年金、税金、保険など老後、定年後の生活準備に必要な知識を分かり易く解説します。50歳以上の方必見です！ 退職金は年金と並んで 老後の生活を支える上で大変重要なものです。 では実際にどのように使う人が多いのか、 現在の退職者世代にアンケートを行った 調査結果を見てみましょう。（複数回答） 1,退職金はとりあえず普通預金：100% すべての人が、 まずは貯金と考えているようですね。 やはり臨時収入はとりあえず貯金という考えが 日本人には根強いそうです。 2,金融商品で運用：94.7% 予想以上に多くの人が、 投資などで退職金を運用しようと考えているようですね。 退職後に新しい趣味として、 株取引などを始める方が増えているそうです。 3,住宅ローンなど借入金の返済：69.3% 近年は老後にローンなどを残さず、 退職金で残りを一括で返済してしまう方が 多いようです。 4,まとまった支出：53.3%

年金、税金、保険など老後、定年後の生活準備に必要な知識を分かり易く解説します。50歳以上の方必見です！ 退職金は老後の生活プランに大きく影響し、 通常勤続20年以上の場合大きな額が支給されます。 しかし、退職金にも所得税や住民税がかかり 満額を受け取れるわけではありません。 実際に受け取れる額はいくらなのか 正確に把握しておきましょう。 ■退職金にかかる税金 退職金にかかる税金は、 支払われる前に源泉徴収されますので確定申告の必要はありません。 退職金にかかる税金の額は、 下記の簡単な計算で算出することができます。 退職金の税金＝（退職金の額－退職所得控除額）1/2×税率 ■退職所得控除額 退職金にかかる税金を優遇するために、 退職所得控除額によって課税対象となる額を軽減しています。 算出方法は以下の通りです。 勤続年数20年以下：勤続年数×40万円 勤続年数20年以上：（勤続年数－20年

年金、税金、保険など老後、定年後の生活準備に必要な知識を分かり易く解説します。50歳以上の方必見です！ 定年退職した後、老後の生活資金の柱の一つとして、 退職金は重要な位置を占めています。 多くの会社員の方は、60歳または65歳で定年を迎えることになり、 年金に加えて退職金の額は老後の生活費となり生活プランに大きく影響してきます。 東京都及び全国のサラリーマンの退職金の平均額は 以下のようになっています。 ■東京都内の中小企業の退職金平均 →1342.9万円 （平成16年「中小企業の賃金・退職金事情」調査） ■民間企業の退職金平均 →2220.8万円 （平成13年「民間企業退職金実態」調査） 大企業の管理職など役職に就いてきた場合では 3000万円を超えることも多くあります。 退職金の額は企業によって大きな開きがあり、 一概に水準を判断することはできませんが 計画性を持って運用し老後の生活

年金、税金、保険など老後、定年後の生活準備に必要な知識を分かり易く解説します。50歳以上の方必見です！ 以下のグラフは、 定年を迎えた男性に対して行った 今後の生き方・考え方についての調査です。 定年後には地域の行事や ボランティア活動などに参加することによって、 近所の人との触れ合いも増え 充実した第二の人生を送るきっかけとなります。 また、現役時代には 家族との時間を満足にとれなかった人も、 今後は子どもや孫と遊んだり 夫婦でゆっくりと旅行に行くなど のんびりと過ごせる時間が多くできます。 経済的な面だけでなく、精神的な充実が 老後の人生を楽しく生きるために 大変重要になります。 定年が近づいたら、 今後どんな風に生きるのか、何をしたいのか 少しずつ考えていくとよいでしょう。 (参考文献：国民生活白書)