庁に県立学校長らを集め緊急校長会議を開いた。再発防止のため、不祥事のきっかけになったとされる教師と生徒のメール交換を原則禁止するよう各校に求めた。 全ての県立学校と市立高校の校長ら77人が出席。竹井千庫県教育長は「学力向上や生徒指導上の課題解決に全力を挙げている最中の不祥事で、本当に重たい。教職員一人一人が自らの問題として受け止めなければ、失われた県民の信頼は回復できない」と訴えた。 今井康好教職員課長が今回の不祥事について、教諭が生徒とメールで連絡を取り、密室の会議室などでわいせつ行為に及んでいたと指摘。生徒とのメール交換の原則禁止▽個別指導する際に密室にしない工夫―など再発防止策を説明し、校内研修で徹底するよう要請した。 竹井教育長は同日、県立学校の全教員に綱紀粛正を求めるメールを
岡山弁護士会は「ハンセン病のことを知っていますか? 〜今も残る課題」と題した集会を6日、岡山市北区南方の弁護士会館で開いた。元患者や国家賠償訴訟に関わる弁護士が、瀬戸内市邑久町虫明の国立ハンセン病療養所「長島愛生園」「邑久光明園」の将来構想実現への協力を呼び掛けた。 国の強制隔離政策を違憲とした熊本地裁判決から10年を機に実施、市民ら約60人が出席した。ハンセン病国家賠償訴訟西日本弁護団代表の徳田靖之弁護士(大分県弁護士会)が基調講演で、隔離政策について説明し「私たちがどう関与したかに、思いをはせなければならない」と話した。 パネルディスカッションでは、邑久光明園の屋猛司自治会長が医療施設を地域に開放する園の将来構想を紹介。長島愛生園の中尾伸治自治会長は「兄夫婦に子どもが生まれた時に家に帰らないよう言われて以来、家族と会っていない」と厳しい現実を報告し、同園歴史館の田村朋久学芸員は将来構想
昨年末に発見された総社市秦、一丁〓(いっちょうぐろ)1号墳が、墳長76メートルに及ぶ吉備南部最大の前方後方墳であることが、同市教委の発掘調査で29日までに分かった。墳丘を囲む二重の列石や小石室など特異な外部施設も確認。古墳時代前期の吉備内部の勢力図を知る重要な有力首長墓として注目される。 同古墳は高梁川を東に見下ろす標高180メートルの尾根上に立地。昨年末、植林事業の際に存在が知られ、今年6月には隣接する方墳3基とともに「一丁〓古墳群」として同市史跡に指定。今月から、規模や構造を確認するため、墳丘と周辺の発掘調査が行われている。 墳丘は、やや縦長の後方部(長辺38メートル、高さ5メートル)に、三味線のばち形をした古式の前方部が接続。後方部3段、前方部2段の壇状に築かれ、側面は直径10〜30センチ程度の葺石(ふきいし)で装飾、補強されるなど、前方後円墳に劣らない本格的な構造を持つ。築造年代は
岡山弁を象徴する言葉といえば「でーこんてーてーて(大根炊いておいて)」。しかし、実際に使われているのを聞いたことはあまりない。全国の方言を研究するノートルダム清心女子大の尾崎喜光教授(52)=社会言語学=らの調査でも、子どもや若者、中年層で「大根」を「でーこん」、「炊いて」を「てーて」と発音する人はほとんどいないという結果が出た。「でーこんてーてーて」は消えつつあるのだろうか? 岡山弁は、「大根(daikon)」を「でーこん(de:kon)」、「すごい(sugoi)」を「すげー(suge:)」、「暑い(atsui)」を「あちー(achi:)」と言うように、単語の中の「ai(あい)」や「oi(おい)」といった連母音の部分を「e:(えー)」、「ui(うい)」を「i:(いー)」などと変化させて発音するのが特徴の一つ。これを「連母音の融合」と呼ぶ。 尾崎教授は昨年度、学生13人と、岡山弁における連
県立図書館(岡山市北区丸の内)は、これまで視覚障害者に限っていた録音図書の貸し出しや対面朗読といったサービスについて、9月から高齢者らへの提供を始めた。 サービスは、推理小説や歴史小説を音読したCDやカセットの貸し出し▽録音図書を聞く再生機器の貸与▽本や雑誌をボランティアが代読する対面朗読。小さい文字が読みにくかったり、手のしびれでページがめくりにくい高齢者らにも対象を広げた。 昨年1月の改正著作権法施行で、視覚障害者以外も録音図書などを利用できるようになったため。サービスを受けるには事前登録が必要。 昨年度の録音図書貸出冊数は619冊、対面朗読の利用者は延べ260人。同図書館は「サービスをPRし、これまでは読書が困難だった人にも楽しんでもらいたい」としている。問い合わせは同図書館(086―224―1286)。
岡山市北区楢津、第二白ゆり保育園を21日、ウルトラセブンが訪れ、園児ら約150人と交流した。 同市民会館(同丸の内)が8月11日に同館で開く「ウルトラマンエキサイトステージII」のPRで来園。 園児らは、司会の紹介でウルトラセブンが登場すると、歓声を上げて大喜び。アイスラッガーなどの得意技や武器についてのクイズに挑戦したり、ポーズの練習をして楽しんだ。
岡山県内4000件以上のグルメ、観光スポット、イベントなどを紹介しています。映画、天気、占い、温泉、B級グルメ、釣り、料理など生活に役立つ情報が満載です。山陽新聞社提供。ジャンル・エリアで探す
2010年に最も読まれた本は!?―。倉敷市立中央図書館(同市中央)で昨年、貸し出し回数ベスト50に入った本を紹介する「ベストリーダー展」が同図書館で開かれている。1位は09年に刊行され爆発的な人気となった村上春樹さんの「1Q84 BOOK1」だった。23日まで。 同図書館の著書別の貸し出し回数を順位付け。50位(貸し出し回数90回)が3作あったため計52作を1階に展示している。 上位は、村上春樹さんのほか、東野圭吾さん、山崎豊子さん、宮部みゆきさんら人気作家の小説が独占。1位から4位までは貸し出し回数が200回を超える人気ぶりだった。 09年は市内の7図書館・室の総合計でランキングをまとめ、3位になった尾道市出身・湊かなえさんの「告白」が2年連続で3位、6位だった東野圭吾さんの「容疑者χの献身」も、今回再び6位に入った。 同展は、ランキング形式にすることで、利用者にどんな本が読まれているか
宇高航路を運航する国道フェリー(香川県高松市)は、利用促進策として、美少女キャラクターをあしらったTシャツとステッカーを作った。12日から、船内と宇野、高松港の乗り場などで限定販売する。 キャラクターは、赤磐市の漫画家八的暁さんがデザインした「うたかまりんちゃん」。存廃問題に揺れる今年4月、ステッカー(2種類)を作り限定販売したところ、わずか数日で完売。「フェリーの利用増にもつながった」(同社)ため“第2弾”を作った。 Tシャツ(Sサイズ75枚、Lサイズ50枚)は、表面にまりんちゃん、背面に船体と「I(アイ)〓(ラブ)FERRY(フェリー)」の文字を印刷。まりんちゃんの“お姉さん”という設定の新キャラクターをあしらったバージョン(Lサイズのみ75枚)もある。ステッカーは全3種類で、それぞれ300枚ずつ。 Tシャツは1枚2800円、ステッカーは1枚300円。同社は「瀬戸内国際芸術祭が始まって
県商工会議所連合会(会長・岡﨑彬岡山商工会議所会頭)は、ビジネスの現場で図書館の利用促進を図ろうと、県内企業を対象に「図書館のビジネス利用に関する意識調査」を行い、結果をまとめた。仕事上で図書館を利用したことがない企業は6割を超え、業務に生かせるサービスやビジネス向けセミナーの認知度が低いことが分かった。 県商工会議所連合会は「図書館のサービスが企業に十分知られておらず、PRが必要。ニーズが合えば有料でも利用するという企業は多いようだ」としている。 「図書館を利用したことがある」企業は33・5%にとどまり、66・5%が「ない」と回答。理由(複数回答)は「インターネットの方が便利」が最も多く、「移動距離がもったいない」「図書館で調べ物をする習慣がない」などが続いた。 図書館主催のビジネスセミナーを「知っていた」「知っていたが興味がなかった」は計13・2%。本に関する問い合わせや、資料調査に応
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