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mtakano.hatenablog.com
編集でもライターでもないのに編集アドベントカレンダーにアサインされてしまい、名だたる人たちの中で駄文を投稿することになった。いやむしろ身に余る光栄です。今日は16日目です。 しばらく前まで編集者とは何をする人なのか分からなかった。しかし今は切実に、編集者に助けてもらいたい。このお題で何を書いたらいいのか相談に乗ってほしい。ネタを相談する中で一つや二つくらいは「あ、それは編集者ではないからこそ持っている視点ですね。面白いですね」というのがあるはずで、それを膨らませてほしい。適切に改行してもらい、誤字脱字、ファクトチェックから適当な画像の選定をお願いしたい。もういっそこの記事もちょうどいいタイミングで公開しておいてもくれないか。で、タイトルはこれでいいのか? ところで僕は、はてなというところで働いていた。そこでは編集はとともに、記事広告の販売から進行、そして一時期はブロガーに声をかけて、オウン
子どもが欲しいとは思っていなかった。 子どもなんかいたら、自由で気ままな日々なんて望めない。好きなように本を読んで映画を見て、ゲームして、バンドをやって、好きなものを食べて好きなところに住んで好きなように仕事がしたい。自分が誰かに受け入れられるとも思ってなかったし、別に一人でいいと思って生きていた。だから子ども、いやそもそも結婚自体が、僕には制約としか感じていなかった。 そんなことを考えていたのに、一転して今から約三年前に結婚し、すでに一歳半の娘がいる。そこに至るまでは長くなるので細かくは語らないが、端的に言うと、転職や震災といった経験を経て、ようやく僕には大切な両親や友達がいて、さらにはパートナーにも恵まれていたことに気づけた。一人で生きていくだなんてヒロイックな傲慢だと気づいたのだ。 娘が産まれるまでも大変で、例えばいざ産まれるという日、よりよって記録的な大雪が降り、あやうく産院に辿り
ずっとこの半年間で読んで面白かった本を10冊選んでブログに書いている。結構溜まってきた。タイトルに一貫性がない。今回は2016年下半期。 今年読んで面白かった本10冊 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2010年) 今年読んだ本のマイベスト10 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2011年) 今年読んで面白かった本10冊(2012年) - はてなの広告営業 mtakanoの日記 今年読んで面白かった本10冊(2013年) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年1月~6月まで) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年7月~12月まで) - 言いたいことがなにもない この半年読んで面白かった本10冊まとめ(2015年6月まで) - 言いたいことがなにもない この半年読んで面白かった本10冊まとめ(2015年7~12月ま
奥さんに外せない用事があり、朝から不在にしていたので、娘とどこかに遊びに行こうとプラネタリウムに出かけた。 娘が起きたときにもう奥さんはいなかったので、「ママ探しに行く!」と泣きながら玄関まで走っていった。 テレビをつけたらテレビの楽しそうな声に釣られてリビングまで戻ってきてくれたので、Eテレの力は偉大。 プラネタリウムに行くのは二回目で、どちらも僕と娘の二人だけで出かけた。初めて行った後は、しばらくの間「昨日パパとお星様みたの」と言っていた。補足すると、二歳の娘は今日ではない過去のことは、全て昨日と言ってしまう。 それから数ヶ月経って二回目である今回、星や月をときに指差しながらじーっと観察していた。していたようだった。僕は暗くて静かになると自然と寝てしまうので、最初の頃しか覚えていない。たまに「ちゃんと見てよ~」と叩き起こされた。 プラネタリウムを見たあとは、小高い丘の上にあるアスレチッ
コーヒーが好きだとか言いながら、粉に挽いてもらった珈琲豆を購入していた。本当のコーヒー好きなら、飲むその時に豆から挽くべきと言われる。それなのに粉で購入していたその理由は、一度手動のミルを購入してはみたものの、どうしても美味しく挽くことができなかったからだ。その上、ミルの掃除も面倒だし、少量しか挽くことができない。 ある日ふと電動ミルを買ってみようと思い、色々調べた結果ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPを購入した。 なぜラッセルホブスのコーヒーグラインダーを選んだかといえば、しっかりと刃がついているので均一にカットできる(電動ミルによってはカットするのではなくぶつけて砕くので均一にならない)、10秒位で挽くことができる、取り外して洗うことができる、そして見た目だ。それもあって他の電動ミルより少し高めではあったが、結果的にかなり満足している。ちなみに見た目は奥さんの外せないこだ
新大阪駅にて。まだ肌寒い今年の3月。出張先から東京に帰ろうと、新幹線の構内に入った。新大阪駅の待合室は大抵混み合っているが、奇跡的に席が一つ空いていた。座ってしばらくすると、隣の男性が話しかけてきた。不明瞭な喋り方だった。 聞き取りづらかったのだが、よくよく聞くと「靴下がずり落ちてしまうので、ボールペンで靴下がある位置にグルっと線を書いてもらえませんか?」と仰っているようだ(意訳)。 つまりくちゴムに沿って。ボールペンでぐるぐる線を書いて欲しいということのようだ。意味がわからないし、その上聞き取りづらいから何回も聞き直した。「本当にいいんですか?」と聞くと、「いい」と言う。「汚れるからやめたほうがいいですよ」と言うと「書いて下さい」と言う。「ボールペン持ってないです」と言うと、かばんに入っていたボールペンを手渡された。 しょうがないからグルーッと一回り書き、これ実は聞き間違いで怒られたりし
特に今日はあるよ ※この記事はエイプリルフールに書きました
娘が2歳になった。 誕生日の前日が休日だったので、家族3人でホットケーキを作った。奥さんが材料を準備してホットケーキを焼き、僕がフルーツを切って洗い物をした。娘は椅子の上に立って奥さんと一緒にボールの中の粉をかき混ぜたり、ホットケーキの種をフライパンに流し込んだりした。そういえば、これは家族3人による初めての共同作業だったかもしれない。 隣で「しろくまちゃんのほっとけーき」という絵本を読み上げて、今この作業をしているんだよ、と教えながら作った。ニコニコと楽しそうに、そして全ての作業を興味深そうに観察しながら、大人たちのお手伝いをしていた。包丁も泡立て器もフライパンも初めて触った。そうして出来上がったホットケーキを見てどう思ったのだろう。 1歳になった時は、ようやくここまで来たか、という達成感のようなものを感じたし、娘が大きくなっていくことを数字として実感できた。1歳になるまでの間には、今日
娘がどうしたら幸せに育つのか、いうのはもちろんのこと、子どもの貧困問題もずっと気になっていることもあって、しばらく幼児教育関連の本を読んでいた。 幼児教育、子どもの教育にはトレンドがあるようで、本によって真逆のことを言っていることもある。学術的に真逆な結論が出ているだけでなく、教育という分野はあらゆる人が専門家風になるから「おっほん私の考えではねえ〜」という偉い人の感覚や自らの経験が大きな声になってしまったりもする。こればかりは徹底的に科学的な論考と統計にもとづいて、何が正しいのかを見極めていくしかないようだ。ちなみに「学力の経済学」には、日本の教育は統計的な結果よりも、偉くて声のでかい人のご意見が反映されるという状況が書かれていて暗い気分になる。 「学力」の経済学 作者: 中室牧子 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2015/06/17 メディア: Kind
毎年「今年読んで面白かった本」を10冊選んでブログに書いている。去年からは半年に一回まとめるようになった。 今年読んで面白かった本10冊 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2010年) 今年読んだ本のマイベスト10 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2011年) 今年読んで面白かった本10冊(2012年) - はてなの広告営業 mtakanoの日記 今年読んで面白かった本10冊(2013年) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年1月~6月まで) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年7月~12月まで) - 言いたいことがなにもない この半年読んで面白かった本10冊まとめ(2015年6月まで) - 言いたいことがなにもない この半年も、色んな面白い本に出会えた。中でもうち10冊をまとめてみる。しかし、なんでこんなに
先般よりハイパーリンクチャレンジという各自が今年一番面白かった記事を紹介するという取り組みが開催しており、これに様々な有名ブロガーさんが参加されている様子からよしこのハッシュタグを追っておもしろいブロガーさんを見つけて楽しもうと高みの見物をキメていたらサイボウズ藤村さんからメンションが飛んできてしまった、全く関係ないけど藤村さんは先日僕らが開いた方の飲み会に来られませんでしたよ。 fzm.hatenablog.com 昨年から編集者やブロガーの方とお会いする機会、仕事する機会が増えてきました。カッコイイと思っている編集者の一人が藤村さんです(恥ずかしいから面と向かって言ったことはないけど)。編集という仕事への向き合い方がストイックだと思います。だから、僕が書いた記事が彼に選ばれるのは嬉しくもあるのだけど、何の間違いなんだという気さえしてしまう。でもありがたく喜んでおきます。藤村さんへのコメ
ぼくらのクローゼットという媒体に寄稿した。どんな記事を書いたらいいだろうか、この内容、文章でよいのだろうかと、うんうん唸ったりずっと書き直しているうちに一ヶ月くらいかかった。かなり評判がよかったようで、本当にホッとした。 子どもが欲しいとは思っていなかった - ぼくらのクローゼット でもやっぱり、幸せな人間の傲慢な記事だ、みたいな意見も数件あった。そういった感想がでることも予想していたので、僕が抱えているルサンチマン的なものも少し滲ませてみたけど、やはり伝わりきらなかった。 僕はずっと世の中が嫌いだったし、自分の狭い了見や信念と折り合いがつかない人とはひたすら交流を絶っていたし、電車に乗ったら全ての人が俺の悪口を言っているような気がしてひたすら下を向いていた時期だってあった。 そんな昔の自分がこの記事を読んだ時、唾を吐くようなものではないようにしよう、少しでも力んだ肩を緩めてもらえるような
藤代さんがゼミ生と一緒に本を作られた、とFacebookでシェアされていて、「風の人」というのはなんのことかわからなかったけど、藤代さんが関わられているのなら読んでみようかと軽い気持ちで手に取った。 というわけで、実は最初は本の内容を全く知らなかったのだが、読み始めるとこれがとても面白い。 藤代ゼミ生が島根の「風の人」たち8名にインタビューをしていく本だ。だが「風の人」とはなんだろう?「はじめに」を読んですぐに腑に落ちた。 彼、彼女たちは、地域に新しい視点をもたらす「風の人」ともいえる存在なのです。地方と都会をまたいで活動し、風を運び、風を起こし、去っていく。 「風土」という言葉もあるように、地域には「土の人」と「風の人」がいる、と言われます。土の人とは、その土地に根付いて、受け継いでゆく人のことです。土の人はもちろん地域を支える大切で欠かせない存在ですが、土の人ばかりでは、どうしても、新
人の心を魔法のように読むことができたら格好いいし、超能力者みたいだ。今よりもすごい自分になりたいと、心理学から読心術、コールドリーディング、微表情など、人の心を読み取るためのノウハウ本やセミナーは数多ある。 知とは先人の積み重ねによって拡大していくもののはずだ。しかし人の心を読む方法はこれだけ人気なのに、誤解や争いはなくならない。学校、家庭、会社、政治闘争、宗教、人種、ジェンダー、戦争。それなら心を読むのに長けた人が仕向けているか、そもそもお互いに理解しあえていないかのどっちかじゃないか。 僕が自覚している欠点の一つはせっかちなことだ。会話をしていると、つい口を挟んでしまう。今の仕事場には頭のいい人が大勢いる。早く言葉を発しないと置いていかれてしまうように思えてしまい、せっかちな傾向は強くなったようだ。しかし、それは誤解を重ねているだけだったりしないだろうか? 最近、「人の心は読めるか?」
毎年「今年読んで面白かった本」を10冊選んでブログに書いている。去年からは半年に一回まとめるようになった。 今年読んで面白かった本10冊 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2010年) 今年読んだ本のマイベスト10 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2011年) 今年読んで面白かった本10冊(2012年) - はてなの広告営業 mtakanoの日記 今年読んで面白かった本10冊(2013年) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年1月~6月まで) - 言いたいことがなにもない 面白かった本10冊まとめ(2014年7月~12月まで) - 言いたいことがなにもない こうして見ると、もう60冊を選んできたことになる。読書ペースは多少落ちてきたものの、自分が読みたい本とその嗜好がぼんやり分かってきたので、より自分の血と肉になる本が読めている気がする。
このエントリを読んだ知り合いが「なんで耳栓が必要になるくらい大きな音量でライブをやるのか。クラシックならアンプも使っていないし、必要ないではないか」と言った。 sauce3.hatenablog.com ライブの音量が大きくなる理由はいくつか考えられ、勝手に分類してしまうと、演奏者のエゴ、表現、スタイル、エンターテイメント性、思想があるのではないかと思う。 演奏者の話なのでPAが下手、会場のハコの響きや設備がダメ、というのは除く。 演奏者のエゴ 演奏初心者がバンドを組んでスタジオに入ると、大体他のメンバーの音を聞かずに自分の音だけを聞いて興奮しているので、自然と自分のパートの音量を上げてしまう。 他のメンバーの音量がさらに大きいと、負けじとより自分の音量も上げていき、結果的に全員爆音で何を演奏しているのか分からなくなる。 バンドとして経験を積んだり、上級者が入ってくると、ボーカルやドラムの
わざわざ大人になってから風疹にかかったり、みんなで同じ鯖を食べてわざわざ僕だけが食当たりになったりしたことはあったけど、風邪をひいたのは3年ぶりくらい。38度あった。何をしていても喉が焼けるように乾くし、頭も痛いし、身体が熱い。いかにも体調が悪いというのは久しぶりの感覚だ。 またよりによって仕事での大きなリリースが済んで、お客さんと楽しく打ち上げるぞ!という当日にわざわざ風邪をひき、僕だけがキャンセルになった。医師でもあった森鴎外は「風邪というものは寝ていさえすれば治る。それ以外に治療法はない」と言っていたらしい。実際に風邪薬は対症療法でしかない。ひたすら布団の中で汗をかいて睡眠をとるべきだ。そういうわけで早めに帰って寝たけれど、みんなが楽しそうに飲んでいるという悪夢をみた。実際楽しかったらしい。良い話。 年末から仕事で色々と取り組んでいたものが次々とリリースされ、まだ全部終わってはいない
ナチスが行った行為は、人類の汚点として考えられている。なぜそんなことが起きてしまったのか。ヒトラーは狂人なのか。狂人だとするなら、支持した人々は何者なのか。 フロムは「悪について」で、ナチスを集団のナルシズムという病理にかかったもので、血族、国家、宗教、人種がその熱情の対象になってしまったと喝破した。 悪について 作者: エーリッヒ・フロム,鈴木重吉 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 1965/07 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (23件) を見る 実際、ふとしたことで簡単に狂気は伝染するのだろう。このまとめはリアリティがある。 今、改めて天皇機関説事件をおおざっぱに振り返ってみた~@noiehoieさんつぶやき編集 - Togetterまとめ 数年前、このまま戦争が起きるのではとドキドキしていた。今よりもさらに中国への反感が高まって
今日は娘の保育園の入園式だった。午前休をもらって奥さんと一緒に出席した。入園式といっても、ほとんどは挨拶と明日からの慣らし保育にあたっての注意事項で、一時間経たないくらいで終了した。娘は保母さんに向かってニコニコと手を振っていた。 大体の保育園には、窓ガラスに可愛い動物の形の切り抜きが貼ってある。今まではいかにも保育園っぽいデザインだと思ってたけど、いざ自分が娘を預けるとなると、とにかく楽しい雰囲気で子供を迎えようとしてくれているんだな、ありがたいな、と見え方が変わった。 娘も産まれてから一年と少しが経ち、ついに保育園に行くのかと思うと感慨深い。大変だったけど、いつの間にか過ぎていった気がする。成長が早くて、一瞬一瞬が貴重だった。 奥さんの勤務時間の都合上、保育園に送るのは僕が、迎えに行くのは奥さんの役目だ。多分、奥さんが仕事に行くために家を出る時、保育園に預ける時の二回は大泣きするだろう
先日mogwaiのライブに行ってきた。mogwaiのライブに行くのは、多分10回は超えている。そこまで通っているのは日本のバンドでもあまりいない。 どんなバンドかといえば、爆音ギターのインストバンドだ。初期の曲で、僕が最もよく聞いていたX'mas Stepsという曲がある。 www.youtube.com 例えばこの曲は、静かなギターの音で始まる。それが少しずつ不穏さを増していき、歪んだベースの音が重なるとともにテンポが上がっていく。4:18くらいから、ザクザクとしたギターリフのユニゾンが始まり、4:50からギターの爆音が炸裂する。これがライブで聞くと、ギターからこんなデカイ音が出るものなのかとひっくり返るのだ。 初めてmogwaiのライブを見たのは、2000年のフジロックだ。あまりの爆音に衝撃を受けて、そのすぐ後の来日公演にも親友を誘って行った。 今はなき新宿リキッドルームで見たのだけど
友達と遅い新年会をするということで、朝から掃除をしていた。掃除機をかけていてふと振り返ると娘が笑いながら二歩三歩と歩き始めた。 一歩だけ足を出すことができるようになってから二週間が経過し、ついに記念すべき日がきた。 別の部屋で掃除をしていた奥さんもやってきて、二人で大騒ぎしながら拍手をした。拍手をされるほど嬉しくなるのか、数歩歩いてはぺたりと座り込んでしまうものの、それからまた何度も立ち上がって歩き出す。 人が初めて歩くときは、こんなにも一歩一歩が慎重で、そして一歩一歩を新鮮に、楽しく感じているものなんだなあ。ふるふる震えながら、自分のペースで一歩足を踏み出せる度に、嬉しそうに笑う。 そんな貴重な日に友達が家にやってきて、娘が歩く姿を見てもらえた。みんなの拍手をもらってまた一層大はしゃぎしながら何度も歩いてくれた。子育ては大変だけど、驚くことと嬉しいことの連続だ。 そして夕方からみんなで飲
毎年「今年読んで面白かった本」を10冊選んでブログに書いている。 今年読んで面白かった本10冊 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2010年) 今年読んだ本のマイベスト10 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2011年) 今年読んで面白かった本10冊(2012年) - はてなの広告営業 mtakanoの日記 今年読んで面白かった本10冊(2013年) - 言いたいことがなにもない 今年はいろいろあって本を読む機会が増え(というか趣味の時間を読書以外にあてづらかったので)、半年たったタイミングで1度10冊選んだ。 この半年の間に読んで面白かった本10冊(2014年6月まで) - 言いたいことがなにもない 今年の後半でも、良い本にたくさん出会うことができた。 悪について 心理学的に悪を成す人間にはどのような性質があるのかが語られた本。悪の定義という倫理学ではない。 フロムは
Googleは検索によって世の中を変えた。そしてそれ以外にリリースした数々のプロダクトも、世の中を変えたし変えつつある。 今ではGoogleマップのない生活は考えられない。AndroidというOSを搭載したスマホによって、生活が変わった人も多いだろう。これからはGoogleが開発している自動車やロボットが世の中を変えていくかもしれない。 そのようについプロダクトに目がいってしまうが、他に変えつつあるものとして、働き方があると思う。 例えば、初めてGoogleの20%ルールというものを聞いたとき、衝撃的だった。日本の会社であれば、自由に仕事をすることはほとんど認められないし、良くても新規事業担当として役割がふられる(ひどい場合、会社が新規事業を始められる体制にするためのプロジェクト担当にアサインされたりする)。他にもラリーとサーゲイに、誰もが言いたいことを言える時間があるというのがすごい。社
約7日間、奥さんと娘とハワイに行ってきた。 ハワイ旅行のキッカケは幾つかあった。奥さんが育休期間中に海外に行きたいと言った 今なら娘の飛行機代がかからない 奥さんの会社が入っている保険が契約しているハワイの保養施設が超格安で取れた 当初、僕自身はハワイに興味がなかったり、仕事で年末進行が見えている時期だったり、まだ生後9ヶ月の娘を海外に連れて行って無理させることが心配だ、といった気持ちから、あまり行きたくはなかった。でも保養施設が取れてしまったので、では仕方ないなと行くことに決めたのだ。そんな消極的な気持ちだった。 けれども次第に「ああこれは僕にとっての育休期間なのかも」と思うようになった。こういう機会でもないと、中々家族三人で一週間強ずっと過ごすことなんて出来ない。もちろん正月など長めの休みもある。でもその間は家族が丸々一緒かというとそうでもなく、どちらかが予定を入れることもある。また海
乳児用液体ミルクというものがあるとは知らなかった。というか、海外では普及しているけど、日本では売っていないらしい。あったらものすごく便利だな、どこかが販売してくれないかな、と思う。赤ちゃんの飲み物は、母乳か粉ミルクを作るしかないと思っていた。 もともと知ったキッカケは、こちらの方のブログ。こちらの方の夜泣きのマンガが、奥さんはこんな気持ちなのかーと胸に迫るものがあつて、それ以来読んでいる。 わたしたちにできること - するめブログ で、この間、液体ミルクが売っていれば、、、と実際に思うキッカケがあったんだけど、それは奥さんと娘を連れて渋谷に買い物に行った日。 思った以上に買い物に時間がかかってしまい、奥さんは次の用事に行かなければならなかった。そのまま僕は娘を預かって家に帰った。本当は子どもの城に遊びに連れて行きたかったんだけど、娘が朝に離乳食を食べてからすでに4時間半が経過していて、そろ
早いもので娘も生まれてから八ヶ月半が過ぎた。今日は初めて、娘を抱っこ紐で抱えながら自転車に乗ってみた。結構快適に乗れた一方、娘が顔をグーンと後ろに思い切り反ってしまうので、抱っこ紐から落ちないか心配だったし、すれ違う人がなんだあれはとビックリしていた。いつか事故にならないように、対策を考えなければいけない。でも、顔を反らしながらも目をキラキラさせていた。これまで知らなかった速さで風景が通り過ぎていくのが新鮮だったんだろう。 ここ一、二ヶ月、土日のどちらか、もしくは両日奥さんに用事があって、僕が一日娘の面倒を見ていることが多かった。 だから休日を自分のために過ごすことがほとんどない。寝る前に少し本を読むか、ジムに行っているくらいだ。あとは娘の世話か、家事をしている。 そんなこともあって、ここしばらくは自分自身が停滞してしまっている、世の中から取り残されていくように感じていた。知らず知らずのう
大学時代の友人で、しばらく前に会社を辞めて海外を旅している彼から、面白い小説はないかと言われた。今は一旦日本に帰ってきて、一日四冊ペースで読んでいるとのこと。海外に行っていたら、やたらと日本語が吸収したくなったらしい。相変わらず過剰な奴だ。最高だ。 随分前に「犬の力」という小説を貸したところ、いたく気に入ってくれたらしい。シチュエーション的にも精神的にも、ハードコアで無常観溢れるような小説が望みなのではと思い、オススメのものを幾つか考えてみた。既に読んでいるものもあるかもしれない。 犬の力 上 (角川文庫) 作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/08/25メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 175回この商品を含むブログ (132件) を見る 1984年 強烈なSFディストピア。大戦争の果てに超管理社会となった
娘も産まれてから7ヶ月が経った、早いものだ。ベビーカーに乗せると、ベビーカーが止まった時に泣き出すことがあるために、最近は抱っこ紐でお出かけをする。よく電車にも乗る。 電車で運良く座れると、娘が隣の人をガン見し始める。隣の人も「何か視線を感じるぞ、失礼な奴がいるものだ」と横を向くとうちの娘がガン見している。みなさんありがたいことに微笑んでくれることが多いけれど、それなのにうちの娘はひたすらガン見するだけで微笑み返すことがない。申し訳ない。 それから、だいたいみんなスマホを見たり本を読んだりと元々やっていたことに戻るんだけど、視線を気まずく感じている様子がある。 ずっとニコニコとしてくれたり、話しかけてくれる人もいたり、人それぞれなんだけど、少なくとも子供が生まれる前の僕だったら、とりあえず一度笑いかけてみるものの、視線を気まずく感じながらスマホ見てるだろうなあと思うと、申し訳なくなってくる
結婚式をするかしないかというブログが話題になっている。 結婚式が大好きな女の子と結婚できるか? - 文人商売 結婚式をするかしないか問題について語ってみる - 今日の良かったこと トピック「結婚式」について あまり男性の視点で書かれているブログはなかったので、ちょっと便乗して書いてみる。 僕は2年前に結婚式を挙げた。 最初は結婚式なんてめんどくさいと思っていた(むしろ結婚自体をしたくないと思っていた)。手間もお金もかかるし、その上わざわざオレなんかのために、友達にご祝儀を持ってきてもらったり一日拘束してしまうのが申し訳ない。色々と無駄遣いだ!!!なんて思っていた。 だが、奥さんが「絶対に結婚式はしたい」と言ったので、やむなく式をすることになった。当然そんな気持ちだったので最初はモチベーションは低かった。よくケンカもしてしまった。 それが、準備をしているうちに、だんだんとやる気になってきた。
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