寺之内通を歩く その11 大宮通から智恵光院通
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
一昨日の記事の続きで、寺之内通を大宮通から西に歩きます。上は交差点の北西角にある「(有)西川太兵衛商店」、家具店だそうですが詳しくは分かりません。
その北隣はイタリアレストランの「OASI(オアジ)」、店内はシンプルでおしゃれな雰囲気、カウンター席とテーブル席を合わせて24席あります。
このレストランでは、大原の無農薬野菜を使った軽やかなイタリア料理が楽しめます。モーニング、ランチ、ディナーと幅広く利用でき、特に前菜盛り合わせやパスタが人気です。
交差点の南西角は「(株)日の出や」、和装小物や呉服のお店です。寺之内通の北側に、
「やまひろ工藝」 西陣織で箔を用いた帯の老舗です。昔からの箔糸の技法により、金や銀の糸とは違い、角度によっては光沢がないように見えたり、角度によっては革のような控えめな光沢を出したりと、箔独特の和の光沢の表現が特徴だそうです。
ちなみに、箔糸は大きな金や銀の箔を何枚も重ね合わせ、それを糸の細さに裁断する高度な技法です。下は「山口歯科医院」、昭和3年(1928)に開院、診療科目は一般歯科、口腔外科、矯正歯科、小児歯科、審美歯科、予防歯科です。
「洛翠」 西陣織の呉服の卸会社です。
「西陣 イノクマカフェ」 ペット同伴OKで、テラス席もあります。ランチやディナーもあり、人気メニューにはおそうざいランチや2Daysランチだそうです。外観が可愛い。
「PERSONAL SALOON Nishi_Jin(パーソナルサルーンニシジン)」 築2021年、4階建、30戸、1K~1LDKのマンションです。前が駐車場「Pドライブ大猪熊町パーク」になっています。
「奥村運送」 昭和38年(1963)に設立された運送会社で、主に鋼材の運搬など一般貨物自動車運送事業を行っています。これは普通の運送業のことですが、かっては新規参入が厳しく平成15年(2003)に規制緩和されてこの名称となりました。
「ジョイフル長澤」 築1996年、3階建、14戸、1Kのマンションで、オートロックや防犯カメラ、駐輪場、無料インターネット、バストイレ別、室内洗濯機置場、エアコンなどを備えています。
「TERRACE HOUSE OKUMURA」 築2021年12月、木造2階建、全4戸のテラスハウスです。各住戸は、1階に広めのテラスがあり、2階は勾配屋根を活用したロフト付き、めずらしい無垢フローリングを採用して自然の質感を感じる仕上げとなっています。
「國定織物株式会社」 創業昭和23年(1948)の西陣織の帯の製造・卸の会社。祇園をはじめとした京都の花街で、多くの芸舞妓さんが使い、大手百貨店でも取り扱っています。また、帯と同じ生地を使った小物も製作しています。
「ぽえむ西陣館」 工事中ですが、築1989年、5階建、16戸、1Kの学生マンションです。ところで、この辺りは上京区の「大猪熊町」で、町名には由来があります。東の猪熊通丸太町下ルにあった猪熊町が、元禄16年(1703)京都所司代の用地に接収され、
替地としてこのあたりの真如堂の跡地に移転して開かれた町だそうです。かっては町民が集団で移転させられた場合に、新しい土地にも同じ町名や通りの名称が付けられる場合がありました。「株式会社 カット」 設備工事業の会社です。
「西陣織工芸美術館 松翠閣」 昭和初期の町家を改装した趣ある館内で、西陣織の技術による美術工芸品を展示しています。日々の暮らしの中に取り込む作品、偉大な芸術作品、世界的に有名なアーティストの絵画を西陣織として鑑賞できます。
二条城の北から来た「智恵光院通」(手前)が交わり、T字路になっています。この辺りは東行一方通行のようです。
「西陣カフェ シュシュファボ(chou chou favori)」 築200年あまりの町家を改装した隠れ家的カフェです。
店内は、落ち着いた雰囲気で、カウンター席やソファー席もあります。洋食をベースにしたこだわりのごはんやデザートが楽しめます。
ランチは11:30~15:00、15:00~18:00はケーキ、ドリンクのみ、ディナーは18:00~22:00(L.O 20:45)です。人気メニューには熱っ!!あつ鉄板ハンバーグやデザートプレートなどだそうです。
「Felimo(フェリモ)京都西陣」 築2024年2月、4階建、8戸、1LDKのマンションです。オートロック、宅配ボックス、防犯カメラ、インターネットなどの設備が整っています。
「ウェルスクエア京都西陣」 築2021年、4階建、30戸、1K~1LDKのマンスリーマンションです。オートロックや防犯カメラ、宅配ボックス無料インターネットなどの他に、独立洗面化粧台や浴室乾燥機、温水洗浄便座などが備わっています。
南からきた智恵光院通は西にずれ、下の写真から大徳寺の門前まで続きます。お帰りの際には、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
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