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大そうじへの備え
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Youtube を使って、モデリング全般についてのショートビデオを集めたシリーズを作っています。Astah の利用法はもちろんですが、 UML(クラス図、シーケンス図、ユースケース図、状態マシン図...) GSN(Goal Structuring Notation), D-Case データモデリング, ERD などなど、 モデリングにおいて重要なコンセプトを分かりやすくシンプルに伝える UML にこだわらず、役に立つモデルを取り上げる 短く、ぱっと見れて、すぐ役に立つ ことを目指しています。特に、GSNやD-Caseは日本ではまだあまり知られておらず、もっと皆さんに知ってほしいという思いもあります。日本語と同時に英語でも作っていますので、社内の勉強会や海外のチームとの共通教材にも使えるようにしたいです。 順次、新作を上げていくので、Youtube のチャネル登録をお願いします。 英語チャン
Luis Gonçalves and Ben Linders の InfoQ ミニブック、"Getting Value Out of Agile Retrospectives"(PDF無料) をご存知でしょうか?日本でいう「ふりかえり」というプラクティスで使えるアイディアを実践的にまとめた本です。このミニブックの日本語版がでました! 「アジャイルふりかえりから価値を生み出す」 https://leanpub.com/gettingvalueoutofagileretrospectives_JP (※7/29 追記:もうすぐ InfoQ Japan から日本語版が無償で読めるようになるようです) アジャイル開発で最も大切なプラクティスは何ですか? この問に、ぼくはいつも「ふりかえり」と答えています。ソフトウェア開発は現場ごとに特性が異なり、文脈依存性がとても高いのです。このため、どの現場にも
これだけモデリング!というコンセプトで、山岸さんが話された5/28の要求開発定例が面白かったので紹介します(山岸さんはリーンモデリングとも呼んでいたがぼくはベタにこれだけモデリング、という日本語が好き)。 情報システム部門目線で見て、どんどん複雑になるアプリケーションの要求や設計を見通しよく「共通合意」を作るための、「軽い」モデリングの必要性が今回テーマです。そうなんです、従来は、「全部書かなきゃだめ」とか「全部メンテしないといけない」とか、「下流を触ったら上流までさかのぼって修正しなきゃ」とか足かせが多かったので、なかなかペイしなかったのですね。だから、「これだけ」モデリングを提案したい、という訳です。 (※6/5 追記: 以下に、当日の資料を公開します。) これだけモデリングとは、 誰が? ー 情報システム部門の人(と開発の人が共に) いつ? ー システム開発の前段階、すなわち「要求開
Impact Mapping from Kenji Hiranabe 今日、11年目のデブサミにて、「インパクトマッピング」の講演をしました。その資料をアップロードします。 インパクトマッピングは、イギリスの Gojko Adzic (『Specification by Example』の著者)の近刊です。 製品やWebサービスを開発するとき、ビジネス企画の意図をどのように開発に伝えますか?仕様書を書く?それで伝わりますか?ビジネスの変化に追従できますか? インパクトマッピングは、ビジネス視点と技術視点、さらにはデザイナーという異なる文化をもつ人間どうし会話をするために、目標とそれを達成するための仮説をビジュアルにマインドマップで表現して、企画の意図を共有します。 中心(WHY) = ビジネス目標。 第一レベル(WHO)=アクター。目標を達成するために、誰に働きかけるか。 第二レベル(HO
Gojko Adzic の“Impact Mapping” を訳したのが、こちら。 『IMPACT MAPPING インパクトのあるソフトウェアを作る』 そういえば、世の中には、「~マップ」とか「~マッピング」と呼ばれる手法がたくさんあるなぁ、と思い、調査、整理しようと思う。こちらが、ぼくが持っているいろいろの本。これらを、分類してみる。 これが、分類マインドマップ。( 拡大 | PDF) 一般 Mind Mapping "The Mind Map Book" Tony Buzan によるバイブル。 "Mind Maps for Kids" ぼくのお勧め、子供向け。 "Pragmatic Thinking and Learning: Refactoring Wetware" Andy Hunt の「リファクタリング・ウェットウェア」この第5.8節に、"Visualize Insig
書籍、『Impact Mapping』を訳しました! この本は、2012年のJolt Awardをとった"Specification by Example"を書いた、Gojko Adzic 氏の最新作なんです。 日本ではまだあまり知られていませんが、Gojkoさんは、アジャイル開発とビジネスの意図をつなぐ手法を啓蒙しています。 前作、「略称: スペック・バイ・イグザンプル」"Spec. by Example" では、「例(Example)」でもって仕様(Spec.)を記述することがテーマ。これによって、テストだけでなく、ドメインの言葉で開発とビジネスをつなげることを模索しています。ATDD(Acceptance Test-Driven Development)という言葉で語れていたものを、より具体的に書いた力作です。 そして、今回のこの本、『Impact Mapping』(インパクト・マッ
GSN(Goal Structuring Notation)について。 GSNは「議論」をモデル化、可視化するもので、実用的には安全性(safety case)、ディペンダビリティ(D-Case)などの主張とそれを支持する議論構造を表すことを想定しています。しかし、他にも、数学の証明、ディベート、論文の議論構成、裁判の議論と反論、など広い応用がありそうです。 数学の例 とりあえず、例として、数学的帰納法を表現してみました。簡単な例ですが、「正の整数nに対して、1..nまでの和がn(n+1)/2で計算できる」ことの証明です。 この証明すべきことを「ゴール」といいます。裁判や特許では主張(クレーム)、といいますね。 証明には何通りもありますが、ここでは数学的帰納法に従います。これを「戦略」と言います。これ以外にも取れる戦略はいくつもあります。 そうすると、ゴールが複数のサブゴールに分けることが
西村先生のMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)のお話を聞くこと 「アジャイル開発とスクラム」の講演をすること ポスターセッションの、「SafeML」を見る 若者と話しをすることです。 西村先生のMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)のお話とても現実的なお話でした。モデルベースで、「システムズエンジニアリング」をすることが重要なのであると。メカ・エレキ・ソフトなど、多数の分野のエンジニアが参加するシステムズエンジニアリングでは、「中心にモデルを置いて、システムの共通の理解基盤をつくること」が本質なんだと。事例もとても説得力があり、バイクの走行安定化問題や、自動車の乗員保護問題を用いて、「最初にモデルがあれば、『何を』考えなければならないか、の問題設定ができる。」と。
この質問の答えは、人それぞれでしょう。ビジネス価値の向上?品質の向上?などなど。。。でも、僕自身は、エンジニア出身であり、エンジニアが持っているパワーが、ダイレクトドライブで市場やユーザーとつながったときに、一番力が出る手法だと思っています。また、「いいものを作りたいと考えているエンジニアが、いきいきと仕事ができる現場環境を作る」ということが僕自身のモチベーションになっていることは、ここで告白してしまいたいと思います。 さて、前川徹先生からの情報を頂いたのですが、IPAの「IT人材白書2013」の製本版のPDFが公開されました。以下のサイトからダウンロードできます。
先週末、Agile Japan 2013 が行われました。いくつか感じたことを書きます。 チュートリアル 写真は、オープニングの、チュートリアル講師、アジャイルジャパンのチェアである西河さん。 まず最初に毎回、チュートリアルを開催して、「アジャイルとは何か?」という概要をつかんでいただくようにしています。今回も会場に挙手してもらったら、1/3 が過去に参加したことがあるものの、残りの方は、初参加です。この方たちに、チュートリアルから聞いてもらうことにはとても意味があります。
しかし、日本で現場を変えるには、やはり、産業構造、契約構造を踏まえて、管理者や発注者の方に、「新しいビジネス背景の中でなぜアジャイルが自然と主流になってきたか」、ということを理解して頂く必要がある、と考えました。そして、野中先生にお願いし、一緒に書いていただけることになったのです。しかも、縦書きで! 「スクラム」もしくは「アジャイル」というソフトウェア開発手法をご存知だろうか。 現在、ソフトウェア開発の現場は世界的に大きく変わろうとしている。従来は、作るソフトウェアについての要求を事前にすべて収集・把握し、それを分析・設計・実装し、最後に全体テストをする、(...)という手法が主流だった。しかし現在、優先順位が高い機能から動くものを作り始めて短い時間で一部を完成させ、それを顧客やユーザーに早く見てもらい、フィードバックを受けながらソフトウェアを成長させる「アジャイル」と総称される一群の手法
今日は、中島さんに誘われて、kanazawa.rb の meetup #7 でアジャイルの話をしてきました。中島さんとは大阪のAgileJapanでお会いして、そのあと、「アジャイル開発とスクラム」のレビューアーをお願いしたのでした。 今回は、「アジャイル」というよりは現場活性化、コミュニケーションの場作りの話、プロジェクトファシリテーションをしてきました。2時間使ってたっぷりしゃべらせてもらいました。あんまりアジャイルじゃない、アジャイルな話です。
Agile Japan 2013 が 5/24 に決まりました。みなさん、予定を空けて置いてください。 http://www.agilejapan.org/ さて、今回の基調講演の一人は、James Grenning さん、アジャイル宣言にサインした一人です。私が James さんをぜひ今回呼びたかったのには、理由があります。 日本には、エンタープライズ系の開発とほぼ同じくらい、組込みソフトウェア開発があります。日本の中でアジャイルがしっかり根を下ろすためには、日本のエンジニアの約半分を占める、組込み系ソフトウェアエンジニアに、アジャイルのメリットを示す必要があるのです。 アジャイルは速さを求めるだけではなく、品質を高める新しい設計のあり方をも示しています。その1つがTDD(テスト駆動開発)です。 Jamesさんは、このテスト駆動開発を組み込みC言語で行うという、 「Test-Driven
春の息吹を感じられる季節になりましたね。東京では桜のうわさも聞いています。さて、そんな春、チェンジビジョンでは、エンジニアを若干名採用します。
秀麗さんのブログ。 HOLSTEEのブログ。このHOLSTEEマニフェストには、長いお話があります。右は気に入ったマニフェストのポスターを購入して、会社に貼っているところ。そして、これを訳したい、と思ってニューヨークの彼らに会いにいったこと、訳を公開したら、 facebook で何人かの方がシェアしてくれて多くの人の目に触れたこと。そして今回秀麗さんが書にしてくれたこと。いろんな物語と出会いがそこから始まって、思い出深いものになりました。。。出会いに感謝しています。
IPAから「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査報告書(海外普及要因)」が発表されていた。 Publickey の新野さんが、秀逸なまとめをしてくれているのだが、基本的に、「日本でのアジャイルの普及が遅れている」という結論だ。 ぼくは来週から、AgileIndia2013に出ることになっているので、インドも含めて上記の結論をもうちょっと調べてみたのでここに共有したい。インドの調査が上記には入っていないため、どの程度インドでもアジャイル熱があるのか調べてみたくなった。 実は一昨年に、AgileBrazil2011に行った時、ブラジルのアジャイル熱に驚いた。そこで、ブラジルとインドを比べてみようという気になったのだ。 使ったツールは、Google trends だ。これを使ってキーワードとしての"Agile"のトレンドを調べてみた。国としては、インド、アメリカ、イギ
昨年12月、米国サンフランシスコでのOMGミーティングにて、産総研の安藤さんと共同で、SysMLのロボットでの利用の事例を発表しました。 非常に簡単な例題(お掃除ロボットRoombaを使いました)をSysMLでモデル化し、 そのままそれを、RTC(Robot Technology Component)仕様のXMLにして吐き出す。 それを、OpenRTM(RTCを動かすミドルウェア)上で動作させる。 RTM としては、「OpenRTM-aist(産総研)」と「Honda R&D RTM(本田技術研究所)」 1つのモデルから、2つの実装が動いた!という報告とデモになっています。当然、ツールは、AstahのSysML版(Beta)です。
先に開催された Scrum Gathering Tokyo 2013 で先行販売され、売り切れになったのはとても光栄です。きっと共著の野中郁次郎先生の深く、でも飾らない言葉が、ソフトウェア開発に取り組んでいる人たちにも届いたのだと思います。
資本主義が生き残れるのか、イノベーションがそれを延命するか、社会主義が再度別の形で現れるのか、という大きな話から、「原節子がイディア(理想、プラトン)で女房を見ると(実践、案外うまくやっている)」という冗句まで、とても楽しい時間でした。先生の言葉とアジャイルをつないでみます。 暗黙知: 朝会、デモ、場作り、見える化、ペアプログラミング サイエンスからアートへ: ソフトウェア工学からアジャイルへ SECIの回転: インテレション(スプリント) プラトンかアリストテレスか: 理論か実践か(まず実践ありき) 思いを持つこと: プロダクトオーナーの仕事、ビジョンを描くこと 共同主観を作る: 全員同室、リアルタイムで文書でなく 暗黙知を形式知にする: ふりかえりでKPTで言葉にする
この本は、近年注目を集めているソフトウェアの開発手法「アジャイル」とその1つである「スクラム」を体系的に、事例をまじえて平易に解説するものです。 さらに、スクラムはソフトウェア開発のみならず、組織や企業活動、企業経営全体にまで適用できることを示し、この手法を取り入れ、ビジネスと一体となってソフトウェアを開発する組織や、その組織に息を吹き込む、新しいタイプのリーダーシップ像について考え、日本企業のリーダーシップと競争力を高めるために必要な、知識創造プロセスの重要性を、あらためて力強く提言する形になっています。 今回は、ソフトウェア開発者はもちろん、ソフトウェア開発をマネジメントする層、ITを利用してビジネスを考える方々、にぜひ届けたい内容になっていて、「縦書き」で書いたものです。日本語ではじめから書かれたスクラムの本を、技術視点だけでなく、経営視点から書きたかった、そして、その視点は野中先生
Open/Closeは、変更の論理を、追加の論理にすり替える、ということなのだけど、ぼくがコンパイル言語特有と言ったのは、Close=触らない=固められる、ということが名前にまで影響していると気づいたからです。それが、ポリモフィズム、あるいは動的束縛のトリック。
Android アプリケーションが動く仕組みを、3つの視点から解説するクラス図のポスターを作りました。A2サイズくらいのでっかいポスターです。PDFをおきますので、ぜひ、見てみて、よかったら貼ってください。Astah でモデリングしたものをデザインしました。 分かりやすいクラス図作成、江川さんありがとうございました!Jen, Thank you for the design, you made it so cool ! Astah_AndroidPoster.PDFをダウンロード(約640KB)
わけあって『リーン開発の本質』を再読しています。る。日本の中でアジャイル開発を、できるだけ管理者の言葉として伝えたかった本です。この本は本当にたくさんの人に読んでほしいなぁ。ここに、そのあとがき、として書いた文章を掲載します。 最後に書いた、 多くの間違った標準化が、「人は本来怠け者でありしっかり働かせるために規則を作らなければならない」とか「人は交換可能である」というメンタリティから発している。もし、組織の文化や方針の中心にこのような考え方があると、もしくは多くの管理者がこのように考えているならば、「決して」リーン活動は成功しない。そうではなく、「人の持つ工夫のモチベーションを活かす」こと、「一人ひとりの人を育てる」ことこそ、マネジメントの中心となるべきだ。「人」の要素はプロセスの中心である。ここをやり間違えてはならない。 日本のソフトウエア業界が、人の持つ知恵と力を大切にしながら、高品
SEMATの最初の本が出ました。 The Essence of Software Engineering: Applying the SEMAT Kernel By: Ivar Jacobson; Pan-Wei Ng; Paul McMahon; Ian Spence; Svante Lidman SEMATの過去の紹介はこのあたりを読んでください。 SEMAT.org にて「ソフトウェア工学再建」運動が開始 SEMAT の「ビジョンステートメント」全文日本語 アジャイル派としては、この推薦文を Robert Martin が書いているというのに注目しています。前書きには、彼のソフトウェアクラフトマンシップ活動のことが書かれています(上記Safariから読めます)。 この中で「言語」(EiffelのBerrland Meyer担当)と「カーネル」を作ろうとしているが、その成果の一部のモデ
尊敬するDOAの先輩である、渡辺さんがこう書いている。 「データモデルなきアジャイル」の危うさ、より その種のシステム(※引用者補記:販売管理システムや生産管理システムといった基幹系業務支援システム)をアジャイル開発しようと考えるのであれば、それまでにシステム全体の「あるべきデータモデル」が確立されていなければならない。 業務システムを「身体」に喩えるなら、データモデルは「骨格の設計図」に相当する。いっぽうアジャイル開発で導き出せるのは身体の表面上の諸問題、すなわち「皮膚のぐあい」とか「顔つき」のようなものだ。そういった特徴についていかに緻密に決定できても、それらから「あるべき骨格の姿」は導けない。 それに対して、稲見さんがこんなコメントをしている。 アジャイル開発と言っても色々で、最近流行りのScrumという手法は、開発の中身に関しては何も言及していません。ですが、私の知っているある人達
アジャイルの認知が進むにつれて、アジャイルという言葉がどんどん広がっている。アジャイル、という言葉の中にはいろんな要素が入っていることが分かる。もっと大きなものは、CI(継続的インテグレーション)を中核とする技術的なプラクティス群と、スクラムプロセスフレームワークのような、人と人との会話のプロトコルと協働関係を作るしかけだろう。自分の現状を、アジャイルに変えるためには、どうしたらよいだろう? "最近、「アジャイル」といっても中にいろんな要素があるために、「あなたのアジャイルは何のことを言っていますか?」と聞くことからはじめないと、話がかみ合わない"、と、Agile2012帰りのかわぐちさんと話していて、そのときに、かわぐちさんが描いた絵(たぶんどこかにある4象限の図)がいまひとつ自分にしっくりこなくて、私が描いて見た絵がこの絵だ。 あなたが、現状の開発現場を「アジャイル」に変えたい、と考え
『チケット駆動開発』が出版されました。 http://books.shoeisha.co.jp/book/b93629.html この本は、チケット駆動開発(TiDD)について書かれた本の、待ちに待った二冊目です。小川さん、阪井さん、おめでとうございます。 本の出版にあたって、まえがき、を書かせてもらいました。ここに、紹介文として掲載します。ぜひ、本を手にとって見てください。 日本でも「アジャイル」という言葉がよく聞かれるようになりました。その中の1つの手法である「スクラム」という言葉を先に知ったという方も少なくないでしょう。アジャイル開発では、チームが協調して動くソフトウェアを育てます。チームは現在の状況を透明化して共有し、顧客にも伝えます。状況共有の手法に「ストーリ」、「かんばん」、「バックログ」、「バーンダウン」等がありますが、これらを積極的なツール支援によってより分かりやすく、チー
今年も、『Ultimate Agile Stories (Iteration2)』が刊行され、コミケにて配布されました。 さあ、アジャイルの夏への扉を開こう。 日本の活動家たちの奇跡とキセキがここに。 ぼくは今回は寄稿できなかったのですが、こんな、帯のコピーを担当させて頂きました。コミケといえば夏。そして、「夏への扉」がぼくの好きな小説であることもあって、こんなコピーになりました。また、アジャイルは「やったことがない人が理論武装をしても意味がない」という特徴があり、「活動家」という言葉も入れたかったのです。ぼくたちが作ってきた日本でのアジャイルの実践知を表現した本になったと思います。 本の中身は、なんとか手に入れて読んでもらうことにしましょう。 ぼくも、昨年刊行された、Iteration 1に寄稿した文章を、ここに公開したいと思います。一年前の文章ですが、ぼくのアジャイルの10年を表現した
日本のアジャイル10年、人々とコミュニティの私的物語 平鍋健児 (※)この記事は、2011年に書籍『Ultimate Agile Stories』に寄稿したものを転載しています。執筆時点で、『Ultimate Agile Stories - Iteration 2』が刊行されています。(2012/8/15) ぼくが初めてアジャイル、というか、XP、そうエクストリームプログラミングについて知ったのは、2000年の初めだった。ふと目について注文した洋書『Extreme Programming: Explained』がamazon.comから届き、それを週末に読んだのだ。このときに、どんな電流が走ったかは、多くの人の前で語ってきたが、Kent Beck という人物がとんでもなく明快に、そして極端に、人に喜ばれるソフトウェア開発、という視点でプログラミング活動を中心おいて4つの価値と12個のプラ
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