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フランスに留学中のサルトル研究者に東の劣化がひどいよと話してみたところ、メールが届いたので転載する。東批判は一通りなされた感があり、また、先日の常野さんの活躍によって東の小物振りが明らかになって、東の言説自体を取り上げることも少なくなってきていると思うけれど、サルトル研究者からみた東及び「ポストモダン」というのはこれで面白いと思う。 最初に断っておきたいが、知っての通り日本語文献が揃えにくい状況にあるので、どっかの本から引用する場合は、邦訳が存在する場合でも原書から俺が直接訳している。そのため、細心の注意は払うが、特にデリダのついては誤訳の可能性を否定しきれない。いずれにせよ、翻訳の責任は完全に俺に帰する。 東の発言について参照したブログの類は、お前から教えてもらったものがほとんど。 以下の通り。 http://d.hatena.ne.jp/toled/20081128 http://wa
またまた橋下が問題を起こしたようだ。このニュース。 橋下知事、公用車で抜け出しジム通い 大阪府の橋下徹知事が14日午後、公用車で府庁を抜け出し、大阪市内のフィットネスジムに行っていたことが16日、分かった。知事日程ではこの時間帯は「庁内執務」となっており、7月臨時議会の総務常任委員会などが開かれていた。 (中略) ジムにいた時間帯は、総務や教育文化などの常任委員会が開かれ、職員の人件費や私学助成の削減案などについて議論が交わされていた。橋下知事は「いつでも連絡がとれる状態にあり、問題はない。ジムで思いをめぐらせることもある」と話した。公用車については「殺害予告など脅迫が相次いで寄せられており、警護の関係上使わせてもらった」と説明した。 報道陣から、「反省しているか」と問われると、「(反省は)ない。ただ、もう少し早く(私的な時間が限られる)知事職の生活状況を府民に説明すべきだった」と応じた。
毎日新聞夕刊で月一連載中の「今、平和を語る」シリーズ。過去には鶴見俊輔などが戦争の愚かさを語ってきた。今月は俳人・金子兜太が自らの戦争体験をもとに、彼独自の概念である「蹴戦」を語っている(魚拓)。以下気になる部分を引用。 本土での戦争経験がないので、戦争の悲惨さを知らなかったんだな。だから翌年に日中戦争が始まると、こぞって歓迎した。貧しさが「戦争待望」になっていたと思う。秩父だけでなく、日本列島がそうだったのではないですか。戦争が貧乏を解放してくれるんだと錯覚していた。 赤木智弘の「希望は戦争」を髣髴とさせる。悲惨な戦争の実態を知らない貧困層が貧困からの脱却を願って戦争を渇望する。世間には「戦後民主主義」を蛇蝎のごとく嫌う奇妙な人々であふれている。現在の社会はどんどん戦前へと回帰していってるのだろうか*1。 経済学をやっている学生だから、日米の生産力の違いをみれば、日本は長期戦を戦えるわけ
こんなニュースを見つけた。どうやら文科省が竹島を日本の固有領土であると教えることを強制しようとしてるらしい。一連のナショナリズム喚起策の一環であろう。以下朝日の報道。 竹島、日本の領土と明記へ 指導要領解説書で文科省方針 2008年05月18日21時04分 文部科学省は、12年春から全面実施される中学の改訂学習指導要領の解説書で、韓国と領有権をめぐって争いのある竹島について「我が国固有の領土」と明記する方針を固めた。解説書は7月ごろまでにまとめる予定。法的拘束力はないが、教科書編集などに影響を与えそうだ。 中学の現行指導要領は「北方領土が我が国の固有の領土であることなど、我が国の領域をめぐる問題に着目させる」と書いてあり、改訂後も変わらない。改訂にあたっては、自民党の一部から「竹島も明記すべきだ」との声が上がり、文科省が公募した意見でも同様の主張が数多くあったが、日韓首脳会談で「シャトル外
昨日立川の自衛隊官舎へのビラまきで住居侵入罪に問われた裁判の上告が棄却された。またとんでもない判決が出たものである。また一つ生きづらい監視社会へと近づいた。この事件は警察が自衛隊情報保全隊と協力して立件したという事実が赤旗によってスクープされている。警察が立件するために自衛隊に被害届けの提出を依頼している(住民の自発的な提出ではない)時点で明らかな思想弾圧事件である。 この件に関しては中日新聞の記事が興味深かった。 反戦ビラ配布で処罰は合憲 最高裁が上告棄却「他人の権利侵害」 2008年4月12日 朝刊 東京都立川市の防衛庁(当時)宿舎の新聞受けに、自衛隊のイラク派遣に反対するビラを許可なく入れたとして、市民団体のメンバー3人が住居侵入罪に問われた事件の上告審判決で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は11日、「表現の自由は無制限に保障されるわけではなく、他人の権利を害する手段は許されない」
「沖縄の集団自決(集団強制死)は僕のせいじゃないもんっ!いい加減なことを書いた大江健三郎は謝れっ!」と元座間味島守備隊長と元渡嘉敷島守備隊長の弟が大江健三郎にいちゃもんをつけた裁判の判決が下され、原告側の全面的な敗訴が言い渡された。判決内容はこちらを参照のこと。 ネット上では早速、産経をはじめとする歴史修正主義勢力が「不当判決だ!」と大騒ぎしているみたいだが、とりあえず各社の社説をまとめてみた。 毎日新聞社説:沖縄ノート判決 軍の関与認めた意味は大きい 軍の関与認定にまで踏み込んだことは、歴史認識や沖縄の心、極限状況における軍と国民の関係を考える議論に一石を投じるもので、その意味は大きい。…(中略)… 裁判は、06年度の高校日本史教科書の検定にも影響を与えた。文部科学省は、原告らの主張を根拠の一つとして、軍の「強制」があったという趣旨の記述に対して検定意見を付け、これを受けていったんは修正
なんだか、橋下の話題ばっかりであれなんだけど、またもややらかしたみたい。それともう一つ。 もはや開いた口がふさがらないんだけど 共産党が主張を通そうとするのなら、多数派になってから意見してほしい なんて、民主主義の基本が本当にわかっていない。確かに民主主義の基本は少数意見の尊重であるってことがわかっていない人は多いみたい。以前某巨大ポータルサイトの改憲に関する意識調査で議論していたときも「改憲派」と称する人々は大概こんなこと言っていた。まあ、そのへんのネトウヨと同レベルだってのは光市の事件ではっきりしてたけど、知事やってる奴がこんな理解ではお寒い限りだ。それにしても、産経の記事もひどい。「共産党に苦言」って。普通なら批判しなけりゃいけないのに。これ書いた記者は「良くぞ言った」とでも思ってたんだろう。 それから、教育委員会の件。教育は橋下の最重点課題だったはずだけど、前回の「机上の空論」に続
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