10月10日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、木曜コメンテーターで京都大学大学院教授の藤井聡氏と寺島尚正アナウンサーが、2024年のノーベル化学賞に関するニュースについて意見を交わした。 藤井氏「ノーベル賞も資本主義によって汚染されて歪められたんかなっていうふうに思いましたよね」 爆発的に普及が進む人工知能(AI)に、2日連続でノーベル賞が贈られることになった。ノーベル化学賞には米ワシントン大のデイビッド・ベイカー教授と、英グーグル・ディープマインド社のデミス・ハサビス最高経営責任者、同社の研究チームのジョン・ジャンパー氏の3人を選んだと発表した。 ハサビス氏とジャンパー氏は「アルファフォールド」と呼ばれるAI=人工知能モデルを開発した。たんぱく質は種類の異なる複数のアミノ酸がつながり、さらに複雑に折りたたまれることによって機能するが、その立体構造の解明は長年にわたり、難問とされてき