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もう一つ言及しなければならないのは、本作における芹沢博士についての描写である。ローランド・エメリ... もう一つ言及しなければならないのは、本作における芹沢博士についての描写である。ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』では、ゴジラの発生した原因を、公開当時問題だとされていた、フランスの核実験であると描いていた。ご丁寧に、ジャン・レノ演じるフランスの諜報員が、自国の罪を反省する場面すらある。 フランスの核実験が、国際的な問題となっていたのは確かだ。しかし、それをアメリカ側が一方的に断罪するというのは、倫理上の疑問があるのではないだろうか。ここではチェルノブイリの事故なども言及されるものの、アメリカがかつてビキニ環礁で水爆実験を行い、まさに東宝第1作の基となった「第五福竜丸事件」のような被害を引き起こしたこと、そして広島・長崎において、一般市民に向けて核兵器を使用したことについては、歴史上なかったように振舞っていたのである。 ギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA ゴジラ』が画
2019/06/11 リンク