Windows 10 Homeでも使える本物のDockerの提供開始 DockerのコンテナリポジトリであるDocker Hubでは、歴史的な経緯からWindows ServerやIISが提供されている。本物のDocker環境「Docker Desktop for Windows」との関係などを整理する。 コンテナ仮想化を用いたアプリケーションの開発/実行環境である「Docker(ドッカー)」を試したことはあるだろうか。Windowsユーザーの場合、Hyper-VやVMwareといった仮想マシン環境は使ったことがあっても、Dockerを普段から利用しているという人はまだ少ないだろう。手元のWindows環境で試してみたかったけれど、「何やら複雑そうで手が出なかった」という人もいると思う(これはWindows OS上のDockerのサポートが二転三転したことも一因だろう。詳しくは後述)。 し
WSL2 と Hyper-V と Parent partition 現在では多くの方が自分のPCにWSL2(Windows Subsystem for Linux 2)をインストールし、Windows上でLinuxライフを満喫しているのではないかと思います。 さてさてマイクロソフトさんからWSL2の発表があった時、それを伝えていた記事の中に「WSL2はHyper-Vの技術を利用する」という旨の文言がありました。それ以来ずーっと疑問に思っていたのが、 「Hyper-Vを使うなら、ホストOSとなるWindows10は仮想マシン上で動くんだよなぁ。性能低下とか起きないのかな??」 ということです。 そもそもHyper-Vというハイパバイザは"Type-I型"と称される仮想化方式を採用していて、ホストOSが仮想マシン上で動作するはず...。Hyper-V界隈の単語で表現すると、ホストOSは"Par
PR 2020年もWSL Advent Calendar作りました。 WSL2をインストールして使うときの注意点もよろしくお願いします。 tl;dr WSL2はHyper-Vのコア機能であるHyper-Vアーキテクチャと、それを利用したHyper-Vコンテナーの上に実現されている。それらはWindows 10 Homeでも利用可能なので、WSL2にProは不要。 MSのFAQから引用 WSL 2 は Hyper-v を使用しますか? Windows 10 Home で使用できるようになりますか。 WSL 2 は、WSL が現在利用可能なすべての Sku (Windows 10 Home を含む) で利用できます。 最新バージョンの WSL は、Hyper-v アーキテクチャを使用して仮想化を有効にします。 このアーキテクチャは、"仮想マシンプラットフォーム" のオプションコンポーネントで使
MicrosoftはWindows 11で最小システム要件を変更し、大きな批判を集めました。TPM 2.0やセキュアブートといった要件によって、Windows 11がインストールできないPCが多数存在するためですが、この不便さに気がついたMicrosoftの社員も存在するようです。 MicrosoftのSenior Cloud AdvocateであるVinicius Apolinario氏は、「How to run a Windows 11 VM on Hyper-V」と題したブログ記事を公開し、Hyper-VにWindows 11仮想マシン(VM)をインストールする際、「This PC can't run Windows 11」というメッセージが表示された場合の対処方法を説明しています(Neowin)。 同氏は次のように説明しています。 Happy new year everyone!
Happy new year everyone! Last month, before the holidays I wanted to run a Windows 11 VM on Hyper-V to run a few tests on Windows containers in a different environment than my local machine. However, it took me some time to get that VM up and running, simply because I forgot about the new hardware requirements for Windows 11 and that I had to get them configured before I installed the new OS in it
新型コロナウイルスのまん延で不透明なところはあるものの、「Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)」の開発は順調に進んでいるようで、正式配布が近づいている。既に、Windows Insider Programによるプレビュー版の配布は、正式リリース版を試す「Release Preview」リングで行われており、近いうちに一般向け配布開始のアナウンスがあると思われる。 さて、今回はMay 2020 Updateの目玉ともいえる「Windows Subsystem for Linux(WSL) 2」に関して、Release Previewバージョンでのまとめを行い、併せて従来の「WSL」と機能や性能を比較してみることにする。 なお、本記事では、従来のWSLを「WSL 1」、May 2020 Updateに搭載される機能やその実行環境などを「WSL 2」と区別し
linux-vm-toolsのリポジトリがアーカイブに 1月29日にMicrosoftが管理するlinux-vm-toolsのリポジトリがアーカイブになりました。それまで登録されていたissueはすべて強制的に終了し、Pull requestは有用かつ即適用できるものがあるにも関わらずすべて放置となりました。 これは一体何を意味するのでしょうか。 Hyper-Vクイック作成 Windows 10 Pro以上のエディションではハイパーバイザーであるところのHyper-Vが使用できます。さらに「Hyper-Vクイック作成」という仮想マシンのテンプレート選択する機能もあり、随時更新されていってました(たぶん過去形)。 Hyper-Vクイック作成の画像 Windows 10があるのは当然として、Ubuntuもあります。サポートが終了している19.10があるのはMicrosoft流のギャグなんでしょ
Hyper-Vの「仮想スイッチ」の種類 Hyper-Vのネットワークは、「仮想スイッチ」で構成する。仮想スイッチには、「Default Switch」「外部ネットワーク」「内部ネットワーク」「プライベートネットワーク」の4種類がある。それぞれどのようなものなのかを解説する。 アプリケーションのテストや「Windows Insider Program」の実行には、仮想マシンを利用すると安全だし、便利だ。Windows 10のPro以上のエディションでは、仮想マシン環境である「Hyper-V」が付属しており、無償で利用できる。 ここで問題になるのは、ネットワークの設定だ。もともとWindows Server向けに作られたHyper-Vは、Windows 8で初めてクライアント版Windows OSに搭載された。だが、当初の仕様は、サーバ向けのサブセットであり、クライアントのWindows OS
はじめに 仮想マシン上の Windows 10 で WSL2 を使うと大きく時刻がずれるが、Qiita を始め、あちこちで紹介されている hwclock を使う方法ではうまくいかない。ntpdate などで Windows と同じ NTP サーバに同期させる手もあるが、WSL2 から Windows ファイルシステム上にファイルを touch し、そのファイルのタイムスタンプで WSL2 の時刻を設定すれば、このずれが簡単に修正できる。シェルスクリプトでも良いが、Rust で専用のコマンドを作ってみる。 どんな感じか... Windows 側の PowerShell で、時刻を表示するコマンドを叩いてみる。PowerShell の Get-Date と Linux の date で同じフォーマット(ここでは RFC 3339 もどきの形式)で表示させてみる。 PS> wsl -l -v N
Windows 10上のHyper-VでWindows 10を動作させる Windows 10上のHyper-Vで、Windows 10を動作させることができる。ソフトウェアの評価や各種のテストなどの他、Windows Insider Programで配布されているプレビュー版を動作させることも可能だ。 Windows 10上の「Hyper-V」で、ゲストOSとして何のOSを動作させたいだろうか。Webサイトの管理などからLinuxを動作させたいという人も多いと思うが、最も使う可能性が高いゲストOSはWindows 10ではないかと思う。 Windows Insider Programのプレビューや各種のソフトウェアテスト環境など用途はさまざまある。CPUやメモリに余力があるホストマシンなら、Hyper-V上でWindows 10をゲストにすることはそれほど難しくない。 ただ、Window
知らぬ間に進化を続けるHyper-V:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(201) Windowsが標準でサポートするハイパーバイザーといえば「Hyper-V」です。Windows Server 2008(x64)で初めて登場してからしばらくは、新機能追加や機能強化が次々に行われました。しかし、Windows Server 2016以降、目に見える劇的な変化というものが少なくなったような気がしませんか。 Windowsにまつわる都市伝説 仮想マシンのプロセッサリソースコントロールがいつの間にか不能に? 「Windows Server 2008」で初めて登場した「Hyper-V」は、短時間で大幅な機能強化が行われてきました。例えば、「Windows Server 2008 R2 Service Pack(SP)1」のHyper-Vでは、「RemoteFX 3Dビデオ
Microsoftは米国時間2020年5月28日、VMware Workstation ProとHyper-Vの共存を公式ブログを通じて歓迎した。Hyper-Vハイパーバイザーを有効にした環境でも、VMware Workstation ProやVMware Playerを実行し、各ハイパーバイザーで仮想マシンが稼働できる。これらの恩恵を受けるにはWindows 10 バージョン2004以降、およびVMware Workstation Pro 15.5.5が必要となる。 Hyper-V仮想マシンを起動しながら、VMware Workstation Pro 15.5でゲストOSを実行した状態 2019年8月に開催したVMworld 2019では、WindowsハイパーバイザープラットフォームのAPIを利用するVMware Workstation Proの開発に着手することを表明しており、現在テ
OpenVPN や Cisco AnyConnect, GlobalProtect 等といった VPN に接続した際、 Hyper-V 仮想マシン内からや、 WSL2 のディストリビューション内、 Windows Sandbox 内、 WSL2 ベースの Docker コンテナ内 等々、 Hyper-V 系の技術を使った仮想環境から、 PC 外のネットワークにアクセスしようとすると、 以下のようなエラーが発生して失敗する。 $ # curl 利用時の例 curl: (6) Could not resolve host: example.com curl: (5) Could not resolve proxy: proxy.example.com $ # apt で更新しようとした場合の例 W: Failed to fetch http://archive.ubuntu.com/ubunt
Windows OS用には、Hyper-V以外にもさまざまな仮想マシン環境ソフトウェアが提供されている。自分で仮想マシンを作成するのであれば、Hyper-Vだけあれば十分という意見もあるが、仮想マシン環境ソフトウェアごとに仮想マシンイメージの提供方式が違っており、他にはない仮想マシンイメージが配布されていることもある。そのため、場合によっては、他の仮想マシン環境ソフトウェアを動作させたいこともある。 ただ、既にHyper-Vを運用している環境では、他の仮想マシン環境ソフトウェアを動作させるのに注意が必要だ。そこで、ここではそのための方法を解説する。 仮想マシン環境ソフトウェアとは 仮想マシンは、CPUが持つIntel VTやAMD SVM(AMD-Vと表記されることもある)を使って「仮想マシン」環境を作り、この中で「ゲストオペレーティングシステム(ゲストOS)」などを動作させるものだ。この
「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 以前から気になっていながらも、日々の雑務に流されて放置していたことがある。それがHyper-Vのセッションモードが使えなくなった件だ。 現在のメインPCはWindows 10 バージョン2004リリース後に初期化しているが、そのあたりから拡張セッションが使えなくなってしまった。問題解決より目の前の原稿、ということもあって、2020年の1年間は基本セッションで過ごしてきたものの、今年最後の大掃除代わりに、この問題に着手したい。なお、Hyper-Vの各セッションモードは公式ドキュメントで確認してほしい。 基本セッションモードの仮想マシン。ホストPCのデバイスを共有できないため、サウンドデバイスが無効になる 結論から述べれば、Windows 10 バージョン2004の仕様変更が原因だった。同バ
次期WSL 2の姿が明らかに 2021年春に提供のWindows 10の機能アップデート「21H1」では、WSL 2の機能が大幅にアップデートされる予定だ。wsl.exeが標準搭載され、wslコマンドでWSL 2本体とWSL 2上で動くLinuxディストリビューションのインストールが可能になる。本稿では、こうした次期WSL 2の主要な変更点を紹介しよう。 Windows Insider ProgramのDevチャネル(旧ファストリング)では、WSL 2の新機能が公開されている。これらは、2021年春に提供予定の機能アップデート「Windows 10 バージョン21H1(以下21H1)」での搭載が予定されている。本稿では、Devチャネルで公開されているプレビュー版から、2021年リリース予定のWSL 2の姿を予想する。今回は、正式提供前であるため、主要な機能概要のみを解説し、それぞれの詳細や
「Disk2vhd」を使用したUEFI/GPTベースシステムのHyper-VへのP2V移行:山市良のうぃんどうず日記(173) 「P2V(Physical to Virtual)」は、Microsoft Virtual ServerやHyper-Vの登場で“仮想化によるサーバ統合を進めよう”というのが流行った時代に用いられた、物理PC/サーバを仮想マシンに変換する方法です。現在でも、物理サーバのハードウェアの老朽化に対処するため、あるいはOSのサポート終了(EOS)対策としてクラウド化するためにP2Vのニーズはよくあるようです。 山市良のうぃんどうず日記 Disk2vhdでP2Vした第2世代仮想マシンが起動しない P2V(Physical to Virtual)に対応したツールは、仮想化が普及し出だしたころ、仮想化テクノロジーを提供するベンダー各社から自社のテクノロジーに対応したツールが提
Hyper-Vで仮想環境を構築した上でWindowsを利用するには、Hyper-V上に新たなOSをインストールする必要がありますが、実はもっと簡単に利用する方法があるのをご存知でしょうか。それは、既存のPC上にインストールされているOSをそのままHyper-V上に移行するという方法で、一般的にP2V (Physical to Virtual)と呼ばれています。ここでは、その方法をご紹介します。 P2V(Physical to Virtual)とは Hyper-Vで構築した仮想マシン上に、いわゆる通常のPC(物理PC)にインストールされているOSを移植することをP2V (Physical to Virtual)といいます。この方法では、OS だけでなくアプリケーションやユーザーデータなども、すべてそのまま仮想マシンに移動できますので、インストール作業が大幅に短縮できます。何らかの理由で既存の
コロナ禍になってから、オンラインセミナーに登壇する機会が何度かありました。Hyper-Vの仮想マシン環境でデモをお見せすることが多いのですが、何度かやってみて気になったのは、実行中の仮想マシンに対して「チェックポイント」を適用すると、予想よりも余計に時間がかかることでした。適用時間を半減させる“裏技”を発見したので紹介しましょう。次回からはこの方法でデモを実施します。 山市良のうぃんどうず日記 現在の状態を破棄していいのに“保存中”の謎 最近登壇したオンラインセミナーで、ファイルサーバをゼロからセットアップしていくという内容でデモを行いました。「Windows Server 2019」のHyper-V環境にWindows Server仮想マシンを新規インストールし、サーバの初期設定、Windows Update、役割の追加、ユーザーやグループの作成、共有の作成、サンプルデータの準備、管理ア
Androidのエミュレータ(NoxPlayer)を使用したい時、Hyper-VがONだとブルースクリーンになって使用できない。 「Docker for Windows」使用したいし、Hyper-VのON・OFFを手動でするのがものすごくめんどくさいぞ!! よし!! 自動化だ!! ということでこの記事はHyper-VのON・OFFを簡単に自動化するための記事になります。 Hyper-Vがインストールされていることが前提になりますのでインストールされていない人はインストールしてからこの記事に戻ってきて下さい。 Hyper-VがONなのかOFFなのか現在の状態を調べる 「BCDEdit」を使用してHyper-VがON・OFFなのか現在の状態を調べます ※BCDEditの公式ドキュメントはこちら コマンドプロンプトを管理者で実行して下記コマンドを実行して下さい Hyper-Vの現在の状態を確認す
WSL Advent Calendar 2020の1日目です。軽い記事。 基本的な手順は、公式ドキュメント「Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイド」に従います。 BIOSで仮想化支援技術 (VT-xなど) を有効化しましょう 有効化されてるかどうかわからない人は、タスクマネージャー (Ctrl+Shift+Esc) を確認しましょう。 「パフォーマンス」タブの「CPU」を見ると、「仮想化」という項目があり、有効になっているか無効になっているかがわかります。 新しいマシンを購入した時などは無効になっていることもあるかと思います。そんなときはPCを再起動してBIOSメニューを開いてください。 多くの場合は、起動時に特定のファンクションキーを押す(連打する)ことで起動しますが、Windows 10をUEFIモードでブートしている場
Hyper-Vを有効とした状態でVirtualBox上のVMを起動したい VirtualBoxはHyper-Vとは異なる仮想化技術によって実現されており、Hyper-Vが有効化された状態では仮想マシンを起動できません。 一方、Docker Desktopを利用する際はHyper-Vを有効にしていないと起動できません。 どうしたものかと思っていたのですが、VirtualBox 6.1.16あたりからHyper-Vが有効になっている状態でも起動できるという記事を見かけたので実際に試してみました。 1. 大まかな手順 ネット上の記事をみると、Hyper-Vの有効/無効の切り替えは様々な手順があり、うまくいく方法と行かない方法がありました。 なので、ここで説明する手順は私の環境で成功した方法となります。あくまで一例としてご参考ください。 最新版のVirtualBoxをインストール(/アップデート)
Windows 10 Hyper-V は検証環境を構築するのに便利が良いので、使われている方も多いかと思います。 VM とのファイル共有であれば、拡張セッションでコピペしたり、ドライブリダイレクトでホストとVMでデータ授受が可能ですが、Web カメラ等の非ストレージ USB デバイスを VM に渡すことができません。 この問題を解決するのが「RemoteFX USB リダイレクト」です。 RemoteFX USB リダイレクトを有効にするには、接続先(VM)に Windows 10 Enterprise が必要です。(Pro は NG) 接続元(Hyper-Vホスト)は Pro でもリダイレクトは可能でした。 この制限は、RemoteFX が VDI のための機能だからと思われます。 x86 と x64 のクロスプラットフォームでのリダイレクトができるかは確認していませんが、要らぬトラブル
WSL2(Windows Subsystem for Linux の最新バージョン)を使うことで、Windows上でも簡単にLinux環境を使うことができます。Hyper-VやVMwareなどの仮想マシン上でもWSL2を使いたいケースは多いかと思います。 WSL2を実行するためには、仮想化機能を有効にする必要があります。しかし多くの場合、仮想マシンでは有効化されていないため、WSL2を使用しようとするとエラーが発生します。これを解消するには「仮想マシン上での仮想化」(ネストされた仮想化)を有効にする必要があります。 筆者の環境では、Hyper-V仮想マシンで実際にこのエラーに遭遇しました。本記事の対処方法を実行することで、問題なくWSL2を使うことができましたので、その方法を紹介します。 問題 Hyper-VやVMware Workstation Player上の仮想マシンに、WSL2をイ
本手順では、Windows 10 のクライアントHyper-VのゲストOSにOSをインストールするための前処理に当たる、仮想マシン新規作成手順を記載します。 検証環境構築等の参考になれば幸いです。 Hyper-V のインストールがまだの場合は、Windows 10 に Hyper-V をインストールする を参照ください。 01.Hyper-V のゲスト OS のデータを保存するフォルダを事前に作成 今回の手順では C: 直下に Hyper-V というフォルダを作成している。 Hyper-V はサイズが大きくなりがちなので容量に余裕のあるドライブを選択すること。 02.Hyper-V マネージャーを起動 Windowsキー+r キーを投下して、ファイル名を指定して実行の名前に「virtmgmt.msc」と入力 03.右ペインの操作から新規をクリックし仮想マシンをクリック 04.仮想マシンの新
Windows PCで動作する仮想PCの3大ソフト (VMware Workstation Player, Oracle VirtualBox, Microsoft Hyper-V) のHDDパフォーマンスを計測してみます。HDDはシステム全体のボトルネックなので使いやすさの良い指標になります。 ここはハイパーバイザー方式の Hyper-V に期待です。 環境 ホストPCスペック 仮想化ソフト ゲストOS環境 仮想マシンごとのハードディスクコントローラ ベンチマーク 結果 CrystalDiskMark シーケンシャルテスト ランダムテスト diskspd Throughput(スループット) IOPS Latency(遅延時間) CPU占有率 まとめ リンク 環境 ホストPCスペック 項目 内容 CPU Core i5-430M (Core 2個 + SMT) Mem 8GB HDDコン
1. WSL2やHyper-Vと共存できるVirtualBox 6.1.16が公開されました VirtualBox 6.1.16が公開されました。このバージョンでは、長らく待たれていたWSL2やHyper-Vとの共存がサポートされています。 こちらでも、VirtualBox 6.1.16をインストールしてUbuntu 18.04とCentOS 7でsudo apt upgaradeとsudo yum updateが完了しすることを確認しました。 2. パフォーマンス VirtualBoxは、安定して動いていますが、パフォーマンスに影響があります。 フォーラムでの報告では、Knoppix ISOでmd5sumでのchecksumを計算する時間の計測です。 最初の計測/2回めの計測 83/56秒 Hyper-Vなし 最初の計測/2回めの計測 42/25秒 Hyper-Vあり 引用元:Virtu
Hyper-V の統合サービスを見ると となりますが、ここの「ゲストサービス」って何?というのが今回ネタです。 Hyper-V 統合サービス https://docs.microsoft.com/ja-jp/virtualization/hyper-v-on-windows/reference/integration-services を見ると、 Hyper-V ホストが仮想マシンとの間で双方向のファイル コピーを実行できるようにするためのインターフェイスを提供します。 とのこと。既定で無効なんですね。サービスコントロールマネージャーで見てみると ありました。 Copy-VMFile を使って、ホストマシンと仮想マシンとの間でファイルのコピーができるわけです。 使い方ですが、ホストマシン上の E:\Dotnet\ADO.NET\PoolingApp\Release\PoolingApp.e
動作検証などの目的で、Windows 10のパソコンに構築した仮想環境でWindows 11を使いたい人も多いでしょう。ここではWindows 10 Proなどのエディションなら無料で利用できる仮想環境「Hyper-V」(ハイパー・ブイ)にインストールする方法を解説します。 Windows 11の「お試し環境」をWindows 10上に作る Windows 11がリリースされましたが、「仕事で使うメインのパソコンにインストールするのはまだ不安」という人は多いでしょう。しかし、その一方で「ちょっとだけ試しに使ってみたい」という人や、一時的な動作検証のためにWindows 11を利用できる環境がほしい人も多いと思います。 そこで検討したいのが、Windows 10のパソコンに仮想環境を構築し、その「仮想マシン」にWindows 11をインストールする方法です。Windows 11を利用できる仮
2020.03.27 Windows 10 Home 対応の Docker Desktop for Windows を一足早く試してみました こんにちは、 ebi です。 私物 PC で Windows 10 Home に Insider Preview ビルドを入れて、 Docker Desktop を使えるようにしてみたので軽く紹介しておきます。 サラッと前置き Docker Desktop for Windows は Hyper-V の利用を前提としており、これまでは Professional エディション以上が必要でした。 ところが新しく提供される WSL2 では、動作のために WSL2 向けの Hyper-V の機能サブセットが Home エディションでも開放され(参考記事)、これを利用することで Docker Desktop も Home で利用できるようになるという話が出てき
仮想マシンの画面を素早く開くには「vmconnect」というツールを利用します。 「vmconnect」は、ローカルまたはリモートのHyper-V上の仮想マシンを指定して接続することができるツールで、そのまま起動すると以下のような画面が表示されます。 また「vmconnect」は引数にも対応しており、ホスト名や仮想マシン名を指定して実行することで、指定した仮想マシンに直接接続することができます。 たとえば、ローカルマシンのHyper-V上の「Win10Pro」という仮想マシンに接続したいときは、次のように実行します。 > vmconnect.exe 127.0.0.1 "Win10Pro"すると、仮想マシン「Win10Pro」の画面を直接開くことができます。 たとえば、上のコマンドを記述したショートカットを作成しておけば、ショートカットを実行するだけで、「Hyper-Vマネージャー」を起動
Hyper-V上のUbuntu 18.04の画面解像度が変更できないGoogleでHyper-V上のUbuntuの画面解像度を変更する方法を検索すると、以下のようにファイルを書き換えれば反映されるとの記述が多くみられます。 /etc/default/grub ... GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" ...この部分を以下のように書き換えればOKという記述が多いです。 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash video=hyperv_fb:1920x1080"残念ながらこの方法はUbuntu 18.04では使えません。この方法は飽くまでUbuntu 16.04に対して有効な設定方法です。 Ubuntu 18.04の画面解像度を変更するには?結論から言うと、Microsoftが公開しているlinux-v
■ [windows] WSL2とHyper-V仮想マシンの間で通信ができるようにする WSL2上のシェルからHyper-Vで動かしている仮想マシンへSSHでアクセスしようとしたら接続できなかった。接続しているネットワークが、 WSL2は「vEthernet (WSL)」 Hyper-V仮想マシンは「vEthernet (Default Switch)」 であり、これらの間の通信ができないようだ。 検索するとWSLのリポジトリに次のissueが見つかった。 After converting to WSL2 no longer able to route traffic to other VSwitches on the same host. ivan-section-ioさんがネットワークインタフェース間のForwardingがDisabledになっているのを変更すれば通信できるようになる
はじめに この記事は,旧バージョンです.新バージョンはこちらです.こちらの記事は更新されません。記録用と引用元として利用されているために残されています.この記事は更新されません. Ubuntu版も投稿しました. Hyper-Vで,GPUを利用する方法として現在公式では,DDAとRemoteFXが案内されていますが,RemoteFXは脆弱性により,更新で無効化されました. DDAは,Windows 10では利用できないし,Windows Server 2019はサポート対象であるにも関わらず,動かないようです. つまり,現在公式資料にある方法ではHyper-Vで3Dアクセラレーションを利用出来ない状態です. しかし,公式資料には今の所,利用方法は存在しませんがRemoteFXに変わる技術として,GPU-Pが発表されています. 既に,Windows SandboxのGPU仮想化,Azureで利
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