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大そうじへの備え
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パラグラフの中の構造・トピックセンテンスとは パラグラフ・ライティングに関するオンライン講座を公開『文章術シリーズ1 パラグラフ・ライティング入門 国際標準の文章術を学び、自分の書く文章の説得性を大幅にアップしよう!』 お勧めの参考書『小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳』 まずセンテンスとは何か、ですが、難しいことは考えずに「。」(英語などの場合は「.」ピリオド)で終わる一つの文と考えてください。パラグラフ・ライティングにおいてはセンテンスを機能で分類します。その中で一番重要なものがトピックセンテンスです。 トピックセンテンスとは 次にパラグラフの中の構造です。パラグラフは通常複数の文から構成されています。文はさらに単語まで分解できますが、論文・レポートの構造において重要な単位は文までです。そして文が組み合わさってパラグラフの中の構造を形作ります
パラグラフ・ライティング/パラグラフとは パラグラフとは、ひとつのアイデアを示すブロック パラグラフとは、英語のparagraphを直訳すれば「段落」ですが、日本の学校で習う段落とは意味するものにかなりの違いがあります。 基本的に論文やレポートにおけるパラグラフとは、「ひとつのアイデアを示す」単位です。パラグラフは単に「読みやすい長さで切る」のではありません。このあたりが国語の時間に習う作文で言う段落とは大きく違うところです。無論長すぎるパラグラフはいかに論理的であっても、わかりにくくなりますから良くないのですが、パラグラフの意味する所は単なる文章の区切りではなく、アイデアの区切りであることを肝に銘じましょう。 パラグラフライティングの例文 例えばアフリカにあるバオバブという木について書こうとしたとしましょう。バオバブと言ってもいろいろな側面があります。「バオバブはアフリカ最大の木である」
ワードのアウトライン・モード MSワードので論文を執筆するための機能をまとめたコーナーを新設しました。 清書用ワープロと執筆用ワープロ 日本製の代表的なワープロと言えば一太郎でしょうか。筆者は普段マイクロソフト・オフィスの中のMSワードを使っています。その決定的な理由は、一太郎がかつてのバージョンでアウトライン・モードを搭載しなかったからです。 現在最新の一太郎にはアウトライン・モードは付いていますが、宣伝文句は「簡単にフォーマットができる」つまりは、見出しなどの見掛けを揃えるための機能として強調されています。どうやら一太郎は未だに「清書用ワープロ」の域を抜けていないのでしょうか。 日本の代表的なワープロである一太郎がアウトラインを軽視し、「清書用の機能」としか見ていない、という事実は、日本の文章作成環境の現状を物語っているように思います。 一方MSワードは一貫してアウトライン・モードを搭
大学入試の小論文対策。入試の改革により小論文対策が重要度を増しています。変化に対応する小論文の書き方のコツはなんでしょうか。従来の大学入試小論文では、勝つためのポイントとして、例えば次のような点が挙げられてきました。 1.自分の主張を明確にすること 2.「作文」にしないこと 3.結論を先に述べ、あとから説明や事例を紹介すること 無論、これらは正しい指摘です。大抵どこの大学入試対策のホームページを見ても、入試用小論文対策のサイトを見ても書いてあります。でも、ほとんどのサイトに欠けているのは「どう書く?」の部分です。つまり、入試で小論文を書く人、つまり受験生の努力やセンスに任されてしまっていると言えます。このサイトで紹介しているパラグラフライティングは、学んで身につけることができるスキルです。 大学入試の小論文対策として求められるものは主に二つ。 一つは幅広い知識・知見です。つまり、常に多くの
論文の書き方 肝は論文の大構造「序論」「本論」「結論」 論文の基本構造は「序論」「本論」「結論」三つの部分 論文やレポートの大構造は、論文全体の構成を決めるもので、三つの部分からなるのが普通です。この点は多分どの論文の書き方の本にも書いてある、鉄板の論文の構成だと思います。 1. 序論 2. 本論 3. 結論 実際には大き目の論文・レポートであれば、本論部分が多くの章に分かれて構成されていたりします。さらに最後に「補論」のようなものがつくこともあります。しかし、どんな短いものであれ、長いものであれ、論文・レポートであれば、どのような章立てになっているかにかかわらず、構成にはこの三つの要素、序論・本論・結論を含むと考えてください。 「序論」は論文・レポート全体の紹介です。この論文・レポートが「何を意図しているか」「どのような問題意識を持っているか」「どのような結論に至ったか」「どのように議論
小論文のコツは構造にある お勧めの参考書『小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳』 筋が通った論文 論文やレポートは読んでみて「筋が通っている」という点が一番重要です。「日本人の論文やレポートは何を言いたいのかわからない」という批判をよく受けるようですが、これは「論文で言いたいことが書いている本人にもわかっていない」という大問題がある場合は別にして、やはり、どのように書いて表現するか、まとめるか、というのが大きなネックになっていると思います。筋が通るように書けば、ずいぶんわかりやすくなる論文が多いのではないでしょうか。 日本人が論文が苦手、という原因は国語教育のせいもあるでしょう。日本の国語教育はあくまで文学的・情緒的な文章に中心がおかれているようで、論理的な文章を書く、というトレーニングを積む機会がなかなかありません。こうした文学重視・論文軽視の基
パラグラフ・ライティングとは?論文の小構造・パラグラフ 論文・小論文はパラグラフ・ライティングが命 論文の小構造は、基本的に文とパラグラフ(段落)、そしてそれらの関係が命です。英語圏では paragraph writing という言葉が、文章作成とほとんど同じ意味で使われているほどです。子どもたちも漠然とした作文ではなく、paragraph writing(パラグラフ・ライティング)、つまり文章構成の技術をしっかりと学びます。 パラグラフの意味は、日本語に直訳すれば「段落」ですが、日本語の作文上での文の区切りの段落と、論文を書く上での段落の性格はかなり異なるので、ここではあえてパラグラフという言葉を使用します。 日本の作文だと、文章が長くなりすぎて「読みにくくなるのを防ぐ」ために「このあたりで段落を切ろう」というケースが多々あります。英語でいうparagraphの意味、そして日本語の論文で
起承転結はダメ お勧めの参考書『小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳』 起承転結とは - 伝統的な文章作法 日本には古代中国から伝わった起承転結という文章作法があります。元々起承転結とは漢詩の絶句に用いられたスタイルだそうです。広辞苑によれば「第一の起句で詩思を提起し、第二の承句で起句を承け、第三の転句で詩意を一転し、第四の結句で全詩意を総合する」のだそうです。 この影響でしょうか、日本では普通の文章を書くときにも「起承転結」に注意する、というようなことをよく言われます。論文の書き方の本にも同じような説明がなされているものを、以前はよく見かけました。 特にポイントは「転」で、「起」「承」から一見すると外れた文章を提示し、そして「結」ではすべてがまとまる、という、言わば文学的にスリリングな文章を書く作法と言えます。 しかし、論文を書く場合はどうでしょ
小論文の書き方・レポートの書き方サイトについて 書籍「小学生からの小論文」を発売 このたび日本の初等教育に一石を投ずるべく「主体的に学び、考え、そしてまとめる 小学生からの小論文 教師・保護者が知っておくべきライティングのスキルとは」を出版いたしました。Kindle版もございます。この本は、日本の基礎教育に欠けているアカデミック・ライティングに必要なスキルの部分を解説するものです。 論文・レポートの書き方の教科書を発売 特に大学や大学院での使用を想定した教科書「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」を出版しました。既に複数の大学・大学研究室、学習塾やコンサルティング企業様などから注文をいただいております。同書にはアマゾンのKindle版もございますのでご利用ください。 本書のご注文に関してはこちらをご覧ください。書店様・大学生協様向けには卸しも行っ
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