←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。 ※写真は全てクリックで拡大します。 西陣の浄福寺を訪れました。この寺は浄福寺通一条にありその通りの名の起源となった大寺院です。 「浄福寺」は山号を恵照山という浄土宗の寺院です。浄福寺通に面して朱塗りの東門があることから赤門寺とも呼ばれています。門は17世紀前半の再建。 1788年の天明の大火では京都中が炎に包まれ、寺にも火が迫りましたがこの門の前で止まったといわれます。鞍馬から天狗がこの赤門の上に下りてきて、巨大なうちわで火を防いだという伝承が残っています。 赤門を入って右手にある「護法堂」には、火災から寺を守ってくれた天狗を「護法大権現」として祀っています。 お堂の裏に樹齢300年以上というクロガネモチの大木があります。 大木の前に諸天善神を祀るお堂があり、その中に天狗がそこから飛んできたとされる鞍馬山への遥拝所があります。 「浄福