妹さえいればいい。 (ガガガ文庫) 作者: 平坂読,カントク出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/03/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る 「妹さえいればいい」とは? 「僕は友達が少ない」の平坂読先生がガガガ文庫で書いている新しいシリーズ「妹さえいればいい」。通称「いれば」*1という本作品は、ライトノベル作家が抱える同僚や作品執筆に対する葛藤などをテーマに、ライトノベルライクに登場人物が暴れ回るという内容で、劇中でTRPGのプレーが始まったりして平坂読作品が好きなら買って損はナシというシリーズ。「僕は友達が少ない」の最終巻が仕方ないとは言え物足りなかった派としては、刊行ペースも安定して痛快な「読節」がこうしてまた読めるのは嬉しい限りだ。 さて、作中で主人公・羽島伊月たちが送るラノベ作家ライフに登場する現実のアイテムたちが非常に魅力的なので、本記事では「妹さ