（３８）日本語と論理的表現：日本語の生い立ち | あいあ～る村塾

（３８）日本語と論理的表現：日本語の生い立ち | あいあ～る村塾

日本語は論理的表現にむかない、という人もいる。 われわれが現在使っている日本語の、言語としての骨組...概要を表示 日本語は論理的表現にむかない、という人もいる。 われわれが現在使っている日本語の、言語としての骨組みは４世紀ごろ中国から漢字と言葉（単語）が入ってきた時にはすでに固まっていたはずで、そうでなければ、その圧倒的な文字（漢字）と豊富な言葉（単語）を伴って、言語の骨組みさえ中国語に成り代わっていたはずだ。当時、文明のレベルがあれほどまでに違っていれば、言語の根幹さえもその影響を受けたはずである。そうならなかったのは、原日本語がすでに一定レベルにまで達していたから、構造を変えることなく、文字と言葉（意味と発音）の輸入にとどまったと思われる。 それでは、原日本語はどのようにして生まれ、作り上げられてきたのかといえば、これはいまだに言語学の世界でも定説がないようで、つまりわからない。私の感じでは、東南アジアとその東の南太平洋あたりが、どうも親戚である。アイウエオカキクケコ、と後ろに全部母音を入れる発音

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