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スマートフォンの普及で、紙の書籍はその地位を脅かされているようにも見えます。でもネット上の言葉は、本が伝える言葉と同じ役割を果たしてくれるのでしょうか? 言葉によって生きている私たちは、もっと本を読むことの意味を問い直すべきなのかもしれません。『電車のなかで本を読む』(青春出版社)の刊行を記念して、その著者でひとり出版社・夏葉社の代表である島田潤一郎さんに、読書の意味や素晴らしさについてお話をうかがいました。 すぐにわかることはすぐに忘れる――私たちは普段、どこに行くにもスマホ持ち歩いて、少し時間があるとつい見てしまいます。 島田 すごく重要なのは、インターネットの世界でよく読まれる言葉というのは、読まれるように書かれているということです。ページビュー(PV)をとってなんぼですから、内容や文体もそういうふうになっている。 本の言葉は、それとは少し違う気がします。もう少し誰かの話を聞いている
青春オンライン 22本 少子化にもかかわらず、中学受験者は年々増加しています。中学受験は親と子がタッグを組んで取り組むものだからこそ、さまざまな悩みや壁にぶつかることも…。本連載では、子どもの中学受験を控えた親御さんの悩みに、教育ジャーナリストの中曽根陽子先生が答えます。
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