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2012.12.21 posted by honzuki / Category: 新刊情報 / Tags: 古典, 哲学・思想, 芸術・美術, 音楽 「小... 2012.12.21 posted by honzuki / Category: 新刊情報 / Tags: 古典, 哲学・思想, 芸術・美術, 音楽 「小説の中で描かれた音楽を聞いてみたい」と思う人は多い。しかし、どんなに頑張っても、作品世界の中で鳴り響いている音を読者が聞くことはできない。今回取り上げる『カフカと〈民族〉音楽』は、ある意味でその困難な試みの記録だ。著者の池田が耳を傾けようとするのは、タイトルにあるとおり文豪カフカの作品。それも晩年の短編に登場する、「ネズミ族」という架空の一族の歌姫の歌声だ。 『カフカと〈民族〉音楽』で池田は、カフカが生きた時代の音楽、そしてその時代の文学と社会がいかに音楽と結びついていたのかを、詳細に紹介していく。カフカが生きた時代、それはヨーロッパの覇権をナポレオンやドイツが争い、世界中の諸地方の人々がその覇権から身を守るために民族としてまとまって立ち
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