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味はおいしくても、皮に傷がついていたりサイズが大きすぎたりする規格外のバナナは販売が難しい。主産... 味はおいしくても、皮に傷がついていたりサイズが大きすぎたりする規格外のバナナは販売が難しい。主産地のフィリピンでは年間約2万トンものバナナが廃棄されているという。ドールはこれを「もったいないバナナ」と呼び、メーカーなどと連携して飲料や菓子に活用する事業を展開。バナナ炭はその一環だ。 もったいないバナナを加熱して炭化させたバナナ炭は、着火しやすいことに加え、早く燃えて灰になりやすい。安全性の観点からバーベキューやたき火では、後始末として炭や薪を燃やしきることが求められる。扱いやすく、バナナの形をとどめたユニークさもあって、アウトドア業界の関係者からは「キャンプで使ってみたい」「子供が喜びそう」といった声が寄せられている。 さらに燃やすだけではなく、脱臭剤や調湿材などとしての活用も視野に入れている。フィリピンでは、既に土壌改良剤として使われているという。ドールの担当者は「規格外フルーツは地球の