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今年の「#文学」
tairanaritoshi-2.hatenablog.com
今の日本でほとんど毎日ニュースになっているネタ、それは「秋篠宮家」である。 そしてそのニュースの内容と反応(ネットの書き込み)と言えば、まさに「1億総バッシング」であるかのような勢いだ。 とにかく秋篠宮家のメンバー一同、皇嗣秋篠宮殿下、紀子妃、(結婚して家を出た)眞子さん、佳子さま、悠仁さま、この人たちが何をやってもバッシングニュースのネタになってしまう。 (⇒ デイリー新潮 2023年7月14日記事:佳子さまが「どうしてこういう反応になるのでしょうか」と漏らされたという宮内庁の「別居発表」) しかし皆様、ご記憶だろうか…… 現天皇が即位する前は、週刊誌をはじめとするメディア一同は、ほとんどこぞって現天皇の妻(皇后)である雅子さまをバッシングし続けていたことを。 夫である現天皇をも、批判の対象としていたことを。 これに対する秋篠宮家の評判は上々で、特に眞子さま・佳子さまの美人姉妹ぶりはしば
1月31日の国会予算委員会で、立憲民主党の長妻政調会長が―― 民主党政権時代(2010年)の「子ども手当」採決時、自民党の丸川珠代参議院議員が飛ばしたヤジについて、岸田総理に反省を求めた。 その過去映像を見ると、丸川珠代議員、本当に 「愚か者めが。このくだらん選択をしたバカ者ども絶対忘れん」 と、正確に言っているのである(笑) そして私も、全然知らなかったのであるが―― 当時の自民党は「この愚か者めが」と丸川議員の顔イラストを緑色で書いたTシャツを、公式グッズとして1500円で売っていたというのである(笑笑) そして今回の10年越しの指摘を受け、丸川議員は 「ヤジについては、総理のご発言を真摯に受け止め、反省すべきは反省したいと思います」 と(元女子アナらしい、と言うべきか)実に澄んだ声でコメントしている(笑笑笑) あくまで(同じ自民党の)岸田総理のコメントを受けて反省するのだということで
日本の少子高齢化を知らない人はいないが、それは韓国も同じかそれ以上である。 何と言っても韓国の2020年の出生率は1.0を切る0.84で、世界最低水準となった。 そして中国でも現在の成人独身者は2億4000万人、将来は4億人になると予想されているそうだ。 (⇒ 東方新報 2021年3月9日記事:結婚できない、結婚しない… 中国の将来は「4億人独身時代」に?) 少子化・高齢化・非婚化は、この「三つ巴で仲が悪い」北東アジア三国の、見事なまでの共通点である。 これはこの三国の国民が、本人たちはどう思おうと、結局は「似たもの同士」であることを強く示唆している。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com 少子化・高齢化・非婚化の原因をもし一言で言えと言われれば、私であれば「人々の要求水準が上がったから」と答える。 みんな昔みたいに、そこらの(手近な)アンチャンやネーチャンじゃ、
12月30日、あの日産の元トップ、カルロス・ゴーン被告が国外に脱出した。 行き先はレバノンで、既に現地に到着し(レバノン国家に)厳重に警護されているという。 しかもその脱出方法というのが、レバノンのテレビ局によれば―― ●実行したのは「民兵組織」で、米国在住の妻キャロル氏と連絡を取り合った。 ●クリスマスディナーのための音楽隊を装った一団がゴーン被告の東京都内の自宅に入り、 ●楽器の保管ケースにゴーン被告を隠し、地方の空港から出国した。 というものだったらしい。 まるで血湧き肉躍るスパイ映画のような展開で、これは「映画化決定」と反射的に思った人も多かったのではないか。 ゴーン被告は、保釈金15億円を積んで保釈中であった。 もちろん東京地検特捜部は「証拠隠滅のおそれが高い」として大反対していたのだが、 しかし東京地裁は「それはそうだが、弁護人らの指導監督が徹底している」として保釈を許可した。
セブンイレブンと郵便局(日本郵便)。 この「日本を代表する企業」とも言える2社が、まさか「日本を代表するようなブラック企業」と世間に認識されるようになるなんて、20世紀末の時点で想像した人は少ないだろう。 ここ数年この2社は、(少なくとも労務面では)日本で最も評判を落とした企業の2大巨頭と言っても過言ではあるまい。 セブンイレブンの悪評は、一言で言えば「協力店(のオーナー)への圧政」ぶりに由来する。 日本郵便の悪評は、一言で言えば「自爆(自腹)営業に象徴される、あからさまなノルマ制」に由来する。 もちろんオーナーへの圧政やノルマ制はこの2社に限った問題ではないはずだが、この2社が突出して目立つのである。 あまりにもしばしば、ネットニュースでこの2社に関する記事をよく見かけるのである。 こういう言い方は何だが、セブンイレブン以外の大手コンビニチェーンは、これのおかげでずいぶん「漁夫の利」を得
川崎市の路上で女子児童らを包丁で襲い、自らも首を切って自殺した51歳の男とは、どんな人物なのか―― 別にプロファイラーの手を借りなくとも、またこれから報道される知識が一切なくても、ほとんどの人は(ほとんど反射的に)その人物像を頭に思い描くことができるはずである。 その人物像とは、 「負け組」 かつ 「行き詰まり組」 というものだ。 加えて言うなら、彼がそんな「負け組かつ行き詰まり組」になってしまったのは―― 「まともな会社なら誰も雇おうとしないようなロクでもない人間」だからだろう、ということになろうか。 かの映画『アメリカン・サイコ』ではあるまいし、一流企業のエリート高収入社員がこんなことをするというのはまずない。 負け組というだけなら、若い世代にもゴマンといるはずだが―― しかし加えてそれが51歳ともなると、「もう一生、この下流人生から抜け出せない」という行き詰まり感を覚えても全然おかし
4月18日、米Amazonは本年7月18日までに中国でのマーケットプレイスを閉鎖すると発表した。 (⇒ ロイター 2019年4月18日記事:米アマゾン、中国版サイトのマーケットプレイス閉鎖へ) 中国市場から撤退する理由は、現地ネット通販企業との競争に勝てなかったからだという。 あの世界的超大企業・アマゾンですら、こんなことがあるのである。 ちなみにこれで、地球を代表するかのような4大企業GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)のうち、中国市場で活動できているのはアップルのみとなった。 世界を変革したとまで言われるGAFAですら、世界最大の人口を持つ中国を攻略できない―― 考えてみれば、スゴいようなヘンなような話である。 もちろんGAFAにとっては中国市場に喉から手が出るほど参入したいに決まっているが、 グーグルが中国市場に再参入しようとすれば「検索検閲」を受け入れねばならず
ネットを見ていると、『社会人の日本語』(山本晴男・著、クロスメディア・パブリッシング刊)という本のプロモーション記事に行き当たった。 news.livedoor.com 私はこの本を読んでいないし買うこともないだろうが―― しかしプロモ記事を読んだだけで感想を言えば、「やはりビジネスマナー本とは、日本人の封建土人性をますます高めていく」というものである。 この本には、「取り急ぎお礼申し上げます」というメールを取引先に送ったら「失礼だ」と怒られた、というエピソードが載っているらしい。 「取り急ぎ」という言葉には「本来の手続きを略して、用件のみ伝える」というニュアンスが含まれるから、お礼の意味では不適当だかららしい。 これは私には失敗例と言うよりも、「そう思うからそう思う」の典型例だと感じられる。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com そして、取引先に「取り急ぎお礼申
自民党「安倍チルドレン」の一人、豊田真由子(42歳)議員が、男性秘書(55歳)へ暴行と罵倒をするのを録音テープに録られて公開され、話題になっている。 www.youtube.com 豊田議員はこんな場合の政治家の定番コース、すなわち入院の道をたどり、自民党に離党届を提出した。 また付随的に、この人と2文字違いの女子プロレスラー・豊田真奈美(46歳)の名が、ネット検索ワードで2位になる(1位はもちろん豊田真由子)という現象も生じた。 (いや、これ、そうなるんじゃないかと思ってたのだ―― 検索ボックスに「とよたま」まで入力すれば、いかにもこの2人の名が変換候補で出てきそうではないか。) www.nikkansports.com しかしまあ豊田真奈美――おっと豊田真由子の罵倒は、まさにリング上の女子プロレスラーをはるかに凌ぐ強烈さである。 私はこのニュースで初めてこの人の顔を知ったのだが…… 魚
芥川賞作家の川上未映子 氏(40歳)は、「嫁」と「主人」という呼び方が心底嫌いだそうである。 dual.nikkei.co.jp 重ねて3月には朝日新聞に、「『主人』や『嫁』という言葉は賞味期限切れ」との寄稿もしている。 www.asahi.com そしてこれを元にライブドアニュース(abemaTIMES)では、リクルートブライダル総研の行った「他人に話す時の配偶者の呼び方」の調査結果記事が載っている。 news.livedoor.com この「問題」については、かなり前から――それこそ何十年も前から――ネットや新聞などで間欠的に取り上げられてきた記憶がある。 しかし、言ってみればこういう“使い古された話題”も、芥川賞作家が言えばやっぱりまた話題になり議論にもなる。 まこと世の中には権威主義者が溢れている――と、むしろそういう感想の方を強く抱いてしまう。 地位や名声を求めてガツガツする人間
森友学園は、次の三つの教育施設を運営している。(ウィキペディアによる) ①学校法人塚本幼稚園幼児教育学園(大阪市淀川区塚本1丁目) ②社会福祉法人肇國舎高等森友学園保育園(大阪市淀川区塚本4丁目) ③学校法人瑞穂の國記念小學院(大阪府豊中市野田町、予定) このうち③が、いま問題になっている土地上に今年4月に開校される予定のものだ。 (3月下旬のギリギリになって学校設立の認可が下りる見通しらしい。) これら学校・幼稚園・保育園については、「園児に軍歌を歌わせる」とか「教育勅語を暗唱させる」とか、突き抜けた教育方針でつとに有名である。 なるほどこういうことは、世間一般の基準で言えば「異様」で「アブナい」教育方針には違いない。 しかしでは、キリスト教系の幼稚園でキリスト教の賛美歌を歌わせるのはどうなのか、聖書の一節を朗読するのはどうなのか、という話にもなる。 園児を何かの思想・宗教に染めようとす
これは誰でも疑問に思うことのはずだが―― 人は皆ことごとく、「適材適所の人事をする/せよ」と言う。 しかしもし本当に適材適所が実現したとすれば、もうそれ以上の人事異動はできなくなることにならないか? できるとすればそれは、退職とその補充のみになるはずである。 しかも前記事までに述べたAI人事の下では、(現在のほぼ全ての会社がそうであるように)管理職の退職補充は従来の非管理職が繰り上がってなされるのではない。 いま非管理職である者は、管理職の適性がないと判定されたからこそ非管理職であるからである。 (よって新管理職は、ヘッドハンティングまたは管理職適正判定を受けたどこかの誰かを募集することで補充されるだろう。) これはまさに、生まれながらに身分が固定されていた江戸時代の身分制社会であるかのようだ。 ――あるいは、「適性カースト制」とでも言おうか。 このことは、社員の士気にもちろん悪影響をもた
ところで、保育園は義務教育ではない。親は子を、保育園に行かせる義務はない。 しかし親は子を「保育園に行かせたい」のである。 実際、「自分は仕事があるからやむなく子を保育園に預ける」のではなく、「子を保育園に預けたいから、そのタイミングに合わせてわざわざ働きに出る」人も多いのではないかと思う。 そうなると「保育園も義務教育にすべきだ」という声が出るのも当然だろう。 もともと保育園(保育所)とは、親が働いているなどの理由で“保育に欠ける”子を預かる場だった。 (しかし近年、保育に欠けていなくても入所できる「保育所型こども園」ができた。) だが今現在、「保育園には当然行かせるもの」というのが全国の親の共通認識――大都会でも田舎でも――になっていると思われる。 これはどうも、大学の場合と似ているようだ。 きょうび、わが子が「大学に行かない人生」を想定している親というのは、全体の1割くらいではないか
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