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福井市で昭和61年、中学3年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で懲役7年が確定し、服役した前川... 福井市で昭和61年、中学3年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で懲役7年が確定し、服役した前川彰司さん(59)が裁判のやり直しを求めた第2次再審請求審で、再審開始を認めた23日の名古屋高裁金沢支部決定。決定理由で山田耕司裁判長は、検察側の裁判への姿勢を「不誠実で罪深い不正の所為」と厳しく批判した。 事件で直接的な物証はなく、「事件直後に血の付いた服を着た前川さんを見た」といった複数の知人の証言が有罪の根拠とされた。一方、山田裁判長は、こうした知人証言について「捜査に行き詰まった捜査機関が、誘導などの不当な働きかけを行って形成された疑いが払拭できない」と信用性を否定した。 知人のうち1人は通常審で、事件当日について「テレビ番組を見ているときに(別の知人から)呼び出され、血の付いた前川さんを見た」と証言。ただ、公判中も証言を大きく変遷させるなど、証言の正確性が焦点となっていた。 決定に
2024/10/23 リンク